オルトリーブ(ORTLIEB)パニアバッグの軽量化

こんにちは。からあげです。

 

荷物を満載できる丈夫な自転車であっても、キャリアとカバンがなければ、ただの自転車。荷物をたくさん積むことはできない。そんな自転車旅行者にとって大事なカバンの話。

チューブス(cubus)のキャリアとシュワルベ(SCHWALBE)のマラソンタイヤに並び、世界一周サイクリストたちにとって三種の神器なるオルトリーブ(ORTLIEB)のパニアバッグがある。これは日本だけではなく、世界各国のサイクリストたちに共通する認識だ。不思議なことに、メーカーは全てドイツとなっている。

完全防水でしかも耐久性抜群、キャリアにワンタッチで付けられるパニアバッグ。それがオルトリーブ。去年の北海道ツーリングでは、7割くらいのサイクリストたちがオルトリーブのパニアパッグを使用していた。

 

これは去年、Panasonic OJC4を購入したあとで、直ぐに購入したものだ。
フロントは目立つオレンジ色で、リヤはグレー。
前後バッグの色を変えた方がカッコいいというのはあと付けの理由で、実際はオレンジが一番安かったのが、本当の理由。

バッグの生地は分厚い帆布で表面にしっかりとした防水コーティングが施してある。水漏れの原因となる縫い目はなく、特殊製法により繋ぎ合わされている。このバッグなら、ちょっとやそっとでは穴が空くことはないだろう。何度かトンネルの壁やガードレールに接触したこともあるが、僅かな擦り傷が付いたのみだった。

オルトリーブバッグ最大の特徴、完全防水というほかに、ワンタッチで簡単に付け外しできるのがポイント高い。いくら丈夫で完全防水と言っても、付け外しに手間が掛かるようでは使いづらい。

このように肩から下げられる肩紐も付いている。

こうしてみると、全てが良いように思えるが、実際使ってみるとあれこれ不満なところがある。
一つはこの肩紐。

これまでのロングツーリングや普段の生活でも、肩紐を使って下げて歩くことは一度もなかった。何度か試してみたところ、肩紐の付け根が傷みそうで止めた。しかも、肩紐はカバンにキッチリ付けておかないと、ホイールに巻き込んでタイヤがロックする危険もある。

初期に付いていた滑り止めのゴム当てとコの字型の押さえは、北海道ツーリングの途中で邪魔になったので、取り外して処分した。

 

北海道ツーリング中に行った軽量化

肩紐に付いていたゴムパッド。
リヤのバッグのものは取り外して、フロントのバッグのみ肩紐を付けていた。

紐の末端のプラスチックパーツ。これも邪魔。

不要なゴムパッドとプラスチックパーツを外して軽量化した。

 

ホイールに巻き込まれないように、肩紐は下のフックに掛けておく。
こうすることで、カバンの端を押さえて雨水が入らないようにもなる。

この下のフックが曲者で、平ぺったいテープの肩紐を隙間に嵌めるような仕組みとなっている。カバンを開け閉めする度に、付け外しせねばならず、これがいちいち面倒くさかった。

荷物をたくさん入れた状態で肩紐を使って下げたら、まず間違いなく付け根が切れてしまうだろう。こんな使いもしない丈夫な肩紐のために煩わしい思いをするのはまっぴら御免だ!

これがきちんとバッグを閉めた状態。
横から見るとこんな感じになる。

荷物の膨らみを押さえて口の端の部分を押さえるようになっている。

上から見たようす

バッグの口は折り曲げてから、プラスチックバックルで留める仕組み。
廉価版のシティーとは違い、上部をバックルで留められるようになっている。この紐に洗濯物を挟んで乾かすこともできて何かと便利。次回、シティーと通常のバックローラーのどちらかを選ぶなら、間違いなくバックローラーの方を選ぶ。

ファスナーだとどうしても耐久性が低くて壊れやすいし、隙間から雨水が入ってきてしまう。バックル方式の方がシンプルで開け閉めしやすくていい。

肩紐を取り外した状態で丸めて閉めると、カバンはこのようになる。
口の端に付けたプラスチックバックルが飛び出て見苦しい。

この状態だと、肩紐同様にホイールに巻き込まれる恐れがある。

横からみたようす。
支えの肩紐がなくなって、お腹のあたりが少し出ているように思える。
矯正下着で押さえていた腹が出たような感じだ。

バッグは横に出ると、バランスが悪くなって走行安定性が悪くなる。
できるだけカバンは自転車に密着させた方がいい。

このように肩紐を付けるプラスチックバックル同士を繋げると良さそうに思えるのだが、閉め方が悪いと隙間から雨水が入ってきて浸水する。一度、このような閉め方をして浸水した。先に丸めてからプラスチックバックルを繋ぐ。廉価版のシティーは、このように口のバックル同士を繋いで閉める仕組み。

完全防水のオルトリーブのバッグとはいえ、閉め方が悪いと浸水するので、注意が必要だ。
完全防水なだけに、閉め切ったままにしておくと、全く乾いてくれない。
天気の良い日には、カバンの口を開けて湿気を飛ばすようにするとカビが生えることはない。

バックル同士を繋いだ状態で口を閉めたようす。
こうしてちゃんと閉めると、浸水することはないだろう。

ただし、この閉め方だと中に荷物をたくさん入れられない。容量の7割程度まで。
肩紐を使えば、パンパンになるまで積められる。雨さえ降らなければ、口を完全に閉められなくても問題はなし。
これが廉価版のシティーと通常版のバックローラーの最大の違い。

無用の長物となっている肩紐。しかし、取り外してしまうと都合が悪い。
こうなったら、細いロープに変えてしまおう。

肩紐取り付け部分のプラスチックバックルも必要なくなる。こんなもの付けていると邪魔になるだけ。

不要なものは一切要らない。それがおっさんの美学。

肩紐の代わりに使用するのは、太さ3mmのナイロンロープとコードロック。
ロープの長さ調節のためにコードロックを使用する。ロープは2mmではなく太めの3mmを使用することにしたのは、扱いやすいようにと、ロープで擦れてカバンが傷まないようにするため。

3mmのロープだと、コードロックの穴の大きさは直径6mm程度が適当。穴が大きすぎるとズレやすいので、ロープの太さに合わせたものを使用する。今はAmazonでもコードロックは販売されている。傷んだ道具を処分する時に、再使用できるパーツをとっておくといい。

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プラスチックバックルの付け根で切り落とす。
始め解れてこないように折り曲げて縫おうと思っていたが、無駄な作業だと分かり真っ直ぐに切り落とした。

切り口はライターで炙ってほつれ止めをしておく。

これでOK。

ロープは8の字結で縛っておくと、緩まなくてよい。

輪っかにして縛る8の字結びはちょっとしたコツがある。
このようにあらかじめ8の字結びをしてから輪っかに通す。

そして折り返して既存の8の字に沿わすようにしてロープを通す。
キレイな結び目となるように整えておく。

あとはロープのエンドをある程度出した状態で引っ張って結び目を整えるだけ。
このようにすると、簡単に8の字結びができる。

カットした部分にロープを通した状態。

こちらは小さい方のスポーツローラークラシックでペアで容量は25L。

以前はフロントローラーという名称だったが、フロントに限定しない使い方ができるので、容量が少なくて軽量なこちらをスポーツローラーと改名している。

片方の端にはコードロックを付けて長さ調整しやすくしている。これだと余ったロープがブラブラしなくていい。

横からみたようす。

違和感は全くなし。非常にスッキリした感じがする。

平ぺったい紐から丸いロープにしたことで、格段に操作しやすくなった。

面倒くさかったフックの付け外しも非常に楽になった。
自転車に跨った状態でも簡単に操作できて、カバンの中の荷物を出し入れできる。

こちらは容量の大きいバックローラークラシックで、容量はペアで40L。
トンネルの側壁に擦って少しキズが付いたので、パッチ当てして修理しておいた。

横から見たようす。

これがロープを取り付ける前のようす

コンパクトさが全然違う。肩紐からロープに付け替えて良かったと思う瞬間だった。

取り外したバックルと肩紐は予備と自作の材料にする。

壊れやすいと言われている上部のプラスチックバックルも、予備が4つもあれば安心だ!
長時間紫外線を浴びることになる上部のバックルは劣化しやすいのだろう。

世界一周サイクリストたちの酷使の仕方は半端じゃない!

仕上がりのようす

折りたたんだ状態でも嵩張ることはなくなりスッキリとなった。
この押さえ用の3mmロープは他に優先順位の高い物のロープが傷んだら、これを外して交換したらいい。まあ、このロープはあったら便利な程度のもので、絶対必要というわけではない。

 

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改造したオルトリーブバッグを使った感想

東京の自転車屋さんでディスクトラッカーを受け取り、愛知まで自走して帰る時に、改造したオルトリーブのパニアバッグを付けていた。出発前に改造を行った。
実際に使ってみると、開け閉めが非常にやりやすくなった。フロントなら自転車に跨ったまま、カバンの荷物を出すことができるようになった。余計な物がなくなって非常にスッキリして気持ちよく使えるようになった。
改造を行ったことで特に不都合な点はなし。めでたしめでたし。

 

おわり

自転車
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からあげ隊長の冒険