恐怖のダイヤモンドツリー

こんにちは。からあげです。

 

寒くて寒くて仕方がない今日この頃。オーストラリアでも冬は寒くなる。テント内ではしまむらのパッチを履いて、走行中はカッパのズボンを履いている。ハーフパンツのままでは寒さで凍えてしまう。早く暖かい北部地方に行きたいおっさんだ。ああ、なんてMunda Biddi Trailを走ろうなんていう気になったのだろう。

今朝も5時半に起床して活動を開始した。
日が短い時期、余裕なんで全くありはしない。いつだったか、暑い昼間は昼寝でもして過ごそうと考えていたのは。

寒い時期はテキパキと準備を行って非常に働きもののように感じる。よし、準備が出来たな!出発しよう。まずは体を暖めないことにはどうにもならん。

今日も森の中の道を走る。途中、ダイヤモンドツリーという木の展望台に寄ってからManjimupにゆく。

途中の分岐で休憩。
最近、スマホのGPSがどうも調子が悪くて現在位置がやたら狂う。

やっぱり昔ながらの紙の地図が見やすくていい。
おっさんに優しい紙地図。

今日は朝から日が差しているようだが、木が高くて日が当たらない。ああ、寒い。つい先日までは背丈の低いペンペン草だったのに、お前らいつの間にかBigになりやがって!

最近、高速走行中にやたらハンドルがブレるような気がする。以前はどうだったか?全然思い出せない。Munda Biddi Trailで散々な目に遭いショックで忘れてしまったようだ。

前カゴに重たい水のペットボトルを入れているのも原因の一つだろう。

前カゴのペットボトルの水を移しても、ブレはあまり収まらなかったので、今度は前輪の空気を抜いて圧力を落としてみる。

トレイルを離れたとき、パンパンに空気を入れたのだった。圧力を落とすと多少マシになったものの、まだまだブレる。
ハンドルバーに重たいチューブ4本とチェーンを入れているのが悪いみたいだ。これは他に移動するところもなし。帰国間近になったら軽くなるかな?

疲れて走るなと言われても、自転車は漕ぐと疲れるものだし。
無理なことを言わないでくれたまえ。

農家の入り口にある無人販売所。
道路からは見えない場所にある。

販売中と表示されていたので、なんだろう?と思ってみたら見つけた。

鮮やかな色のカボチャ。

手持ちのミニナイフでは刃が立ちそうにない。それにしても美味しそう。

ようやくやって来たDiamond Tree。

生きた立木にハシゴを付けてあって登れるようになっている。
上まで登ったら、鳥になった気分で森を眺めることができるのだそう。

登ってやるぞ!と意気込んで来たものの、実物を見ただけで怖くなった。

木の下には注意書きの看板あり。
なになに。おっさんが要約すると、地上52mに設置された展望台。自己責任で登ってくれ給え。子供には無理。サンダルとバックパックは危険だから止めておくれ。みたいな感じ。

自転車のヘルメットにGoproを付けて動画撮影の準備を始める。
今回初めてカメラを身に着けた。アクションカメラは身につけてこそ面白い映像を撮ることができる。これまでは手持ち撮影のみ。

遥か上に見える展望台。

おいおい、これはヤバイだろ!こんな過激なアトラクションそうないぞ。

意を決してハシゴに手を掛ける。
意外にしっかりとしていてビクともしない。一段一段しっかりと足元を確かめて登ってゆく。

木に打ち込まれた鉄筋。ドリルで穴を開けてから叩き込んだようす。生きている木なので、しばらくするとがっちりと鉄筋を挟み込み抜けなくなるのだろう。

一歩一歩上に上がるごとに背筋が寒くなってくるのが分かる。体は強張りいうことを効かない。ここで手足を滑らせたら、まず命は助からない。後ろに金属製のネットがあるが、こんなもの気休めにしか過ぎない。

もう限界!これ以上登ったら死んでしまう。

おっさんは10mも上らないうちに早くもギブアップをして下に下るのだった。この展望台、高所恐怖症だったらまず無理。高いところはそんなに嫌いではないおっさんだが、鉄筋の頼りなさが恐怖を誘って全然ダメだった。螺旋階段であれば登れたような気がするが、この鉄筋ハシゴは無理。

遠目でダイヤモンドツリー全体を撮影する。
下の東屋が小さく見える。

地上52mにある展望台。らせんの鉄筋ハシゴを登った先に鉄製の垂直ハシゴがあって、それを登ったら最上段に辿り着ける。

上まで登れる人はそういないように思える。年間で100人いるかいないかだろう。選ばれし者のみが辿り着ける超見晴らしのいい展望台。

やっぱり無理はしないほうがいいな。

 

ダイヤモンドツリーで背筋が凍る思いをしたおっさんはManjimupの町にやって来た。すぐに動画撮影が終わってしまったので、走行中に少しだけ撮影した。

やっぱり寒いとやる気が起きなくていかんね。

真っ先にやって来たのは町のスーパーのWoolworths。
このManjimupの町には大きなスーパーが2つもある。最近お気に入りのWoolworthsにしてみた。

店の入り口にはDVDレンタルの機械が置かれていた。
広大なオーストラリアだからこそネットで見ればいいのにと思うけど、意外に需要があるみたい。若いカップルが何か借りていた。

ひょっとしたら、オーストラリアの田舎ではネット通信があまり速くないかもしれない。そう言えば、アメリカの田舎でも見た気がする。

 

果物売り場にフサフサの物体あり。なんだろう?と思ってみるとココナッツだった。どうやって食べるのだろう?

昨日、Walpoleで買ったばかりなので、お菓子をちょっとだけ。これだけ買っておよそ5ドル。

買い物のあとでやって来たのはインフォメーションセンター隣の公園。昔の駅周辺を整備して公園にしてある。広々としていて開放感がある。

それにしても寒いな。朝方は日が差していたのに、今は一面の曇り空となっている。風が冷たくて震えてくる。

公園の片隅にトレーニングマシーンが設置してある。
このManjimupの公園は非常に豪華。他にはスケボー広場や小奇麗な東屋付きのピクニックテーブルが設置してある。

もちろんBBQコンロの設置してある。本当にオーストラリア人はBBQ好き。最近は寒いから人を見かけないけど。

スーパーで90セントで売ってたトマトの缶詰。
たまにはトマトも食べよう。

玉ねぎ、じゃがいも、トマトを入れてわけが分からなくなったラーメンの完成!

何でも食べられたらOK!意外にイケるな。OKと入力する時にOLと間違ってしまうことがある。そう言えば、最近OLって言わなくなったな。最近は鬼のような残業続きで、たまの休みの日は寝てばかり。全然Ladyじゃねーよ。まあ、そんなところか。

公園の片隅にあるWater Station。手持ちのペットボトルに美味しい水を汲むことができる。

自転車用のドリンクボトルはこういう時にも非常に便利。
いやあ、もう完全にもとはとったね。もちろん、まだまだ使って使い倒すけど。ペットボトルで十分って思っている人間は、ドリンクボトルを使ったことがないだけだろう。一度使ったらその便利さに手放せなくなる。

使いづらい使い捨てのものより、使いやすい物をダメになるまで使い続ける方が遥かにエコ。

町外れにあったカワイイ蒸気機関車。

後ろの貨車には太い丸太が乗せられている。
昔はこんなふうにして運んだんだろうね。

次の停車駅はBridgetown。

おお、Perthまで300kmを切ったぞ!あともう少し。
オーストラリアに来てから完全に距離感が狂ってしまった。300kmくらいなら近いと思ってしまう。遠いと思うのは2,000kmを越えるくらいから。300kmでも4日もあれば、楽々行くことができる。

昔はこんな感覚だったんだろうね。自転車ではなく馬だっただろうけど。馬は水とエサが大量に必要だから大変だっただろうに。自転車は乗り手が多少大食いになるだけ。

次のBridgetowonまで35kmの距離で頑張れば今日中に行ける距離だけど、夕方に行っても慌ただしくて休みにならないので、手前で泊まることにした。

ここ最近、ねぐら探しに手間取って、いつもハラハラドキドキの走行になっている。焦りは事故やトラブルのもと。サイクリストはいつでも冷静でいなければならない。

今日は意外にあっさりと30分ほどで見つかった。まだ4時を過ぎたばかりだったが、野宿者など気にもしないだろうということで明るいうちからテントを張った。

今は完全に日が暮れて闇にまみれた。すぐ近くの道路からは車の轟音が聞こえてくるが気にしない。ロードサイド野宿に静けさを求めるのはなし。

ヨシ、そろそろ飯にするべ。

走行データ
Walpole過ぎ〜ダイヤモンドツリー(怖くなって止め)〜Manjimup〜町を出たところまで
走行距離81km、走行時間5h20m、Av15.1km/h、Max48.2km/h
ねぐら 道路脇
 
おわり