メカニカルディスクブレーキ(BR-CX77) 予備のブレーキパッドを手に入れる

こんにちは。からあげです。

 

現在、オーストラリア自転車ツーリングに向けて、急ピッチで準備を進めているところ。
先日、ネットで注文していた予備のブレーキパットが届いた。

シマノのメカニカルディスクブレーキ(BR-CX77)の標準装備のパッドは、樹脂製のレジンパッドと呼ばれるもので、効きが穏やかかつ必要十分なもので、ブレーキローターへの攻撃性が低くて扱いやすい。
ディスクブレーキには主流の油圧式とケーブルで操作する機械式があるのだが、ツーリング車にはメンテナンスが容易な機械式が用いられることが多い。

標準装備だったパッドはG01Aという型式で、同じ物を注文しようとしたのだが、なぜか品薄状態で割高となっていた。そこで、見た目が同じG02AG02Sという安めのパッドを試しに買ってみた。

 

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ブレーキパッド G02AとG02S

今回予備として購入したブレーキパッドのG02AとG02S。それぞれ2セットずつ購入した。型式のアルファベットの違いはパッドの台座の材質の違いで、Aアルミニウム(
aluminum)
Sスチール(steel 鉄)

G02A詳細

こちらがG02A。

ブレーキパッド一組とスプリングと割りピンが入っている。

G02A-R RESIN
PAD&Spring
Y8LW98020 1SET

パッケージの裏側には、以上のように表示されている。
型式G02A-Rの最後のRはパッドの種類のレジン(REIN 樹脂製)という意味。

 

パッドの表と裏

パッドの裏面には、G02A RESINと表示されている。
中央のQC22は製造番号か?

パッドの重さは1個約5g。

パッド表面のようす

前側の角が斜めにカットされている。
ディスクトラッカー乗り始めの頃は、全然知らなかったものだから、斜めにカットされているのをみて、剛性が足りずに異常摩耗を起こしたと勘違いしていた。

左が約1,000km走行時の標準装備されていたG01A、右が新品のG02A。
大きさは全く同じ。

新品のパッドの厚みを測ってみると、2.4mm。

スプリング

パッド軸が通る穴の下にRと表示されている。
パッと見たところ、左右対称で区別があるようには見えない。

スプリングを裏返すと、Lの文字が表示されていた。

割りピン

G01Aではパット軸と呼ばれるボルト方式だったのに対し、G02A・G02Sでは割りピン方式になっている。

G02S詳細

続いてG02Sの詳細チェック。

パッド1組とスプリングと割りピンが入っている。
G02Aとの違いは、パッドの台座がスチール製であること。

G02S-R RESIN
PAD&Spring
Y8LW98020 1SET

パッケージの裏側には、以上のように表示されている。

 

パッドの表と裏

パッドの裏面には、G02S RESINと表示されている。

パッドの重さを量ってみると、1個約9g。アルミ製で5gのG02Aに比べて約4g重たい。
パッドのわずかな重さの違いが走行やブレーキ性能に影響を及ぼすのだろうか?

磁石で確かめてみるとくっついた。やはりアルミではなくスチール製だった。

パッドの厚さはG02A同様、2.4mmとなっている。

G02Sを2枚重ね合わせてみる。
G02Aと同様に前側が斜めにカットされている。

角度を変えてもう一枚。
直線ではなく波型にカットしてあるのは、シマノのこだわりなのだろう。

スプリングと割りピンも、G02Aと全く同じものだった。

 

パッド固定金具のボルト方式と割りピン方式の違い

標準装備のG01Aはパッド軸と呼ばれるボルト方式だったのに対し、G02A割りピン方式になっている。

割りピンの長さは35mm、太さ2.5mm
パッド軸の長さは30mm、太さ3mm

だいたい割りピンと同じサイズで、どちらもステンレス製

こちらがG01Aに付いていたパッド軸
先にスナップリング用の溝がある。
マイナスドライバーで付け外しする。

Rピン。パッド軸の脱落防止のために取り付けられている。アルファベットのRのような形状からRピンと呼ばれている。(別名スナップピンとも呼ばれる。本ピンは左右対称でRの形状はしていない。)
付け外しする際には、プライヤなどの工具が必要。

パッド軸の溝にRピンを取り付けたところ。
付け外しの際、しくじるとどこかに飛んでいって行方不明になりそう。風の強い日の屋外での作業は要注意だ。

G02Aは数字が増えているので、G01Aの後継だと思われる。小さなRピンは紛失しやすいので、割りピン方式に変更されたかもしれない。いちいちRピンを付け外しするのは面倒くさい。

個人的には、割りピン方式の方が簡単のように思える。

シマノのディラーマニュアルP22には、ボルト方式が掲載されている。

おそらく海外向けのサイトだと思うが、shimano Manuals & Technical Documentsでは、パッド軸方式と割りピン方式の両方が掲載されている。
 

パッケージの内側には、なんと取り外しの方法が掲載されていた。
ついうっかりして、捨ててしまうところだった。
これは取り外し方法。

こちらは取り付け方法
 
 
割りピンはラジオペンチのような先が細いもので、ピンの先端を曲げて抜けないようにする。

実際に説明書のとおりに割りピンを装着してみたが、出ている部分が短くて、長い方を曲げるだけでいっぱいいっぱいだった。ステンレス製で硬いため、短い方を曲げるのは無理だった。
この長さでは、短い方も曲げるのは難しい。
割りピンがボルトの脱落防止目的ならいいのだが、ブレーキパッドを固定する重要なピンなので、片方だけ曲げるだけではかなりの不安。安全確保のために両方曲げておきたい。
 
割りピンとスポークとのクリアランス。
隙間は十分あり。間違っても接触することはない。
 
 
G02AとG02Sに付属していた割りピン。ステンレス製で丈夫でいいのだが、長さが35mmと短くて先を両方曲げられないのは欠陥だった。あと5mmは欲しいところ。
この中途半端な短い割りピンを使うくらいなら、パッド軸を使い続けた方がいい。
ただ、使っているうちにパッド軸のボルトやスナップリングは傷んでくるので、交換できるように予備のものを用意しておいたい。
パッドにセットで割りピンが付いてくるということは、このパッド軸も同じような消耗品扱いだ。
 
ホームセンターに行けば、ステンレス製の割りピンがあると思うので、もう少し長めの物を買っておきたい。パッドの予備だけあっても仕方がない。
 
 
元通りパッド軸に戻したのだが、やはりこの小さなRピンも気になる。
Rピンもホームセンターに売っているので、そのうち手に入れておこう。
パッド軸の予備が手に入ったら問題ないのだが、果たして単体で手に入る部品なのだろうか?
使えない割りピンを付けられても困ってしまう。
 

その後、、、

その後、ホームセンターで探し回ったのだが、径3mm弱で長さ40mmのステンレス製の割りピンは結局見つからず。同様にRピンもなし。ブレーキパッドのものは特殊なもののようで、長めのものはなかった。ネットショップで理想の割りピンを探し出したのだが、商品自体は200円程度なのに、送料が600円以上とボッタクリ価格だったため、悪徳ショップで購入するのは止めた。

プロ御用達のコーナンプロに行っても見つからなかったのだから、もう清く諦めることにしよう。スチール製のものはあったのだが、ステンレス製に比べて強度が劣るので使う気にはなれない。下り坂でブレーキをかけた時に折れてパッドがどこかに吹っ飛んでいきそうな気がする。効きが強いディスクブレーキなら片方だけでも止まれるが、突然のことだと対処できないかもしれない。

ということで使えるうちはパッド軸を使用し、だめになったら付属の短い割りピンを使うことにする。長い方をしっかり曲げておけば、突然ピンが外れるということはないだろうから、毎日走行前にチェックしておけば問題なし。

よし、また一つブレーキパッドの問題が片付いたな。

 
 
おわり