アウターで踏んで行け

こんにちは。からあげです。

 

Kimbaのスーパーマーケットが日曜定休だったため、日曜日の昨日は休養日とした。公園の東屋の中でテントを張りっぱなしにして、自転車の整備をしたものの、かなりゆっくりできた。Adelaideでは朝になるとテントを撤収して出かけていたので、3泊もしたのにあまりゆっくりできなかった。

昨晩、テントの中でゆっくりしていると、近所の家からカントリー風の音楽が大音量で流れてきた。なんか日本の演歌のような歌詞だなあと思っていると、英語が自然に体の中に入って来ていることが分かり驚いた。たまに地元の人が日本語を話しているように聞こえるときがあるが、昨日もそんな不思議なことが起こった。毎日毎日英語を聴いているうちに、自然と意味が分かるようになってしまったのか?いや、そんなはずはない。たまたま勘が冴えていただけ。

2晩お世話になったKimbaのCentral Park。
静かな公園でゆっくり出来た。
茅葺きの東屋の下に募金箱とノートが置いてあったので、気持ちのお金を入れてノートに感謝の言葉を書いておいた。

よし、出発だ!

やって来たのは、町唯一のスーパーマーケットのIGA。何の略かは不明。朝7時半から営業してくれるのは有り難い。

私の予想に反して、店内は豊富な品揃えと、大きな町と変わらない値段設定となっていた。嬉しい誤算だった。
予め決めておいた品を買い物かごに放り込んでゆく。

これと手持ちの食料で4日分。とりあえず玄米さえ食っておけば、ペダルは漕げる。

朝からBoost。1本食べると、それなりに元気になる。1本90セント。

前カゴには缶詰をぎっしりと詰める。
濡れても大丈夫なものは、できるだけカバンの中に入れないようにしている。カバンに余裕があると、ものの出し入れがしやすくなる。

前カゴの上に食パンを乗せてロープで軽く縛る。
基本、食料は外付けになる。オーストラリアには、悪質なカラスのような鳥がおらず、見えるように付けていても、狙われるおそれがない。

食料を詰め込んで8時にスーパーを出発する。
一日休んで休養バッチリだ。

今日の天気はまずまず。薄曇りとなっている。
朝から大型車の交通量が多い。

風は無風。風が吹き出す前に距離を稼いでおこう。

フロントのギヤをアウターに入れて強気でペダルを漕いでゆく。
これまでアウターに入れることはほとんどなかったが、考えを改めてアウターも積極的に使ってゆくことにした。

じっくりと考えてみると、歯の数が多いアウターは、回転数が遅く1番消耗しにくいチェーンリングだ。これまでペダルが重たくなるのを嫌ってほとんど使って来なかった。広大なオーストラリアをミドルとインナー中心に使っていたら、消耗が激しくて途中で交換が必要になるかもしれない。消耗の少ないアウターを使っていけば、消耗度合いの大きいミドルとインナーの消耗を減らし、交換なしで帰国できるかもしれない。物価の高いオーストラリアでのチェーンリングの交換はできるだけ避けたい。

アウターとはチェーンリングの1番大きいリングのこと。
ペダルが重たくなるが、スピードが出るようになる。スピードを出したい時は迷わずアウターを選択する。
私のディスクトラッカーはMTB規格Alivioのチェーンリングが装備されている。チェーンリングが3速、スプロケットが9速、全部で27段変速となる。

朝方は無風だったものの、太陽に熱せられた空気が動き始めて、向かい風が吹き始めた!

また向かい風か。いつものことだ。あまりガッカリするな。

今日からU字ロックの積載場所を変更した。
出発前に突如閃いて作業を行った。

シートパイプとシートステーにリピート式の結束バンドとロープで3点留めをした。がっしり固定することが出来て、走行中はなんら問題なし。ほとんど使用することのないU字ロックだが、長時間駐輪の時には必要となる。

重さが約1kgとかなりの重量物なので、できるだけ重心に近い場所に積載したかった。おそらくここがベスト。

上からみたようす。

ぴったりとフレームに取り付けてあるため、ペダリングの妨げになることはなし。この積載方法は、ディスクブレーキ仕様のディスクトラッカーだからできるが、ロングホールトラッカーはVブレーキまたはカンチブレーキに干渉するため、この位置はたぶん無理。

また一つ、自転車が良くなって嬉しくなる。試行錯誤して、よりより積載方法を見つけてゆく。

向かい風になると、普段なら一気にペースダウンするところだが、今日はアウターのまま強気で漕いでゆく。しかし、消耗が激しく長時間漕いでいられない。連続1時間が限界。

今日のOver Size。
なんと超大型のダンプカーを積載していた。前方警戒車がやけに前に出ていたと思ったら、こんなデカイ奴が来た。これは鉱山で使う奴だな。

Kimbaからは若干のアップダウンが現れるようになった。
向かい風でなければ、なんともない坂なのだが。

結構堪える。

いつもと変わらぬ風景。もう見飽きた。

お昼になると、ちょうどレストエリアにたどり着いたので、昼食をとることにする。それにしてもハエが多かったな。鼻や耳の穴にハエが入ってくる。鍋の中にダイブする奴もいるし、非常に鬱陶しい。

それでもアブでないだけマシ。これだけのアブに集られたら発狂ものだろう。

なぜか木の枝にパンツが掛けられていた。
誰かの忘れ物か?

ラーメンの完成!イワシの缶詰と袋ラーメン2袋。いつもの奴。

昼休憩を短時間で切り上げて走り始める。
日が短いため、少しでも漕ぐ時間を長くして距離を稼ぎたい。本当は昼寝をしたいのだが、そんな時間は全くなし。秋から冬は涼しくていいのだが、日が短いのが辛い。

そんなことを考えながらペダルを漕いでいると、面白いポストを見つけた。わざわざ戻ってまで写真を撮った。こいつは味があっていい。

ようやく次の町Kancuttaに到着。大きなサイロが目印だった。

またまたレストエリアで休憩。ちょうどピクニックテーブルの位置が日陰になるように置かれている。

西日に向かって走る。
このままゆくと、追い越しの車から見落とされやすくなる。嫌らしい時間帯だ。

今日の目的地Wudinnaに着くと、すぐさまガソリンスタンドに入る。お腹が空いた。なんか食べよう。

ホットドッグを頼むと、20分くらい待ってようやく出てきた。
ここは日本ではないことをすっかり忘れていた。普段、言葉が話せないだけで、あまり不自由を感じないので、まるで日本にいるような気になっている。

ホットドッグの味はまあまあ。しっかし高いな。これで6ドルとは。まあ、こんなもんか。ここはど田舎だ。

グーグルマップでスーパーマーケットで検索しても出てこないFood Land。どこから見てもスーパーマーケットだが。はてどうしてだろう?ここで補給ができると分かれば、Kimbaで少なめに買ってきたのに。外観からは想像出来ない程の豊富な品揃えだった。

レジの若いねーちゃんが舐め腐った態度で仕事をしていた。そんなに嫌なら、町から出て行ってMelbourneやSydneyなどの大都市でも行けばいいのに。若い男がおらず、娯楽が何もなく、毎日が単調で退屈なのだろう。そんなこと知らんがな。

おやつを食べて暇つぶしする。今日はもうWundinnaで止め。
天気予報によると、明日から2日間東の風が吹くという。
今日無理して走らなくても、明日追い風で走った方がいい。

今日はApex Parkで泊まることにする。さっき覗いてみたら、いい感じの東屋があった。

もう疲れたから郊外に出るのは止め。

公園内には、子どもたちに大人気のJamping Pillowsが設置してあった。これはトランポリンのように飛び跳ねて遊ぶ遊具。

おっさんも童心に帰って遊んでみたが、なかなか楽しい。
ただ、ちょっと足腰が疲れる。

オーストラリア人は、子供の頃からフットボールとジャンピングピローズで鍛えて強靭な足腰を手に入れているようだ。

公園内では遅くまで建物の改修工事が行われていたが、暗くなるとようやく作業を止めて帰ってくれた。その後、近所の子供がジャンピングピローズをやりに来たが、すぐに親に呼び戻されて帰って行った。

東屋の下にテントを設営してゆっくりする。昨日のKimbaとは違って、結構人通りがある公園だった。それでも20時半を過ぎるとようやく静かになってくれた。明日は早起きして出発し、追い風に乗って距離を稼ごう。できれば明後日早いうちにCedunaに着いて補給を済ませておきたい。

さあて、そろそろ寝るか。

走行データ
Kimba(スーパーマーケットで食料補給後出発)〜Kyancutta〜Wudinna
走行距離 110.7km
ねぐら  公園
 
 
おわり
現地レポート
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からあげ隊長の冒険