自転車旅を楽しめない

こんにちは。からあげです。

 

今日も3時起きして夜間走行して距離を稼いだ。ただ、出発したときから向かい風が吹いていて、今日もまたコッテリ絞られてしまった。ああ辛い。
オーストラリアに来て早3ヶ月半以上が経ち、目にするものは珍しさがなくなり、観光らしい観光はせず、ただひたすらペダルを漕ぎ続ける日々。

ペダルを漕ぎながら、今楽しいのだろうか?と自問する。ハッキリ言って全然楽しくない!すでに行程の半分近くまでやって来て止めるに止められない状況。いっそのこと、Darwinで止めて日本に帰ろうか?ただ、それだと最後の楽しみにとっておいたUluruが見れない。いくら観光客で埋め尽くされていようとも、いいものはいい。何しにオーストラリアまでやって来たのか?そんなことを思いながらペダルを漕ぎ続けた。

オーストラリアを楽しめないのは、自転車で走るのが辛すぎるから。適度な負荷は充実感が高まり夜寝付きもいい。だが、過剰な負荷となると、景色を見る余裕はないし、疲れが抜けず慢性疲労でやる気がなくなる。特に向かい風の時は、ハンドルの下を握って前傾姿勢で漕ぎ続け、後方から接近する車の音が聞こえにくいので、定期的にミラーで確認しなければならない。もうほとんど精神修行に近い。だがこの類の精神修行はすればするほど、心が荒んでくる。

こんな愚痴を書いていても、何の解決にもならないので、どうしたら楽しめるのか考える。適度な負荷になるように走行距離や走行時間を少な目にする。現状では荷物満載で風がそれほど強くない時で走行距離がようやく100km超えるくらい。ひとたび向かい風が吹けば、ペースは一気に落ちて激しく消耗し、腹だけはやけに減る。それなので、一日80kmを目標に走っているが、ついつい欲張ってしまい無理して100km走ろうとしてしまう。その結果、100km超えてすぐに走行を終了しようとするので、ロクなねぐらが見つからない。もうちょっと行けばあるかも?と欲張ってしまうと、そのうち疲労困憊して、車から丸見えの最低な場所で泊まることもある。

やっぱり止め時が肝心だ!

昨晩泊まった橋の下は、遅くまで交通量があって煩くて気になった。しかも暗くなってから野糞しに来た車もあってドキリとさせられた。朝出てゆく時にウ●コの付いた紙を見つけた。

今朝も3時に起床して5時前に出発した。夜明け前にRoeburneの小さな町に着いた。唯一の店のガソリンスタンドはまだ営業を始めていなかった。

屋根付きのバスケットボールコート。おそらく強い日差しを遮るために設置されたものと思われる。一面屋根だらけでまさに野宿適地だった。

朝の散水で辺り一面濡れている公園。スプリンクラーのトラップに引っかかるとずぶ濡れになる。

公園内に水飲み水栓を発見!
Wikicampsにはなかった水場。ここで水を汲めることが分かっていれば、20Lも積まなかったのに。

ここはいいトレーニングになったと良い解釈をしておこう。

Roebourneを出たころ、ようやく日の出を迎える。
自転車に乗りながら日の出を見るのが日常になった。

今日は出発時から緩やかな向かい風が吹いていて、日が昇ってしばらくすると風が強くなった。向かい風は変わらず。

いつも前カゴに載せているパンは、ライトの邪魔になるので、長袖シャツに入れてから荷物の上に縛っておいた。

雨の心配がないと、荷物を外付けできるのでいい。

道路脇に横転した車あり。
道路から20m近く離れた場所にあった。道路脇で野宿する場所は選ばねばならんな!

乗っていた人間はどうなったかは不明。

強い向かい風に吹かれて早くもダウン。
10時前にシートを敷いて横になる。

早い時間だと自転車の日陰で休むことができる。

お腹が空いたので、とっておいたポテトチップスを食べる。

強い向かい風が吹く。こんなところを走って精神修行と言わずに何と言う。

時々路肩が狭くなるのがストレス。地味に効いてくる。

珍しいOver Sizeの上にOver Sizeが載っている奴。
向かい風が強すぎて風圧はほとんど受けず。

最近発見した休憩スポット。ゴミ箱の作る日陰でゆっくり休むことができる。

ゴミ箱にもたれて休むおっさん。

昼過ぎまで頑張って漕いで、水の流れる川までやって来た。
すぐとなりに木陰のあるレストエリアがある。

木陰の気持ちよさを知ったのはオーストラリアにやってきてから。しかもここ最近のこと。

人工物の日陰に比べて涼しさが3割増し。

木陰で食べるチリ味のラーメンがたまらん!

食後はそのまま横になってしばらく休む。このレストエリアで1時間半ほど休んだ。

出る時は砂の斜面を押して上がって凄く疲れた。休んだばかりなのに疲れさせやがって!

砂は自転車に大敵。

その後も向かい風が強く厳しい走行を余儀なくされた。
下ハンを握ってひたすらペダルを漕ぐ。

道路脇に咲いている赤い花の野草

この暑さをなんとも思っていないようす。見習わねばならん。

その後、しばらく走って早くもねぐら探しを始めると、干上がった川に最高の野宿場所を発見した!
奥に自転車を停めてから、タイヤの跡を消しに歩いて戻っているところ。

川沿いは背丈の高い木がたくさん生えていて日陰がたっぷり。
早い時間帯でも全然暑くない。今日は出発時からの向かい風で散々な目に遭ったが、素晴らしいサイトを見つけてすべてが帳消しになった。それほど極上のサイトだった。

珍しく柵がなくてもっと奥まで行けたが、地面が柔らかい砂地で押して歩くのがキツかったので、道路から見えない場所まで入ったところでテントを張った。これまで3ヶ月半の中で間違いなくトップテンに入るところ。町が近ければ、連泊したいくらいだった。

日が沈んで涼しくなるまでは昼寝。暗くなってからゴソゴソと活動を始める最近のおっさん。夜行性になるつつある。

食後に工作を始める。
最近、夜間走行が長くなると、ライトが目に入るのが気になり始めた。短時間ならあまり気にならないが、長時間だとかなり鬱陶しい。

ライトに庇を付けて、光が直接目に入らないようにする。素材はブルーシート。防水で加工が容易、耐久性もあって素材にはピッタリ。ただし、見た目は悪い。端材を持っておくと、何かと重宝する。

こんな感じの庇を付けた。輪っかにして適度にカットしてテープで留めただけ。

角度を変えてもう一枚。庇は上の方を多く張り出させた。
作業時間は10分。

あとは他に楽しみを見つけねばならん!

酒は止めたし、あまり会話しないし、圏外が多いしで、寝るかペダルを漕いでいるかの単調な日々になってしまっている。ここは食を充実させよう。栄養のあるものをたくさん食べて栄養を付け、日々のストレスを発散する。

ヨシ、これで行こう。

走行データ
Karrathaから約15km〜Whim Creek手前まで
 
走行距離96km、走行時間7h30m、Av12.9km/h、Max24.7km/h
 
ねぐら 道路脇の干上がった川
 
おわり
現地レポート
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