ゴールのCairnsに到着!!

こんにちは。からあげです。

 

本日、ようやく東海岸のCairnsに到着した。長かった長かったオーストラリアツーリングはこれで終了となる。感慨は特になし。これで帰れるという安堵の気持ちならある。

Cairnsからは直行便に乗って日本に帰る。Darwinではなく遠いCairnsまで自走してわざわざやって来たのは、安い直行便に乗るためだ。Cairnsは日本人に人気があって、安いうえに直行便も出ている。乗り継ぎ便より直行便の方がミスをしにくくて安全だ。こういうところは冒険する必要は全くなし。無駄な手間暇掛けずに手堅くゆく。

あれ?それだとDarwinからさっさと帰った方が良かったような気がするな。頭がおかしくなる危険を冒して、単調な荒野の道を走る必要はなかった。ここは気が付かなかったことにしておこう。

今朝は4時の起床。昨晩は0時ころまでライブが行われていて、寝るに寝れない状態だった。しかも、近くのブランコに座って長電話する奴がいた。結局、テントを撤収して東屋に移動した意味が全くなかった。

早朝のキャンプ場内。朝だけはやけに静か。

起きる少し前ころに、ゴミ箱漁りにやって来た人間の気配で目が覚めてしまった。もうこのキャンプ場はいい。未練などなし。

Cairnsから近くて無料(寄付制度)のキャンプ場のため、マナーの悪いキャンパーが出入りする。多少の金をケチって不快な思いをするなら、ちゃんと金を払ってでも有料キャンプ場で泊まった方がいい。キャンプ場の場所、施設は問題ない(豪華すぎるくらい)のだが、キャンパーのマナーに問題あり。寄付金箱にお金を入れている人の姿を一度だけしか見ていないし。

荷物をまとめて出発する。ガスストーブに切り替えてから炊飯に時間が掛かるようになって出発が遅れるようになった。

しかし、煤が出なくなって身なりの劣化が抑えられるようになった。

昨日、夜遅くまで賑やかだったBadindaの町は静まり返っている。年に一回のイベントの日にかち合ってしまうとは、なんと間の悪いおっさんなのだろう。

なんと昨日は前夜祭だったようす。本番は今日。サタデーナイトはフィーバーしまくりだろう。今日出発して本当に良かった。

久しぶりの走行を開始する。4日も休んだのは、今回が初めてだった。居心地が悪いといいつつも、長居してしまった。なんせ無料だから。なってたって無料は魅力。

土曜の早朝は車が少なくて走りやすい。あろうことか、すでに向かい風が吹いている。がしかし!休養十分なおっさんはものともしない。Cairnsに向かって爆走する。たぶん、今日がオーストラリアで一番調子が良かった日。荷物が軽くなったこともあり、追い風のときみたいにグイグイ進んでいく。

町外れの墓地

日当たりがよく、水没の危険がない高台に墓地が築かれている。

体調は驚くほど調子がいいのだが、湿度が高くて早くも全身汗でずぶ濡れとなる。途中でバス停を見つけたので休憩することにする。

走り始めの爆走でお腹が冷えたので、シャツの裾をズボンの中に入れる。Tシャツは始めから脱いでいる。汗で濡れた状態で走行風を受けると体が冷える。お腹だけは冷やしてはならない。なんせおっさんだから。

向かい風でおっさんを困らせてやろうということだろうが、今日の私には向かい風は通用せんよ!やっぱり軽量化は必要だな。

これまで無駄な荷物が多すぎた。荷物が軽くなるだけでこれだけ楽になるとは。自転車は完全な初心者なので、軽量化をするのは控えていた。今後は徐々に軽量化をしていこう。

サトウキビ畑で行われている作業。刈り取ったサトウキビを貨物列車に移しているところ。ここらへんでは牽引の機関車は見かけないので、車で引いているようす。

前方にとんがり山現れる!キレイな円錐形の形をしていて、遠くからでもよく目立つ。おそらく地元で人気のある山だろう。

途中のGordonvaleの町に寄って休憩。こうして頻繁にスーパーが出現するようになって、本当に楽になった。これまでは高くて大して旨くもない、ロードハウスのハンバーガーを食べていた。それが積み重なってストレスになっていた。もうそんなストレスとはおさらば。ただ今度は交通量が増えてストレスを感じるようになった。

サンドイッチと炭酸水を購入する。残りおよそ30km。
腹が減る前に燃料を入れておこう。

町を出ると一気に交通量が増えた。地元とキャンパーの車が大半で、大型車は少ない。

これまでストレスに感じていた橋だけ狭い路肩は広くなって走りやすくなった。

町外れまでやって来ると、交通量は更に増えたが、路肩が広くて非常に快適。片側3車線の高速道路のような道が続く。

こんな走りやすい道なのに、ロードバイクの姿は側道で見ただけだった。Townsville同様、Cairnsもロードバイクが少なかった。なぜだろう?

道はバイパスのような区間になったが、自転車は排除されずに、そのまま路肩を走ることができた。ただ、分岐の出入り口を横断する時は注意が必要。安全確認をしたうえで速やかに渡るべし!

バイパスから下りて町の中を走るようになると、車が多くて流れが悪くなってきた。郊外型の大きなショッピングセンターを頻繁に見かけるようになり、このまま中心部に行くと買い物に不便なような気がしてきた。おっさんの予感はよく当たる。

郊外にあったカー用品店でパーツクリーナーを買うことにした。

安売りのカー用品店Super Cheap Autoでパーツキリーナーをゲット!1本2.5ドルという格安の品だった。試しに吹いてみると、ちゃんと液状の物が出た。以前、Carnarvonで購入した奴は泡状のものでチェーン洗浄に全く使えなかった。

市街地をゆく。中心部に向かえば向かうほど交通量が減ってきた。自転車レーンが整備されていてストレスなく走ることができる。

まっすぐ中心部まで向かいそのまま海岸に出る。
目の前には茶色く濁った遠浅の海が広がっていた。真っ青な海を想像していた私は多少ガッカリする。

なにわともあれ、長かったオーストラリアツーリングは終了!

潮が引いた状態。潮干狩りができそうな感じ。

海岸沿いにはウッドデッキの遊歩道が整備されている。自転車は走行禁止なので、押して歩く。少し町側に自転車走行可の歩道も整備されているが、歩いている観光客が多いためストレス多し。

だが、観光客が多いのは本当に中心部だけ。少し離れただけで疎らになる。

風に当たるカモメ。海から扇風機の強並みの風が吹いている。長時間浴びていると体が冷えてくる。

海岸の干潟ではペリカンが休んでいたりする。普段日本で見かけない鳥だけに珍しく思う。

遊歩道沿いにある訳のわからないモニュメントの前で記念撮影をする。以前、Karrathaの図書館でミニ三脚を落としてきてからは自撮りはなし。通行人にお願いしてまで、むさ苦しいおっさんを撮る気はなし。

高速回転するオーストラリアの観覧車。日本のものとは違い時間制となっているようす。回転している間、ノリノリの音楽が流れる。

海岸のすぐ近くには広大なプールが整備されている。遠浅で濁った海ではクロコダイルが出没するかもしれず、安心して遊ぶことができない。目のやり場に困るような水着を着ている女性の姿も多く見られた。

プールで遊んでいる人は地元の人間が多く観光客は少なめ。更衣室とシャワールームがあるトイレが整備されていて、快適にプールで遊ぶことができる。

海岸周辺を散策したあとでスーパーに買い物に行くことにした。
駐車車両は多いが、通行車両は少なくて走りやすい。一度おばちゃんが運転する車に左折巻き込みを食らいそうになった。油断は禁物だな。

中心部の商店街は人が少なくていい感じ。観光客の姿が少し見られるくらい。ここCairnsに着いてから、ちょくちょく日本人を見るようになった。

商店街にあるお土産物屋さん。看板には日本語表記があるなど、かなり日本人の割合が高いようす。

時代は変わったもので、今どきの高校生は修学旅行でCairnsまで来るようす。おっさんの時はまだ出来たてホヤホヤの瀬戸大橋周辺の香川・岡山付近を回った。

町の図書館。始めホワイトハウスのような政府の建物だと思った。大きな町だけあって、時短だが土日も開館している。

再び海岸に戻って、人の少ない奥の方で昼休みにする。

大きな木が木陰を作っている。

風が強すぎてSotoのウインドマスターでさえもなかなかお湯が沸かない。ガソリンストーブで使用していた風防をクッカーの周りに取り付けて調理を行った。

いつものラーメンを食べたあとでシートを敷いて昼寝をする。
もう日本に帰るだけなので、長い距離を走る必要はなし。

ごろ寝しながら、ポテトチップスを食べていると、鳥たちが寄ってきて欲しい素振りを見せるようになった。試しにあげてみると、たくさんの鳥が群がってきた。

カモメやハト、このくちばしの長い鳥が寄ってきた。何度もあげているうちに手で持ったポテチも食べてくれるようになった。

3時近くまで風の強い海岸で休んだあと、本日のねぐらを探しに町に戻ることにした。あらかじめWikicampsで目星を付けてある。オーストラリアのホステルはテントを張って泊まれるところもある。

人間とエアコンが嫌いな私は外で寝るほうが合っている。1つ目のホステルにやって来ると、番号キー式のドアで中に入ることができなかった。壁に表示されていた電話番号に電話してみたが、こちらの言いたいことが全く伝わらずに電話を切られてしまった。英会話能力が低い人間には電話はかなり難しい。面と向かっていれば、身振り手振りでなんとかなるが、電話だと口頭のみになる。いくらなんでも難しすぎる。

泊まり客が出入りする時に、中に入ってやろうと、しばらく待ってみたが、誰も出入りするものはなし。仕方がないのでほかに行くことにした。

次にやって来たホステルは入り口が開放されていて、中に入ることができたのだが、受付は4時からとなっていた。日陰に座って泊まるか考えていたのだが、庭の空きスペースは狭いし、部外者が自由に出入りできるのは防犯上問題がある。ということでほかを当たることにした。だが、ホステルでテントを張れるのはこの2軒だけだった。

仕方がないので、町の中心部に近いキャラバンパークに行ってみることにした。1泊30ドルを越える高級キャンプ場だが、他の客との距離や防犯面を考慮すると、キャラバンパークが最適なように思える。高価なホテルなどは論外。現地のようすを深く理解するのは、気密性のない屋外で寝るのが一番。テントは布一枚で外のようすがよく分かる。

レセプションで話をして電源なしのテント専用サイトに泊まることにした。当初36ドルと言っていたが、32ドルにして貰えた。日本円にしておよそ2,500円。日本では決して泊まることのない高級キャンプ場だが、あとは日本に帰るのみ。金をケチって面倒くさい思いをするのはもうたくさんだ。もう十分節約した。

あとは抜かりなく日本に帰ることに注視しなければならない。多少のお金は目をつむろう。

テント専用サイトは一番奥。テントが3張りあっただけで静かだった。始めサイト内をくまなく回っている時に、すでにテントを張っていた若い女性から物凄く睨まれた。こっち来んなみたいに。

私はそれほど無神経じゃない。距離は必ず離すよ。

キャンプ場は思いのほか、設備が整っていて快適。
通りには名前が付けられている。

他のキャンパーのテントから離して、できるだけ日が当たらない場所にテントを張った。蚊が多くて設営時にあちこち刺されてしまった。町の中で緑が濃いこの場所で蚊が大量発生しているようす。

シャワーを浴びたあと、久しぶりに洗剤を使って洗濯する。洗濯機は5ドルと高額だったため、手洗いで行う。
前の人が置いて行った洗剤が置いてあった。

数回揉み洗いしただけで真っ黒な汁が出てきた。

テントの近くにロープを張って洗濯物を干す。

時間は間もなく日没を迎えるところだった。

買い物から戻ってくると、周囲はすっかり暗くなっていた。
共用の冷蔵庫に入れる前に、しっかり名前を書いておく。ついうっかり間違えたという言い訳をさせないためだ。

以前Tennant Creekのキャラバンパークで冷蔵庫に入れていたコーラを盗まれたことがある。あの時は面倒くさくなってむき出して入れてしまったこともあり、まんまと盗まれてしまった。不特定多数の人間が出入りする場所では盗難に注意する必要がある。たかがコーラだが、楽しみにしている人間だっている。

キャンプキッチンは設備が非常に整っている。電子レンジからIHクッキングヒーター、伝熱式のハイパワーコンロ、定番のBBQコンロまで様々な物が置かれている。金をケチらずにここで泊まって良かった。

安いホステルには罠があって、使いづらい備品と狭い共用スペースだったりする。自炊に不便で外食することになると、結局割高になる。最安値の宿というのは、目先の金だけのことしか頭にない質の悪い客が集まるので居心地が悪くなる傾向にある。ちょっと金を奮発するだけで、かなり快適になる。

食後、テーブルでブログ更新を行う。
途中で話し声のデカいグループがやって来て集中できなくなる。

ここ最近、フランス人から迷惑行為を受けてばかりいるので、おっさんの中でのフランスの評価が急降下している。またフランスか!と怒り心頭。フランス語独特のぬるっとした音にイラッとする。悪く言われることが多い中国人は全然そんなことはない。確かに話し声がデカイやつもいるが、ずーっとしつこく話続けることはなし。話し声というのは、本人らは全然意識しないが、他人からしてみれば非常に迷惑な音。他人に配慮してボリュームを下げる必要があり。

このキャンプ場で最後の準備をして日本に戻ることになる。空港までは10kmも離れていない場所で、当日早起きして行けば十分間に合う。ただ、ダンボールの入手と自転車の解体箱詰めがあるので、今後調査して計画をしっかり練る。

よし、今日はこれでおしまい。

走行データ
 
Babinda〜Gordonvale〜Cairns
 
走行距離87km、走行時間5h30m、Av16.0km/h、Max38.2km/h
 
ねぐら 高級キャンプ場
 
おわり
現地レポート
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からあげ隊長の冒険