こんにちは。からあげです。
インナーシーツの必要性
長期の野宿旅には絶対に欠かせないダウンシュラフ用のインナーシーツ。
ダウンシュラフは軽量コンパクトで保温性に優れているため、登山や自転車にピッタリの寝袋なのだ。しかし、汚れてしまうと一気に保温性が落ちるという大きな欠点を持っている。そこで汚れ防止にインナーシーツを使うことになる。
去年の北海道ツーリングで自作したシーツを使ってみると、寝袋がほとんど汚れず保温力を維持ですることが出来て大満足だった。それで今回のオーストラリアツーリングにも持って行ったところ、寝袋の汚れを最小限にすることができ、暑い時は単体で眠るなど非常に役立った。だがそんなシーツも、長期間の酷使によりとうとう破れてしまった。
インナーシーツを干している時のようす
もともと生地が薄い敷布団のカバーのため、脱水して干しておけば30分もしないうちに乾く。
汚れてきたら気軽に洗えるため非常に扱いやすかった。
大きく裂けてしまったインナーシーツ。すでに生地が薄くなっているため、直してもすぐに破れてくる。右端の縫い目はオーストラリア終盤で直したところ。
穴が空くようになっても、縫い目は解れてくることはなし。
かがり縫いをしたところはしっかりしていた。
インナーシーツの自作
幸い実家には、シーツの素材が山ほどあるので、やれるうちに新しいシーツを作っておくことにした。おっさんはいつ旅に出かけるかも知れず、暇な時に準備を整えておかねばならない。
前回同様、今回の素材も敷布団のシーツ。汗を吸い取りやすい綿100%のものだ。伸縮性がないので、サイズを大きめにする必要がある。
シーツを広げたところ。大きさはおよそ2×1m。
私の身長は165cm、体型は痩せ型。前回のサイズは160×75cm、若干窮屈に感じることがあったので、もう少し大きめに作ることにする。
いつものように差し金と油性マジックを使って生地に印を付ける。
老眼の症状が出始めて来たおっさんは、わかりやすい油性マジックで印を付けないと作業をやりにくい。年はとりたくないものだな!
専用の裁ちばさみで裁断をする。
裁断用のはさみは切れ味が重要。なんでも切っていると、すぐに切れなくなるので注意が必要だ!
切れ味が悪いはさみを使うと、切り口がボサボサになって作業がやりにくくなる。
すでに裁縫が趣味の一つになっているおっさん。
男が裁縫をして何が悪い!
ミシンの音が心地よくて、ずっと縫っていたくなる。
ミシンを使う時は、決してミシンに逆らってはならない。
ミシンが縫いやすいように、生地を送り出してやるだけ。あとは勝手にミシンが縫ってくれる。
生地の端はかがり縫いをして綻びにくいようにしておく。
生地に折り目を付けたい時は、このようなヘラを使う。ちょっとしたものなら、アイロンを使わなくても全然イケる。
あっという間にインナーシーツの完成!
サイズを測ってみると163×80cmだった。もう少し長めにするつもりが、わずか3cm長くなっただけ。幅は5cm増えて十分ゆとりがある。
縫い目のようす
今回はかなり大雑把に縫った。見た目などには拘らない。余計なことに拘ると、時間がいくらあっても足りなくなる。
重さを量ってみると、なんと256gで前作に比べて47gの増。
サイズを少し大きくしただけで、これだけ差が出てくる。
これまで使っていた収納袋に入れてみると、多少キツイもののなんとか入った。
シーツを使い込んでいるうちに生地が薄くなるので大丈夫だろう。
生地の端材と古いシーツは切り刻んでウエスにする。
白で綿100%のものは自転車いじりにピッタリ。
しばらくこれでウエスに困ることはないだろう。
自作したシーツを使用した感想
実際に一晩寝てみると、寝心地はなかなか良かった。(いつもの自画自賛)
サイズが少し大きくなって突っ張りにくくなった。寝返りを打っても窮屈さは感じない。
サイズアップして少し重たくなってしまったが、その分寝心地がよくなったのでヨシとする。
このシーツはまた2年ほど使うことになるだろう。布団を処分して寝袋生活をするようになってから、すでに7年以上が経つ。布団は重たくて嵩張るが、ダウンシュラフは軽量コンパクトで非常に扱いやすい。今のような移動生活にピッタリだ。インナーシーツを使うことで、寝袋を長持ちさせることができる。