自動車の早期自動運転化を希望する

こんにちは。からあげです。

 

Cairnsまで残すところあと僅かとなり、かなりのスローペースで走っている。今日はQueenslandではQueens Birthdayということで祝日となっている。エリザベス女王の実際の誕生日は4月12日だというのに、半年遅れて祝う。なぜなんだろう?

今日は3連休の最終日で交通量が増えると予想されたので、4時半に起床して準備を始めた。

今日は隣のピクニックテーブルで炊飯しながら、荷物をまとめてテントを撤収する。普段は荷物だけまとめて、食事をしてからテントの撤収を行う。

物置場に最適なピクニックテーブルがあってのこと。

テントを撤収して荷物をまとめ終えたころで日が昇り始めた。
朝早く入ってきたディーゼルの四駆が長時間近くでアイドリングしていて鬱陶しい。散々排ガスと騒音を撒き散らして気が済んだのか、20分くらいしてようやく出て行った。まだ寝ている人がほとんどだというのに全く配慮がない。

再び静かになったレストエリアで食事を済ませて残りの荷物の片付けをしていると、フランス人サイクリストのカップルが起き出して、荷物をまとめてこちらのテーブルに移動してきた。それなので英単語を適当に並べて言って挨拶をする。

ちょうどその時、犬を連れた飼い主がトイレに入ってしまい、後に犬だけが取り残されてしまった。かわいそうにその犬は怯えてガクガクと震えているではないか。その犬と目が合うと、こちらにすり寄ってきた。犬の不安を鎮めるために、優しく頭を撫でてやる。すると、犬は落ち着いてきたようで震えが止まる。

もういいかな?と思って撫でるのを止めると、犬はもう終わり?と振り返ってもっと撫でてくれと目で訴えてくる。飼い主がトイレから出てきて犬のナデナデから開放されたのは10分くらい経ってからのことだった。

飼い主が出てきて犬に向かっておいこっちだ!と言うも犬はなかなか帰って行かず。なかなか出て来ないもんだから拗ねてしまったのか、それともおっさんのナデナデが相当気持ちよかったのか、私がもう帰りなと言うと渋々飼い主のもとに帰って行った。

この犬、頭を撫でられるのがかなり好きみたいで、頭の部分だけ毛並みが整っていた。口に咥えたボールを一度も離そうともせずにうっとりした目で撫でられていた。

うむ、爺さんになって落ち着いたら犬を飼うのもいいかもしれん。出かける時は自転車の後ろカゴに乗っけて走る。番犬にもなるし、遊び相手にもなるしでいいかもしれん。猫は可愛いけどあまり役に立たん。気分次第ですぐにどっかに行ってしまうし。

フランス人サイクリストのカップルに別れを告げてハイウェイを走り出す。オーストラリアで世界一周中のサイクリストに会えるとは思いもしなかった。

結構いそうでいない世界一周中のサイクリスト。

Cairns目指して北に上るにつれて木の密度が高くなりジャングル状態となっていてねぐらを探すのが難しくなっている。

手付かずの場所だと下草ボーボーでテントを張る余地はなし。いかに重機の入った場所を見つけるかがポイントとなる。

道路沿いは見渡す限りのサトウキビ畑が広がる。すれ違うトラックはサトウキビ運搬車が多い。荷台に格子状の箱を載せているのが特徴だ。

トラックから貨物列車に載せ替えているところ。近くの畑で収穫したサトウキビをトラックで運んで来て載せ替える。サトウキビを加工して砂糖を製造する工場はこの先のTullyの町にある。

路面にはサトウキビが落ちていることがあるので注意する。これらは車に踏まれてペチャンコになっていて害は少ない。

こちらがまだ新しいまん丸のサトウキビの切れ端。
意外に固くて乗り上げるとハンドルを取られるおそれあり。
繊細なロードバイクだと危険。

煙突から白い煙が出ているのがTullyにある砂糖工場。
出発直後は雲が多めだったが、次第に雲が晴れてきた。湿度が高めで少々蒸し暑く感じる。

珍しくバナナ畑を見つけたので、記念撮影する。
バナナの実にはビニール袋を被せてある。木の高さはおよそ3m。見上げるほどの高さがある。

Tullyの町に入ると、煙突の煙を目指してやって来たのは砂糖工場。
高い煙突からモクモクと白い煙を吐き出していて気になった。

貨物列車の機関車。サトウキビは嵩張るが軽いので、牽引する機関車はかなり小さい。

工場前にはサトウキビが乗った貨物列車が止まっている。
特に砂糖の匂いはしない。

工場を外側から見学していると大を催してきたので、トイレのあるバスターミナルにやって来た。鳥が羽を広げたように両脇に広い屋根がある。

まだ朝が早いためか人は疎ら。広々としたスペースにベンチがいくつも設置されていて休憩にはピッタリ。

バスターミナル前に金色の長靴がデーンと設置されている。
カエルがへばりついていて面白い。

この周辺は雨季になるとそこら中が水浸しになるため長靴が必需品なのだろう。

おや?階段があるぞ?入ってみよう。

階段横の壁には水害時の写真が展示されていた。
水没した電話ボックスで電話をしている男性がいる。

コチラは橋に取り残された車。川の氾濫によって周囲は水没し、橋の部分だけが残っている。

展望台から砂糖工場を望む。
うむ、煙突から出る煙を見ていると、太ってしまうような気がするな。息を止めよう。ぐぅ〜苦しい。

長靴にへばりつくカエルを見下ろす。

おっとそうだった。まず先にシャワーを浴びなければ。浴びれる時に浴びておかないと、次いつ浴びれるかは分からない。

野宿者はツラいよ。

もちろん冷水シャワーだ!トイレとシャワールームは掃除が行き届いていて清潔。Tullyのやる気を感じさせる。

シャワーのついでにざっと洗って近くのフェンスに干しておく。
多少雲が多くて湿度が高いが、日が照ったらあっという間に乾いてしまうだろう。

バスターミナルだけあって、一時次から次へとバスが入ってきた。ツアーバスの乗客が下りてトイレ休憩していた。その乗客の中に日本人と思われる姿を発見する。おそらく大学生のカップル。おっさんを見ると決して日本語を話さずに中国人のフリをしていた。

どうもラフティングのツアーバスのようで若者ばかりだった。噂に寄ると、ラフティングはかなり儲かるアトラクションらしい。設備投資の費用は少なくて、インストラクターの養成にも時間が掛からず、大勢の人数を一度にこなすことができて儲かるんだとか。

写真のバスはグレイハウンド。Cairns行きとBrisbane行きのバスが入ってきて、乗客の乗り降りが終わるとすぐに出ていった。

壁に貼り紙あり。

オーストラリアでは公共の場所では飲酒禁止。表向きは治安の悪化や飲酒運転の防止が目的となっているようだが、真の目的は飲食店を儲けさせるため。飲食店が儲からないと税収が増えない。スーパーで酒を販売できないのは、簡単に酒を手に入れられなくするため。酒はBottle Martと呼ばれる酒屋で販売されているのみ。時々、スーパーマーケットの横に酒屋があったりするが。

オーストラリアに半年いると政府の考えていることがだいたい分かるようになる。野宿しながら町のようすを観察していると特に。自然と勘が鋭くなってくる。野生に近づいている証拠か?

シャワーを浴びてさっぱりしたあとは町のスーパーIGAへ。ここはSuperが付く正真正銘のスーパーマーケット。

店内は広々していて充実した品揃え。価格は安い。
東海岸に出てからスーパーの価格がぐっと安くなった。

以前はメモ帳の種類がなくて馬鹿でかい奴を買う羽目になったのだが、このお店では各種取り揃えてある。

やっぱりメモ帳はポケットサイズがいい!

町が連続してあるので、食料に気を使う必要は全くなくなった。
適当な残り物を食べれば、町に辿り着くことができる。

袋ラーメンと少々買った。これだけあれば十分。手持ちも少しあるし。玄米は重たいので必要最低限あればいい。

Tullyから寄り道してMission Beachにゆく予定だったが、交通量の多さから中止。まっすぐCairnsに向かうことにする。

町を出ると、風向きが変わり向かい風になっていた!

交通量も増えてしまい全く漕ぐ気がなくなる。東海岸に出てからのおっさんは全くやる気なしの状態。路肩は広いものの、ガードレールが増え、時々道幅の狭い橋がありストレスが溜まる。

だいたい自転車の横を100kmで走る車がいること自体がストレス。もう嫌。

見通しが悪い区間であっても、時速100kmのスピードでためらいもなく突っ込んでいく車。オーストラリアのドライバーは完全にだろう運転だと思われる。郊外に出たらまず自転車や歩行者はいないものとして車を走らせている。

これはオーストラリアを13,000km以上自転車で走りながら感じた正直な感想。東海岸に出てから車間距離を取らない車が急に増えた。カーブの先に停止した車両がいたら、まず多重事故は避けられない。それでも車は見通しの悪いカーブに減速せずに突っ込んで行く。カンガルーと衝突して車が大破するのを防ぐためにカンガルーバーというバンパーを付ける車が多いが、正面衝突した時の被害を少なくするためもあるんじゃないかと勘ぐってしまう。

もう車は自動運転でいい。人間が運転するから事故が起きる。機械に任せたら、居眠りはしないし、脇見もしない。スピード違反はしないし、飲酒運転もしない。いいことだらけ。自動運転化する前に法律の整備が必要だが、問題は事故が起きた時の責任の所在。いったい誰が責任を取るのか?メーカーか?所有者か?たぶん半半になるだろう。

来年の東京オリンピックの時に自動運転車がデビューするとは思うが、それまでに法律の整備が間に合わないので、とりあえず周囲に警戒車を付けての走行になるだろう。外国からの要人を載せてしっかりと安全をアピールする。

自動運転の始めはハンドルやブレーキペダルも付いていて手動運転できるようにしているが、安全性が確かめられたらそのうち箱だけの乗り物になって完全自動化になる。人間はただ乗っているだけ。人間が運転しないから、免許制度は廃止。飲酒が可能になる。寝ててもいいし、スマホをイジっていてもいい。タクシー料金が安くなってわざわざ自家用車を所有しようと思う人は居なくなる。職業ドライバーはみな失業。

自動車メーカーは先の先まで考えているので、自動運転化の行き着く先を見据えて研究開発していることだろう。車ではなくて別の乗り物を作るようになっているはず。

自転車は一気に乗りやすくなり人気が爆発する。たぶんそんな未来がすぐそこまでやって来ている。おっさんの妄想はこれまで。

向かい風になって一気にやる気がなくなったころ、ちょうど集落の中に広大な運動場を発見した。

人気は全くなく泊まっても大丈夫そうな気がする。よし、とりあえず休憩して様子見だ。

建物の影に自転車を停めて休む。
道路から離れているだけでリラックスできる。道路は煩すぎて全く落ち着かない。よくもまあロードサイトで野宿してきたもんだ。我ながら関心する。

昼はパンに水。

これだけあれば十分。真剣に漕いでいないので消耗していない。

自転車カバーを敷いてブログ更新を行う。昨日は電波の調子が悪くてやる気が起きず。

オートバイの親子が帰ったところで夕食のラーメンを作って食べた。今回は菜っ葉入り。オーストラリアに来てから全く青物を食べていないことに気がついた。栄養バランスが崩れると心身がおかしくなる。

オートバイの親子が来たときには、3,4歳の男の子がフラフラしながら走っているのを見て微笑ましかったのだが、次第に煩く感じるようになった。2サイクルエンジンのオートバイで親がエンジンを回すものだから煩い煩い。早く帰らないかなと思いつつ場所移動して休んでいたら、ようやく帰ってくれた。時代遅れのオートバイに小さな子供を乗せることはない。オートバイは自分の金で買って乗るもの。

日が暮れてから、こっそりテントを設営。
途中2台の車が入ってきたが、特に会話はなし。発達障害の気がある私が無理に挨拶すると、ややこしくなることがある。向こうから話しかけて来なければ、じっとしていればヨシ。

明日は早起きして無料キャンプ場を目指す。そこからCairnsまで60kmちょっとの距離なので、数日間のんびり過ごす予定。スーパーと図書館のある小さな町で居心地が良さそう。

走行データ
Bilyana RA〜Tully〜El Arish
 
走行距離46km、走行時間2h50m、Av16.0km/h、Max35.0km/h
 
ねぐら 運動場
 
おわり
現地レポート
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からあげ隊長の冒険