野付半島の先っぽにゆく

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こんにちは。からあげです。

 

今日もせっせと自転車を漕いでいた割には、全然距離が伸びなかった。またもや憎き向かい風が出てきておっさんを苦しめた。それでは記事を作成してさっさと寝たいので、今日の出来事を書くとしよう。

昨晩泊まったのは、中標津の緑ヶ丘森林公園キャンプ場だ。

特に可もなく不可もなく。ただ、広大な芝生の広場があるのに、キャンプサイトは狭い場所に固められていて、なんだか勿体無いような気がした。やっぱり広大なフリーサイトがあるキャンプ場がいい。バイク乗り入れ可だと、排気音が気になって仕方ない。しかも煩いいびきをかく奴がいて、耳障りだったので耳栓をして眠った。キャンプ場や町の中での野宿は耳栓は必須のアイテムだ。

それほど悪くはないキャンプ場だが、自転車にとってはあまりメリットを感じなかった。やはり自動車・バイク乗り入れ不可がいい。というか気配や音に神経質な私はこれだけは譲らない方がいい。ここで連泊をすることはないだろう。ただ、低料金だったのが良かった。

朝食を食べ終わると直ぐに荷物をまとめて7時に出発した。

まずは中標津から海岸沿いの標津に向かう。
昨日ほどではないが、そこそこ強い追い風が吹いていたため、楽に標津までゆくことができた。

今日は野付半島に寄り道してゆく。
往復約40kmもあるが、前回行っていなかったため、今回行ってみることにした。

野付半島は海流によって運ばれた砂が堆積してできた砂嘴で、先の方が弓なりに丸くなっていて野付湾を形成している。この野付半島にはトド松が海水に没して立ち枯れしたトドワラと呼ばれる風景も見ることができる。

野付半島の道路に入った途端、追い風から向かい風に変わり急にペダルが重たくなった。

途中の展望駐車場の東屋で休憩する。
朝から生暖かい風が吹いていて、自転車を漕ぐと直ぐに汗が吹き出てきた。この時、すでに全身汗でずぶ濡れだった。道東とは思えない暑さ。風を浴びて汗を乾かす。

知床方面を望む。今日は朝から分厚い雲に覆われていて、一日中こんな感じだった。昼休みなどにソーラーパネルを広げていたが、やらないよりマシな程度しか充電してくれなかった。

もう、晴れるか雨を降らすか、ハッキリしてくれ。中途半端のは困るんだよ。最近、妙に暑くて北海道に来た気が全然しない。

いやあ、本当に道が単調。全然代わり映えしない風景が続く。

ナラワラの林

ミズナラの林に海水が入って立ち枯れしている。

あまりに遠いのでズームで撮影してみた。
遊歩道があって近くまで行けるといいのだが。

陸揚げされた漁船

定置網に掛かった魚を上げるための船のようだ。
平たい形をしていて作業しやすいようになっている。

定置網を重機で上げてトラックに載せて運ぶようだ。

野付半島のあちこちに、こういった定置網の作業場がある。

リールに網を巻き取ってトラックに積むようだ。
定置網は入れっぱなしではなく、このように時々上げてメンテナンスを行うみたい。もうじき、鮭がやって来るため、作業場は賑わいそうだ。

もう7月の終わり、道路脇に設置された鮭バイの看板が見られるようになった。鮭バイとは、毎年鮭が遡上するシーズンに加工場が募集するアルバイト、住み込みで働いて鮭の加工を行う。

そこそこ給料はいいらしいが、時間が勿体無いし、自由の効かない寮生活になるため、私が鮭バイをすることはないだろう。

ネイチャーセンター横にある野付半島の碑

トドワラへは往復約1時間歩くか、トラクターバスに乗ってゆく必要がある。バスは有料のため、もちろん歩く。

細い遊歩道を歩いてゆく。ところどころ、花が咲いていた。

トドワラ付近は木道が整備されている。
木道は細いため、すれ違うのに気を遣う。

トドワラの標識

わざとらしく枯れた枝が標識に立て掛けられている。
雰囲気を出すためだよ!細かいことは気にすんな。

木道の先端までやって来た。この先には遊覧船の船着き場がある。えっ?木道から下りてはイケないんじゃなかったのか?

トラクターバスもあるし、遊覧船もあるし、全然環境に優しくない。この野付半島。プレートが沈んでいて120年後には海に沈んで無くなってしまうという。まあいいか。

遠くからトドワラを望む。

えっ?あれがトドワラ?

木道の先端まで行ってズームで撮影する。

たったこれだけか!

ああ、この言葉を吐くと、小学校時代の苦い経験が思い出される。素直な感想を言ったまでなのに、どうして担任の教師は執拗に私を虐めたのか?子供らしくない私が相当嫌いだったようだ。

走るトラクターバス。

意外に人気があるようだ。バスでやって来た観光客が乗っていた。なんだか面白い組み合わせだ。

ネイチャーセンターからさらに奥に進むと、道路が未舗装になった。
こういう未舗装を走るために、今回太いタイヤに替えて来たのだ!
タイヤを労りつつ、奥へ奥へと走らせた。

竜神崎灯台

野付崎の先端は弓なりに丸くなって陸の方を向いているため、こちの竜神崎の方が沖の方にある。

特に見応えがある灯台でもなし。ただ単に前を通りがかったから寄ってみただけ。

未舗装の道路は途中で行き止まりとなった。まだ半島の先端は見えない。邪魔にならないところに自転車を停めて、ここから先は徒歩で向かう。

干されている定置網を横目に見ながら歩いてゆく。
砂に足を取られて歩きにくい。

波打ち際を歩く。

歩いている途中で嫌になったが、ここまで来たら戻る訳にもいかず、とりあえず先っぽまで行く。こんなに遠いとは思いもしなかった。

私のような暇人がいるらしく、ところどころ砂浜に足跡が残っていた。一日一人くらいは歩いているかもしれない。

砂浜に打ち上げられているロープ

岸壁から落ちたロープが流れ着いたのか。

ところどころにこうした杭が打ってある。どうやら定期的に測量しているようす。野付半島は年々伸びているようだが、120年後には海沈してしまう運命だ。

ようやく野付半島の先っぽに到着!!

ああ、着いて良かった。意外に時間が掛かってしまったな。対岸には尾岱沼(おだいとう)の町が見える。

ホタテ貝が並べられて杭が立てられていた。

暇な人がやってくれたのだろう。先っぽ付近には、標識などの類は全くなし。何にもない海岸。

さあて、気が済んだな。さっさと戻ることにしよう。こんなところで津波が来たら、どうにも逃げようがない。

放置されたトレーラー

使用されなくなってから随分経つように見える。あちこち錆びてボロボロだ。

風が強いので、灯台の影で昼休みにする。
かなりの距離を歩いてお腹ペコペコだ。

カレーラーメンとパンをモリモリ食べた。

野付半島には、こうした定置網の作業場があちこちあるのみ。民家があるのは付け根のみ。

風が強くて遮るものがほとんどなく、快適に野宿できそうな場所は見つからなかった。水の入手場所がネイチャーセンターだけというのも問題がある。たくさんペットボトルを持てば野宿も可能だが、そこまでしてやりたくはない。

帰りは途中まで追い風だったが、途中から横風に変わってしまい、全然ペースが上がらなかった。国道に出た時には、もうクタクタだった。

バス停はあるのだが、建物がない!

縁石に座って休憩する。雨が降っていたら、こんなのんびりと休むことはできないだろう。

道路脇に設置されているバス停の看板

自転車乗りの憩いの場がない!どこへ行ったんだ?

国道に出ると向かい風になり、汗だくになって自転車を漕いだ。
もう暑くて暑くて堪らない。

途中のセコマでガリガリ君アイスを食べる。おっさん元気だせよ!

途中で入ってきたバイクの人に「暑いですね!」と声を掛けると、ひと呼吸間があってから、「そうですね〜」と微妙な返事が返ってきた。そらそうだ。バイクは大して暑くない。いや、走っていたら寒いくらいだろう。暑いならバイクを停めたら直ぐにジャケットを脱ぐはず。

つい、自転車乗りのように話してしまった!自転車とバイクは似て全く非なるもの。

ああ、ガリガリ君アイスが美味い!

火照った体が徐々に冷えてきた。こんなクソ暑い時は、やっぱりガリガリ君だな。

尾岱沼(おだいとう)漁港

漁港前には大漁旗が掲げられていた!

尾岱沼、沼をとうと読むのは全く想像出来なかった。北海道は難しい地名が多い。

陸揚げされた漁船

整備されていつでも使用できる状態となっていた。これは鮭を捕る漁船なのか?

今日も疲れたので、適当な建物の影でこっそりテントを張って野宿する。

周囲に湿地帯が多いためか、アブ・ブヨ・蚊も多い。風を浴びて火照った体が冷えたらテントに引き籠る。

 

明日は根室まで行けるかな?根室まで行ったら、花咲ガニを食べてみたいな。あと人気の回転寿司もあるみたい。
自転車を漕ぎまくって飯屋にGOだ!

 

おわり

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