ウーバーイーツ配達用バッグの改良と軽量化【その2】~フタをバックル仕様へ変更など~

こんにちは。からあげです。

 

はじめに

 

改良(ステージ2)前のウーバーバッグ

以前、ウーバーイーツ(Uber Eats)の配達仕事で使用していたウーバーバッグ。
仕事で使っているうちに気に入ってしまい、今では街に買い物に出かけるときにリアキャリアに装備して出かけることも多い。配達員を見かけることが多くなった現在、ウーバーバッグを使っていても全く違和感がない。

防水性と保温性があり、丈夫なバッグのため、購入した食料品の運搬にぴったり。そんなお気に入りのウーバーバッグだが、改良を加えても未だ気に入らないところがある。そこでおっさんの気が済むように、この際徹底的に改良を加えることにした。

 

ウーバーバッグの改良(ステージ2)

フタの固定をプラスチックバックル仕様に変更

使い始めから気に入らなかったのがマジックテープ仕様のフタ。
フタの取っ手を持って持ち上げてもフタが開かないように、強力なマジックテープが取り付けられている。そのため両手を使って開け閉めする必要があるうえ、バリバリという大きな音がする。

そんな強力なマジックテープだったが、数ヶ月間使っているうちに接着力が落ちてきた。無造作にフタの取っ手を持って持ち上げると、フタが開いてしまうことが何度かあった。バッグの持ち運びにいちいち気を使いたくはない。

そこで以前から構想を練っていたプラスチックバックルでフタを固定できるように改良を施すことにした。

今回使用する素材は、以前ウーバーバッグから取り外したストラップとプラスチックバックル。
使いもしない不要なストラップがあると、引っ掛けるだけなので取り外したのだった。

ストラップは丈夫な糸で手縫いで付ける。
糸は以前から愛用している丈夫な太めのミシン糸で、針は厚地用のものを使う。

フタにプラスチックバックル付きのストラップを縫っているところ。裏のマジックテープの上から取り付けた。バッグ生地の補強となるように、マジックテープは敢えて外さず。
できるだけ丈夫になるように、広く細かくていねいに縫った。

バッグの側面を縫うのには少々手間が掛かった。
中の補強板を抜いてシルバー内張りの内側から縫った。
ストラップの取り付け部分は、折り返して2重にして強度を増しておいた。

ストラップ取り付け後にプラスチックバックルのオスを取り付けた。

フタに取り付けたストラップ。

ストラップを取り付けた状態。
フタの開け閉めはプラスチックバックルを操作するだけ。

フタを開けたところ。
マジックテープの接着力が落ちてきていい感じの操作性。

 

チェストストラップの取り外し

ショルダーストラップに標準装備されているチェストストラップ。
重い荷物を入れて背負っても、ショルダーストラップがずれにくくなり、バッグを背負いやすくなる。

キャリア積載派の私は、荷物を入れてバッグを背負うことはめったにない。付いていると邪魔なので取り外すことにした。

ハサミでストラップを切って取り外してスッキリした。
背負うときに引っかからなくなって使いやすくなった。

 

ショルダーストラップの切り詰め

前回の改良で折りたたんで糸で縫っておいたショルダーストラップ。
折りたたんだ部分が大きなコブとなり、リアキャリアに積み降ろしする際に引っかかっていた。

そのうち伸ばす機会があるやもしれないと思っての一時的な処置だったが、伸ばす機会は一度もなかった。そこで短く切り詰めた。

余分なストラップをハサミで切って、切り口をライターで炙りほつれ止めをして、端を折り返して縫っておいた。

切り取ったストラップ。
工作の素材に使えるので大切にとっておく。

 

両サイドのメッシュポケットの切り取り

一度も使ったことのない両サイドのメッシュポケット。
カゴに引っかかって一部が破れてきた。
邪魔モノはすべて取り除く。それがおっさん流。

ハサミで丁寧に切って切り口をライターで炙っておく。
サイドがとてもスッキリした。

切り取ったメッシュポケット。
おっさん思わずニンマリ。

 

底のマジックテープの取り外し

キャリア固定用のストラップが付いていたバッグの底。ストラップを外したあとはマジックテープが残されていた。

バッグの底は普段目に付かないところなので、このまま付けておいても鬱陶しくないのだが、そこは神経質な質のおっさん。使わない邪魔モノを付けておくのは許せない。軽量化を兼ねて取り外すことにした。

縫い糸を切るにはリッパーという道具を使う。縫直しするときに役立つもの。
ハサミだと誤って生地を切りやすい。裁縫のお供にリッパー君。

 

リッパーの先を縫い目にねじ込んで、少しずつ糸を切ってゆく。強引に引っ張ってやると生地が傷むので注意したい。

チマチマとした仕事な暇なおっさんに任せろ!
こういうことだけは飽きずにやれる。

太くて丈夫な糸を使っているので、糸の切り取りには時間が掛かる。
切れ味の良いクローバーのリッパーでも切りづらい。

底のマジックテープを取り除いてスッキリしたバッグ。
いやあ、じつに気持ち良い。自己満足こそが至高の幸せ。

針穴が空いて防水性能が落ちてしまったが、底だから関係なし。
バッグを水たまりに置くことはないのでヨシとしようか。

 

バッグ内側の不要なものを完全除去

前回の改良で切り取った、バッグ内部のドリンクホルダー。
ハサミで切ったままの状態で切れ端が残っていた。

実に美しくない。リッパーを使って完全に取り除くことにした。

完全に取り除いてスッキリした内側。
ついでにシルバーの間仕切り板の切れ端もとっておいた。

底のマジックテープとサイドポケットの切れ端。
数グラムの軽量化とともに、引っ掛かりがなくなり見た目も美しくなった。

 

改良(ステージ2)済みのウーバーバッグ

斜め前から

より高度な改良(ステージ2)を施し、ずいぶんスッキリした見た目になったフロントビュー。十分満足のゆく仕事となった。
これが完成形のウーバーバッグ。手間暇掛けたら愛着が湧き、使い勝手もすごく良くなった。

斜め後ろから

ショルダーストラップのみで非常にスッキリ。

バッグの中もこの通り。非常にスッキリ。
余計な引っ掛かりがなくなり、モノを出し入れしやすくなった。

やって良かったマジックテープからプラスチックバックルへの仕様変更。
不要なものを取り外し、配達に必要な機能をアップした。

既製品をそのまま使うのではなしに、自分好みの改良を加えると使いやすくなる。
手縫だと手間暇かかるが、お金はそれほどかからない。まずは簡単な手縫いによる改良に挑戦して頂きたい。すると私のように裁縫の面白さに目覚めるかもしれない。

マジックテープではなくマグネット付きのプラスチックバックル仕様だったら最高だと言えるウーバーバッグ。あとは価格が4,000円以下だったら言うことなし。
配達仕事にも、普段使いにも、ツーリングにも使える便利なバッグ。

今後もウーバーバッグ愛用してゆきたい。

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