根室で壮大な時間の無駄遣いをする

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こんにちは。からあげです。

 

気分がどうにも優れなくてブログ更新する気が起きないのだが、仕事だから仕方がない。いったいこれまで何をしていたのか?

いやあ、本当に疲れる爺さんだった。

 

それでは今日のようすを適当にアップしてみようか。

今朝は4時起きして食事を済ませて準備を整えた。人がやって来ると落ち着かないため、余裕を持って6時前には出発した。

若干の向かい風となっていて、朝から厳しいスタートとなった。

尾岱沼(おだいとう)の次の町は厚床(あっとこ)なのだが、なんと30km以上も離れている。朝から日が照ってきて昨日のようなうだる暑さになるかもしれない。そこで暑くなる前に少しでも距離を稼いでおくことにした。

道東に入ってから珍しくなったバス停の建物だが、今日は偶然見つけたので、さっそく休憩させてもらう。

窓を開け放つと涼しい風が吹き抜けて気持ちいい。

中にはペール缶で作った灰皿が設置されていた。
漁師はたいていヘビースモーカー。私も以前は、少なくとも一日2箱は吸っていた。(飲みにゆくと3箱になる。)

かなりの大容量だ!当分吸い殻を捨てる必要はないだろう。

民家の前にはご自由にお持ちくださいと円筒形のコンクリートブロックが置かれていた。

どれどれおっさんが2,3個ほど頂いて行こうか?

 

そんなアホな、こんなもん持ってゆくわけねーだろ。
アホも休み休み言え!!

実際のところ、コンクリートブロックは自治体のゴミ収集では出せなくて、産業廃棄物となり処分費用が掛かる。そのため、安いからと言って安易に購入すると、あとで処分に困ることになる。

(実家物置を解体した時に出たコンクリートブロック片の処理に手間が掛かった。)

今日も苦しい向かい風だが、ただただ漕ぎ続けるしかない。
昨日のような蒸し暑さになったら、今日こそ倒れてしまうかもしれない。今のうちだ。

雨宿りのあとで、近くにあった奥行臼駅跡にやって来た。
うむ〜、なんだかあれこれ傾いているなあ。

駅名の標識が傾いている。

あれまあ、電柱もかなり傾いてしまっている。
貴重な駅舎に倒れなければ良いのだが。

すぐ近くを通りがかったので、厚床駅までやって来た。

すると、先日も会った兄さんが休んでいた。
お互い顔を見て爆笑した。なんという偶然か?

兄さんはここで雨宿りをしていたらしい。そこに私がやって来たというわけだ。旅行期間が未定な者同士、ペースが同じで会うことが多いのだろう。ここまで頻繁に会うのも珍しい。

ようやく厚岸のセコマに辿り着いた。

ガリガリ君アイスを食べるのを夢見て漕ぎ続けた。おっさんは常に夢を持たねばならない。ガリガリ君は、今どき珍しい当たり付き。

当たったらどうしよう。もう一個貰うの恥ずかしい!と思いながらアイスを食べるのだった。

結果はハズレ。

当たったらどうしよう、なんて考えてどうする?信じる気持ちがなければ、当たりを引き当てることは難しい。私は勝負する前に、すでに敗れていたのだ!くくぅ〜。

当たり棒を持って行くのが恥ずかしいだと?いつからそんなに弱気になった!

幸せの黄色い旗?それともどこかの新興宗教?

橋の付近に黄色いのぼり旗が何本も立てられていた。

風蓮湖を眺める。

道の駅に寄ったのだが、蚊が凄く多くて外で寛ぐことは出来なかった。仕方なく建物内に入って休憩した。今思い出しても、体が痒くなる。

途中寄り道して、春国岱にやって来た。
砂州に囲まれた塩分濃度の高い湿地帯だ。

自転車を停めているだけで、凄い数の蚊に囲まれてしまった。なぜ、こんなにも蚊がいるのか?

広大な湿地帯には、木道が整備されている。昨日の野付半島のトドワラより見応えがある。

それなのに観光客は皆無で貸し切り状態だった。ここは穴場の観光スポット!

橋を渡る。

非常にゆっくりとした流れ。潮位の変化で水が流れているようだ。

水の中にはこのような藻がたくさん生えている。

湿地帯の中でエゾシカの親子を発見!

こちらを警戒してじっと見ている。実は1匹木道の下に隠れていて、歩いてゆくと飛び出して逃げて行った。

立ち枯れした木があちこちにあった。トドワラより立ち枯れの木の数が多い。

木道がどこまでも続いてゆくため、途中で引き返した。いったいどこまで続いていたのだろう?

干上がった場所には、このような藻が残されていた。再び潮が満ちた時に水に浸かるのだろう。

暑いなか自転車を漕いでようやく根室の町までやって来た。

平地と思いきや、アップダウンがある坂の多い町だった!つまり自転車乗りには辛い町。この日、気温30℃と、根室の町にしては珍しいほどの暑さに見舞われていた。

暑いったら暑い!
あまりに暑いので、通りがかったスーパーに避難することにした。
照りつける太陽はジリジリと肌を焼き、立ちくらみしそうなほどだった。今日は間違いなく危険レベルだった。

それでも洗濯物を乾かすのとバッテリーに充電するのだけは忘れない。休んでいる間にキッチリと充電しておく。

休憩コーナーで買った弁当を食べる。

海苔弁といか焼きそば。頑張って漕いだご褒美に、食後にガリガリ君アイスを付けた。ここで1時間ほど休憩する。

さすがに休憩コーナーに夕方までいるわけにはいかないため、町の中をぶらぶら観光することにした。まずは根室港に向かう。

この先写真はなし。

 

その後、港の岸壁で会った地元の爺さんと長々と話をした。夕方になって爺さんが家に来るか?と期待させるような事を言ったので、付いていくことにした。あれ?おじさん、さっき缶ビール飲んでいたよね?

ここで帰れば良かった!

 

爺さんの車に付いて家まで行き、家に上がり込んでからもいろいろとした。
今の生活に行き着くまでの苦労話など、結構詳しく話してしまった。岸壁で話していると爺さんの感触が良くてつい心を許してしまった!これが間違いの元。

爺さんはこれまで何人も旅人を家につれて来ては飯を食わせてやったり、泊まらせてやったりもしたと、期待させるようなことを自慢げに言った。私はそれを間に受けてしまった。本当に馬鹿だった。さらに爺さんは娘と二人で暮らしていて、余計に期待させるものがあった。

その後、娘さんが帰って来たのを機に帰ろうとすると、爺さんに強く引き止められた。私は真剣に帰りたかったのだが、思わぬ展開が待っているかもしれないと、踏みとどまってしまう。ああ、馬鹿だった!

始めは愛想が良かった娘さんもなんだか様子が変。それにいつまで経っても夕食の準備を始めるようすはなし。そろそろここで飯食ってくか?の一言があってもおかしくないはず!!

あれれ?しかし、待てども待てどもその気配は一向になし。それどころか爺さんは酔いが回って様子がおかしくなってきた。それなのに私は饒舌に身の上話を続けてしまった。

「将来も今のように遊んで暮らしたい!」

この「遊んで暮らしたい」と言うのがNGワードだったようだ。それまでニコニコして聞いていた爺さんは、そんなことできるわけないだろう?と急に怒り出して私のことを否定し始めた。この頃になってようやく、時間の無駄遣いをしていたことに気がついた。所詮は飲んだくれの糞ジジイだった!

爺さんが飯を食わせていたというのは昔の話、今はそんな気前の良いことはしていないようす。しかも娘は学校の教師で、私が絶対に関わってはならない人種だった。その娘の父の爺さんも、私と相容れない人種だったのだ!!

ああ、爺さんの虚言癖に惑わされて、あれこれ話してしまった!
本当に時間の無駄だった。途中までは良かったのだが。

手切れ金とばかりに冷蔵庫にあったジュースを何本か持たされて追い払われるように家を出た。すでに日は沈んで周囲は暗くなってきていた。ねぐらのあてはあるが、実際に自分で確認している訳ではない。完全に暗くなる前に行っておきたい。

コンビニでパンだけ買って公園にやって来ると、夕闇目前となっていた。ギリギリセーフ。

広い公園内を巡って目立たない場所にテントを張った。
その際、異常な数の蚊に囲まれてボコボコに刺された。今もなお、テントの外に群れていて、軽く生地を叩くと凄い羽音がする。薄っぺらい生地の向こう側は地獄だ!

 

直ぐにテントの中に逃げ込んで、中でむしゃむしゃとパンを齧る。こんな筈ではなかったと悔やんでも後の祭り。根っから悪い爺さんではなかったのだが、やはり癖があった。御年80歳という高齢だが、酒タバコは好き放題やる。それなのに、3ヶ月ごとの健康診断は欠かさない。あ〜あ、もうどうでもいいや!

 

先ほどまで盛大に鳴り響いていた太鼓の音はようやく静かになってくれた。もうすぐ根室では祭が行われるらしく、太鼓の練習真っ盛りだった。

 

さて、トイレに行きたいのだが、どうしよう。

我慢するのもキツイし、外に出るのも怖い。蚊の恐怖は今回が最強最悪だ。

 

おわり

コメント

  1. 滝山のぼる より:

    親切そうなじじいトラップに気をつけろ、人恋しくなってないかー

    隊長はひたすら、前を見てすすむんだー!

  2. とりがら より:

    この際、youtubeを始めては如何でしょう?
    カメラを回して2、3時間、移動や観光の様子を読者と共有する。
    言葉で説明するより見る方が早いですし、負担も減ると思いますよ。
    私個人としてはキャンプの細かいノウハウが知りたいです。

    • karaage より:

      動画撮影は、メモリーカード、バッテリーをより多く必要としますし、アップロードするための高速回線が必要です。
      そして編集するためのパソコンも時間も必要です。
      だから自転車では厳しいですね。いちいちそんなことやってられません。
      それに私の趣味ではありませんし。