ディスクトラッカーの後ろカゴを自作して積載能力大幅UP!!

こんにちは。からあげです。

 

最近、毎日毎日馬鹿みたいに自転車を弄っていて、気がついたら手がボロボロになっていた。
肌は荒れて指先は真っ黒、ところどころ切れていて、指を動かす度に痛くなる。それでもおっさんは自転車弄りを止めない。自転車が面白いから!

成り行きで乗り始めたスポーツ自転車だったが、いつの間にかおっさんの脳内の半分以上を占めるまでになっていた。あれこれ工具を揃えたり、予備パーツを買っていると、あら不思議!財布の軽量化も自然にできてしまった。まあ、お金の問題という些細なことは放っておいて、今はおっさんの気が済むまでやらせようと思う。それがお互いのためになる。

 

どうでもいい前置きはおいといて、これから本題に入るとしよう。今日は後ろカゴの話。

先日は前カゴを作ったところだが、予想外の出来栄えで気を良くしたおっさんは、後ろカゴも自作してみることにした。材料と方法はだいたい同じ。

 

ディスクトラッカー(Disc Trucker)の後ろカゴを自作する。

サイズや取り付け場所の検討

早速、100均金網を切って、カゴを自作したいところだが、まずは自転車の各部の寸法を計測して、最適なサイズを検討する。ただやればいいってもんじゃない。準備なしにやると、無駄なゴミを量産しかねない。いくら100均の材料とは言え、単なるゴミを作るのは資源の無駄遣いだ。

まずはキャリアにオルトリーブのパニアバッグを付けてみる。
中身はダウンシュラフ。単に大きさを確認したい時は、中身は軽くて全然構わない。

バッグを付けたところで、周囲から舐め回すようにじっと自転車を見つめる。

後ろからバッグ取り付け状況を確認する。
状況によって、もう少しカバンの中身が増えることだろう。いや、少しどころでは済まないかもしれない。

上からキャリア天板のようすを確認する。
チューブス(tubus)のキャリアの天板は狭めになっている。後ろから見ると、下が広くて上が狭くなっている。さらに天板は前の方が狭くなっている。
耐久性・耐荷重、走行安定性を考慮した結果、こういう作りになったのだろう。

ハイエンドモデルのロゴクラシックは、天板より一段したにバッグのフックを掛けるところがあって、低重心にして走行安定性を向上させるとともに、天板の使い勝手を良くしている。耐荷重は驚きの40kg!

装備に関してはお金をケチらない私は、迷わずハイエンドモデルのロゴクラシックを選択した。
今は改良版のロゴエボリューションも出ている。

参考リンク PR INTERNATIONAL(チューブス  リアキャリア)

 

試しにバッグを天板に掛けてみた。
荷物の出し入れはこちらの方がしやすいだろう。
重心が上がることで、どれだけ走行安定性が下がるのか気になる。

上から見下ろす。

天板に掛けて上に荷物を載せてしまうと、簡単にバッグが取り外せないようになってしまう。
盗難防止の面ではいいだろうが、日常では使い勝手が悪いかもしれない。
ただ、走行中はバッグの着脱は滅多に行わないので、天板に掛けてもいいかもしれない。
バッグで挟むことで、上に載せる荷物が安定するような気がする。しかし、重心が上がることで走行安定性が悪くなる。

治安の悪い場所を走る場合は、盗難防止のために天板に掛けるようにした方がいいかもしれない。

上下の高さの違い。
右が通常の低重心の位置、左が高重心の天板に掛けた位置。

ディスクブレーキ仕様のディスクトラッカーは、リアキャリアの取り付けステーの上に荷物を積める。ロングホールトラッカーの場合は、シートステーにVブレーキかカンチブレーキが付く。

トップチューブが水平(ホリゾンタルフレーム)のため、シートポストの出す量が少なくて、サドル下の空間は狭めとなっているが、Vブレーキがないのでかなり使い勝手がいい空間となっている。ここにサドルバッグを付けてもいいのだが、金網を取り付けた方が汎用性が高くなる。

繰り返し使用できる結束バンドを仮止めして具合をチェックする。

スペアタイヤ2本を括り付けてみる。

今回のオーストラリアには、スペアタイヤを2本持ってゆく。
先進国では650B(27.5インチ)が主流となっている現在、26インチのタイヤが簡単に手に入るとは限らない。たぶん大丈夫なような気がするが、心配性の私は念には念を入れる。
内陸部でタイヤが修理不能となってしまうかもしれない。それなら折りたたみ可能なフォールディングタイヤを持てばいいのでは?

タイヤは26インチなら何でもいいと言うわけではなく、耐パンク性能と耐久性が高いシュワルベのマラソンが是非とも欲しい。

ただ、そんなマラソンタイヤは非常に重たい。1本およそ1kg、2本で2kg。重たいU字ロックなども持ってゆくので、荷物は相当重たくなるだろう。その上、大量の水・食料が加わる。

夢中になって自転車を弄っていたら、メジャーをコンクリの上に落として、ヒビが入ってしまった!これは大昔に買ったもの。すでに20年以上は経っている。

手に馴染んで使いやすいメジャーで、これは死ぬまで使い続けたい。

傷んだ時は直ぐに修理する。道具を長持ちさせるための基本。

メジャーを分解して、ヒビが入ったケースを瞬間接着剤でくっ付ける。
何度か重ね塗りして強度を高めておく。

もとに戻して完成!

ゼンマイ仕掛けを理解できずに、出したメジャーが戻らなくなってしまったが、ようやく理解してもとに戻すことに成功した。

ちっ、かなり焦ったじゃねーかよ!

これまで分解したはいいが、もとに戻せなくなったものも数多くある。

上からガムテを貼って修理完了!

やったね。これで修理前より丈夫になったぞ。

これJISマーク付きのもの。意外に高かったやつ。100均のものと品質が全然違う。

 

サドル下に金網取り付け

昼食をとってゆっくり休んだあと、作業を再開する。
材料は100均の金網。DAISOではなくseriaのもの。

最近、おっさんはseria好きとなっている。

ワイヤーラティス 5×14マス 約19.5×51cm

これはサドル下に取り付けるもの。

細長い物を使うのには訳がある。それは一番端が太くて強度があるからだ!
丈夫な端のところを使って強度を上げる作戦。

これは前カゴを作った時に使用した8×16マス(30.5×59cm)の品。

こちらの大きな方を使うと、丈夫な端を有効利用することができない。

 

使用する材料と道具

ペンチとヤスリは欲しい。
端が太くて切れない場合は、金ノコで切る。

金網はいつものように2重にする。中央が不要な部分。
端の太いところを3辺使う。

カットした部分をヤスリでキレイに整える。
こういう細い箇所の場合は、紙やすりより鉄製のやすりの方が使いやすい。

カットした金網を二重にして仮置きしてみる。
後ろのバッグの邪魔にならないかチェックする。これだと若干幅が広いようだ。

1マス分幅を狭くする。
せっかく切り口をキレイに削ったところなのに、再び仕事が増える。

1マス分幅を狭くしたところで仮付してみる。
これならバッグに干渉しない。

試しに漕いでみると、足は当たらなかった。

ここにペットボトルを括り付けてみる。
金網で広くなった分、しっかりと縛れるようになった。マス目があった方がロープを縛りやすい。
私が金網を選んだ理由はそこにある。

角度を変えてもう一枚。

ロープの太さは3mm。直接縛ると多少滑りやすい。網の上に何か滑り止めを敷いてから縛った方が良さそう。それでも、舗装路を走る分には大丈夫そうな気がする。

試しに走ってみると、ペットボトルが若干足に当たってペダルを漕ぐのに邪魔になる。

さらにシートクランプの出っ張りが気になった。
角が当たると、振動でペットボトルに穴が空くかもしれない。

サドルを一番前に移動させてみた。だいたい2cmの移動。
移動させる前に黄色のペイントマーカーで印を付けておいた。

サドルを一番前に移動させ、シートクランプの向きを変えたところ。

再びペットボトルをくくり付けて走ってみた。
先ほどより、足に当たるのがマシになったような気がする。
このサドル下の積載スペースは、キャリアにあまり負担を掛けないと思われるので、積極的に活用していきたい。ただペットボトルだと足に当たるので、必要時意外は別の物を積むことにする。

うむ、だいたいいい感じだ!

真後ろからみる。

まだサドル下には若干のスペースがある。水入りペットボトルを縛ってから、別の荷物を付けることにしよう。

 

後ろカゴを作って取り付ける。

サドル下の積載スペースが終わったところで、本命のリアキャリアの天板に付ける後ろカゴを作る。金網は大きい方の8×16マス(30.5×59cm)を使用する。

金網を仮置きして、バッグの付け外しに支障のない大きさを検討する。

いつしか日が暮れて周囲は暗くなっていた。
照明を点灯させて作業を継続した。

後ろカゴのパーツを作ったところ。
前カゴ同様、底は二重、他は一重とした。

結束バンドを少しずつ絞って各部を調節して、最後にしっかりとペンチで引っ張り絞る。
カットするのは、緩みがないかしっかり確認したあと。

後ろカゴの完成!

これまたなかなかいい感じがする。100均特有の安っぽさがない。

後ろカゴを取り付けてみた。
後ろカゴを付けたことによって、サドル下の場所に積載しやすくなった。
色は渋い茶色で統一してある。

真上から見下ろす。
カゴの目的は荷崩れ防止。他には荷物を縛りやすくするためでもある。
カゴの外側に荷物を付けることも可能。

天板のビスを締められるように金網をずらしてある。
これがちょっとした工夫。カゴは基本付けっぱなしとなるため、付けたままビスを締められるようにしておかねばならない。

後ろはテールライトに覆いかぶさらないようにした。
車高の高いクルマだと、見えなくなってしまう。
オーストラリアには、ロードトレインという馬鹿みたいに長いトレーラーが走っているので、そのドライバーに遠くから見つけてもらわねばならない。

あとでカゴの後ろ側に反射板を増設するつもり。

ペットボトルを満載してみた

今回、前後カゴを取り付けたのは、水が30Lは必要な内陸部を走るため。
30Lの水を積むために、積載能力を上げる必要があった。

水だけではなく食料や燃料も積むことになる。少しでも荷物を積めるようにしておきたい。

ペットボトルは1.5Lと2Lのものを合わせて全部で12本。
全て2Lにすれば、24L積める計算になる。

前カゴのようす。ペットボトルは全部で5本。
斜めに入れることでずり落ちないようにしている。
あとは適当にロープで縛って押さえておくだけ。下に柔らかい物を入れれば、ピタリとフィットしてくれるだろう。

後ろのカゴのようす。

サドル下に2本、後ろカゴに5個。後ろカゴは多少無理のある積み方だが、ネットを使うなど工夫すれば、全く問題ないだろう。ここまで積むのは30L積む必要な時だけだろう。

バッグの上にペットボトルを載せて、金網に縛ることもできる。
ただし、バッグの荷物が出し入れできなくなるので、よく考えてしなければならないだろう。

4つのバッグに1本ずつ乗せれば、さらに4本。全部で16本となり、30Lは確実に載せられることが分かる。

さらにスペアタイヤ2本を載せてみた。

うむ、なんとか載った!

後ろからみたようす。

バッグに付けて縛ることで、回転するタイヤと干渉することは防げる。
新品のタイヤをむき出しにしたままで走ると紫外線で劣化するので、上からカバーをしておく必要がある。

 

前後カゴを取り付けた感想

想像以上の出来栄えに自分でも驚いている。これならキャリアとバッグに過大な負荷を掛けることなく、最大30L水と食料・燃料を積むことができるだろう。

あとは未舗装路を走る時は、段差ではゆっくり走り衝撃を与えないようにすることだ。いくら丈夫なディスクトラッカーでも、お構いなしに走れば、キャリアの取付け部とバッグのフックが傷むかもしれない。

続いてフレーム直付けのボトルケージの調整に入ってゆく。
できるだけキャリアとバッグに負担を掛けないように、フレーム直付けできるものは付けておきたい。今は空きスペースにピタリとハマるフレームバッグのような物を作ることを考えている。おぼろげながらのイメージだった物が、徐々にハッキリと形作られてきた。あとはやるだけ。

まずはボトルケージの位置を決めよう。

 

ということで今日はこれでおしまい。

 

おわり

コメント

  1. 一式陸攻 より:

    いよいよ、
    からあげ銀輪部隊オーストラリア上陸ですね。

  2. 神奈川の農夫 より:

    更に積載力UPしましたね!
    創意と工夫で極力お金をかけない点も大変参考になります。
    私事になりますが昨夜amazonにてST-310ポチりましたよ(笑)

    • karaage より:

      はい、なかなかのものです。
      あとはキャリアに負担を掛けない乗り方をするだけです。

      ST-310は本当に便利ですからね。大事に使って使い倒してください。