仙台で役所の食堂をハシゴする

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こんにちは。からあげです。

 

気分が帰宅モードに入ると、観光する気は全く失せて、できるだけ楽なルートで帰ろうとする。峠道は無駄に疲れるからパス。下りは、制動力があるブレーキでないと十分楽しめない。山間部で雨に降られたら、ブレーキが効かなくて怖い思いをする。

とは言うものの、ちょっとだけは寄り道したい気がする。

どっちなんだ?そういう優柔不断な態度では、こちらも困るんだよ!間近に3連休と台風が迫っているので、どのルートを通るか頭を悩ませている。結局、その日の気分でルートを決めることになるのだが。

 

昨晩泊まったのは、松島湾に面した公園の近く。防潮堤を風よけにしてテントを張った。

昨日は夜遅くなっても、ウォーキングしている人がいて驚いた。しかも外灯がないのに懐中電灯を持たずに歩いていた。どれだけ目がいいんだ?

写真は防潮堤の隣にある人工の干潟。石で囲って水が溜まるようにしている。夜静かになると、魚の跳ねる音が聞こえてきた。

夜が明けてしばらくは雲が多かったものの、次第に雲が晴れて青空が広がるようになった。

今朝は3時半起きして昨日分のブログ更新を行っていた。遅れは直ぐに取り戻しておかないと、あとで大変なことになる。

ブログ更新にかなり時間を取られてしまって、出発の準備が遅くなってしまった。散歩の人がちらほらやって来るようになったが、別に邪魔になっているわけではなしと開き直ってのんびり食事を済ませた。

今朝は少し冷え込んだためか、夜露が下りていた。
自転車のバッグに水滴が付いていた。

自転車カバーを付けると風の影響を受けやすいので、そのままむき出しのまま停めておいた。細身のトレランポールをスタンド代わりに使っているので、無理をさせられない。

夜露が下りるような湿度が高い時は、フライシートの裏側が結露していることが多い。テントの中で炊飯したので、余計湿っぽい。フライシートを外して別々にして干しておく。

今日は頑張って走らない。そんな気分じゃない。

便意を堪えながらテントを撤収して8時過ぎに出発する。
そして直ぐ近くのトイレに直行する。

こういうこともあろうかと、トイレの近くでテントを張ったのだ!野糞するのにも、人気があると面倒。見つからないように藪の中に入って行って適正に処理しなければならない。

少し走って松島の観光船の発着場にやって来た。
朝から周囲には結構な観光客がいる。少し休んで行こうかなと思っていたが、見た瞬間全くする気がなくなった。

観光船の船着き場

いくつか船があるってことは、それなりにお客がやって来るのだろう。確かに松島を堪能しようとしたら、遊覧船に乗った方がいい。展望台からでは、ほんの一部分しか見えない。

瑞巌寺

本堂が国宝となっているお寺に寄ってみることにした。通りがかったついでだ、ちょっとくらいいいではないか!

山門を抜けてこざっぱりした参道を歩く。

ん?何かが変だぞ。クソ坊主センサーが反応し始めた。

無料区画はここまで。これより先は有料区画となる。
本堂はもちろんこの奥。拝観料は700円なり。効率良く客を捌けるように自動券売機が2基も設置されている。

お寺を見学したいという気持ちが一気に冷めてしまった。同じ700円払うなら、温泉でも入った方がいい。止めだ止め!

塩釜の市街地の手前に歩行者・自転車専用のトンネルがある。
幅が広く照明付きのため、シートを敷いて寝るくらいなら、あまり邪魔にならない。

先日の台風24号をやり過ごす際、ここも選択肢に入れたのだが、かなり遠くて雨が降るまで間に合いそうになかった。それにトイレと水場がないため、長時間居続けることは難しい。ここは短期の緊急避難場所として使う方がいいだろう。

松島海岸の公園は大部分が工事中で、ほとんどが立ち入り禁止となっていた。昨日、頑張って走らなくて良かったよ。

松島を出て塩釜の市街地に入ると、次第に交通量が増えてきた。
相変わらず大型車が多くて神経を使う。

大きな交差点脇に広々とした公園が出来ていた。津波の行方不明者捜索を行うなど活躍した海上保安庁の巡視船の錨が展示されていた。

この公園で一際目を引くのが大きな屋根。イベント用に建設されたものだろう。

ここは交差点から丸見えのため、野宿するには度胸が必要だ。

雨の日の一時休憩する場所としては最適だろう。

歩道橋兼津波避難所から塩釜の町を眺める。
震災から7年が経ち、目立った工事現場はなくなっている。

仙台港フェリーターミナルに寄る。
本州最北端の大間崎に行った時は全くの平常心だったが、ここに来ると充実感がジワリジワリと湧いてきた。

北海道から自転車に乗って仙台までやって来たのだ。あと半分走れば名古屋に着いてしまう。そう思うと感慨深いものがあった。

ちょうどフェリーきそが入港したところだった。

およそ4ヶ月前、名古屋港からきそに乗ってやって来たのだった。まだ新米チャリダーだった私は、北海道を一周してレベルアップすることに成功した。やったね!!

 

待合室でスマホとモバイルバッテリーを充電しつつ、フリーWi-Fiでネットに繋いで情報収集する。モバイルバッテリーの弱点は充電に時間がかかること。寝ている間に充電するのが最適なのだが、野宿だとそれができないのが辛いところ。晴れ間にこまめにソーラーパネルを広げて充電している。しかし、本当に面倒。

歩きの時にバックパックに付けて充電してみたが、日差しの弱い季節ではほとんど充電出来なかった。自転車だとパネルを横向きにできるので、多少はマシかもしれない。明日、試しにやってみようか。

モバイルバッテリーの充電完了まで、かなりの時間がかかりそうだったので、途中で止めにして出発することにした。

1F受付で乗船手続きを行っている最中だったのだが、客は疎らで閑散としていた。すでに北海道旅行のシーズンは終わったということだろう。確かにそう。10月に入れば、山間部でいつ雪が降ってもおかしくない。

フェリーターミナル近くのアウトレットモール。

全く興味なし。いつからだろう?買い物に苦痛を感じるようになったのは。どこでもあるものなら、ネット通販で十分。ないなら自分で作る。

仙台の中心部に向かっているところ。次第に交通量が増えてきた。大型が少ないためか、それほど不快じゃない。

中心部までやって来ると、人だらけで目眩がした。
地球上にこんなに人がいたとは!歩く人が多いところは都会。車ばかりで歩く人がほとんどいないのは田舎。どっちもないのがド田舎。

正直、仙台を甘くみていました!スミマセン。

キレイな並木道

立派なケヤキ並木が整備されている。夏はさぞかし過ごしやすいだろう。

やって来たのは宮城県庁。

近所に似たようなビルがたくさんあるので迷ってしまった。

玄関前で記念撮影。

宮城県庁という名前が入ったところで撮りたかったな!

自転車を停めて県庁にレッツゴー!

何しにゆくんだって?あれだよあれ。

2Fの食堂にやって来た。

ピークタイムは過ぎているというのに、まだまだ凄い人だ!みんな白いシャツにネクタイを締めているな。クールビズは終わってしまったのかな?私は今でも十分暑いのだが。

わー、たくさんあるな!どれにしようか迷ってしまう。

よし、定番の日替わりランチにしよう。

お茶と水を自動で入れる機械。すっごいハイテクだな。

日替わり定食(ご飯大盛り)520円

ご飯茶碗が一般人用で物足りなかった以外はまずまず。
感動こそないが、腹の足しにはなるレベル。ご飯大盛りがサービスなのがポイント高い。

ごちそうさまでした!

箸と残飯を退けてベルトコンベアに乗せるシステム。

さあて、お次行ってみようか!

続いてやって来たのは、道路を挟んで向かい側にある仙台市役所。前の広場に噴水があって、なかなかリッチな作りだわい。

市役所の食堂は地下1Fにある。あれ?なんか変。遅い時間だけども、なんか活気がない。

これがランチのメニュー。なかなかたくさんあるな。どれにしようかな?

やっぱり基本の日替わりランチだな。

日替わりランチ(ご飯並盛り)500円

まあお役所的な仕事をする食堂だこと。ご飯大盛りは別料金だった。味はイマイチ。わざわざやって来てまで食いたくないレベル。

もう二度と来ないよ!

仙台市内のあちこちには、DATE BIKEという電動アシスト自転車をレンタルできるサービスがある。初期登録を済ましたあとは自由に利用できる。返却はどこに返してもOK.

普通のママチャリではなくて、電動アシスト自転車のレンタルは初めて見た。でもね、やっぱり自転車は無動力でないと。アシスト付きは邪道だよ。

これがDATE BIKE!

なかなかデザインがいいね。月額2,000円ちょっとだったかな?30分以内は無料。以降、30分毎に100円かかる。

短時間の利用なら月2000円で利用できるってこと。

ちょっと試しに乗ってみたかったな!

おお、名古屋では潰れてしまった三越があるぞ!

なんと地下鉄まである。

人口の割に車の交通量が少ないのは、公共交通機関が発達しているから?それともDATE BIKEが貢献しているからか?

仙台駅へと続く商店街を歩く。

平日の昼間だというのに、結構人がいる。
なんて暇人なんだ!

こんなに人を見るのは札幌以来だ!

これ以上人口密度の高いところにいると、体調不良になってしまう。ヨシ、離脱する!

仙台駅にやって来た!

自転車だとスイスイ来れるかと思いきや、かなり面倒臭い。
だから歩きの人が多いのか!

駅前には網の目のように歩道橋が整備されている。信号待ちがなくてスムーズに歩くことができる。

自転車は進入不可。階段にスロープがない。

駅を見学したあとは青葉城跡に行くことにした。
登り口が分からない!警備員さんに聞いてようやく分かった。

本丸跡に続く道は非常に急で自転車にはキツイ。

しかも道が狭いのに、観光客の車が結構多い。排気ガスをたっぷり吸いながら漕いでいった。おっさんの健康を返せ!

適当なところに自転車を停めて本丸広場に入る。

駐輪場なんていう気の利いた設備はなし。だからタダなのか?
車は500円、バイクは100円、自転車は無料。

観光客がたくさんいるが、ほとんどが日本人。意外なことに中国人は1人もいなかった。欧米の外国人が少しだけ。やっぱり建物がないのが外国人に人気のない理由か?

日本人のように伊達政宗好きじゃない。それにしても政宗の好感度のよさと言ったら凄いな。会ったこともないのに、よく好きになれる。

伊達政宗の銅像

馬に乗った騎乗スタイル。

もうひとつ大きな石碑があった。鷹、それとも鷲?

わしじゃわし。わしわし詐欺になってしまった。

城跡の見どころはなんと言っても、仙台の町の眺め。
昔の伊達政宗はどんな気持ちで城下を眺めていたのだろうか?

やはりこういう史跡は知識がないと楽しめない。少しは勉強しておくべきだったな。

県庁方向

高層ビルは少なめ。町の方を見ると下に広瀬川が流れていて鉄壁の防御に見えるが、裏山が近くてそれほど防御力は高そうに見えなかった。実際のところは歴史を勉強するしかないだろう。

仙台は人が多くて疲れるので、さっさと市街地から脱出することにした。仙台はまた機会を改めて来たい。

途中、駅前の公園で水を補給した。汲める時に汲んでおくと、野宿場所の選択肢が広がる。トイレはなくてもいいが、水がないと飯を炊けない。それじゃあ困る!

仙台市から岩沼市に入り海岸の方に向かって走る。民家は一気に減り、ダンプカーの交通量が増えてきた。

やって来たのは、岩沼海浜公園の近くにある避難丘。津波から避難するために人工の丘が作られた。2年前はあちこちで土盛りしている最中だった。

隣の公園が5時に閉園するので、水を汲んでこちらに移動してきた。

避難丘 海抜11m

東屋と外灯の設備あり。

避難丘からの眺め。隣の岩沼海浜公園を見下ろす。
こんな外れの公園で管理事務所があるとは思わなかった。

避難丘は見晴らしがいいのだが、目立つし風当たりが強い。少々野宿には不向きな場所だ。

そこで避難丘から下りた場所にある東屋で泊まることにした。
ここにはトイレはないが、水道が整備されている。
隣には草むらがあって野糞適地だ。避難丘の影になっているため、ひと目に付かない。絶好の野宿場所だ。

なお万全を期そうと思ったら、奥の空き地にテントを張るといいだろう。

隣は墓地となっている。津波の犠牲者が眠っているのか、真新しい墓が目立つ。

 

それにしてもさっきから町の方から煩いバイクの音が聞こえてくる。2年前は暴走族はいなかったのに、いつの間にか復活したようだ。それだけ復興してきたということか?今バイクに乗っている奴らはおそらく震災の時には小学校に行くか行かないかの小さな子供だったことだろう。津波の被害を受けなかった地域で育ったのか?少なくとも仙台の市街地では、震災の被害の跡などどこにも見られなかった。

よし、ブログはこれくらいにしてゆっくりしよう。

 

おわり