成田空港から出発!

こんにちは。からあげです。

 

ウェイティングルームでの宿泊はかなり快適だった。
コンビニのように明るい室内で暖房が効きすぎだったほかは満足だった。

夜遅くなると、続々と人がやって来て雑魚寝状態となったが、朝方になると次第に出て行って元の静かな状態に戻った。今朝は6時半すぎに起き出して活動を開始する。

とりあえず、寝起きにパンとバナナを食べる。

食後はクロレラを飲む。
今回、オーストラリアに8ヶ月も滞在することになるので、体のことを気遣ってクロレラを持ってきた。
少しずつ飲めば、3ヶ月くらいは持つだろう。預け荷物の中にも入れてある。

早朝の出発ロビーは閑散としていて静かそのもの。

電光掲示板を見ていると、旅の気分が徐々に盛り上がってくる。

いよいよ、出国だな。

ぶらぶら歩いて第2空港ターミナル内の吉野家にやって来た。
しばらく米が食べられなくなるので、食べておくことにした。

メニューは通常の吉野家と同じで、多少値段が高いくらい。

リーズナブルな朝定のハムエッグ定食のご飯大盛りを頼む。

これで520円。空港内にしては良心的な価格のように思える。
オーストラリアに行けば、物価が高くて食欲がなくなってしまうだろう。今のうちに食べておく。

食後は空港内を彷徨く。出発カウンター近くでは、大きなスーツケースを持った旅行者が行き来している。

まだ時間は8時を過ぎたばかり。荷物の受け取りはまだ早すぎる。

空港内のBic Camera

品揃えは旅行者の必要なものに特化されている。まず電子機器関係で揃わないものはないだろう。忘れ物をしても、金で解決できる。

展望デッキに上がって空港内のようすを眺める。

そういえば、高校の担任に飛行機が好きな英語の教師がいたことを思い出した。休みの日は空港に行って飛行機を眺めたり、日帰りで国内線に乗ったりするそうな。

昔は変わった趣味だと思ったが、今だとなんとなく分かる気がする。飛行機自体は嫌いだが、空港の雰囲気は結構好き。

MIゴールドカードを使って無料で空港ラウンジに入る。クレジットカードのメインカード。

Wi-Fi、AC電源、ドリンクコーナーなどが完備されている。暇つぶしにはもってこいな場所だ。

コーヒーと柿の種をもらう。
缶ビール1本無料サービスは辞退した。

暇つぶしのためにブログのメンテナンスを行う。
しかし、気分が乗らずにすぐに止めた。

旅に出たときくらい、余計なことは忘れてゆっくりしよう。

結局、空港ラウンジに30分ほどいただけで、もとのウェイティングルームに戻ってきた。

やはりゴロンと横になれた方が体が休まる。成田からMelbourneまでは途中Cairnsを経由して約11時間のフライト。少しでも体を休めておこう。

2時前まで昼寝して、起きると再び第2空港ターミナルまでやって来た。そろそろ自転車を引き取った方が良さそうだ。荷物の移し替えがある。

やって来たのはJALABCの宅配荷物のカウンター。
控えを提示して荷物を受け取った。

久しぶりに箱詰めされた自転車と対面する。

無事に届いた荷物。
多少、自転車の箱が傷んでいたが、細かいことは気にしない。

こういうところに、日本らしい配慮を感じる。

自転車を横向きにしてカートに載せたところ、エレベーターに入れなかったので、やむなく縦向きに載せることにした。

たくさんの人が往来する空港内では横向きだと邪魔になる。日本のサイクリストの評判を落としてはイケない。

搭乗するジェットスターは第3空港ターミナルより出発となる。
600mほど大きな荷物を抱えて移動する。

ギリギリエレベーターに載せることができてホッとした。
大きな荷物を持っていると移動するのも大変だ。

外から出られるようなスロープはなし。必ずエレベーターかエスカレーターを使うことになる。

異様なデカさの自転車の箱。道ゆく人にジロジロ見られる。
なんだか人気者になったような気がしたな。

第3ターミナルに移動したところで、すぐに荷物の整理を行う。
ジェットスターの場合、1個の荷物の最大重量は32kg。

今回、40kgの預け荷物を予約していて、自転車の他にダンボールが1箱ある。荷物を入れたり出したりして、2個で40kg弱ピタリにした。機内持ち込み分は7kgのところ6kg以上もあり、あとはポケットに突っ込むなどして軽量化して調節してゆく。

初めての飛行機輪行とは思えないほどぴったりの重量となり、おっさんは胸をなでおろした。

一人の時、困るのが荷物の世話。
大きな荷物を載せたカートを押してゆくわけにもいかず、交番の前にカートを置いて出かけることにした。

ちょうど警官が立っていて、荷物の見張り番をしてくれる。

荷物をまとめたところで、リンガーハットで昼食にする。

一番奥にフードコートがあった。

サクサクしたおかしのような食感が好きな皿うどんを頼む。
ちょっとボリュームが足りないが、腹8分目にしておこう。食べすぎて飛行機内で体調不良になると困る。

食事を終えると、コンビニに寄って機内食を購入して、手持ちの日本円を使う。
余った小銭は募金箱に投入した。残りは紙幣のみ。8000円分くらいならあっても構わないだろう。

これがおっさんの機内食。高いオプションの機内食は止めた。
ペットボトルは空を持ち込み、保安検査通過後にウォータークーラーで水を汲む。

機内持ち込みの手荷物。
電子機器関連が多くを占める。リチウムイオンのモバイルバッテリーは預け荷物は不可。

国際線は出発の3時間前からチェックインを開始する。
早速列に並んでチェックインを済ます。

自転車は大型専用荷物の検査場でチェックを行う。
気がかりだったガソリンストーブは問題なし。
あまり気を病むのも馬鹿らしいことだと思った。係員とのやり取りはあっさり。拍子抜けするほどだった。

自転車は大型荷物の検査場まで持ってゆき、箱を開けてタイヤの空気が抜けているかの確認だけ行われた。特に問題なし。240サイズの箱は、赤外線チェックの装置にギリギリ入って行ってくれた。

国際線の保安検査も無事に終了。

特に指摘を受けることはなし。空のペットボトルも無事に通過した。

セキュリティーを抜けると、免税店が立ち並ぶ通りが現れた。
ようやく気を抜ける。

オタクコーナーあり。外国人に人気のようすだった。
帰国前の外国人達があれこれ買っていた。

天井からはねぷたがぶら下がっていた。

なんとなくゴエモンっぽい。

免税店コーナーを素通りすると、真っ先にウォータークーラーのところにやって来た。
11時間も狭い席に座って水を飲まないと、エコノミー症候群になりそう。オーストラリア到着後、具合が悪くなってすぐに戻ることになったら、目も当てられない。

成田空港のおいしい水。

別にトイレの水でも構わないけど、外国人が見ているから一応気を使う。よし、ペットボトルいっぱいだ。

成田空港出発は20時25分。あと少しで搭乗口が開きそうなのでそろそろ終わりにしよう。Cairnsでは荷物の移動がないのが助かる。さあて、そろそろ荷物をしまって、搭乗ゲートの荷物計測に備えるとしよう。

 

おわり