快晴のもと自然の造形美を堪能する

こんにちは。からあげです。

 

Great Ocean Roadは、一番の見せ場のTwelve Apostles(12人の使徒)に差し掛かった。昨日はCape Otwayのみ晴れだったが、今日は朝から快晴の天気で、全く雨の心配は必要なかった。

今日はAustralia上陸後一番の好天だった。

昨晩のねぐらは、道路のすぐ脇でありながら、完全な死角となる絶好の野宿場所だった。夜中は完全に交通が途絶えて静かな夜を過ごすことができた。

今朝は5時半起きして朝食を済ませて、十分明るくなってから出発した。

出発してすぐにワラビーのかわいそうな轢死体を発見する。
無残にも内蔵を飛び出させたまま息絶えていた。

森を抜けると、風景は一変して開放的な牧場が広がる。

朝から快晴の天気で気分は最高。気持ちよく漕いで1つ目の休憩場所、Lavers Hillに到着する。

可愛らしい建物には、コンビニとカフェが入っている。

すぐ近くに停まっていた大型のトレーラー。
Australiaもボンネット型の大型車を見かける。

まだロードトレインという超大型のトレーラーは見ていない。そのうちどこかで見かけることになるだろう。

こちらはパトカー。
Australiaの四駆はゾウさんの鼻のようにして上の方から空気を取り入れるようにしている。少しでも砂や水を入らないようにするためか?

休憩時はソーラーパネルを出してモバイルバッテリーとスマホを充電する。久しぶりに使った気がする。

Australiaの太陽が本気を出すと、すぐに充電が完了する。(ただし、モバイルバッテリーはなぜか時間が掛かる。)

5ドルで買ったミートパイ。凄い旨くてビックリした。
やはり多少は買い食いをしたほうが楽しみがあっていい。
精神修行しにはるばるAustraliaまで来たわけではない。

おっさんはすぐに、目的を忘れそうになる。

ここでフランス人のサイクリストと会う。
彼はAdelaide経由でAlice Springsまで向かうのだそうな。
クロスバイクにリアバッグ2個のみの軽量スタイルだった。
ハンモックにタープで、自炊道具は多分なし。雨具はポンチョのみだった。

自分の重装備がバカみたいに思えてしまった。

道路脇に積まれた牧草ロール。

猫じゃらしのような多分すすきの一種の植物を発見した。

リアのカゴに付けてみた。
なかなか目立って良かったのだが、ピンクの旗で十分なことと、綿毛が落ちてきて鬱陶しかったので、次の休憩場所で放った。

いやあ、本当に天気が良くてテンションが上がる。
最近、雨ばかりで気分が憂鬱になっていた。憂鬱さを一気に吹き飛ばすような晴天。

昨日の不調が嘘のように、今日は快調に進む。
当初の予定では夕方ころにTwelve Apostlesだったが、早くも昼ころに着いてしまった!

天気が良いとテンションが上がり、ペダルが軽くなる好循環となる。

1つ目の見せ場、Gibson Stepsに到着!

荒々しい外海の波が押し寄せる海岸。
遊歩道を歩いて下まで下りて行ける。

急な階段を下りてゆく。
ちょうど昼時で混雑していた。

海岸に降り立つと、まずキレイな砂浜に驚く。
そして波しぶきに霞む断崖に圧倒される。

空が青いと海も青くて絵になる風景だ。

詳しくは動画で!

腹が減ったので、端の方で昼食にする。
朝露でずぶ濡れになったテントを干しつつ、ソーラーパネルで充電する。野宿生活だと、いろいろやることが多い。

昼食を食べて少し休憩したあとで、Twelve Apostles(12人の使徒)を見学しにゆく。

凄い!の一言だ。この景色を見るためにGreat Ocean Roadを走ると言っても過言ではない。昨日のCape Otwayが6点だとすると、今日は間違いなく10点満点。

数えてみたわけではないが、多分12人より少な目。長年の波の侵食により姿を消してしまった使徒もいることだろう。

ここは突き出た断崖の先の方までゆくことができる。
すれ違う観光客は圧倒的に中国人が多い。
多分、3人に1人は中国人。それほど多い。

先までゆくと別の角度から見ることができる。

Gibson Stepsの方向を望む。

次の見学場所を目指して平原を走る。

本当に周囲には何もない。そして何もないのがいい。

Loch Ard Gorgeにやって来た。
上から見るとポッカリと空いた入江が見下ろせる。

よし、行ってみよう!

12人の使徒に勝るとも劣らない景色が広がる。

下から見上げると、侵食の様子がよく分かる。

角度を変えてもう一枚。

波打ち際で戯れる子どもたち。
子供はなんでも遊びにしてしまう特殊能力を持っている。
それが大人になるにつれていつしか失い単調な日々を送るようになる。

断崖に空いた洞窟。隙間から水が滲み出てきていた。

実に不思議な風景。

今日の目的地のPort Campbellに向かう。
天気が良いと全然苦にならない自転車。天気が悪いと、、、

今日は午後になってもペダルを踏む力がモリモリだった。
20分ほどでPort Campbellに到着!

Great Ocean Road沿いの小さな町といったところ。

町にあるのはコンビニとのことだったが、やって来てみるとスーパー並の品揃えだった。

中に入ってビックリ!Apollo Bayよりも充実した品揃えで、価格も良心的だった。

誘惑に負けて1本2.5ドルのコーラとポテトチップスを購入!
ジュースを飲むのはAustraliaでは初めて。これまで水ばかり飲んでいた。たまに飲むコーラは美味い!

久しぶりのおやつを食べてごきげんのおっさんは浜辺にやって来た。こじんまりした感じで波は静かでいい感じ。気に入った!

芝生にカラスのような鳥が彷徨いていた。
特に人間を恐れることはなく、芝生をついばんでいた。

Australiaの鳥はなぜか芝生が大好き。

Port Campbellの町を見下ろす。

海の青さが印象的な小さなリゾートの町。

Great Ocean Roadに入ってから、商売用かはたまたSNS用か分からないが、他人に見せる写真を撮っている人が目立った。

何度も気が済むまで取り直して、終わると別のバージョンを撮っていた。いかに自分たちは楽しんでいるか、というのを見せたいのだろう。

今日も動画撮影していたが、動画を撮ると意識が撮影の方に行き、注意力が散漫となる気がする。おまけに精神が消耗する気がする。今度は気が向いたときに、ちょっとだけ撮るようにしたい。

ブログもそうだが、やり過ぎると消耗する。何事もほどほどがいい。

日没後、暗くなるのを待って、端の方でこっそりテントを張る。
野宿者の宿命だが、老夫婦に連れられた犬にしつこく吠えられた。ただ、テントを張っているだけなのに、そんなに吠えるなよと言いたい。PCTの時も何度もしつこく吠えられた。

犬は車には全く無反応なのに、自転車を見ると狂ったように吠えることがある。なぜなんだろう?要するにサイクリストの一般人とは違った性質を嗅ぎ取っているのだろう。

こうして今日一日はあっという間に過ぎていった。
Great Ocean Roadも残すところあと1日。Warrnamboolの町で終点となる。

さあて、明日も晴れるといいな。

走行データ
Glenaire過ぎ〜Lavers Hill~Twelve Apostles〜Port Campbell
走行距離 68km
ねぐら  海岸の端
 

おわり