軽量コンパクトで驚異の耐久性 mont-bellコンパクトヘッドランプ

こんにちは。からあげです。

はじめに

今日はおっさんが愛用するとっておきの道具を紹介。

今から約4年前、2017年2月に購入したヘッドランプ。頭に付けるタイプで両手が自由になり、自分の見るところを照らしてくれる。登山やキャンプなどのアウトドア活動だけでなく、日常生活や災害時にも非常に役立つ優れもの。

以前はB社の単4電池4本の高機能・高性能ヘッドランプを使用していたが、重たくて操作が複雑、なおかつ壊れやすくて気に入らなかった。単4電池3本仕様に変更になったのを機に、ほかのものに買い替えることにした。

モンベルのコンパクトヘッドランプは、非電化の小屋から放浪生活、電化された現代住宅での暮らしでも、4年間ほぼ毎日使用していたが壊れることはなし。おっさんも腰を抜かして驚くほどの驚異の耐久性だ。

ではこれから私の愛用するヘッドランプについて詳しく説明してゆこう。

 

コンパクトヘッドランプの紹介(品番#1124587)

パッケージに入っていたヘッドランプ。

箱から出したところ。
購入当時はmont-bellのロゴがハッキリと見える。本体とストラップは隣の芝のように青々としている。

そして4年間使用したヘッドランプ。
あちこち傷だらけでゴムが多少伸びてきたが、全くの故障知らずで今なお現役バリバリで使っている。

正面から見たようす。

最新版(品番#1124833)とデザインや明るさ、電池寿命、重量が異なるが、基本構造はほぼ同じ。
右が電球色LEDで左が高輝度白色LED。

上から見たようす。

円筒形の本体に単3電池1本とLED基板を内蔵する。
モンベルのロゴが消えかかっているのは長年使用した証。

電源ボタン

ランプを点灯させるにはボタンをダブルクリックする。今まで収納運搬時に誤って点灯したことはない。ライトの切り替えはボタンを1回ずつ押すだけ。

ボタンの感度は良好で接触不良になったことはなし。


mont-bell公式サイトより

ヘッドランプの点灯パターンの説明
 
点灯はじめは目にやさしい電球色、続いて高輝度白色LEDのLOW→HIGH→点滅へと切り替わる。
夜中トイレで起きたときでも眩しいことはなく、白色LEDの強烈な明かりで脳が覚醒することもない。周囲の人もライトの明かりで照らされることなく安眠できる。
ランプ点灯後3秒経てば、ワンクリックで消すことができる。ボタンを何度も押して消す必要もない。簡単操作でボタンにも優しい。
 
よくある明るさの無段階調整は便利なようで面倒くさいだけ。点灯する度に明るさが最強になるので、目が眩んだ状態でボタン長押で暗くする必要がある。ボタンの長押しはボタンに負荷をかけやすい。シンプルなものほど壊れにくく信頼性が高い。
 

ダブルクリックして電球色LEDを点灯したところ。
目に優しく読書灯にピッタリ。

高輝度白色LED HIGH。
LOWでも夜間歩行できる十分な明るさがある。

電池フタ

左にひねると開く、右にひねると閉じる。普通のネジと同じ向き。
バージョンアップ(品番#1124657以降?)により、フタにリーシュ(脱落防止の紐)が付き、紛失しないようになっている。これで暗闇や強風下でもフタを失くすことはない。


mont-bell公式サイトより


電池フタの脱落防止用のリーシュ

 

電池フタを開けたところ。
単3電池1本仕様。アルカリ電池のほか、充電可能なエネループ等のニッケル水素電池も使用できる。
単3は安価で入手性に優れる。
電池の本数は1本か偶数本に限る。携帯用充電器(USB電源)は2本または4本の偶数本で充電できる構造になっているためだ。

これまでエネループをずっと使い続けているが、何ら問題はなし。

フタのOリングとフタの裏側

ランプ本体側にOリングが1個取り付けられている。
定期的にシリコングリスを塗布してゴムの保護と気密性を保っている。

 

電池ケースのようす

電池はプラスの凸部を手前側にして挿入する。
まっ暗闇における電池交換でも、極性を間違えることはなし。電池2本以上だとこうは行かない。

電池交換のタイミングは、高輝度白色LEDのLOWとHIGHの明暗差がなくなったとき。
電池のインジケーターはなし。余計なものは要らない。

長年の使用により、ゴムのストラップが多少伸びてきた。
定期的に水洗いして陰干しを実施している。

LEDの寿命はおよそ40,000時間。一日6時間使用しても18年以上はもつ計算。
ランプ本体よりストラップや基板の方が先に寿命を迎えそうな気がする。

気になる重量。
単3のエネループを入れて重さを計測すると81g。

ランプ本体が軽いので、ストラップを強く締めなくてもズレることはなし。
その結果、ストラップが長持ちする。

 

歴代モデルの性能比較

共通仕様

点灯モード電球色→メインライト(高輝度白色)LOW→メインライトHIGH→点滅(メインライト)
電源単3アルカリ電池1本(ニッケル水素充電池、リチウム電池使用可)
防水IPX6
品番#1124657モデル以降より?電池フタにリーシュが付属し、重量(電池なし)54g→46gへ8g軽量化されている。
掲載以外の品番モデルもいくつか存在するようです。

 

品番#1124587

 明るさ照射距離照射時間
電球色LED5ルーメン6m60時間
高輝度白色LED LOW14ルーメン21m60時間
   〃    HIGH43ルーメン37m27時間

 

品番#1124657

 明るさ照射距離照射時間
電球色LED5ルーメン5m80時間
高輝度白色LED LOW15ルーメン22m73時間
   〃    HIGH45ルーメン36m27時間

 

品番#1124833(最新版)

 明るさ照射距離照射時間
電球色LED5ルーメン5m115時間
高輝度白色LED LOW20ルーメン23m72時間
   〃    HIGH60ルーメン38m27時間

 

使用上の注意

濡れた手で電池交換しない

ランプ本体内に湿気が入ると故障の原因となるので注意する。雨天時に交換しないで済むようにあらかじめ余裕のある電池をいれておく。

長期間使用しない時は電池を抜いて保管する

液漏れすると故障原因になる。

高温・多湿・低温の場所に保管しない

青空駐車の自動車内は想像以上に過酷な環境。車に積みっぱなしにしない。
直射日光の当たらない屋内で保管する。

 

コンパクトヘッドランプの感想

4年間ほぼ毎日使って故障なし。

等級IPX6の防水性能があり、うっかり水没させても壊れず、雨天でも使用可能。汚れた時は丸ごと水洗いするだけでよい。
軽量コンパクトでシンプルな単3電池1本仕様のヘッドランプでとても使いやすい。ダブルクリックによるランプ点灯は秀逸。誤作動がなくランプの切り替えも簡単だ。ヘッドランプはこれで十分。2,200円(税別)と良心的な価格なのも嬉しい。

日常生活や読書では目にやさしい電球色を使い、踏み跡がハッキリした夜道を歩く場合はLOW、時々HIGHにして使っている。(踏み跡が不明瞭な場合は夜が明けるまで待つ。)未だ古いものを使っているが、明るさに不満を感じたことはなし。
明るすぎるランプは電池の消耗が激しく、ライトの照射外が見づらくなるので、却って使いづらい。
多機能のものは使いこなすのが大変。間が開くと使い方を忘れるし、頭が疲れる。

徐々に改良されて明るさや電池寿命が向上しているのは喜ばしいことだが、耐久性が気になるところ。耐久性を犠牲にした性能アップは困る。

シンプルなものほど壊れなくて信頼性が高い。耐久性=信頼性

このモンベルのヘッドランプさえあれば、どんな過酷な状況下でも生きていける。そう思わせてくれるヘッドランプだ。もうこれなしの生活はありえない。モンベルの最高傑作ではなかろうか。

予備用としてのちに購入した同型のヘッドランプ。
いつになったら出番が来ることになるのやら。

とても嬉しい誤算だった。

コンパクトヘッドランプを購入する際は、必ず型番の確認をしてください。安さに飛びつくと旧型を買う羽目になるかもしれません。モンベルショップが安くておすすめです。
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