グレイハウンドに乗ってDarwinにゆくことにした

こんにちは。からあげです。

 

Kununurraのキャンプ場で3泊して体調を整えて、万全の態勢が整ったかにみえたが、出発前日になって右ペダルのベアリングの調子が悪いことに気がついた。
最近までは手で弾くとクルクル気持ちく回っていたのに、いつの間にかゴリゴリとした重たい回転になっていて全然回らなくなっていた。
KununurraからCairnsまではおよそ3,000km。東海岸に出るまで持てばあとはどうにでもなるが、途中でペダルが回らなくなると厄介なことになる。すでに航空券を購入しているので、寄り道することもできなくなった。

どうしようか一晩中悩んでいたが、とうとう答えは出なかった。とりあえず、朝一番でもう一度スポーツ店に持ち込んでみよう。

ということで荷造りをして出発準備を整えた。
久しぶりに自転車に荷物を取り付けてフル装備での走行。

昨日のスポーツ店にやって来た。分かりやすいようにペダルをバラして持ってゆく。

ペダルのシャフトを抜き出したようす。
まだグリスは完全に切れていない。玉押しにかなりのガタツキあり。手で回してみると、ゴリゴリして抵抗がある。

シャフトを抜き出した中のようす

少しはグリスが残っているように見える。今回、出発直前にペダルの整備をして、オーストラリアに来てからは何もせず。六角レンチで外そうにも、ガッチリ締まっていて外せなかった。昨日、お店にペダルレンチを借りて外してからは六角レンチでも大丈夫になった。

今回ノーメンテで乗り切ろうと思ったが、やはり甘かったようだ。ベアリングが重たくなる前はカラカラ回って絶好調だった。

このペダルのベアリングは小さくて神経使うし、玉押しのロックナットを締めるのが難しいため、出先での整備は止めにした。帰国後にしっかり整備しようと思っていた。

お店の開店後、ペダルを持って悪い箇所を示して店主にオーバーホールをお願いするも、簡単にできないと断られる。スポーツ店なのでそれほど期待はしていなかったが、やはり断られるとガッカリする。

断られた時点でグレイハウンドオーストラリアという長距離バスに乗ってDarwinに行き新しいペダルを手に入れることにした。
昨日、グレイハウンドのHPをみると、なんと8月25日まで2割り引きのサービス期間中だった。

自転車屋を出ると、町の図書館へ移動する。
金曜日の今日は朝の8時から開館している。

館内の片隅に置かれたコーヒーサーバー。
1杯2.5ドル。気を落ち着かせてグレイハウンドのチケットを購入する。

まあまあと言ったところ。
よし、慎重にやろう。
オーストラリアのサイトでは、購入前の確認画面が出ずにすぐに決済されてしまうことがあるので注意する。

英語のサイトでも、問題なくチケットを購入できた。
KununurraからDarwinまでの運賃は$126(2割り引き)+自転車$49で計$175。まあまあ、なんとか納得できる料金。自転車が積めるだけマシだと思わんといかん。

水辺の公園に移動して遅い昼飯にする。

いつもの代わり映えのしないラーメン。

こんな変わった鳥が人の前をウロウロしている。
パンをあげると、器用に足で掴んで少しずつ食べた。

バス輪行に備えて燃料ボトルのガソリンを空にする。ストーブを焚き続けて燃やす。かなりの時間が掛かってしまった。残りのガソリンを使ってチェーン回りの拭き掃除を行った。

水辺の公園は涼しいのだが、蚊が多くて快適とはあまり言えない。虫除け対策が必要。

日没前にバス停となっているガソリンスタンドに行っておく。
キャンプ場は引き払ってしまったし、図書館は閉館してしまったし、どこにも行くところがない。野宿者の辛いところ。

バスの待合所となっている東屋。東屋があって本当に良かった。

いつの間にか日が暮れて暗くなった。
ガソリンスタンドの照明があってそこそこ明るい。

輪行に備えて壊れやすい物を外しておく。
ミラー、フロントライト、サイクルコンピューター本体。あとは旗竿。

サイドバッグは2個をサランラップで巻いて1個にする。
グレイハウンドの規則によると、無料となる荷物は一人2個まで、3個以上は追加料金になる。

結果的には、サランラップで巻く必要はなかった。多分、バラバラのカバンでもOK。運転手は煩いことは全然言わず。

待ちに待ったバスがやって来た!本当に待ちくたびれた。

下側が大型のトランクとなっていて、自転車は立てたまま載せることができる。立てたままでOKというのがポイント。

グレイハウンドは自転車をバラさずに載せられるのがいい。他の客の荷物が多くなったらどうなるかは不明。ただ、グレイハウンドの客は旅慣れた人が多いようで荷物は少ない。自転車が載せられない事態になることはまずないだろう。

荷室の支柱に右側を立て掛けて、前後ブレーキを掛けて、2箇所ロープで縛って固定した。今回も自作のパーキングブレーキが大活躍♪いつもの自画自賛。

トップチューブにしっかりとロープで縛る。
ハンドルと支柱が当たっているだけ。前後ブレーキを掛けた状態だとこれが一番安定する。

シートポストも縛って動かないようにしておく。

念のため、サイドバッグで押さえておく。これで完璧だ!

グレイハウンドでの輪行はいたって簡単。
不要なものとサイドバッグを取り外して自転車を固定するだけ。
縦にして縛れたのが本当に良かった。高さが足りずに横積みになることはなし。バスはかなり揺れるので、ロープでしっかり固定しておかないと破損の恐れあり。

乗車率は3割程度、旅慣れた人ばかりで荷物が少なかったのも良かった。

車内のようす

シートは大きめだが、隣に肥満体の人間が来たら狭い思いをしそう。車内の温度は冷蔵庫より少し高め。それでも防寒着は絶対持っておいた方がいい。長時間だと体が冷える。

各座席に1個ずつ充電用のUSBポートあり。

充電中のスマホ。フリーのWi-Fiがあったが、なぜか接続できず。

走り始めて早々と運転席の付近からシューというエアー漏れの音がし始める。しばらく探してシート調整用のエアーのパイプから漏れていることが判明する。エアーをカットして問題解決。ただし、シートが一番下まで下がってしまったようで、座布団のような物を敷いて運転していた。

その後は問題なくバスは走り続けた。
対向車がいないときは増灯&ハイビームにして走る。100km/h出していても全く問題なし。ただし、野生動物が飛び出てきたら回避不能。

対向車がやって来た時は減灯、ロービームにして走行する。
視界は急に狭くなり白い線を目印にして走るしかない。

夜間走行中、近くで車同士がすれ違うときは道路外に退避しておいた方が無難。実際に車内から全然見えないことが分かると、夜間走行の危険性を再確認できた。おお〜恐ろしや。

さて、Darwinでは何が待っているのかな?まずは新しいペダルの入手だ!

走行データ
長距離バス グレイハウンドオーストラリア乗車
Kununurra〜Darwin
 
走行距離9km、走行時間45m
 
ねぐら バス車内
 
おわり
現地レポート
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からあげ隊長の冒険