こんにちは。からあげです。
昨日もロードサイド野宿だったが、寝不足が続いていたこともあり、食事とやることを済ませるとパンツ一丁になってシーツに入った。あっという間に眠りに落ちて目が覚めたのは5時前だった。久しぶりに気持ちよく寝られたものの、まだまだ寝たりない。
グレイハウンドでKununurraからDarwinまでワープし、DarwinからCairns目指して再び走り始めたが、暗くなってもさほど気温が下がらず体の火照りが抜けないためか、体調がいつまで経っても戻らない。一晩快眠しただけでは全然足りない。今後も睡眠時間を多めにとって体力回復に努めていこう。
Darwinを出てStuart Hwyを南下しているが、夜間でも交通量があって危険なため、夜間走行は当分の間中止。
走行中、大型車に前後から挟まれると逃げ場がない。
Tennant CreekからMount Isa方面に出れば、交通量が一気に減りそう。必要になったら、また夜間走行をするかもしれない。今のところ、飛行機には十分余裕がある。
トラック専用駐車場でColesの買い物袋を拾う。
新品同様の袋。捨てるのは勿体ない。
私がボロボロになるまで使ってやろう。
走行中、日の出を迎える。
昨日に比べて纏わりつくような暑さがマシになった気がする。それでも暑いが。
1時間も走らないうちにレストエリアに到着!
立派な東屋とウォータータンクがある。
ウォータータンクの水はタンクローリーで定期的に運んで入れているようす。水質の安全は保証しないので、自己責任で飲んでくれと書いてある。
立派なトイレも設置されている。なんと手洗い用の水と洗剤もある。どうやらNTはお金持ちの州らしい。
世界各地から訪れる観光客がたくさんのお金を落としてくれるため。無限にお金が湧き出るUluruがあれば、NTはいつまでも安泰だ。
コンクリート製のピクニックテーブルのベンチが広くてごろ寝しやすい。しかもひんやりして気持ちいい。
昨日はここまで来て泊まれば良かった。まさかこんないいレストエリアだとは思いもしなかった。
地形に起伏があるが、山を切り崩して道路を作っているため、アップダウンが少なめ。ただし、風が道路に沿って吹くため、向かい風だとキツい。
今日は朝から向かい風。風に吹かれて涼しく漕げる。
疲れたので、次のHayes Creekに寄ってゆくとしよう。すでに営業を止めたロードハウスだが、休憩できるところがあるに違いない。
荒れ果てたガソリンスタンドの跡
東屋周辺はブッシュファイヤーで燃えて黒焦げになっていた。
ティッシュが散乱する東屋の下で休憩する。雰囲気悪いが、貴重な日陰を逃す訳には行かない。
強い向かい風の中を走ると消耗が激しい。
すぐに日本に帰ればいいものを何だってCairnsまで走らねばならないのだ!そんなことを思いながらペダルを漕ぎ続ける。
そのまま通過しようと思っていたロードハウスに寄っていくことにした。ロードハウスの吸引力に負けた。
ロードハウスだが、ガソリン給油サービスはなし。
設備の維持費だけでも相当かかるのだろう。ここStuart Hwyにはロードハウスがたくさんあって過密気味。
店内は意外にしっかりしていた。
ちょうど昼時だというのに、お客さんは非常に少ない。
道行く車の殆どは素通りしてゆく。
おそらく次のPine CreekかKatherineの町まで行って休憩するのだろう。ここは場所が悪すぎる。
15ドルのベジーバーガーを注文。なんと、ポテトが付いて来た!おっさん思わずニンマリ。
ベジーバーガーとは中に野菜コロッケが入っているもの。
トマトケチャップを大量投入してボリュームをアップさせる。
風は一向に衰えることなしに強い向かい風が吹き続けている。
ハンバーガーを食べて多少は元気が出た。
ロードトレインに比べてOver Sizeは少ない気がする。
なんだかよく分からんが、すごい高額な罰金だな。
恐ろしい。
アップダウンと向かい風がおっさんを苦しめる。
もうちっとなんとかならんか。
頑張って漕いで3時前にPine Creekの町に到着!
ふぅ〜キツかったな。休み明けなんだから、もう少し加減をして欲しい。まさかね、ペダルがここでイカれるとは!
Hwyを逸れて町の中に入ってゆく。
うむ、なかなかやる気の感じられる看板だ。キャラバンパークがあるだけあって、町のあちこちにキャンプ禁止の標識がある。
まずは町の公園で水を補給する。Wikicampsの情報によると、どこかに蛇口があるはずなのだが?
公園到着後、5分くらい倒れてから活動開始。ハードすぎるんだよ。ちょっとは加減せい!
トイレの壁に飲料水と書かれた蛇口を発見!
意外とペットボトルに水を汲んでいる人が見られる。
みんながみんな立派なキャンピングカーで旅をしているわけではない!
私が水を汲んでいる時に、ツアーバスがやって来て、運転手の方から水とサンドイッチを頂いた!
小型のバスから降りて来た客は年齢人種様々だった。多めに積んである食料を分けてくれたようす。ツアーのバスから水・食料を貰う確率はかなり高い。今度から用もないのに近くを行ったり来たりしようか。おすそ分けを貰えるかもしれない。
サンドイッチは美味かったし、冷えていた水が火照った体を冷やしてくれた。
トイレの近くは車の出入りがあって落ち着かないので、木陰のある方に移動することにした。
自転車カバーを敷いて横になり、なんとなく木を見ていると、なんとコウモリが多数ぶら下がっていた!
ギャーギャーなんとも賑やかな鳥だと思っていたら、コウモリだった。洞窟にいるものだとばかり思っていたが。
町の中で泊まるわけにはイカないので、4時過ぎに出発する。
Katherineまで90km。明日には到着できる距離だが、あえて明日は町の手前でキャンプする。
そう、いつもの姑息な手を使用する。遅い時間に町に着くと、バタバタ慌ててゆっくりできないので、手前で泊まって翌朝早い時間に行く。そうすると、町でゆっくりできるし、町での宿泊費を節約することができる。
バスで通り過ぎたようすでは、Katherineの町は大きくて野宿向きではなし。町の外まで出てキャンプした方が無難。大きな町は人気が多くて全然落ち着かない。落ち着かない夜を過ごすくらいなら、町の外まで出た方がいい。
キャラバンパークは金が掛かるし、落ち着かないので水を汲む必要がある時以外は泊まらない。
町の外まで出て、ブッシュファイヤー跡でキャンプ。
下草が生えておらずどこでもテントが張れる。道路から見える位置だが、カーブの途中でしかも少し高くなっているので、滅多なことでは気づかれないだろう。気づいたとしても、一瞬で走り去っておしまい。
さあて、今日もしっかり寝るぞ!
走行距離95km、走行時間7h、Av13.4km/h、Max28.3km/h
ねぐら 道路脇
おわり