打開策を考える

こんにちは。からあげです。

 

始めは見るもの見るものすべてが珍しく、それこそ目を輝かせてキョロキョロしていたものだが、最近は全く新鮮さがなくなってしまった。そのうえ、毎日のように向かい風に吹かれて消耗する日々が続いている。

こんな辛いだけの旅、続ける意味があるのか?一昨年、アメリカのPCTを歩いた時のことが蘇る。今でこそ歩いて良かったと思えるが、当時は辛いだけのハイキングが続いていた。しかもゴール直後に足を痛めて、それから約一月間痛い足を引きずっての放浪の旅となった。

放浪中はいろいろ面白い体験はできたものの、やはり足が痛くて楽しめない日々が続いていた。今になって思えば、Los Angeles発の復路チケットを捨ててでも、Seattleから帰れば良かったと思う。

今回はどうだろう?昨日、走行距離時間を短くして消耗を抑えようと決めたところだが、ここで思い切った打開策を打ち出した方が遥かに良いのではなかろうか?つまりはゴール地点を近くする。当初の予定ではMelbourne。このまままっすぐ走れば、年内には帰国できそう。ただ、それだと時間にあまり余裕がなくて寄り道できないことと、Uluru観光を終えたあとに見慣れた砂漠地帯を抜けて、Port Augustaからは別ルートを行くとしても、新鮮さがない道を走ることになる。Uluruのあとがいらないんじゃないだろうか?

ゴールをAlice SpringsかUluruにすれば、約2000km距離を短縮できて、一月間の余裕が生まれる。しかもUluruの余韻に浸りながらオーストラリアを後にできる。ダンボール箱の入手や輪行の作業、乗継便の時間などいろいろ頭を悩ませることがあるが、どうせMelbourneから帰るとしても、飛行機の面倒臭さはそれほど変わらない。航空券が高くなるとしても、気の進まない単なる移動に過ぎないMelbourneまでの道を走らないで済む。Adelaide止まりとしても、距離は700kmしか短縮できない。

今回のオーストラリアはUluruで終わりにしよう!

今朝も3時に起床して5時前の出発。今日は日が出るまでほとんど無風で走りやすかった。明るくなってきた時にWhim Creekに到着。

カバンから取り出したのは、蛇のようなお菓子。

コレだったら、暑さで溶けないのではないかと思って購入してみた。今日は初のテスト。

ヘビのようなミミズのようなよく分からん食べ物。
少し硬めのゼリーといった感じ。

Whim Creekのパブ。去年まで営業していたが、ハリケーンで被害を受けたため、売却してしまったのだそう。隣に無料のキャンプ場もあったらしい。

見たところ、現オーナーは再開する気なさそう。

軽油スタンドだけは営業中。しかも24時間営業。
もっぱらトラック相手だと思われる。

夜明けころより向かい風が吹き始める。
またか。またなのか。

向かい風にジリジリと消耗させられてゆく。進行方向は逆光になるため、振り返って撮影。

川の一部が水溜りのようにして残っている。ホッとする水辺の風景。鳥たちが賑やかに鳴いている。

これからのおやつはコレに決まり!暑くても溶けてこない。

Whim Creekの辺りからぼちぼち山が現れる。だいたい200〜300mといった低い山。

干上がった川は野宿場所に最適。

だが、川の中にまで柵が設置されている。欧米はとにかく柵をしいたがる。まだヨーロッパには行ったことないけど。

岩のアート

ちょっとあんた、怖い目で睨みつけるんじゃないよ!

西オーストラリアのロードトレインは抜き方が優しい。
油断は禁物だけど。対向車がある時は注意。道路外に退避。

荒野のなかの重機が並走してきて鬱陶しかった。
バリバリ音を立てて木をなぎ倒していた。何を始める気だろう?

今日は一時雲が出てきて暑さが和らいだ。天気が良すぎるのも考えものだな。

単なる駐車場の奥に木陰を発見!レストエリアになってくれた。

自転車カバーを敷いて横になると気持ちいい。座るよりも倍疲れがとれる。

ヘビのゼリーがお気に入りになった。暑くなっても溶ける気配はなし。前カゴのタオルに包んでおいて、好きな時にとって食べる。

昨夜工作して取り付けたライトの庇はなかなか良かった。
ライトの光が目に入らず前方が見やすくなった。

あとは見た目をどうするかだな。

横になってゆっくりしたあと、再び頑張ってペダルを漕いでレストエリアのある川までやって来た。

橋の上から見下ろすと、なみなみと水が溜まっている。ここならひんやり涼しく過ごせそう。

お昼のラーメンを作って休むだけのはずが、あまりの気持ちよさについテントを張ってしまった。今日はここでおしまい。

もう十分走ったよ。ゴールをUluruにしたことで気持ちに余裕が出てきた。無理をするとつまらなくなる。

自転車も日陰に置いて休ませる。
樹脂パーツを長持ちさせるためにも、できれば日陰に置いておいた方がいいだろう。タイヤにも優しい。

暗くなるまではテント内でゴロゴロしたり、ネットで航空券の値段などを調べていた。飛行機のことを考えるとややこしくて頭が痛くなってくるのでほどほどにしておいた。

明日はPort Hedlandまで行って適当に町の中で野宿したい。さて、明日の風はどうなることやら。

走行データ
Whim Creek手前〜Yule Riverレストエリアまで
 
走行距離78km、走行時間5h50m、Av13.3km/h、Max20.6km/h
 
ねぐら レストエリアの奥
 
おわり
現地レポート
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からあげ隊長の冒険