当てが外れたPortland

こんにちは。からあげです。

 

最近疲れがたまっているようで、ペダルを踏む脚に力が入らない。そろそろ休養日を取ろうかと思っていた時、次のPortlandに無料のキャンプ場があるのを見つけた。Wikicampsで。

それで今日は到着したら、すぐにテントを張って荷物を置き、町に繰り出そうかと思っていた。

牧場と道路に挟まれた空間で一夜を過ごす。
道路の交通は夜中でも途絶えることはなく、車が通り過ぎる度にジェットエンジンのような音が聞こえていた。

今回のオーストラリアツーリングで使用しているアライテントのカヤライズ1。全面メッシュで通気性が良く暑くても非常に過ごしやすいのがいい。これまで多少寒いことがあったが、西に向かって進んで来るにつれて、徐々に暑く感じることが多くなってきた。それで、ますますカヤライズに決めて良かったと思うのだった。
去年の北海道ツーリングでは、エアライズ1を使って、何度も寝苦しい夜を過ごしたのを思い出す。

帰国後、頼まれもしないインプレを無駄に詳しく書くので、是非とも覚えておいて欲しい。

道路脇の空き地など目もくれずまっすぐ走り去る車。
町の中で寝るよりも、完全に町の外に出たほうが寛げる場所が見つかる可能性が高い。

今日はゆっくり目の8時半過ぎに出発する。

今日も牧場しかないまっすぐの道路をゆく。
西に進むに従ってアップダウンが減ってより走りやすくなった。

眠気には勝てないぜ!

要は眠くなったら、すぐに車を止めて休めということか。
さすがに自転車では眠たくなったことはない。

今日は大型車とよくすれ違うようになってきた。
大きく離して抜いてくれる車とそうでない車がいて、後ろから近づいてくると、どちらなのか気になってドキドキする。

センターラインが白の二本線の場合は追い越し禁止。
走り始めて10日以上経ち、Australiaの交通ルールがだいたい分かってきた。

標識を撮っておいて、帰国後記事にしてまとめることにしよう。役立つかどうかは知らんが。車だと標識を撮っている暇などないが、自転車だと簡単に撮れてしまう。

ここはトラック用のレスとエリア。
周囲に民家がない場所で、道路のすぐ横に設けられていることが多い。
ゴミ箱とピクニックテーブルがあるのみ。

本物の切り株をチェーンソーで羊を彫っている凄い奴。
これは滅多にお目にかかれないだろう。

少し早かったが、レストエリアに寄って昼飯を食べることにした。入り口を見落として行き過ぎてしまった。

ここは道路から少し奥に入ったところにあって静かで寛げる。

川の対岸には有料のキャラバンパークと呼ばれるキャンピングカー用のキャンプ場がある。

こちらは無料。ただし、宿泊はできない。

チキンピラフに袋ラーメンを追加した。
これで1.2ドル。ボリュームはまずまず。

橋を通って川を渡った。
すぐ近くが河口で波の音が聞こえてくる。

自転車だとこうしたところも抜けられるのがいい。

途中、コアラポイントがあったのだが、どうせ見られないだろうと思ってそのまま通過した。

野生のコアラを一度見ているので、寄り道してまで見たいとは思わない。運が良ければ、そのうち間近で見られるだろう。

Portlandの入り口にあった看板

イベントの案内が表示されていた。

分かりやすい看板のベッド屋さん。

ようやく町の中に入った。
よし、とりあえずインフォメーションに寄って情報収集するか。

町の中心なのに、ランナバウト式の交差点がある。

岸壁に着岸して荷役する大型船。
Portlandの名前の通りの港町。
沖合には何隻もの船が錨を打って錨泊していた。

インフォメーションを出てまっすぐ無料のRVパークにやって来たのだが、驚愕の事実が発覚する!

なんとテントは禁止だった!!ここはキャンピングカー専用のキャンプ場。車中泊やキャンピング改造車も駄目なんだって。

いやあビックリ。まさかテントが張れないとは思わなかった。
居心地が良ければ、2泊して疲れを癒やそうと思っていたのに。Wikicampsもキャンピングカーのみと書いておいてくれよ!

無理なものは無理。すぐに頭を切り替えてすぐ近くのプールにやって来た。ここは2ドルでホットシャワーを浴びれる場所。
日本だとシャワーのみの利用はたいてい断られるが、Australiaだとそうでもないみたい。

シャワールーム兼更衣室。
私物を入れるロッカーはなし。

念のため、パスポートを入れたサコッシュは中に持って入った。こういう時防水だと助かる。シャワーを浴びてスッキリしたあとで汚れものの洗濯をちゃっちゃと済ませた。2ドルでシャワーと洗濯が出来て大助かり。

あとで知ることになるのだが、他に無料のホットシャワースポットがあった。

シャワーを浴びてスッキリしたあとに図書館にやって来た。
洗濯物は自転車に掛けて干しておく。いちおうロックはしてあるが、Australiaの場合大都市以外は盗難に遭うおそれは少ないとみている。

しかし、だからと言って鍵をしないのは駄目。人に盗む気にさせないのが優しさ。

図書館のPCを借りて、これまでの画像と動画のバックアップを行った。
Windows10インストールのPCで、持っていった外付けHDDやカードリーダーは問題なく認識してくれた。

日本だとデバイスを接続するのはたいてい禁止だが、Australiaだと自由にやらせてもらえる。本当に助かった。なぜか日本は禁止事項が多くて煩いんだよな。ネットしようとするとフィルター設定が強くてまともに使えないとかもある。

バックアップ中

USBケーブルをつなぐより、カードリーダーで読み取ったほうが断然速かった。表示はすべて英語だが、だいたい配置が同じなので操作はできた。こういう時、英語を習っていて良かったと思う。全然話せないけど、単語なら分かる。

Portlandの図書館はすごく設備が充実していて、なんと3Dプリンターまで置いてあった。見るのは今回が初めてだった。

3Dプリンターで作られた模型。
何なんだこれは?

将来自転車パーツも作れるようになったらいいな!

図書館は程々にしておいて、早めに補給を済ませておく。
まずはガソリンスタンドでストーブ用の燃料を入れる。

以前、Melbourneで入れたのはオクタン価98のハイオクだった。ハイオクはわざわざ燃えにくくしているガソリンで、オーストラリアのシステムが分からないおっさんはつい赤色のノズルで給油してしまった。

ハイオクをストーブで使うと煤が出て汚れて大変だった。煤で手が真っ黒になって身なりが急激に悪化しているところだった。そのうち真っ黒黒助にになってしまうんではなかろうかと怯えていた。

Unleadedは無鉛ガソリンのことで、1リットル1.399ドル。
なぜかガソリンの単価はセント単位で表示される。

1AUD=80円として計算すると、1L約111円となり日本に比べてもそれほど安くない。アメリカはガロン単位の表示でバカみたいに安い。水よりもガソリンのほうが圧倒的に安かった。

Australiaはガソリンが高いから、燃費の悪い大型車が少ないとみた。

ガソリンコーナーのノズルは2つ。片方がハイオクでもう片方がレギュラー。

レギュラーはオクタン価91。MSRのウィスパーライトインターナショナルの使用にはホワイトガソリンを推奨しているが、レギュラーガソリンも使用できるとしている。ハイオク使用の注意書きはあったかは記憶になし。

こういう失敗を実際に経験すると非常に勉強になる。これまでは何も考えずに安いレギュラーガソリンを入れていたので、問題はなかったが、ハイオクを入れた途端煤が出だしたのには驚いた。
これが日本だったら、すぐに分かったのだが、Australiaだったから気づくのが遅れた。始めAustraliaのガソリンは粗悪品だと思ってしまった。

また、ストーブの件は帰国後記事にまとめよう。またいいネタを手に入れたな。

給油を済ませたあとで店内で精算する。
給油した機械の番号を告げるだけでいい。

他の客も給油していたので、間違えられやしないかとドキドキしてしまった。

給油したあとは食料を補給する。
Australiaでは日本では馴染みがないイースターと呼ばれるものがある。なんだか良く分からないが、お店にはうさぎのチョコレートやぬいぐるみが置かれている。

アイスコーナーで凍りかけていたうさぎくんを救出!

これが今回購入した食料。やはり大都市よりも、地方のちょっとした町の方が安い気がする。これだけ買って約17ドル。まあ、日本じゃ考えられない値段。安いものだけ選んで買っているというのもあるけれど。

1Lが1.2ドルの牛乳。飲んでみるとなかなか美味い。
人口より牛の方が多い?だけあって牛乳は安い。

無料のRVパークでは泊まれないので、町を出てCape Nelsonに向かう。片道30分の楽勝コースと思いきや、アップダウンがあってかなりしんどかった。ホットシャワーを浴びたばかりなので汗をかきたくない。

日没直前、偶然見つけたピクニックエリアでテントを張った。
誰もいなかったのはいいのだが、風力発電所のプロペラの音がうるさい。

昨日は車のジェットエンジンのような音で、今日はプロペラ音ときた。本当に野宿だとこういうのばっか。

それはそうと、ガソリンをレギュラーにしたところ、煤がグッと減ってくれた。まだオレンジ色の炎が出るが、掃除したら多分大丈夫になるだろう。本当に良かった良かった。

走行データ

Codorington過ぎ〜Portland〜ホットシャワー・ガソリン給油・食料補給〜Cape Nelson付近まで
走行距離 62km
ねぐら  岬付近の森の中

 

おわり

現地レポート
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からあげ隊長の冒険