Wave Rockでツキの波に乗れ!

こんにちは。からあげです。

 

今日、ようやくねぐらが圏内になってブログ更新作業ができたものの、やけに電波が不安定で画像をアップするのに時間が掛かった。あまり貯めるとしんどくなるので、頑張って2日分記事を作成したが、本当に疲れてしまった。WordPressはオンラインで記事を作成するものなので、電波状況が悪いと一気に使い勝手が悪くなる。オフラインでもできるというアプリは全く使い物にならず。
これまで頑張ってブログを続けてきたが、電気不足のこともあり、今度どうなるかは全く不明。休憩時間になるといちいちソーラーパネルを出し入れする手間、電波が悪い状況でのブログ更新は非常にストレスになる。ブログはテンポよく書かねばならない。書いたものが消えてしまったり、画像アップに時間が掛かるようではブログなんて書けない。

以上愚痴はおしまい。

すっごいキレイな朝焼け。
これって嵐の前兆ではないのか?

強風が吹く中での夜明け。

もちろん今日も追い風。
最近、やけにツイている気がするが気のせいか?
いや、気のせいじゃない。

Wave Rockへようこそ

それにしてもすっごいどんよりとした曇り空。

天気予報によると低気圧の接近で明日から雨が降るようで、夜になっても風は収まらず。朝出発準備をしていると、やけに朝焼けが鮮やかだった。朝焼けがキレイな日は天気が崩れる前兆だったかな?
昨日頑張って未舗装路の区間を走り終えたものの、久し振りの雨をどこでやり過ごそうか考えている。雨が4日以上続くようなので余計に悩む。とりあえずは今日、天気のいいうちにWave Rockを見学しておきたい。

私は誰でしょう?

たぶん、あれだな。あれ。首周りがピンク色をした鳩だろう。
おっさんは勝手にピンク鳩と呼んでいる。甲高い鳴き声の鳩のような鳥。オーストラリアではよく見かけるどこにでもいる鳥。

牧場地帯の道をゆく。
道路の両側に申し訳なさ程度に木が残っているだけ。風当たりが強くて野宿適地は少ない。野宿派サイクリストにとっては嫌らしいところ。

出発時から強い追い風が吹き快調に走ることができた。周囲は牧場地帯で遮るものが何もなくて風当たりが強く、余計に風が強かった。
あれよあれよという間にWave Rockの手前のWulka Caveに到着した。スマホアプリのWikicampsで見つけた洞窟で、意外に評価がいいので気になった。やって来て見ると、なるほどなというような素敵な洞窟だった。

大きな岩の下にできた空洞の壁にはあちこちペタペタと手形が残されている。昔の人が遊び心で手形を残したのだろう。外は風が吹いているのに、洞窟内は静かでほのかに温かい。奥の方には寝るのにぴったりな空間もあり、絶好のねぐらとなっていた。道がなく未開の土地が広がっていた大昔、この洞窟をねぐらにして住んでいた人間がいたのだろう。彼らはどこで水を手に入れて獲物を捕まえていたのだろうか?いくら快適なねぐらがあっても、水食料なしでは生きられない。

Mulka’s Cave入り口

Mulka’s Cave全景

大きな岩の下にできた空洞がそう。

中に入るとピタリと風は止み、ほのかに暖かい。天井が高くて焚き火をすることもできる。

観光スポットじゃなかったら、ここで野宿したい場所。

中から入り口を写す。
この洞窟は嵐が来ようとも、全く問題なし。

洞窟内の天井には、ペタペタと付けられた手形が残されている。

洞窟を通り抜けて裏手側に回ると、岩の上に登ることができる。
なかなかの見晴らし。

かつての住人もここから景色を見ていたに違いない。昔は見渡す限りの樹海が広がっていたのだろう。

その後、Wave Rockまで来ると、これまでの静けさはどこへやら。観光客やキャンパーの車が多数止まっている。Wave Rock入り口の駐車場は有料で、車12ドル、オートバイ7ドルになっている。自転車と徒歩は無料!駐車料金は入り口の精算機で支払うシステム。出入り口にゲートはなし。事前に情報収集して知っていたものの、実際にタダだと分かると非常に嬉しい。

駐車場から奥の方に歩いてゆくと、すぐ目の前にWave Rockが現れた!ああ、これが噂のWave Rockか。実に面白くて本当に波のような形をしている。雨の侵食によりできたものだとか。Wave Rockというのは、大きな岩のわずか一部分にできたところで、全体で見ると非常に大きな岩となっている。岩の上を歩くこともできて面白い。風が強くて歩くのが大変だったが、風に吹かれて砂煙に霞む牧場を望むことができた。

Wave Rockから歩いて15分くらいのところにHippos Yawnというカバが口を大きく開けたような面白い岩がある。これも侵食によりできたものらしく、天然のひさしが突き出ていてねぐらにするのにはピッタリだった。前の開放部分を何かで塞げば、住みよくなるだろう。こちらの方には手形はなし。こういう岩なども、昔の人は見つけて知っていたのだろうか?
出発前に東屋の下にあった水飲み場で水を2Lほど補給しておく。補給なしでも行けるが、水場の少ないオーストラリアにでは余裕があった方が断然いい。

Mulka’s Caveはちょうど山の麓にある。山が目印になって迷うことはなし。

Floodwayと表示された標識

周囲は干上がった湿地帯のようになっている。一旦大雨が降ると、この周辺は水没するのだろう。真っ平らで水はけが悪いので水が出て行かない。

Wave Rockに到着!

入場料の精算機

駐車料金ではないらしい。

自転車はどこにも記載なし。ということは無料!

やったね。わざわざ遠回りしてやって来た甲斐があった。自転車が有料でもやっぱり来たはず。

これが大人気のWave Rock!本物の波のよう。

近くの町、Hydenの水源地。Wave Rockのすぐ近くにあり。
周囲はフェンスで囲まれていて立ち入りは不可。
水道がなかったら、この池で汲もうと思っていた。

幸い東屋のところにあって助かった。

オーストラリアの標識はやたらリアル感を求める。

本当に危なそうな気がする。実際そうだけど。良い子は池に近寄ってはダメ。おっさんの子供時代からそう決まっている。

Wave Rockの岩の上の窪みには、盆栽のように木が生えている。
実に面白い。

岩の上から周囲の景色を望む。
強風で立っているのが辛い。

Lake Magic

ミニWave Rock

石がケルンのように積み上げられていた。
暇人がたくさんいるんだな。

氷の溶けかけのような岩。

ん?どっかで似たような岩を見たな。そうだ!あれはカンガルー島のRemarkable Rocksだったな。

Wave Rockの崖の手前には、転落防止用の柵が設置されている。
景観に配慮して目立たないコンクリート製になっている。

孔雀のような植物。

すっごい元気がいいな!

岩に亀裂が入って表面が剥がれ落ちようとしている。

Hippos Yawn

カバさんが大きく口を開けたような岩。

周辺に広がる湿地帯。今はすっかり干上がっている。

よくみると、立ち枯れしている木がある。

出発前に水を汲んでおく。水が汲めてラッキーだった。
Wave Rock周辺はリゾートの雰囲気が漂っていてガードが固いように思えた。

Wave RockからHydenまでサイクリングロードが整備されている。相当やる気を見せているな!

Wave Rockを出ると、補給の前にHydenの町に寄る。まずはガソリン給油から。先日、Coolgardieで給油したばかりだが、しばらく悪天候が続くため念のため給油しておく。今朝ガソリン携行缶が空になった。この先、いい感じの無料キャンプ場があるので、気に入れば何泊かして疲れを癒やしたい。決め手は水場があることと充電できるコンセントがあること。雨の日に休んでも、電気を得られないのであれば、テント内でじっとしていなければならない。ソーラーパネルでの発電は天気に左右されるのが欠点。ハブダイナモであれば、走行していれば天気に関係なく充電できるため、電気不足で困ることはなくなるだろう。野宿ものの辛いところは、宿で充電できないこと。オーストラリアには、充電ポイントは数多くあるが、充電時間を取られるのが勿体ない。とくにモバイルバッテリーは充電に時間がかかるため、充電が終わるまで待っていたら走る時間がなくなってしまう。

まずはガソリンスタンドでガソリンを給油する。

黄色のUnleadedと表示されたノズルがレギュラーガソリン。
スタンドによって表示の仕方が違うので間違わないようにする。

ここはオクタン価91の表示はなし。

続いてスーパーマーケットIGAへ。

充実の品揃え。田舎の店なのに、都会に負けない安さ。

おお、すし飯も売っているぞ!

ところで普通の白米とどう違うのか?

これだけ買って約30ドル。本当に凄い。

無料キャンプ場で休養日を取れるように、スーパーマーケットで多めに食材を購入しておいた。買い物を終えて自転車のところで荷物を広げて積み込みを行っていたところ、ニコール・キッドマンみたいな女性に話しかけられてドキッとした。あれ、女優引退して田舎に戻ってきたのかな?
あなた朝方自転車でWave Rockに向かって走っていたでしょう?と聞かれたのは、すれ違ったスクールバスを運転していたから。朝晩だけのちょっとしたパート感覚でできる送迎バスの運転の仕事だったら、家庭を持っている女性にピッタリかもしれない。子供相手の仕事だし。Hyden周辺の牧場に住んでいる子供の送り迎えをしているのだろう。
Melbourneから自転車で来たというと、目をひん剥いて腰を抜かしそうなほどビックリしていたのには笑った。あんたちょっとオーバー過ぎるよ。

ただいま建設中の公園。
立派な東屋が設置されていた。ここでしばしの休憩。

オレオを食べる。地味に噛みそうな名前。

ミントが入っていないかしっかりとチェックした。 もうミント入りは懲り懲り。

真新しいBBQコンロ。
オーストラリア人のBBQにかける意気込みが凄い。できれば、どっかに充電用のコンセントを付けて欲しいな。

Hydenリサイクルセンター

アルミ缶がカゴの中に入れられている。炭酸ジュースやビールの缶。

黄色い蓋がリサイクル用のゴミ箱。
Hydenはリサイクルに情熱を燃やしている。見ろ、このゴミ箱の列を!

漕いでも漕いでも発電されない自転車。
アンタたち、ベルトが外れているよ!

食料の買い出しをしたあとは公園で少し休憩してから出発した。風は強くて空一面に雲に覆われ天気の崩れがハッキリ分かり、少しでも早く無料キャンプ場に着きたい。追い風を利用できれば、今日中に着けるかもと思って漕いでいたが、風が横風に変わり一気にスピードが落ちた。減速しないだけでもいいが、大幅なスピードアップは望めない。途中で諦めて道路脇でテントを張った。
牧場地帯は良好なねぐらが乏しく、いい場所を逃すと次に早く見つかるか分からない。体が疲れ切る前に止めて明日に備えた方がいい。

残りおよそ50kmで頑張れば3時間で行ける距離。明日は朝から雨が降るようなので、雨が降る前にテント撤収して出発したい。
さあて今日はもう疲れた。さっさと寝よう。

Noesemanまで295km。未舗装区間が長いため、大きく迂回した道。疲れている時は無理をしない方がいい。

全力で走って逃げる羊たち。
車は逃げないのに、自転車だと猛ダッシュで逃げる。なぜなんだろう?

転がっているローラー。

牧草ロールではなし。ここらへんはロールではなしに、ブロック状にするらしい。ロードトレインで運ばれてゆくのを何度か見た。通り過ぎると牧草のいい匂いがする。

道端で2ドル硬貨を拾う。

去年、帆立貝を踏んでタイヤサイドが裂けるパンクをやらかしてからは、路面をよく見るようになった。

この鈍い光は?お金?

途中まではいい感じの追い風だったのに、横風に変わった途端減速する。

嵐の接近に備えて木に囲まれた安全な場所にテントを設営した。

今日もよく走ったご褒美にプリングルスを食べる。

せっせとじゃがいもを切るおっさん。
玄米に入れると、美味しさが30%アップする。

走行データ
Hyden手前〜Wave Rock(水補給)〜Hyden(ガソリン・食料補給、休憩)Hyden過ぎ15km
走行距離90km、走行時間5h20m、Av16.9km/h、Max38.0km/h
ねぐら 道路脇
 
 
おわり
現地レポート
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