東京に向かってひた走る

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こんにちは。からあげです。

 

台風が何事もなく過ぎ去って行くと、天気は晴天続きとなっている。天気が良いのは結構なことなのだが、季節が半月ほど戻ったように感じられるほど暑い。じっとしていれば過ごしやすいのだが、自転車を漕いでいると暑くなって汗が吹き出してくる。それでも、走行風が当たるので多少はマシなのだが。

昨晩泊まったのは、道の駅「那須野が原博物館」の東屋。
道の駅なのに、博物館とトイレしかなくて全然らしくない。

国道4号線から1kmほど離れているため、夜になると静かになった。それでも夜間入ってくる車に起こされないように耳栓をして眠った。

木製ベンチの上で直に眠った。下が木だと体が冷えないのでマットは不要。いつの間にか、マット無しで眠れるようになってしまった。修行の成果があったな!

今日は朝から快晴でソーラー充電日和となっていた。
それで今日は初めてリアのマットに付けて走行充電してみることにした。

さあて、どうなることやら。

西那須野の市街地をゆく。

早朝のためか交通量は意外に少ない。郊外に出たら片側二車線となってハイスピードな流れになる。気合を入れていこうか。

郊外に出たところ。
あまり端に寄ると、幅寄せされたら逃げられないため、強気で内側を走る。そうすると、距離を空けてくれて走りやすくなった。

それでもわざわざ寄って来てスレスレを通る奴がいた。

そんな奴は無視。悪意は受け流す。せっかくの楽しいツーリングが台無しになってしまう。

今日は朝から絶好調で、出発してから2時間ほど走りっぱなしだったが、暑さで疲れが出てきたので道路脇で休むことにした。

ソーラーパネルのようすを見てみると、ほとんど充電していなかった!この役立たずめ!!やはり太陽に当てる角度が悪いと、全く充電しない。休憩の時に出して、角度と向きを合わせて充電する方がよっぽどいいだろう。面倒だけど。

歩道脇で休憩中。

自転車だからできる歩道乗り入れ。ソーラーパネルで充電しなければならないので、日向で休む必要がある。野宿者は辛い!

宇都宮はそのままバイパスを走ってスルー。
寄り道は面倒だからいい。走りやすい時に距離を稼いでおく。

しかし、バイパスは単調で本当にツマラナイ。景色がほとんど変わらない直線道路が続く。ツマラナイを通り越して苦痛になってくる。

バイパスは出口と合流が非常に危険。後ろから高速で突っ込んで来るバカモノがいる。ここは高速ではなく一般道だ。ちょっとは加減して走れ。

今日は身の危険を感じて手信号をして後続車にアピールした。ドライバー達は意味分かっているのかな?手信号なんて教習所で習ったきりで忘れてしまっているだろう。そういう私もスマホで調べた。

アップダウンは立体交差部の陸橋くらいで、ほとんどフラットな道が続く。平野は走りやすくていいなあ。山梨はアップダウンの連続でかなり消耗する。でもいいトレーニングになっているからいいか。

東京まで104km。

北海道から自走で帰ってくるうちに距離感がおかしくなった。100km、200kmなんて大した距離に思えなくなってきた。一日100kmペースで走ると何日かかるとか、無意識のうちに計算して、「おっ、5日で行けるのか!案外近いな!」って思ったりする。宗谷岬に着いた時は、「あれ何だか近いな!本当にここ宗谷岬?」って思ったりもした。

函館のフェリーターミナルで会ったサイクリストは、ツールド北海道を観戦するためだけに、自転車で福岡から2週間掛けて自走してきたと言っていた。可愛そうなことに、ツールド北海道は地震で中止となってしまった。これから再び自走して帰るんだとか。これを聞いた時は、かなりの違和感を感じたのだが、今だとごく普通のことのように聞こえる。

私もとうとう変人の仲間入りをしてしまったのか?

こういう人と話す時は、いつも何をやっているのだとか、仕事は何をしているのかとかは聞かない。自分も一般人から聞かれる度に困っているので、何しているか分からないような人には聞かないようにしている。興味はあるんだけどね。

そして道路は片側三車線となった。いつの間にか道路端にあった歩道がなくなった。

だけどここは一般道で自転車は通行可能。出口と合流部分で3車線になったり、2車線になったりするため、余計に神経を使って走らねばならなかった。

移動のためと割り切ってバイパスを走っているが、ただのツーリングだったら単調なバイパス道なんて走らないだろう。もういいわ。

バイパスを走り続けていると、信号はほとんどないし、補給ポイントもないため、延々と走り続けなければならなくなる。私はハムスターか?

途中で疲れ果てて下野(しもつけ)の道の駅に寄る。

上野(こうずけ)とか下野とか読みにくい漢字は勘弁してくれ。いつもこの地名を見ると、読み間違わないように緊張してしまう。

道の駅に寄ると、駐車場はほぼ満車状態でかなりの賑わいをみせていた。普段見慣れないたくさんの人を見ただけで疲れてしまった。

こんなんで東京に行って大丈夫だろうか?

たぶん大丈夫。電車やバスに乗っていきなり行くわけじゃなく、自転車でゆっくり進んでいくうちに徐々に慣れてくる。

道の駅、オートバイは多いものの、自転車はほとんどいない。私が休んでいる時に2人やって来ただけだった。

こんな混むと分かっている3連休の中日なんかに来るやつは少ないだろう。それにバイパスを走っても面白くないし。

下野の道の駅も今流行のオシャレな感じがして全然落ち着けない。なんというか、もう少し田舎臭さを出して欲しいな。

道の駅は休憩に立ち寄るところで、遊ぶために来るところではないだろう。勘違いした奴らがあれこれいっぱい何かやりだしてテーマパークのようになってしまった。

朝からバイパスをひたすら走り続けていたため、手持ちの食料はすべて消費してしまった。仕方なく道の駅で何か食べることにした。

人をかき分けて中に入ってゆくと、変な着ぐるみが置いてあった。誰かが入って汗で濡れたので、乾かしているのだろう。

変なキャラクターだった。どうせしもたんとか何とか言うんだろう?

ソース焼きそば450円(税込み)を食べる。ボリュームがあって安いのはこれしかなかった。

フードコートで丼ものを食べられたが、実物大の見本がないため止めておいた。お子様サイズの丼だったら、おやつ程度にしかならない。

それにしても気の抜けた焼きそばだった。どうしてこんな何の感動もない焼きそばを作れるんだろう?

やはりね、マヨネーズのトッピングくらいは欲しいぞ!

木陰で休みつつ、ツーリングマップルを見てニヤニヤする。もうこんなに来たんか!って。

つい先日はまだ宮古に居たんだけど。

やはりね、日本はおっさんには狭すぎる。補給のために500km離れた隣町まで必死に走るとかやりたい。

からあげ、出まーす!

道の駅で束の間の休みをとって、こうして再び戦場へと戻っていったのだった。

とか何とか言って、直ぐにバイパスを出て町にやって来た。
やはり楽しみがないと、ペダルを漕ぎ続けることなんてできない!おにぎりやおやつを買い与えておっさんの機嫌をとるのだった。

そのまま国道4号線の旧道を走る。流れが遅い片側1車線の道路だ。混雑を嫌って大型車は高速に入ったようで、ほとんど見かけなかった。

町の中をゆくと、交通事故現場に遭遇する。まだ事故発生の直後のようで、原付きが道路脇に倒れて荷物が散乱していて、そのそばで人がうつ伏せで倒れていたのだった。警察官が必死になって介抱していたが、どうやら意識があるようでホッとした。

驚いたのは加害者と思われる車のドライバーが困ったなという顔をしてタバコをふかしていたこと。おそらくどう言い訳しようか考えていたのだろう。全くどうしようもないオヤジだった。

茨城県古河(こが)市に入った。この周辺は県境が入り組んでいてややこしい。昔、激しい土地の争奪戦が行われたのだろう。

暑くて暑くて堪らないので、ドラッグストアに寄って休憩する。冷たいミネラルウォーターとガリガリ君を購入した。

ガリガリ君も溶けるほどの暑さだった今日。袋の底に溶けたアイスの汁が溜まっていた。

当たりが出たらどうしよう!交換してもらうの恥ずかしいな、というようなことを考えてしまった。あれほど恥ずかしがるなと言っておいたのに。

嬉しそうな顔でアイスの当たり棒を持って行ってアイスをもう1本貰うことができたら、立派な大人になれた証となる。うむ〜、いつになったらガリガリ君の当たりをゲットできるのだろうか?

結果はハズレ。ハズレてホッとするおっさん。

大の大人がアイスの当たり棒くらい持って行けなくてどうする?

三国橋を通って、貯水池から流れ出る川を渡る。

そろそろ日暮れが近い。これよりねぐらの調査に向かう。

川沿いの土手にはサイクリングロードが整備してあった。
交通量の多い道路とおさらばして、気持ちのいいサイクリングロードを走る。この川沿いを走っていると、ロードバイクを結構見かけた。なんだ、いるじゃん?

渡良瀬貯水池、またの名を谷中湖と呼ばれる。

貯水池の周りは公園が整備されていて野宿ポイントがありそうだ。ゲートが午後5時になると閉鎖されてしまうが、自転車ならどこからでもすり抜けられるので問題ないだろう。

埼玉県と栃木県の県境

おい、どうなっているんだ?サッパリ分からない。

この周辺には栃木・埼玉・群馬の3つの県境があって、本当にややこしい。

前輪が埼玉県、後輪が栃木県。

ちょいと記念撮影してみた。

貯水池の周辺で夕食を食べることにした。
前の道路は自転車と歩行者だけしか入れないようになっている。

落ち着いて夕食を済ませることができた。

食事中に日没を迎える。

今日は天気が良かったので、5時半くらいまでは明るかった。
それにしても日が短くなったな。さっさと用事を済ませて小屋に帰ろうか。

暗くなると、再び舞い戻ってきた道の駅。

明かりが点いているのは、24時間開放の休憩室だ。さすがにここで泊まる気にはなれない。

明るく快適な室内でブログ更新を行う。
ちゃんとしたスペースがあると作業が捗る。

昨日スーパーで買って存在自体を忘れていたチョコレート。
食料袋の底にあったのを見つけて思い出した。

箱から出して食べようとすると、暑さでドロドロに溶けていた!

なんてこったい!お前は軟体動物か?

冷蔵庫があれば、元のように塊に戻せるのだが。どうしよう?

 

明日はいよいよ東京入りをする。ここから中心部までおよそ70km。早いうちに出発すれば、いくつか観光できるだろう。問題なのはどこで野宿するかだが、明日の自分が解決してくれるはずだ。

よし、さっさと寝るか。

 

おわり

コメント

  1. pin より:

    いつもながら読み応えがある記事でした。
    つい引き込まれてしまいます。
    いよいよ東京ですね。久しぶりの都会記事、楽しみです。

    • karaage より:

      東京は好きではないのですが、用事があるから行っています。
      自転車が安全に停められる格安な寝床が確保できれば、しばらく滞在してみたい気もします。