ダブルインパクト!!

こんにちは。からあげです。

 

今日はいろいろあって疲れてしまった。見つけた瞬間、おっさんの脳みそが活動を停止した。何が起こったのか、これから説明してゆくとしよう。

今朝は5時半に起きて活動を開始。ご飯を食べている時に散歩にやって来た犬が変なのがいるぞと覗きにきた。私がじっと見つめるものだから、目があった犬はバツが悪そうにして戻って行った。吠えない犬はなんと可愛いことか。

荒れ地の中の小道を通って道路に出る。

すでにこの時点で異変は起きていた。

道路に出て歩道をしばらく走ってゆくと、前輪が重たくなってきたような気がした。タイヤを見るとなんとパンク!オーストラリアにやって来て、いやディスクトラッカーに乗り始めて初めてのパンクだった。まさか町の中でパンクするとは。良かったのか、悪かったのか。積算走行距離は11,300km。

前タイヤをよく見てみると、たくさんのトゲが刺さっていた。

恐るべし、マラソンプラスの耐パンク防止帯5mmを貫通する謎の植物のトゲ。たくさん刺さっていたトゲをラジオペンチで摘んで抜いていった。

カバンと荷物を取り外して自転車を倒立させた状態で作業を始める。歩道のコンクリートの上で作業を行った。道行く自転車に乗った人からたくさん声を掛けて貰った。

ノープロブレム!よくあるパンクさ。どうもありがとう。そうおっさんは余裕のある笑みで答えた。

とりあえず新しいチューブに交換する。
トゲがいっぱい刺さっていたので、かなりの穴が空いていると思われる。後でじっくり修理した方がいい。

前輪の修理を終えて後輪もチェックすると、やはりトゲがたくさん刺さっていたので、タイヤを取り外し空気を抜いた状態でトゲを抜いてゆく。

ああ、こんな穴まで空いてら!などと思っていたら、ふと目にしたものが何かの間違いであって欲しいと切望した。

なんと、後輪のリム割れ。しかも複数箇所に割れがある。
先日、Port Hedlandでスポークの点検を行った際に、締め過ぎてしまったのが悪かったと思われる。緩んでいたのではなく、締めてしまったのだ!これまで最適だったスポークテンションのバランスが崩れて荷物の過積載でリムが割れ始めたのだ!

走行中にビシというような異音が何度かあり、なんとなくホイールがぶれている気はしていた。まさか、リムが割れていたとは。長い無補給区間を抜けられて本当に良かった。

自分ではどうしようもないので、昨日伺ったKimberley Cyclesに駆け込む。Sandfire RHで会ったスイス人サイクリストのNinoが絶賛していた自転車屋さん。

昨日、テントのファスナーの修理をできそうなところを教えて貰った。

こじんまりとした店内に機能的に配置されたものの数々。

非常にガタイのいい店主。注文した品は飛行機で届くのでひょっとしたら遅れるかもしれないが、月曜日には届くとのことだった。

彼に36Hのリムを勧められ、ハブとスポーク、リムを一式交換することになった。無補給区間が長いオーストラリアでは、荷物の量が多くて後輪に過大な負荷が掛かるので、サイクルトレーラーを使うのが一般的だと言っていた。

Ninoは去年、Great Central Road走行中に過負荷で後輪のハブにヒビが入り、走行を断念していた。それで今年はサイクルトレーラーを使って後輪の負荷を少なくなるようにしたらしい。

今回のリム割れは私がスポークを張りすぎたため起きたトラブルだが、店主の言うことも納得できたので36Hのリムを採用することにした。彼は以前、Morson TrailをMTBで走行中にリムの中央が縦に割れて大変な目に遭ったのだとか。グラグラとふらつくタイヤで何とか走ってトレイルの奥深くから脱出したのだそう。

ちなみにオーストラリアで26インチは、一部のツーリングバイクを除いて完全廃れているとのことだった。私もAU各地の自転車屋さんを覗いてきてそう感じていた。

店主がパソコンでパーツの注文をする間、店内をじっくり見ていると、26インチ、27.5インチのチューブは米式の方が多かった。700cは仏式のみ。やはりバルブホールを米式に拡張しておいて良かった。

リヤホイール一式の交換で約400ドル。せっかくなので、ついでにフロントハブの整備とスプロケットの交換もお願いした。

ちょっとした失敗で400ドルも吹っ飛ぶとは!確かに締めたのはちょっとかもしれないが、自転車は非常に繊細なものなので、素人が適当にやったらダメ。もともと強めのテンションで調整してくれているものをさらに締めてしまうとは。

金勘定やこれからのルートのことなど、いろいろ考え事をして走った。

やってしまったことをいつまでもクヨクヨ考えていても仕方がない。Broome観光でもして気晴らししようと、町外れの港までやって来た。眼前にエメラルドグリーンの海が広がる。

桟橋は歩いて途中まで行くことができる。
奥の方では釣りを楽しむ人がたくさんいた。見ていると、ほとんど釣れていないようす。

桟橋周辺の海岸を散策する。地層のあとがくっきりと見える岩がゴロゴロ転がっている。

ボートランプからボートを下ろそうとしていたが、波が高くて断念したようす。ちょっとここは場所が悪いな。

その後、岬の先っぽの方に行こうと、未舗装路を走ることにしたのだが、砂が深くてほとんど押し歩きせねばならなかった。押すというよりは引きずるといった方がより的確。

どうして自転車だとこうも大変なのか?2WDのコンパクトカーでもスイスイ走るのに。

行けども行けどもゴールは見えず。砂の道に絶望するおっさん。
こういう道はファットバイクに限る。後ろから来たファットなバイクがスイスイと走ってゆくのを見て羨ましく思った。

途中の景色はこんな感じ。自転車を押すのがキツくて見ていられない。しかも暑いし。

東屋を見つけた時は心底ホッとした。しかも隣に水飲み水栓がある。

よし、ここで昼飯にしよう。

ボリューム満点のラーメンの完成!

なかなか美味い。

食事のあと、穴の空いたチューブの修理をしようと、ゴソゴソやっていたら、観光バスが入って来てなんと食料をたくさん頂いてしまう。ラッキー!

下りてきたのはお年寄りのグループ。バスの運転手兼ガイドさんがどうぞと言っておすそ分けしてくれた。

なんとハンバーガーまで頂いてしまう。現地で挟んだ即席バーガーだが、中のツナが美味かった。

どうもごちそうさまでした!

他にも通りすがりの若者グループから食べかけのビスケットをもらう。

これが四駆の観光バス。かなりゴッツい作り。ベースはトラック。乗り心地はどうなんだろう?

パンクの修理中。プラティパスを半分に切った折りたたみバケツを使う。やはりこういう時は広くて浅い洗面器が欲しい。

幸いにもパンクしていた箇所は1つのみ。中国製のパッチで修理した。たぶん大丈夫だろう。

チューブのパンク修理を終えたあと、岬の方にゆく。途中にあった謎の建物。灯台守の家?いや、金持ちの別荘に見える。

火の見櫓のような灯台。

岬の先端には桟橋付近で見た独特の地形が広がっていた。

崩れた崖。最後は粉々になって砂になる。

赤い大地の向こうに見える白い砂浜がCable Beach。ヨシ、行ってみよう!

やって来ましたCable Beach。遠浅の白い砂浜が広がっている。
なんだか非常に場違いな気がするな。

昨日のBBQといい、Cable Beachといい、おっさんをなぜ拒む?

波打ち際を歩く。ここは夕日がキレイに見れるということで、観光客に非常に人気があるらしい。あくまで噂だが。

裸足になって歩くと気持ちいい〜

Cable Beachではラクダに乗って海岸を歩くのが人気らしい。
今から仕事のラクダたちが静かに歩いてゆく。

場所を移動して海岸を見下ろす。どこもかしこも人だらけ。疲れてきた。

今日はいろいろなことが起こってすっかり疲れてしまった。
適当に遊歩道の奥に入って行って空き地にテントを張る。ところが、夕暮れ時になると次から次へと人がやって来る。日が沈んでしばらくすると、今度はゾロゾロと戻ってくるし、さらに近所のバーか何かから大音量の音楽が聞こえてくる。ホント最悪。いつまで馬鹿騒ぎしていんだ!これだから町は嫌になる。

走行データ
Broome観光
 
前タイヤパンク、植物のトゲがたくさん刺さる。
後輪リム割れ多数発覚。Port Hedlandでスポークのニップルを締めすぎたのが原因。
 
走行距離27km、走行時間2h50m
 
おわり
現地レポート
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からあげ隊長の冒険