こんにちは。からあげです。
Australiaで玄米が食べられるという嬉しい誤算があり、体調は完全に復活した。ただ、天気が曇りや雨が多くてテンションが上がらない。
昨日は暗くなってからも浜辺に人がやって来ては遊んでいたが、全く問題なし。Australiaに来てから野宿していても、一度も身の危険を感じたことはなし。アメリカのような治安の悪さはない。危ないところはあるかもしれないが、夜遊びしないし、人の多いところには行かないので、多分大丈夫。
Port Campbellの朝。
今朝は遅くまで雨が降っていたが、起きるころになると止んでくれた。Australiaに来てから雨が多いものの、撤収時に雨が降って困ったことはなし。こういう雨の降り方はまだ許せる。
公園の東屋に移動して自転車の洗車と各部のビスの確認とチェーンに給油を行った。
Cape Otwayに行った一昨日未舗装の道を走って泥だらけになっていたので、早めにキレイにしておきたかった。
これで気持ちよく走ることができるぞ!
こぢんまりしたPort Campbellとお別れ。
町を出ると再び何もない道をただひたすらに漕ぎ続ける。
今日は細々とした見どころがある。急ぐわけでもないし、雨も降っていないので、寄ってゆくことにした。
The Arch
The Ossan
玄米を食べてすっかり元気になったおっさん。
まだまだ若いものには負けんぞ!
London Bridge
また、大げさな!
緑が濃い崖の階段を下りてゆく。
The Grotto
Bay Of Island
Bay Of Islandを過ぎると、道は海岸を離れて内陸部を進むようになる。
慣れ親しんだGreat Ocean Roadの終わりが近い。
かわいい子牛集団
近づいても逃げる素振りをしない。
今日は大型車に何台か追い抜かれたが、危険を感じることはなし。どの車も反対車線に出て抜いてくれた。
小雨がパラパラ降るなか、そろそろ休憩したいと思っていた時に現れたバス停。
周囲は牧場で民家は確認出来ず。
今日の昼は袋ラーメン2つとトマトの野菜の缶詰。
缶詰を入れるだけでグッと量が増えて健康的になる。
食後にストーブの掃除を行ってみたが、燃焼不良の状態は改善せず。やはり入れたガソリンが悪かったようだ。
牧場内で見かけた風変わりな機械。
これは牛に水をやる機械なのか?
(あとで分かったのだが、水か農薬を撒く機械。タイヤが動いて自走できる。)
Great Ocean RoadからPrinces Hwyに出たところ。
Torquayから続いたGreat Ocean Roadはついに終点となった。
初めてのAustraliaで何もないところを走ってドキドキしたが、終わってみれば大したことなかった。
Princes Hwyに出ると、路肩が広がり走りやすくなった。
交通量がかなり増えた。とは言え、時々車が途切れるときがある。
かわいい羊たち
そこら辺に生えていた草をむしってあげたら、喜んで食べてくれた。柵の囲いの中に生えている草に飽きてしまったのだろう。
近くでみると、なかなか面白い顔をしているな。
4月下旬から5月上旬にかけて競馬場でレースが開催されるようす。まだ半月も先だ。待つわけにはいかないな。
Warrnambooに入ったところで、早速スーパーで食料の補給を行う。
店内には1ドル商品がワゴンに盛られていた。
これは2ドル3ドルしてもおかしくはない商品。
よし、幾つか買っておこう。
5袋で1ドルの激安ラーメンもあった。
味は普通のと変わりはなし。
缶詰コーナー
なんと売れ残りの品が1缶50セントで売られていた。
味なんて何でもいいので、とりあえず2缶買っておいた。
これだけ買って驚きの13.5ドル。
Australiaは確かに日本に比べて物価は高いが、安いものを選んで買えば、かえって日本より安くなることもある。
米は本当にビックリするほど安い。
1kg入りの玄米が2.5ドル(約200円)で買える。30kgに換算すると6000円。小袋で買ってもこの値段。味は日本のものと大した変わりなし。貧乏学生なら米を食べたらいい。
町の郊外には大きなショッピングセンターが立ち並び、中心部にはおしゃれなお店が軒を連ねている。この辺りだけ独特な雰囲気がある。
なんだかアメリカの田舎町を思い出して懐かしくなった。
なんだかよくわからないモニュメントの前で記念撮影。
図書館に行ってみると、土曜はなんと午後2時で終了。
日曜は休館日。日本とは大違い。
記念碑の前で記念撮影。
小高い丘の上には古びた高射砲が展示されていた。
いつのものなのかは不明。
図書館が閉まっていて行き場を失ったおっさんは近くの公園をぶらぶらする。
これは大きな迷路。壁の高さが1.5mくらいしかないので、子供用。方向音痴で記憶力の悪いおっさんが入ったら、外に出られなくなるおそれあり。
公園内の池にはモーターボートまである。
今日は土曜日で小さな子供を連れた家族で大賑わいとなっている。居心地が悪いのでどこかに行くことにした。
曇で風があって、じっとしていると寒くなってくる。
寒々とした海岸の風景。
日が照って暖かければ、過ごしやすい海岸なんだろうけど。
今日は風が強くていられない。
海岸線に沿って伸びるサイクリングロードをゆく。
すでにペットボトルの水を満タンにしていつでも野宿できる態勢を整えてある。
こんな何にもないところに水飲み場がある。
なんとペットボトルに入れる専用の蛇口が付いている。
暗くなるのを待って、防風林の中の適当な場所でテントを張る。
一応、健全な野宿旅をしていることをアピールするために、わざわざ旗を立てておいた。
これなら、どこから見ても自転車野宿旅だ。Australia人が野宿するかは不明だが、見ただけで分かる。
走行距離 86km
ねぐら 海岸の防風林の中