さよならオーストラリア、久しぶりの日本

こんにちは。からあげです。

 

今日は待ちに待った帰国の日。半年間、毎日のように自転車で走って頑張った。今回はもう思い残すことはなし。再びオーストラリアに来ることがあったら、今度はもう少し期間と距離を短くして自由気ままに走りたい。走ってばかりの精神修行のような毎日では嫌になる。

とにかく今回のオーストラリアツーリングは、これで本当におしまいだ。

昨晩は次から次へと蚊がやって来ては体中を刺されてあまり寝られず。オーストラリアはいつだってこう。全然楽をさせてくれない。

今朝は4時にアラームの音で目が覚めて活動を開始する。早朝便に乗るお客さんの姿がちらほら見える。
ヨシ、起きて自転車の箱詰めをやるか!

荷物を片付けて国際線ターミナルに向かう。
こちらの方はまだほとんど人がおらず静か。飛行機のエンジン音が聞こえてくる。

国際線ターミナルに到着!

出発ロビー入り口から離れた邪魔にならない場所で作業を行う。
まずは自転車の荷物を下ろしてゆく。少しは処分して減らしたというのにたくさんの荷物を積んでいるな。

荷物を下ろしたところで、自転車をひっくり返して、箱を組み立てる。いよいよ分解を始めるぞ!準備はいいかおっさん。

もうやるしかない!

決して手際が良い作業ではなかったが、焦らずに落ち着いて作業を行った。始めホイールを外すのは前輪だけでいいと思っていたが、箱に入れてみると後輪も外す必要があると分かった。ホイールベースの長いディスクトラッカーは特大の箱でもない限りホイールを外さずに箱に入れるのは無理だろう。

今回の箱は行きに比べると薄くて難易度が高かった。もうダメだ入らないとは決して思わず、必ず箱に入るはず、入れてみせると自分に言い聞かせて作業を行った。

前後のホイールとフロントキャリアを取り外し、キャリアの取付金具が邪魔で隙間に入れにくかったので、金具もすべて取り外し。ハンドルを外してフレームの横に沿わしてロープで固定。シフターが出っ張って邪魔になったので、緩めておいてダンボール片で保護をした。前後のエンドには購入時に貰ったプラスチック製の保護パーツを付けて、ブレーキキャリパーはダンボール片とサランラップで保護した。

チェーンはミッシングリンクの部分で切り離して袋に入れ、チェーンリングはウエスを巻いてからサランラップで包んでさらに上からダンボールで保護した。ペダルを外してからクランクをチェーンステイの位置でロープで縛った。サドルは一番下に下げて取り付けたまま。

フロントホイールはブレーキローターを取り外してダンボールで挟んで保護。リヤホイールはブレーキローターは付けたまま。ホイールを新しくしたら、センターロック式ではなくトルクスレンチのビスで取り付けする方式になってしまい、工具を買ってまで外す気にはなれず。クイックリリースは前後取り外し。リヤディレーラーは取り外してダンボールで保護してからサランラップで巻いた。

あとは各部を傷めないように、隙間に柔らかい荷物やダンボール片を詰めた。今回は特にリヤホイールを入れるのが難しかった。
スプロケットを外した方が入れやすいと途中で分かったが、ほとんど分解してしまっていたので、携帯工具のUniorポケットスポークレンチで外すことができず。もともとリヤホイールが付いていた場所に、ブレーキローターが当たらないようにして、少し浮かして入れた。

リヤホイールを付けたままだったら、リヤディレーラーは外さなかっただろうが、外したらもろに出っ張ってしまったので外すことにした。

取り外したパーツはビニール袋に入れてからサランラップで巻くなどして保護した。前後のカゴは側面だけ切って平らにして隙間に入れた。

今回はリヤホイールがポイントだった。何度も出し入れしながら試行錯誤してなんとか入れた。入ったときは心の底からホッとした。
フロントホイールの方は薄いので入れやすかった。隙間に入れてスポークを傷めないようにダンボール片を詰めておいた。

3時間ちょっと掛かってようやく箱詰めを終えることができた。
集中して作業した疲れが一気に出てぐったりする。

預け荷物は最大の40kg。あとは機内持ち込みの7kg分だけ。行きの時は本当にギリギリだった。果たして帰りはどうだろう?どこかに秤はないかな?

 

これから乗る飛行機はジェットスター。ジェットスターの秤が置いてあったので重さを量ってみる。むむ。な、なに?

重量オーバーしているではないか!帰りの方が軽いはずなのに、なぜか重たくなっている。どうしたことなんだ?

ということで急遽荷物の処分を行うことにした。この作業でさらに1時間掛かった。この秤がなかったら、カウンターで高額な割増料金を払うことになっていただろう。

大事にとっておいたボロTシャツ、要りもしない予備スポーク、穴の空いた予備チューブ1本、不要なペットボトルなどを処分した。

中途半端だった小さな箱がなくなり、自転車の箱と大きな箱2個の合計3箱になった。

これで預け荷物は40kgちょうどになってOK。機内持ち込み荷物7が多少オーバーしてしてしまった。いざとなれば、U字ロックか極太ワイヤーロックのいずれかを処分すればいい。それでクリアできる。

心配していた手荷物だったが、結局重量は量らず。多少オーバーしたままでもOKだった。体重が軽い分、これくらい許して貰ってもいいだろう。

チェックインカウンターが開くまで十分余裕を持って作業をすることができた。

混雑するジェットスターカウンター。1箇所だけしか窓口が開いておらず行列が長くなった。早めに並んで2番目だったからすぐに終わった。

チェックイン後に保安検査も無事に終わって、免税店には目もくれず先に進む。
お店の中を縫って行かねばならないこの通路。全く気に入らない。全く欲しいものはなし。
だいたい免税だから買わないと損というのはおかしい。高額な税金を課せられる贅沢品は全く欲しくない。

ロードハウス並みの高いコーヒーショップにも目もくれない。

目指すは端の方にあるウォータークーラー。ここにあったか!
空のペットボトルを持ち込んで保安検査終了後に水を汲めばダタ。

手持ちの現金の残りは4ドルだけ。

何に使おうか。

エスプレッソのスモールを購入。
コーヒー店の店員さんに本当にスモールでいいのかと現物のカップを見せられて聞かれる。これはスモールよりミニと言った方がいいだろう。カップの底にちょっと溜まっただけの絞りカスのような物ができてきた。

あんなしょーもないエスプレッソを飲むくらいなら、募金箱に入れておけば良かった。そうすれば、あんな寂しい思いをすることはなかった。

おっさんはたった4ドルが惜しくなったのだ!

搭乗手続きまでにしばらく時間があるので、そこら辺の椅子に座って休憩する。自転車の箱詰めで疲れたので思う存分ゆっくりする。

パンと水が昼食。

もちろん機内食など頼んではいない。安いからLCCに乗るのであって、快適さを求めているのではない!最大のサービスは墜落しないこと。ただそれだけ。

これが搭乗するBoeing787型機。

大きいのか小さいのかよく分からん。

いよいよ搭乗手続きの開始。ビジネスクラスから優先して行われる。

飛行機に乗り込むと、なんだか人がやけに少ない気がする。

なんと3席を一人で座ることができた。座席指定なしの方が良かったかもしれない。一度搭乗日を変更しているのだが、今日10月17日はなぜか安かった。前後の日にちが結構な値段だったというのに。

離陸は非常にあっさりだった。離着陸の少ないCairnsでは待ち時間が少ない。誘導路を通って滑走路に進むと、すぐに加速して飛び立った。何度経験しても、離陸する前の加速が怖い。パワーが足りずにオーバーランして森に突っ込むとか、途中で失速して海に墜落するとか考えてしまう。

今回の離陸もスムーズで、大地を飛び立つとみるみるうちに高度をあげてゆく。さよならオーストラリア!

離陸してすぐグレートバリアリーフを眼下に見ることができた。イメージとしてはもっと広いと思っていたのに、想像以上に狭い。おそらく近年の海水温度上昇で、サンゴ礁の死滅が加速しているようす。もうこの地球上には楽園はなし。

おっさんの機内食はチョコバー1本だけ。あとはウォータークーラーで汲んだ水を飲むだけ。機内での贅沢は要らない。

外の風景を見て暇つぶしをしたり、シートの上に横になって眠ったりした。7時間ちょっとのフライトだというのに時間を持て余す。スマホの予備機として持ってきたXperia Z Ultraにキンドルを入れてあるが、オーストラリアに来てからは一度も見ていない。専用端末でないと目が疲れるので、全く読む気はしない。

午後7時ころ、無事に成田空港に到着する。降りる時はなんとタラップだった。

おっさんは日本に戻って来たぞ!
今回はちょっと長くて疲れた。

荷物を受け取る。自転車は箱の外観を見る限り無事。
行きは雨に濡れてボロボロにされたからな。今回は成田空港で雨が降っていただけなので、問題はなし。日本でまずあんなことにならないだろう。大きくてベルトコンベアーでは流せないので、作業員がわざわざ運んで来てくれた。

箱にからあげと書いておいたので、税関職員に「まさか中にからあげが入っていないでしょうね?」と真顔で聞かれる。「そのまさかですよ!」と冗談を言いたくなったが我慢。つい面白くて笑ってしまった。

からあげを密輸しようとする奴が箱に書くわけがない。

到着ロービーでSIMカードの入れ替えを行う。もうTelstraのSIMは不要。解約せずに500MBのプラン変更に維持しておいたMineoに入れ替える。

電源を入れるとすぐに使用可能になった。NanoSIMは小さすぎて扱いづらい。くしゃみをしたらどこかに飛んでいきそう。なので、MicroSIMくらいがちょうどいい。

本日は空港で泊まる。ここ成田空港には北ウェイティングルームという仮眠できる休憩室がある。仮眠とは言わずにしっかり睡眠をとる。

問題は大きな自転車の箱をどう運ぶか。エスカレーターでは運べないので、エレベーターを使う。狭いところでは箱を縦にして乗り込む。自転車を傷めないように優しく立てた。

北ウェイティングルームに到着!着いたときには汗をかいていた。隅の畳敷きのところで寝ることにする。

本来は荷物を持ったまま食事行かねばならないが、ここは治安の良い日本。大きな自転車を抱えて移動するのは手間が掛かるので、貴重品を入れたバックパックだけ背負ってゆくことにする。

まだまだ賑わっている出発ロビー。Cairnsだとそろそろ閉まる時間。やっぱり中国人が多く見られる。来年のオリンピックでは中国人だらけになるのではなかろうか?

食事にやって来たのは、空港内にある吉野家。町の店より少し高いような気がするが、場所を考えるとかなり良心的な値段だと思う。

定食を頼むとご飯のおかわりが無料だったので、定食にした。

新人バイトの動きが悪くて、店内はかなり混雑していた。出ていく客より入ってゆく客の方が多い。私が店を出る時、空港内の職場に勤める人なのか、まとめて持ち帰り弁当を頼んだらしい人がクレームを付けていた。

10分待たせるのだったら、一言言って欲しいと。こっちはすぐに受け取れるものと思って来ているので、長時間待たされると時間の無駄になる。とかなんとか言って。

年長らしいバイトがひたすら謝っていた。これでは文句の一つも言いたくなるのはよく分かる。ファーストフード店は戦場。できない奴にはさっさと辞めてもらうしかない。私は飲食店で働くのは無理。

いくらおかわりが無料だからと言って、何度もおかわりすることはなし。ただの一度きり。

食事のあとはまっすぐ休憩室に戻って休む。成田に着いたら終わりではなく、これから自走して帰らねばならない。

明日はまず早起きしてからの自転車の組み立てがある。先日の台風19号が気になるので、実家に行く前に小屋に行っておきたい。最近雨が多いようなので、雨は避けられないだろう。できるだけ雨に降られないようにさっさと帰る。

走行データ
ケアンズ空港内移動
 
ねぐら 成田空港 北ウェイティングルーム
 
おわり
現地レポート
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からあげ隊長の冒険