ナラボー平原を横断してNorsemanへ

こんにちは。からあげです。

 

長かったナラボー平原もようやく終わって、今日Norsemanに到着した。人が外を歩いているのを見て、なぜだか非常に感激してしまった。これでようやく好きに飲み食いできる。

今日はそんなに走っていないのだが、溜まった疲れが出てきたようで体がダルい。さっさと更新を終わらせて眠りたい。

今朝は曇天のためか、冷え込みはほとんどなく、快適な出発となった。道行く車は少なく非常に快適。

Norsemanまで残り50km弱。さっさと走り切ってしまおう。

道路脇の駐車場に自転車を停めて休憩する。
端にある立木に立て掛けたいのだが、ガラス片が落ちていることが多く、何もない手前でつっかえ棒を使って停める。

朝は温かくて良かったのだが、日が差さないためいつまで経っても体が温まらない!曇天の嫌らしい寒さ。

体が温まらなくて調子が出ないので、こまめに休憩をとって走る。昨日、通りがかりの車から差し入れを頂いてかなり余ってしまった。パンケーキ2個いっぺんに食べてしまう。

賞味期限が1年近くも切れていると寝ぼけた味になる。
これどこで買ったんだったっけ?そうだ、Caigunaのロードハウスだった。パックコーヒーのトラップにまんまとハマったところだ。

振り返ってみると、ナラボー平原の道路沿いにはロードハウスがたくさんあって、どこも経営が厳しいようだった。唯一景気が良さそうだったのは、Nullarborロードハウスだった。道行く車の半分以上が素通りし、入って来た車もガソリンを入れるとすぐに出て行ってしまう。店で買うのは、冷たいジュースか温かいコーヒーくらい。レストランで食事をしている人は少ない。車が高性能になって、長距離を運転しても疲れにくくなったのが大きいだろう。キャンピングカーの人は大きな町でたっぷり食材を買い込んできて、車の中で食べているようだった。

ロードハウスが減ると困るのはサイクリストだが、この厳しい状態だと今後減っていっても全然おかしくないだろう。

続けてチョコバーを食べてしまう!なんと贅沢な!
溶けては固まりを繰り返して、おかしな形をしている。

今日は本当に寒い。いつまで経っても調子が出て来ない。
緩やかなアップダウンを繰り返してNorsemanに向かう。

ようやくNorsemanの町外れにやって来た。
80km/h制限の標識を見ると、安全地帯にやって来たと思ってホッとする。

ナラボー平原西端の標識はなし。
町外れの標識の前で記念撮影。

長かったナラボー平原の横断はこうして静かに終わりを告げた。
Adelaideから約2,000km。よく走って来た。
辛くもあり楽しくもあったナラボー平原。もう二度と走ることはないだろうと思うと寂しく感じる。やっぱり向かい風が印象に残ったな。もう嫌だけどな!

道路の通行状況の表示。全てOPEN。こうした標識があるということは、やはり通行止めになることがあるのだろう。

真新しい貯水タンク。フェンスに囲まれていて立ち入り禁止になっていた。

Norsemanの町をゆく。
寂れた田舎町といった雰囲気。

道路沿いに空き家になった家を発見!
虫食い状態のようにあちこちに見られた。

まずはインフォメーションセンターにやって来た。
営業中なのだが、ドアが閉まっていたので、休業中と勘違いしてしまった。

裏の公園に水飲み場を見つけた時は嬉しくなった。
これで好きなだけ水を汲める。本当に有り難い。

とりあえず町をぶらぶらする。馬の銅像前で記念撮影。
おお、ここはHorsemanではなくNorsemanだった。

Norsemanのメインストリートの時計台で記念撮影。
ちらほら歩いている人を見かけるだけ。非常に閑散としている。

町のモーテル。時代を感じさせる外観。

昔の写真。皆帽子を被っている。当時のはやりだったのか。

町のスーパーマーケットIGA。
ぱっと見、営業しているか分からない外観。

メインストリートにも関わらず、閉店している店が多い。

こちらはなんだかよく分からない店だが、窓に鉄格子が取り付けられている。

町の至るところに監視カメラあり。
これは公園内。

そしてこちらはメインストリートの軒下。
スーパーの前には何をしているか分からない人たちが数人いた。
そのうちの犬を連れたおばちゃんから話しかけられたが、訛りが強くて何を言っているのか全く分からず。

鉄格子と監視カメラを見て、スーパーに入る時は自転車にロックを掛けて入った。これだけあるということは、治安があまり良くないということだろう。

IGA店内に入ると、久し振りに見る豊富な品揃えに胸を踊らせた。

でも何かおかしな店内。四角ではなく、複雑な形をしていた。

店内に郵便局あり。こういうのはアメリカの田舎でも見られた。

商品の値段は少し高めだったが、ロードハウスに比べると全然安い。Norsemanからは海岸を目指さずに、北上して鉱山のあるKalgoorlie-Boulderに向かう。
およそ3日の予定だが、途中で補給ができるため、2日分くらいの食料を買う。ナラボーを抜けた途端に適当になる。

多分、これくらいでいいでしょ!

町のコミュニティーセンターにやって来た。曇でソーラー発電が出来ないため、コンセントで充電させて貰おうと思った。
しかし、Wikicampsのコメントにあるとおり、受付のおばちゃんの愛想が非常に悪い。ちょうど晴れ間が出てきたこともあり、荷物をまとめて公園に向かうことにした。

見ただけで頼むだけ無駄だと分かった。面倒くさいことは何一つしたくないと顔に書いてあった。

抜け道を通って公園に向かう。

ここにも監視カメラありの表示あり。この町は本当に監視カメラ好きだな。

日の当たる公園で休憩する。
コミュニティーセンターでちまちま充電するより、外で何もかもいっぺんにやった方が遥かに効率がいい。充電しつつ、身なりを整えて、昼食をとり、休憩を行った。

やっぱりね、サイクリストの居場所は屋外だよ。

木に止まっているカラスの爆撃に注意しながら昼食をとる。

公園内にはNo Campingの表示あり。もう心の中では出発する気持ちを固めている。そういえば、ナラボー平原入り口のCedunaの町も妙に居心地の悪いところだったな。ガラス片がやけに落ちているし。

公園でゆっくりしたあと、次の町Kalgoorlie-Boulderを目指して出発する。若干の追い風が吹いている。

今日初めて気が付いたのだが、オーストラリアではガソリンより軽油の方が高い。Unleadedは無鉛ガソリン、Dieselは軽油。
オーストラリアはディーゼル車が多くて軽油の需要が多いためか?油田があるようだが、国内消費分をまかなえていないのかな?オーストラリアはガソリンが高め。日本は高くて当然。

最短距離でPerthまで700kmちょっと。次のKalgoorlir-Boulderまでは200km弱。なんだかとても近くに感じる。

ナラボー平原を走って距離感がおかしくなってしまった。

町を出ると、何にもないいつもの風景が広がっている。
どこでもキャンプOK!それがオーストラリアの魅力でもある。

Norseman周辺には湖が多数点在しているのだが、どれも干上がっていて水はごくわずか。

いつ湖が水で満たされるのか不思議になる。乾燥地帯でも、雨が降る時には降るのだろう。

Norsemanで休養日をとる予定が、あてが外れてしまい休めなくなってしまった。このままずるずるゆくと、休みなしに走り続けることになる。そういえば、以前もこんなことあったな!Port Landだったかな?

道路を逸れてアクアダクトに自転車を立て掛けて休憩する。

お前はどこから来て、どこに向かおうとしているのか?水道管教えてくれ!

踏切の標識も、もう止めとけと言っているではないか!
すでに3時を回っているし、ココらへんで泊まることにしようか。

道路を逸れて奥に向かうと、そこは何にもない土地が広がっている。そういえば、ナラボー平原に入った途中から、道路沿いの柵が消えてどこでも泊まれるようになった。

あの忌々しい柵のおかげで道路から遠く離れられないでいたが、柵がなくなった今は好きなところでキャンプできる。ただし、道路から離れ過ぎると翌日戻るのが大変(方向音痴なので迷子になるおそれがある。)なので、適度なところで妥協しておく。

灌木に囲まれたいい感じのサイト。道路からは見えず、日当たりは良好。本来土地は誰のものでもないのに、所有の権利を主張するようになってからおかしくなってしまった。そういう自分も土地を持っているけれど。

ナラボー平原の疲れが抜けるまでは、適当にのんびり走って体調を整えることにした。ビザは12ヶ月あるから、全然急ぐ必要はなし。急ぎすぎると、オーストラリアの良さが分からなくなる。

よし、今日はこれでおしまい。

走行データ
Norseman手前50km〜Norseman(食料水補給・休憩)〜Kalgoorlie-Boulder方面へ約20km
走行距離73km、走行時間4h50m、Av14.9km/h、Max29.4km/h
ねぐら 道路奥の茂みの中
 
 
おわり
現地レポート
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