ディスクトラッカーの前カゴを自作する

こんにちは。からあげです。

 

やはり書きたいものから書いてゆくに限る。
これまでブログ運営を計画的に行おうと、あらかじめ考えたネタの順番に記事を作成していた。それがダメだった!おっさんはやれと言われたことはやらずに、自分の好き勝手やろうとする。そんなおっさんをなだめすかしてこれまで作業を行っていたが、バイト疲れもあってか無理が祟って体調を崩してしまった。

これからは書きたいネタからどんどん書いてゆく。やる気が起きない記事は、思い切って捨ててしまおう。そんなもん、わざわざ書いてどうする?私はおっさんの赴くままにブログを運営した方が良い。そう考えるようになった。

それで今回は、昨日も書いたように自作した前カゴについて。思いのほか上手くできて、久しぶりにものづくりの喜びを感じた。自作はこうでなくっちゃ!

完成形に至る前カゴの以前

去年の北海道・東北ツーリングで使用したPanasonic OJC4。ランドナーと呼ばれる荷物をたくさん積むことができる丈夫な自転車。

ヒグマ対策として、ベアキャニスターを使用した。フロントキャリアに100均の金網を取り付けて、クッション材を兼ねた自転車カバーを置き、その上に円筒形のベアキャニスターを縛り付けた。なるべく中に重たい食べ物は入れないようにしていたが、それでも結構な重さとなって、高速走行中にハンドルがブレたり、ハンドルが切りにくいと感じることがあった。
積付け方法の詳細は参考記事を読んで頂きたい。

 

カンチブレーキの効きの悪さに嫌気が差して、新たにディスクブレーキを搭載したサーリーのディスクトラッカーを買った。フロントにはサーリー純正のナイスラックというキャリアと取り付けた。ふざけた名前だが、意外に使い勝手が良い。
天板が付いているのと、本当かどうか知らないが、耐荷重32kgというのが気に入った!ちなみに世界1周サイクリストから絶大な支持を集めるチューブスのフロントキャリアの耐荷重は15kg。どこにそんな性能を秘めているのかは、見た目だけでは分からない。

今年の活動場所のオーストラリアは、沿岸部ではさほどではないが、内陸部は補給が約300kmも開いているところがあり、3日分の水を最大で約30L積む必要がある。道行く車に水を貰えるだろうが、他人の援助を期待して準備を怠れば、干からびて死ぬ可能性も出てくる。

そこで、キャリアにはたくさんの水入りペットボトルを積むことになる。
ペットボトルは丸くて、単に縛るだけだと荷崩れを起こしてしまいそうなので、適当に積んでも大丈夫なようにカゴが欲しい。

東京から愛知まえ自走してくる時は、北海道・東北ツーリングで使用した100均金網を付けてきた。少しでも丈夫になるように金網は二重にしてある。

確かにこれだと、ベアキャニスターなどの大物は積みやすくなるのだが、ペットボトルの場合はしっかり縛らないと荷崩れを起こしてしまうだろう。

金網には自転車カバーを括り付けて帰ってきた。

金網でも十分積載能力はアップするが、前述したとおり荷崩れが起きやすいのが欠点だ。
平らな金網の欠点を補うには、四方を囲ったカゴがいい。つまりカゴ。

カゴは軽量で空気抵抗を軽減できて、ロープを縛れるのがいい。水入りペットボトルは、水に濡れても関係ない。そのままでも問題なし。

この平らな金網を元にして、使いやすい前カゴを作ってみることにした。

 

前カゴの自作

素材は全て100均

100均のseriaの金網。
鉄製の針金にビニールコーティングされて錆びにくくなっている。

安くて加工しやすいのがいい。

seriaの金網

ワイヤーラティス スリム

8×16マス 約30.5×59cm。色は茶色。黒が欲しかったのだが、在庫には白か茶色しかなかった。白と茶の二択なら、断然茶色だろう。DAISOはいつの間にか高級志向になってしまった。
衣料品のユニクロとしまむらみたいなもん。

使用する道具は、ワイヤーカッター、ペンチ、ヤスリ。

あとは結束バンドをカットするニッパーがあるとやりやすい。
端の金網は太いので、ワイヤーカッターが欲しいが、別になくても構わない。
金ノコでも十分切れる。

フロントバッグを取り付けて、実際に金網を置いてサイズを検討する。
図面で考えるより、実物を見て検討した方が間違いが少ない。
おっさんは「現物合わせの術」を使用した!

金網二つに切って余分な場所を切り取った。
サイズはマス目の大きさになるため、微調節できないのは仕方がない。

端の太い部分はワイヤーカッターで切断して、中の細い部分はペンチで切ってゆく。
自作する人間は、ペンチくらいは持っておいた方がいい。針金をカットする時に大活躍するなど汎用性の高い工具だ。
使い捨てになるような安物を買うより、1000円くらいは出してちゃんとした物を買った方がいい。

おっさんの独り言だ。安物を使うと安っぽい仕事しかできない。かと言って全て満足ゆく工具を揃えると破産してしまう。基本の工具には金を掛ける。

カットしたあとで、ヤスリで磨いて切口を滑らかにする。

ヤスリで磨いたあと。
ヤスリが大きいので、無駄にビニール皮膜を傷つけているが、些細なことは気にしない。

鉄がむき出しになっているところに、ペイントマーカーを塗って錆びないようにしておく。

サイドの部分。1枚の金網から効率よくとることができた。
いくら100均とは言え、資源の無駄遣いはしたくない。

底は二重でサイドは一重。強度を考えて底だけ2重にした。
あとは結束バンドを使用して組み立てるだけ。

このカゴの良いところは、バラバラにして折り畳めるのがいい。輪行する際は畳んでコンパクトにして運ぶことができる。

暗くなっても作業を続けていて、お腹が空いたので晩御飯にする。
これは全て自分で用意したもの。

正月用にとっておいた刺し身を解凍して出した。いくら事件を起こして、全く食べる気を失ってしまい、冷凍庫に入ったままとなっていた。

食事を終えたところで作業再開。

さらに結束バンドとハサミを用意する。結束バンドはホームセンターのものだが、100均のものでも耐久性はそれなりにある。ニッパーがあると切りやすくていいが、ハサミでも全然構わない。

もともと小学生の工作の延長だ!見た目にはあまり拘らない。見た目よりも機能の方が遥かに重要だ。もちろん見た目もいい方がいいが、おっさんはいちいち細かいことに拘らない。どうせ使っているうちに、ガタガタになってくる。

人生、他に大事なことはいくらでもある。

結束バンドを仮止めしたところで、実際に合わせてみる。

うむむ。

シフトワイヤーが金網に当たってしまっている。

これだとワイヤーに少し無理な力が掛かってしまい、スムーズな変速の妨げとなる。

ということで、シフトワイヤーと干渉する後ろ側だけ1マス分低くした。

中心を合わせて結束バンドでガッチリと留めた。
キャリアとの取り付けは4箇所。結束バンドは紫外線に浴びると劣化するが、伸縮して力を逃してくれるのがいい。ケチらずに6箇所くらい留めておいてもバチは当たらないだろう。

北海道・東北ツーリング時にフロントキャリアに金網を固定していた結束バンドは、一度も切れることはなかった。

カゴを取り付けたところで、1.5Lのペットボトルを入れてみた。
長さが足りなかったので、斜めにして入れてみた。

ペットボトルを満載してみた。全部5本。10Lの水は積載できる。
リアキャリアにも分散して積めば、30Lの水も積めないことはないだろう。

固形式マットの定位置となっていたリアキャリアへの取り付けは止めて、前カゴに縛り付けてみた。中にテントのポールを入れるが、それほど重くはないので、このように縛っても問題ないだろう。

ハンドルとロープをとると、荷物の脱落防止と、洗濯物の物干しにもなる。幅はサイドバッグより狭めで問題はなし。

リッジレストは絶妙な幅だと本当に思う。

こうして工作に夢中になった熱い1日は過ぎ去っていったのだった。。。

久しぶりに楽しい1日だった。

 

前カゴの詳細チェック

翌朝、明るくなってから、もう一度詳細をチェックする。

遠目で見ると、全く違和感はなし。まるでメーカー純正品のように思える。

前カゴの横幅はハンドル操作の邪魔にならない大きさとした。
詳細チェックといいながら、長さを測っていないとは!

おっさんの中では、すでに作業が完結している。現物合わせて作ったので、測り忘れてしまったのだろう。

今度測って追加しておくことにしよう。

横から見たようす

大きすぎず、小さすぎず、絶妙な大きさだ。

後ろ部分を2マスにしたため、シフトワイヤーへの干渉は僅かとなってくれた。

多少当たっている程度。これくらいはヨシとしよう。
高さを1マスにすると、物が落ちてしまうようになるだろう。

結束バンドはペンチでしっかりと締め上げてからカットした。

前から見たようす

写真で見ると分かりづらいが、前カゴはハンドル幅より狭くなっている。

金網に反射材を付けると視認性が上がって安全になるだろう。

上から見たようす

これくらいの幅だと、下のサイドバッグの開け閉めする操作の邪魔にならなくていい。
ナイスラックは天板の幅が広くて非常に安定感がある。

 

前カゴ自作の感想

試しに名古屋まで行ってみたところ、非常にいい感じだった。
前カゴに荷物を満載したのをリアルに想像できた。これなら問題はないだろう。
あとはリアキャリアに取り付けるカゴと、フレームに直付けするボトルケージの位置調整だ。

重たい水はできるだけフレームに直付けして、キャリアとサイドバッグに掛かる負荷を減らしたい。自転車走行中の振動は侮れない。少しの振動でも長距離を走ると、影響が出てくる。

実際に去年7000km走って、バッグと干渉するクロモリのキャリアが削れているのを見た。
キャリアが壊れたら、いくら丈夫な自転車であっても、荷物を運べなくなってしまう。そうなったら、内陸部から脱出するのはまず不可能となる。

そうならないためにしっかりと準備を整えてゆきたい。

 

おわり

コメント

  1. 神奈川の農夫 より:

    積載力がグッと上がりましたね!
    それにしても30Lもの水を持ち歩かねばならないとは…
    本当にタフな冒険になりそうですね
    からあげ隊長のご活躍を期待しております。

    • karaage より:

      このあと、後ろカゴも付けたので、さらに積載力が上がりましたよ!

      水は多分、通りすがりの車の人がくれるとは思いますが、始めから他人を頼るのは危険ですからね。
      はい、ご期待下さい!