霧たっぷりの霧多布岬へ

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こんにちは。からあげです。

 

昨日もねぐらに着いた時に力尽きてしまい、ブログ更新は止めにして眠ってしまった。ブロガーにとってブログ更新を休むというのは、サラリーマンの会社を休むと同じ意味で、収入が減るという深刻な事態になる。

今回初めての試みとして、リアルタイム更新ではなく、時間差更新を導入した。その結果、自分のペースで更新することが出来るようになって随分と楽になった。なぜこれまでバカ正直にリアル更新していたのか?正直は美徳だが、馬鹿が付くようだと困りものだ。

ということで、より楽に運営できるようになった旅ブログ。

より楽しいブログを読者にお届けすることにしよう!

昨夜も同じく根室での野宿の定番、明治公園で泊まった。
場所も一日目とほぼ同じ、芝生の広場の最奥だった。

ようやく導入した虫よけのお陰で、発狂することなくそこそこ快適に泊まることができた。

昨日見掛けたキツネは姿を見せることはなく、荷物を気にせずのんびりすることができた。
自然が多く残る北海道では、常にカラスやキツネが食料を狙ってようすを窺っているため、いつ何時も気を抜くことは出来ない。

私の食料を漁るとどういうことになるのか、彼らは身を持って知ることになるだろう。

昨日同様、テントを撤収して場所移動して朝食の準備に取り掛かった。テントのそばで準備をしたほうが早いように思えるが、実はそうではない。一旦区切りを付けてやった方が早く済むことが分かった。

いつものように白米を炊いてレトルトのカレーを掛けて食べる。出発は6時前。散歩にやって来る人と入れ違いで公園をあとにする。

根室の町を出ると、辺り一面は牧草地や放置された農地となっている。人が固まって住んでいる箇所は、町のほぼ中心部に限る。郊外に出ると、ポツポツと家があるのみになる。

写真は跨線橋の上から周囲のようすを撮影したもの。

朝からセコマに寄ってガリガリ君アイスを食べる。

当たれ当たれ〜。

ちっ、ハズレかよ!せっかく温まった体を冷やしてしまった。全く馬鹿なことをしたもんだ。

ちなみにガリガリ君アイスもブログのネタにしているので、経費で落とすことができる。

いやっほ〜、零細自営業者最高だぜ!!

やって来たのは、花咲港近くの花咲岬。ここには国の天然記念物の車石というものがある。

霧に包まれる遊歩道を歩く。霧の中からカモメの鳴き声だけが聞こえる。

これが車石。放射状に広がる玄武岩の塊。

波が磯に打ち付けて盛大な波しぶきが上がる。

たまや〜。

花咲岬灯台

視認性を高めるために赤白となっている。

霧に包まれる花咲港。
朝の港をブラブラ回るのは思いの外楽しい。よし、行ってみよう。

花咲港の岸壁には、このようなブームがたくさん突き出たサンマ漁の漁船が多数係留されていた。
間もなく始まる漁の準備の真っ最中で、船や漁具のメンテナンスをしていた。

根室港と違って活気のある花咲港だった。朝から漁師さんの車が行ったり来たりしていた。私は車に轢かれないように注意しながら港内見学をした。

こういう時は自転車の方が便利だ。大きな車で入ってゆくと邪魔になる。人との距離も近いこともあって、そこら辺にいる人と自然に会話できる。

花咲から道道142号線を走って、今日の目的地、霧多布岬を目指す。しばらくは海から離れた単調な道が続いた。

昆布盛駅に寄って休憩する。

待合室が傾いていて非常に味わいがあった。バス停が姿を消した時頼りになるのは、駅の待合室だ。
ほとんど利用客がいないため、いや全くと言っていいほどいないため、非常にリラックスできる。

浜松海岸のようす

周囲は霧に包まれてぼんやりしている。奥に見えるのが落石岬。

再び寄り道してやって来たのは落石(おちいし)岬

集落を抜けて坂を登り、未舗装の道を進む。

道路の行き止まりから歩くこと約20分。真っ直ぐな木道の先の落石岬に辿り着いた。若干霧は晴れたものの、視界はそんなにない。

草原にいた鹿の群れがこちらのようすを窺っていた。

落石岬灯台

ここも赤白のストライプとなっている。灯台手前に岬方面への道の分岐があったのだが、視界が悪いため灯台の見学だけをして引き返した。

牧草ロールを乗せたトレーラーを引っ張って爆走するトラクター。非常にパワフルな走りだった。

以前も見掛けた黄色い旗。

橋の欄干にたくさんの旗が立てられていた。
おそらく何かの目印だろう。川が何かの境界線となっているに違いない。

落石を出てしばらく行くと、民家が途切れてカラ松林の中に道路が延びていた。どこまで行っても単調な風景だった。

非常に珍しい防霧保安林。そういえば、森の中に入ったら霧がなくなった。

土砂流出防備・水源涵養などは定番だが、防霧とは珍しい。

アップダウンがおっさんの体力を削ってゆく。

ちきしょうめ!ようし、道路脇で休憩してやる。

交通量がほとんどないため非常に静か。そこら辺に荷物を出して家の居間並みに寛ぐ。

初田牛(はったうし)駅

待合室が線路の向こう側にあって行くのが面倒。ちきしょう!
駅までおっさんを見放すのか?

アップダウンにとうとう力尽きて道路脇の防風柵のそばで昼食をとることにした。

砕石を敷き詰めた地面で痛かったが、贅沢を言ってられなかった。欲しがりません勝つまでは!いや、自分で何を言っているのか分からなくなってきたな。

食後にゴロンと横になって昼寝すると、あっという間に1時間過ぎてしまった。久しぶりの昼寝が非常に気持ちよかった。

森を抜けて海岸沿いになると、再び周囲は霧に包まれた。
森に霧を防ぐ力もあったなんて驚きだ。

霧の中からかっ飛ばした車が現れるため、耳を澄ませてペダルを漕いで行くのだった。特に後方から迫ってくる車は要注意だ!

フラフラと中央よりに出てゆくと間違いなく轢かれる。そう、自転車旅で最も危険なのは無謀運転する車。決してヒグマではない。

霧の湖畔で佇む馬たち

周辺の牧場では馬が多く見られた。

何やら談合中の馬たち。

どれどれおっさんも仲間に入れてくれ!などと不用意に近づいてゆくと後ろ足で蹴られるため、非常に危険だ!

アップダウンのある区間をクリアしてようやうフラットな場所までやって来た。いやあ、道東に入ってから思いのほか手こずっているな!道北のフラットな道が懐かしい。

3時過ぎ、ようやく霧多布手前までやって来た。
風が出て来たためか、霧が晴れて景色がよく見えるようになってきた。

霧多布大橋を渡ると、そこが霧多布の町。霧多布は半島よりは島と言った方がいいだろう。現に陸地で繋がっていない。

霧多布の町をゆく

道幅が広く車の流れはゆっくり。とりあえず目指すはセコマだ!

食料とおやつを買い込んだ。店の軒下にベンチがあるセコマは北海道広しといえどもそんなにない。私が見たのは霧多布が初めてだった。

コンビニは車で来るものと考えがちだが、自転車や徒歩だってやってくる。旅人が多い場所でもベンチがなかった。

そして突き出た庇。これなら雨の日でも濡れることなく休むことができる。常にアウトドアな自転車乗りにはイートインコーナーよりこうしたベンチの方が嬉しい。ついでに充電コーナーもあったら言うことなしだ!

霧多布の町から岬に行くには、急な坂を上らねばならない。とは言っても短い距離であるため、それほどしんどくはない。

上に上ると、フラットな道となる。霧多布岬は台地状の地形の先端になる。

気持ち良い風に吹かれながら走ってゆく。

雲の切れ間から後光が差す。

展望台から岬方向を望む。

本日のねぐらは霧多布岬キャンプ場。開放感抜群な岬近くにある無料のキャンプ場だ。ロケーションのいいところのためか、かなり多くのテントが張ってある。
私は傾斜地の端の方の柵の影にテントを張った。

隣の柵で囲ったスペースはなんだろう?するとドッグランだと分かって一気に気落ちした。そう、ここ霧多布岬キャンプ場はペットOKのキャンプ場だった!私はペット嫌いではなく、飼い主嫌いの気難しいおっさんだ。耳栓して自分の世界に入るとしよう。

テントを張って荷物を置いてから、すぐ近くの霧多布岬に向かう。普段は霧が立ち込めて視界が効かないそうだが、私の日頃の行いがいいためか、すっかり晴れ渡って視界良好だった。

灯台から岬を見下ろす。

スッキリとした青い海とは程遠いが、これだけの景色を見られたら上等だ。贅沢は良くない。

岬先端のようす

霧が出ていないためか、それほど寂しさは感じない。

標識の上に置物のようにして留っているウミネコ

おお、そうだった。最近うみねこのなく頃にをプレイしていなかったな!それにしても丸々と太っていて健康そうだ。

岬から西側の景色

夕焼けに染まって非常にキレイだ。

今日はアップダウンがあって非常に疲れた。最短距離では根室〜霧多布は70kmほどだが、寄り道したため走行距離は93kmにもなった。アップダウンが多かったから、体感的には120kmオーバーの疲労感だ。

ホイールの点検もあることだし、ここで連泊することに決めた。たまには休養日を設けてゆっくりするおも悪くはないだろう。あまり急いで回ってしまうと、暑いうちに本州に戻ることになる。

ゆっくりするのも体を労るうえで重要なことだ。

 

さあて、ブログはこれくらいにして飯にするべ!

 

おわり

コメント

  1. NS より:

    「隊長お疲れ様、霧多布でゆっくりと英気を養って下さい。」
    でも今晩は違う地で野宿しているのですね。

    当初は当然リアルタイム更新と思って、苫小牧港までお迎えに行こうかと考えたこともありました。(笑)また、的外れのコメントをしてしまいました。

    道内在住者の私にとっては、この雨で隊長は大丈夫だろうか?今日は涼しいから隊長も喜んでいるのではなどと想像する楽しみがなくなり、少し残念でした。

    でもいい旅ブログが読めるなら、時間差更新もしかたがないですね。
    楽しい記事を、これからも楽しみにしております。

    • karaage より:

      完全リアルタイム更新は気苦労が耐えないですし、実際に疲れもします。
      毎日毎日、落ち着いてブログ更新できることはありませんし。
      今回、車中泊から自転車野宿となって、よりリアルタイム更新が難しくなりました。

      そういうことでご理解頂けると嬉しいです。

  2. 山びと源 より:

    落石岬最高だな~ww
    冬にも、落石岬に行った事が有るけど、あそこはのんびり出来る良いところだな。
    根室から霧多布までの海岸線は、チャリで走った事あるけど、ちょっとしたアップダウンが有って楽しいコースだったな。
    霧多布のセコマ懐かしいな~ww
    昔と違って霧多布のキャンプ場もすいているようだね。

    • karaage より:

      霧多布は予想を越えてのんびりできるところでした。
      長期滞在者がいなくて開放的でいいです。

      霧多布は通過点だから空いているのではないかと思います。