入笠山を越えて黒河内林道を走る

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こんにちは。からあげです。

 

本日2つ目の投稿。すでに1本アップしているため、今日の定時のブログ更新はないのか?そう思わせておいてキッチリ更新する。

読者あってのブログだ!いつも読者の楽しんでいる顔を想像してキーをタイプしている。

いかん、止めておこう。あまり書く嘘くさく思えてくる。実は昼間はアフィリエイトリンクの設定を確認するために、試しのストック記事をアップしてみたのだ。結果は良好だった。

 

よし、ここから本文だ。

 

小屋に帰って一週間ほどゆっくりしていたが、ハッキリしない曇りがちの天気が続いていたため、気分が憂鬱になってやる気がなくなってしまった。

毎日コツコツやったお陰で、小屋周りの片付けはだいたい済み、これ以上小屋に留まる理由はなくなってしまった。最も重要な仕事道具のパソコンは実家に置いたままで、小屋に居てもロングツーリングの記録をまとめることも出来ない!

それに新しい自転車を購入するのなら、今年中には手に入れておきたい。そのためにも、ある程度仕事を片付けておく必要がある。

 

ということで今日から実家に向かって自転車を走らせることにした。最短距離で向かうと、およそ250km。しかし、毎回同じ道を通ってばかりでは面白くない。そこで寄り道しつつ行くことにした。

昨晩、雨がパラパラ降ったり止んだりしていたので、出発を一日延ばそうかと迷っていたが、明るくなって空を見上げると、次第に雲が晴れて来ているところだったので、予定通り今日出発することにした。

明日土曜日の出発だと、道路が混む恐れがある。一日早く出発して山奥に入ってしまえば、渋滞に巻き込まれることはないだろう。

今朝は5時半に起きて、暗いうちから準備を始めた。

消費しきれなかった野菜類は新聞紙で包んで持ってゆく。
ネギは長くて邪魔になるので、3つに切って短くしておいた。

カップ味噌はまだ半分以上あったので、ジップロックに詰め替えて持ってゆく。

この時、他のことに気を取られていたためか、袋ラーメンの存在をすっかり忘れてしまっていた!なんてこったい。まあいい。今度小屋に戻った時にでも、食べることにしよう。賞味期限が切れる前には戻って来るだろう。

全ての窓を閉めて荷物はだいたい片付けておいた。
あまりキレイにしても、隙間から虫やら埃が入ってどうせ汚くなる。程々でいい。

入念に外回りの片付けをして準備OK!

草刈りをしてようやくサッパリしたところなのに、もう小屋を出て行くことになるとは!次はいつ小屋に戻ってくることになるのか?冬は積雪の心配があるので、おそらく春まで戻ってくることはないだろう。

不要品は実家に送ったため、カバンにかなり余裕がある。
昨日、洗濯して生乾きだった衣類を外に括っておく。
各部の点検を行うと、どこにも異常はなし。

よし、出発だ!

軽やかにペダルを漕いで国道20号線を進む。

今日の予定は、入笠山(にゅうがさやま)を越えて、黒河内林道を走り、伊那市の長谷に下りて適当な場所で野宿する。

手前までやって来ると麓は晴れていたが、上部の山頂付近は雲に包まれていた。怪しい感じだが、さっと通り過ぎるだけなので、たぶん問題はないだろう。

大型車の多い国道を走って富士見町までやってきた。
すぐに入笠山方面には向かわずに、町のスーパーで買い物をして食料品を手に入れておく。

その前にJR富士見駅にやってきた。
ついでなので、駅周辺を調査してゆく。トイレ、外水道、駅の待合室、駅そばがあった。ちょっとした休憩に良さそうだった。

すでに通勤・通学時間帯は過ぎているため、閑散とした状態だった。

分かりにく道路を抜けておそらく町一番のスーパー西友にやってきた。

朝5時から深夜1時まで営業。庇も豊富で雨の日の休憩にいい。

米2kg、レトルトカレー、チキンラーメン、パン、おにぎり、揚げ物などを購入した。荷物を整理していると、周囲のおじさん達に次から次へと話しかけられて、人気者にでもなったように錯覚してしまった。

その際、どこからどこまで行くのかというごく当たり前の質問が飛んできた。ここはどう返すべきか迷ったが、正直に山梨から愛知まで行くところだと答え、さらに車を処分して自転車生活をしていると付け加えた。

意外にも周囲のおじさんたちには引かれなかった。いや、逆に反応が良かった気がする。おじさん達は70歳前後のようすで、私は40代半ばなのに若者扱いされてしまった!確かにもうすぐお迎えが来るような歳だと、私なんてまだまだ若造の部類に入る。

おじさんたちと接していると、私はまだまだできる!などという根拠のない自信が湧いてきたのだった。

スーパーでアジフライとイカチーズフライを食べてエネルギー補給して、いよいよ入笠山に向かう。
復帰してすぐに国道からの入り口を間違えて、分かりにく道を走ってしまった!まあ、少しのタイムロスなど、どうでもいい。

眼前にそびえる入笠山の上部は厚い雲に覆われている。雨に降られないといいのだが。

なんと、富士見町の牧場にも牧草ロールがあった!
つい北海道を思い出して懐かしくなってしまったぞ。

別荘が点在する森の中をゆく。上り始めが急で、上に行くほど緩くなって楽になる。しばらくの辛抱だ。いやあ、ここは本当にキツかったな。

現在、入笠山の山頂方面にゆく道路は、マイカー規制(8時から15時までの間)がされていて、途中の沢入登山口までしか行くことができない。ただし、自転車は通行できる。

道路脇には、マイカー規制中の看板がいくつも設置されていて、嫌でも目に付くようになっている。

入笠山マイカー規制

入笠山周辺は花の宝庫として、観光客が年々増加し非常に混雑する状況になります。
また、ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に登録され、さらなる自然環境の保全と通行の安全確保を目的に茅野警察署の許可を得て平成30年4月28日(土曜日)より、2018信州入笠山マイカー規制を実施します。ご理解とご協力をお願いします。

富士見町HP(【お知らせ】2018 入笠山マイカー規制のご案内)より

規制区間 沢入登山口~御所平お花畑前まで
規制期間 平成30年4月28日(土曜日)~平成30年11月4日
規制時間 午前8時から午後3時まで
規制車両 全車両(タクシー・緊急車両・許可車両・自転車を除く)
 
マイカー規制中は、沢入登山口から歩くか、スキー場のゴンドラリフトに乗ることになる。
規制期間が過ぎると、今度は冬期通行止めとなるため、実質マイカーでの通行は出来ないようになっている。
入笠山の標高は1,955mとそれほど高くはないため、沢入登山口駐車場から歩いても楽々登ることができる。
 

熊の目撃情報の看板も設置されている。
確かに熊はいるのだろうが、きのこ採りで山に入ってもらいたくないために設置してあるように思える。

途中の駐車場に辿り着いた。ここより先は規制区間となっている。
警備員は車の中で通行車両も見張っていた。自転車はスルー。ここまで来るのに、かなりの時間が掛かってしまった。特に別荘地帯の急傾斜がキツかった。

駐車場で休憩していると、ポツリポツリと雨が降り始めた。
せっかく休んでいたのに、雨に濡れて体が冷えてきた。冷え切る前に漕ぎ始めることにした。

ああ、1日早く出て失敗だったか?

次第に雨は本降りとなり、周囲はガスに包まれて視界不良となった。
カッパはまだ着ない。着てもどうせ汗で濡れてしまう。寒くなるまでは着ない。

次第に高度を上げてゆくと、ガスの上に出たようで視界が回復した。雨に濡れて体が冷えてきたので、ようやくカッパの上だけ着る。

次第に傾斜が緩くなって楽になってきた。この調子なら大丈夫だろう。

首切り清水

不吉な名前の水場。昔、この水場で首を切られた人がいたらしい。
ここまで来る途中でいくつも沢があったが、上部にお店や宿泊施設があるので、水を汲むのは控えた。首切り清水は、上部に建物がなくて水質は幾分マシなように思えた。
ただし、飲用不可の表示があるので自己責任で。

ここで水を汲んでペットボトルを満タンにしておいた。
地図で見ると、黒河内林道は小黒川沿いにあるので、どこでも水を採れると想像したが、念のためここで汲んでおいた。

実際、川から水を汲むまでもなく、あちこちから水が出ていて飲水に困ることはなかった。直接飲むのに抵抗がある人は、浄水器を使って飲めばいい。おすすめは下記リンクのソーヤーミニだ。
携帯性に優れたコンパクトタイプで浄水能力もそれなりにある。

浄水器(ソーヤーミニ)の最適な運用方法を検討する。 | からあげ隊長の日記
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八ヶ岳方面

上部に雲がかかっていて、こちらと同じくあまり天気は良くないように見える。

入笠山上部の登山口

ゴンドラリフトで上って来た人はこのゲートを抜けて山頂を目指す。入笠山は高山植物の花が有名で、花が咲く季節にはかなり混雑する様子。それらの高山植物が鹿に食べられないようにするために柵で囲ってある。

牧場の中を走り黒河内林道の方に向かう。
入口と出口にこのような鉄パイプで組んだグレーチングのような枠がある。

なんかあるぞ!

これはキャトルグリッドと言って、放牧中の牛が道路から逃げないように設置してあるものらしい。蹄のある大型の動物はこの上を歩けないそうな。

自転車で通行する場合は、手前で十分減速して念のため下りて押した方がいい。私はサドルからお尻を外してトップチューブの上に座り、両足をしっかり着いて、ゆっくり歩いて渡った。

これは非常に危険だ!出口にもう一つあることを覚えておこう。

牧場内の山の斜面に小さな神社があった。
急な階段を登ったところに東屋のようなものがある。

どれどれ、やってきて見ると、泊まるには良さそうな東屋のような建物だった。
ひょっとしたら、神社の建物の一部かもしれない。ここから牧場がよく見える。

うしし。これはいい感じの建物だ。

黒河内林道入口

ゲートは1箇所。鍵は付いていない。
長い間、ずっと通行止めでなかなか走る機会がなかったが、今回ようやく自転車で走ることができた。

こちらの方はいいのだが、戸台近くにいくつか崩れやすいポイントがあるようだ。

マイカー規制中のためか、入笠山方面に向かう車はいなかった。
静かな林道を下ってゆく。
入笠山から国道152号線に出るまで、ずっと緩やかな下りが続く。そのため、入笠山から長谷方面に下って行った方が楽。
道路は未舗装だが、路面の状態は良くて走りやすい。

カラ松林の中には一面、びっしりと苔のような物がぶら下がっている。

ええと、これなんだったっけ?

ちょうど紅葉は見頃を迎えていた。
赤や黄色に色づいた森の中を下ってゆく。

ブレーキが濡れて効きにくいので、ブレーキをかけながらゆっくりと下ってゆく。

ディスクブレーキ搭載ならこういう道はもっとスピードを出して走れることだろう。入笠山から牧場内の下りで、ブレーキが効かずに鬱陶しい思いをした。雨が降るまでは、カンチも捨てたもんじゃないと思っていたが、雨でブレーキが急に効かなくなると、こんなもん付け替えだ!と怒りがこみ上げてきた。

毎回その繰り返し。

途中、林道脇で伐採作業が行われていた。
大きな重機が唸り声を上げて動いていたが、近づいてゆくとオペレーターが私に気づいてくれて、直ぐに退いてくれた。

がけ崩れの箇所

落石防止ネットを突き抜けて道路脇まで溢れている。
ここは大雨が降ったらヤバそうだ。

2箇所目の危険な場所。こちらの方がもっとヤバそうだった。
落石でガードレールがボロボロになってしまっている。
悪天候時は通らない方がいいだろう。

戸台(とだい)に近づくと、舗装路になる。
すでに雨は上がっているが、路面は濡れたままとなっている。ブレーキの効きが悪いので、ゆっくりと下りてゆく。

入笠山からずっと下りで、ほとんど漕がなかったため、すっかり体が冷えてしまった。Tシャツにカッパの上を着ているだけでは寒すぎた。下はハーフパンツのみ。

戸台口まで下りてきた。ここから先の南アルプス林道は一般車は通行不可。(自転車もダメ、徒歩のみOK.)橋の入口にゲートがあって通れないようになっている。

自転車で通れたら、登山しやすくなるのだが。狭い道を自転車で飛ばされたら、バスの運転手は迷惑するだろう。通行もそうだし、そこら辺に駐輪されても邪魔になるからだろう。

戸台口を過ぎても緩やかな下りが続く。
寒いを通り越して、体が冷え切ってしまい、震えが止まらない。
黒川沿いであちこち工事しているらしくて、ダンプカーと何台かすれ違った。

出来立てホヤホヤのトンネル。
銘板をチラッとみたら、2018年の完成となっていた。
トンネル内は緩やかなカーブで照明はかなり明るい。

仙流荘前のバス停まで下りてきた。
この隣に仙流荘という宿泊施設がある。通常登山する場合は、ここでバスに乗り換えて南アルプス方面に向かう。ここが伊那市長谷の登山基地となっている。
戸台の集落の奥の方の戸台川の河川敷に駐車場があるが、アプローチに時間がかかるため、あまり一般的ではない。

 

しつこく雨がパラついているため、軒下に自転車を停めて休憩する。すでに仙流荘発のバスは終わって、北沢峠から下りて来るバスがあるのみ。

天気がイマイチだったが、駐車場には結構な数の車が停まっていた。

林道走行でチェーン周りが泥だらけになったので、ペットボトルの水を掛けて泥を落としておいた。

カッパの下に長袖シャツを着ると、ようやく震えが収まった。
お腹が空いたので、パンを食べる。チョコでコーティングされたクロワッサン。

南アルプスの方を見ると、雲が晴れつつあって青空が覗くようになった。日差しが出てきて暖かくなってきた。

現在の気温は15℃。おい、ちょいと寒すぎるだろ!

鋸(のこぎり)岳のアップ

尾根がノコギリ状になっている険しい山。スリル満点で登りごたえがある。

時間はすでに3時半を回っている。
もう少しゆっくりして体を休ませたかったが、日が短くなってきたので、あまりゆっくりはしていられない。

バス停を出て直ぐのところにがけ崩れしているところがあった。

国道152号線から戸台方面に向かう目印がこの赤い鉄橋。
これより国道152号線を南下して市野瀬(いちのせ)を目指す。

この付近は、山林探しの時に隈なく探しているため、土地勘がかなりある。私のホームグランドようなところだ。

野宿場所のあてはあるのか?

あるからこうやって自転車を漕いでいる。なければ、バス停の軒下にでも泊まったことだろう。

ようやくフラットになって自転車を漕げるようになった。ペダルを漕いでいると、体が温まって来た。長い下りは体が冷えるから辛い!でも楽だし楽しいから止められない!!

集落内の湧き水ポイント

ここでペットボトルとプラティパスを満タンにしておく。
久しぶりに飲んでも、まろやかで美味しい水だった。
もうあれから4年になるのか?

河川敷の奥の方の車が入れないところにテントを張った。
ここなら全く人目に付かない。明るいうちからテントを張っても何も問題はなし。

寒いから、早めにテントを張って中で休みたかった。

木に自転車を立て掛けて、枝に洗濯物を干す。
なかなかいい感じじゃないか!

テントを張ってしばらくすると、雨が降り始めた。
始めは小降りだったが、徐々に雨脚が強まり、雷も鳴り始めた。

キャンプ地は河川敷で、大雨が降ると水に流される恐れがあるが、そこまでの雨は降らないと予想して、河川敷に泊まることにした。

一時はかなりの雨が降ったが、直ぐに小降りになって止んでくれた。あのまま降り続けたら、川の水量が気になって眠れなくなったころだろう。

 

そういえば、自転車にカバーを付けるのを忘れてしまった。
まだ雨がパラパラ降りそうだから、このあと外で出てカバーしようか。自分だけ濡れずにいて、自転車を濡らすわけにはいかない。

よし、そうしよう。

 

おわり

コメント

  1. CAの着ないサービスすすきの大好き より:

    隊長 ママチャリの件で親孝行だと思いました。
    昔 富士見の西友の近くの養護学校で働いていたので たまに西友に買い物に行ったり富士見の図書館に休み時間に本を借りに行っていたので懐かしいです。
    僕の空家の実家は諏訪なので諏訪に帰省したときは隊長や寝太郎さんと八ヶ岳の裾野を挟んでむかいあっている気分だったのですが既に御二人とも山梨にはいらっしゃらないので残念です。

    愛知には木曽路コースで行くのか伊那路コースで行くのか楽しみです。
    昔 愛知県との県境の山の中の分校で6年生の女の子一人教えていたときもありました。
    山の中に3年いましたが山の中って隊長の日記は面白いんですが 車でもない限り生活に困るし退屈だと思いました。

    • karaage より:

      一人で小屋で生活していると、気が狂いそうになります。
      まだまだ他にやりたいこともありますし、小屋に籠もって隠居生活みたいなことは出来ません。

      当分は小屋に長期間いることはないと思います。

  2. 西川敏正 より:

    こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいています。
    初めてコメントします。
    カラ松の枝にぶら下がっている苔のようなものは「サルオガセ」ですね。

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。

      この物体、雰囲気が良くて好きです。以前も読者に名前を教えてもらったのですが、すっかり名前を忘れてしまいました。
      今度は覚えておきます。

  3. らお より:

    パーキングブレーキ作りましたこんな工作ならわたしにもできます、今後もこんな工作の紹介お願いいたしますしっかり止まり便利ですが、長時間、1週間位止めたままにしても問題ありませんか?
    サイドバー見るとサーリーの走行距離が、もう注文したのですね、どんな自転車になるのか楽しみです

    • karaage より:

      どうでしょう。自分はパーキングブレーキを掛けたまま、一周間以上停めたことはないので分かりません。
      一晩くらいでしたら、全く問題ありません。
      これで坂道駐輪する時は、動かないようにタイヤに石を当てておくと万全です。