こんにちは。からあげです。
現在私は上士幌町にある航空公園キャンプ場に泊まって、バルーンフェスティバルという熱気球の大会を楽しんでいるところだ。と言いたいのは山々だが、生憎の天気でイマイチ気分が乗ってこない。
熱気球の競技は、最終日の夕方を除いて、朝晩の一日2回行われる。内容についてはほとんど知らない。風に乗って標的にできるだけ近づいてマーカーと呼ばれる物を投下して、一番近いチームが高いポイントを貰えるようだ。
昨晩の競技を終えたあとで、ドス黒い雨雲がやって来て大雨となった。その雨は朝方まで降り続き、キャンプ場内を水浸しにした。
朝4時くらいに目覚めると、結構な雨が降っていたため、競技が中止になることが分かったため、そのまま二度寝した。
その後、薄れゆく記憶の中で、競技中止の案内放送を聞いた。
8時過ぎに起きると、霧雨が降っていてテントはずぶ濡れ状態だった。
とりあえず朝飯にする。
今、おっさんはセコマのキーマカレーに夢中だ。濃厚かつまろやかな味にやられてしまった。通常のカレーに比べて内容量が少ないが、その分美味いので十分納得できる。
湿度が高くて不快なテント内での生活が続いている。あ〜、ジメジメムシムシして鬱陶しい。
以前から愛用しているウインドブレーカーが解れてきたので、補修することにした。針仕事は暇つぶしに最適だ。
そういえば、このウインドブレーカーは四国遍路以前から着ていたな。去年のPCTでの大活躍したし、驚くべき耐久性だ!次のウインドブレーカーもサウスフィールドの同じやつを買おうと思う。
これは絶対に買いだ!おっさんが保証する。
アメリカで購入したヘビーデューティー用の糸を二重にして縫った。糸が黒いのはご愛嬌。
始め、フードは要らないと思っていたのだが、強風吹き荒れるなかでの登山で大活躍して必要なものだと分かった。
その後、霧雨が止んだので、衣類を着替えて洗濯することにした。米袋に入れて揉み洗いするだけ。洗剤はなし。水だけでも結構汚れが落ちる。
ポールと自転車を利用してロープを張って洗濯物を干す。利用できる立木が全くなし。赤白のポールがあって助かった。
今日で2日目となるが、まだイベント会場の全部を見学していなかったことに気づいたので、暇つぶしに行ってみることにした。
天気が思わしくないためか、他のお客のテンションも低め。屋台の食べ物は全然売れていなかった。
牧草ロールを登る女の子。牧草ロールに登ってみたかったのだが、これは子供用の遊びだからな。おっさんが必死になって登っていたら、周囲は引くだろう。
少なくとも3段は欲しいね。
「ほろんちゃん」というご当地キャラのふわふわした奴。正式な名前は知らない。
これ一度やってみたかったのだが、子供の頃絶対にやらせてもらえなかった。結構な金が掛かるから。中の子供が楽しそうにぴょんぴょん跳ねているのを眺めるだけだった。
バルーンの体験搭乗は風が出て来たため、中止になっていた。
乗りたくても、雨が降っていたり、風が吹いていたりして、全然乗る機会がない。明日がラストチャンスとなる。
置かれたバスケット。
飛びそうでいつまで経っても飛ばないバルーン。
テントの中にバスケットが展示されていた。
軽量化のため、藤で編まれている。
バスケットの中
広そうでそれほど広くなく、かと言ってそれほど狭い訳ではない。
いったい何が言いたいのか、自分でもよく分からない。
バーナー部分
バルーンの中の空気を加熱して周囲の空気より軽くして浮力を得る仕組み。
他には地元婦人会の人がカラオケをやっていた。聞いていたら頭が痛くなってきたので、早々とテントに引き上げることにした。
テントの中でゴロゴロする。
この時、気がついたのだが、テントにあちこちカビが生えてきていた。
無理もない。こうも毎日毎日湿っぽくてはカビくらい生えるだろう。天気の良い日には干しているのだが、最近は干す機会に恵まれなかった。
オルトリーブのサイドバッグ。完全防水でいいのだが、湿気が籠もりやすいのが欠点だ。欠点は長所の裏返し。天気の良い日にはバッグの口を開けて中を乾燥させてやる必要がある。湿気を閉じ込めて高温多湿状態が続けば、カビも生えるだろう。
今後はちょくちょく口を開けることにする。
先日、Amazonでペダルを注文していたのだが、指定した士幌のローソンに今日届いたというメールが来たので、早速荷物を取りに向かう。
上士幌から士幌まではおよそ11km。自転車で30分の距離だ。
身軽なランドナーだと、時速20km/h以上は楽に出せる。
ロッピーを操作して無事にペダルを受け取ることができた。
キャンプ場に帰る途中、上士幌のセコマに立ち寄りガリガリ君を食べる。
当たれ、当たれと強く念じた。
結果はハズレ。
強く念じようが、当たりハズレには全く関係なし。もう一本欲しいなら買えばいい。当たりを引き当てようと、わざわざ何本も買う必要はない。食べたい時に買う。それでいいじゃないか!
そう思ったら、おっさんの中のガリガリ君熱が急速に冷めて行った。
キャンプ場に戻ると、車が増えているような気がする。
こうして写真を撮っている間にも続々と車がやって来る。いったいどうなってしまうのか?私のテントの回りも、難民キャンプ状態になってしまうのか?
しばらくして午後の競技が始まったらしくて、ふわふわとバルーンが飛んできた。
頭上からバーナーを噴射する音が聞こえたと思ったら、真上にバルーンがいた。雲の中に入っていて気が付かなかった。
午後の競技は風があって難しかったようで、川に不時着するチームもあった。
おや?こちらは土手に下りてしまったぞ。
しばらく離陸を試みていたが、上手くゆかずに車に収容されてどこかに行った。
バルーン見物と同時進行でペダルの交換作業を行っていた。
これがAmazonで注文したMKS(三ヶ島)のペダル「RMX」だ!
今まで知らなかったのだが、付いていたペダルは高性能ベアリングの良いやつだった。しかし、小さくて踏みづらいし、靴のソールが傷むので、今回替えてみることにした。
あれこれ調べて、Amazonで評判の良かったRMXにしてみた。
ペダルの付替えは、15mmのスパナ以外に6mmの六角レンチを使用できる。交換するペダルも6mmの六角穴が空いている。いちいち専用のペダルレンチを持ち歩くのも馬鹿らしい。
こういうこともあろうかと、6mmの六角レンチだけロングタイプを持っている。柄が長いと力を掛けやすくてネジを緩めやすい。
自転車屋さんがペダルのネジ山に齧り付き防止のペーストを塗ってくれていたお陰で、簡単に外すことができた。
ペダルは進行方向に向かって右側が順ネジ(左に回すと緩む。)、左側が逆ネジ(右に回すと緩む)となっているので、注意が必要だ。間違えて反対方向に強引に回すと、ネジ穴を傷めてしまうおそれがある。
反射材が埋め込み式で、外に出っ張らないのがいい。これなら縁石にぶつけても反射材が割れることはないだろう。
これまで付いていたペダルと比較すると、大きさの違いは一目瞭然だ。交換したペダルは六角形で大きくなっている。しかもソールとの当たり面が大きい。これならソールのダメージをかなり軽減できるだろう。
ただ、ベアリングの性能が落ちるようで、手で回して比較してみると全然回り方が違う。やっぱりPanasonicのランドナーはそれなりに良いパーツを使っている。
ペダル交換後、そこら辺を少し走ってみた。
すると、ペダルの面積が大きくて漕ぎやすかった。ベアリングの性能の違いは全く分からず。それなら漕ぎやすい方が良い。
まだほんの数百メートル走っただけなので、細かいことは分からない。今後、数百、数千kmと走って分かるようになるだろう。
MKSペダルのRMXの詳しいインプレは、家に戻ってから書くとしよう。
その後もキャンプ場の入場者は留まることを知らず、ドンドンと増え続けた。
端の方に張った私のテントの回りにも大きなテントが張られて行った。小雨がぱらつく天気だというのに、キャンプ場はかなりの賑わいをみせている。バルーンフェスティバルがなかったら、混雑するキャンプ場に泊まることはないだろう。
今晩予定されていた、バルーングローというメインイベントは雨のため、バーナーを噴射するバーナーグローに変更された。
バルーンが濡れると不味いとのこと。競技は明日の朝まである。本来はバルーンを並べてバーナーを焚き、電球のように光るバルーンを見れるらしい。
大勢詰めかけたお客さんのために、出場者たちが無理をしてバーナーグローという方式に変更してやってくれた。
写真はバーナーを噴射したところ。
ファイヤー!!
出場するチームのバーナーが一斉に噴射されると、周囲は真昼のように明るくなる。バーナーグローでも十分見応えがあった。
一斉噴射のあと、各チームのパイロットを紹介したあとで、再び一斉噴射が行われた。会場からは惜しみない拍手が送られた。
さて、今日で二日目を終えたバルーンフェスティバルだが、ペダルは受け取ったことだし、どうしようか迷う。最終日の日曜日も泊まって月曜日に出発するのも悪くない選択に思えてきた。
最終日、餅まき大会がある。真剣に拾って食料を確保したい気持ちもある。さあてどうしたものか。
今日寝ながら考えようか。
おわり
コメント
隊長、お早う御座います。
積丹半島nowですw
お盆の用事を済まして北海道2周目を時計回りでスクーター旅してました。
7月のときは反対回りで隊長のブログと逆コースをたどってました。
また海沿いをグルリと1周するつもりです。
おはようございます。
おっ、2周目ですか?ひょっとしたら、どこかでお会いするかもしれません。近いうちに海岸線沿いの道に復帰する予定です。
真剣に拾って食料を確保したい気持ちもある。さあてどうしたものか。
> いつでもどこでも観光をサバイバルレースに変化させる隊長は、戦後の日本人が忘れた精神を持っています。
残念な結果に終わってしまいました。
餅まきは、所詮他人との奪い合いです。
私は人から奪うより、なにか価値ある物を生み出したいです。