今日は午前中だけ

こんにちは。からあげです。

 

Australiaはイースターの休日3日目で日曜日を迎える。昨日は強い向かい風の中を走って消耗し、しかも野宿場所が見つからず仕方なしに道路脇の木の影にテントを張って泊まった。

車の走行音が煩いため、耳栓をして眠ったのだが、かなり疲れがたまっていたようで、つい寝過ごしてしまった。とは言っても6時半ころの起床。

耳栓を外すと、テントのフライシートに当たる雨音に気がつく。ファスナーを開けて頭を出してようすを伺うと、結構な雨が降っている。これまで度々雨に降られているが、テントを撤収する頃になると、雨が止んでくれていたのだが、今日は止む気配はなかった。

水を汲みに一旦町へと戻ることもあり、Australia初の雨の中の撤収を行った。登山やツーリングなど屋外の活動で、一番嫌なのが雨天時のテントの撤収だ。濡れたテントは重たいし、テキパキと要領よくこなさないとイケないため、できればやりたくない。

一度は出たKingston SEの町に戻る。町の名前に付いているSEという文字は、South Eastの略。

大きなLobsterの横を通って公園を目指す。

こんなことなら、昨晩は公園の東屋で泊まっておけば良かったと思った。広い屋根と壁があって居住性が良くて、なんとAC電源も付いている。しかし、となりにキャラバンパークがあるため、泊まりにくいという事情があった。

テント禁止のキャラバンパークに何の遠慮があるものか、そんなもん気にせず泊まれば良かったのだ!

次の水場まで60km以上の距離があるため、普段より水を多めに持ってゆくことにした。いつもは最大で5L。今回はプラティパス1個にペットボトル2本を追加する。合わせて3.7Lの追加だ。

ペットボトルはゴミ箱から拾ったものを使用した。

町の外に出ると、普段と変わらぬ牧場の景色が続いている。
風は左後方からの風で適度に自転車を押してくれる。

昨日のRobeからの強い向かい風に比べると天と地ほどの違いがある。しかも小雨がぱらついていて自転車を漕ぐにはちょうどいい。Australiaでは雨の日に走るのも悪くない。そう思える。一旦日が差すと日差しが強烈で、すぐに気温が上昇して熱風が吹き付けるようになる。日陰にいれば快適なんだけど。

1つ目のレストエリアにたどり着く。
Australiaはイースターの休日で、どこも人で溢れかえっている。
道路の交通量も次第に増えてきて、緊張感を強いられる走行が続く。

ようやくホッと一息つける。

ピクニックテーブルとゴミ箱と木陰があるだけのレストエリア。
ちょうど雨が上がったところで、カバンを開けやすくなった。

さて、何を食べようかな?

1缶80セントで買ったイワシの缶詰を食べる。
入っていたのは水。今度からは油が入ったものを買うとしよう。
こってりした油と一緒に食べれば、元気が出るに違いない。水だとなんだか物足りない。

レストエリアからしばらくゆくと、木が疎らに生えているところが度々目につくようになった。
地面は平でところどころ、土が露出しているところがある。

野宿適地だ!

昨日の疲れが抜けきれておらず、早くもねぐらを探し始めた。

道路沿いに時々自転車が設置されているのを目にする。
一体これはなんなんだろうか?

12時半ころ、雨が止んでいるすきにテントを設営した。
これまで休養日を取らずに毎日走ってきた。たまには半日休みもいいだろう。

私は丸一日休養日をとるより、半日ずつ2日にかけてとるほうが好き。午前中のみ行動する感じ。こっちの方が疲れがとれるし、よりよいねぐらを探せる。見つからなければ、半休は翌日に繰越。これはおっさんの知恵。PCTの時も半休を多く取っていた。だいたい、まる一日テントでゴロゴロしていても、やることがない!

野宿する時に気をつけているのは、柵で囲まれている場所には入らないこと。この柵は、多分National Parkと道路の境界線。良い人ばかりのAustraliaだが、無用なトラブルを避けるためにも、一線は越えないようにする。

この周囲には、湖が多いためか、独特な植物が見られる。
赤いつくしのような植物で柔らかい。

これまでの下草はカラカラに干からびたような硬いものばかりだった。

天気は回復し薄日が差すようになって暑くなってきたので、フライシートを取り外してカヤライズのみとした。
ついうっかりして、日が当たるところにテントを張ってしまったが、メッシュ越しだと日差しが和らぎなんとかテント内にいられる。

今回、カヤライズを選んで大正解だった!夏に北アルプスのメジャーなコースを登山をしていても、一度もカヤライズの姿を見たことがない。なんというか、こんなにもメッシュテントが快適なものとは知らなかった。これからはカヤライズを積極的に使って行こう。通常の本体と比べて多少重たくなるが、それに見合うだけの快適性は得られる。特に自転車だと、僅かな重量差より、居住性を取った方がはるかにいい。

本当に、なぜカヤライズが使われないのか不思議でならない。もっともっと使われるべきものであると私は確信する。夏山に限れば、カヤライズ一択。単体で張れば涼しいし、フライシートを被せれば雨を防ぎ、耐候性が上がる。こんないいテントが日本にあったなんて思いもしなかった。今後はカヤライズの普及活動に努めてゆくことにしようか。

今日、Australiaに来て初めてP-38型缶切りを使った。
1ドル80セントの激安の缶詰だった。

使い勝手は良好。やっぱり持ってきて良かったP-38。

とうもろこしの缶詰を1缶丸々入れたラーメン。
短時間で調理して食べたい時は玄米ではなく袋ラーメンを使う。
なんと、5袋で1ドルの激安商品だ!日本でもこんな安いラーメンは売っていない。

今日は午後からテント内で寛ぐ。
たまにはこういう日もあっていい。

いやあ、カヤライズは快適快適!

こうして半休の一日は過ぎて行くのだった。正直、早くイースターの休日は終わって欲しい。

走行データ
町外れから一旦Kingston SEに戻って水補給〜およそ40km走行
走行距離 46km
ねぐら  道路脇
 

おわり

現地レポート
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からあげ隊長の冒険