こんにちは。からあげです。
実家に来て長時間パソコンを弄るようになってから、慢性的な頭痛に悩まされるようになった。
少し休んで頭痛が和らいでも、再びパソコンに向うと頭痛がするようになる。
オフシーズンに入り、ようやくサイト制作に時間が割けるようになったというのに、頭痛で思うように作業が進まない。以前もこのようなことが度々あった。
ココ最近は頭痛を堪えて1つ2つ記事を作成するのが精一杯だった。頭痛の原因は、モニターから放出されるブルーライトだと薄々分かっている。なぜ対策しないのかというと、お金が掛かるからだ。
しかし、もう我慢するのは止めた。この際、徹底的に対策をすることに決めた。それで早速Amazonにブルーライトカットフィルムなどを注文しておいた。昨日頼んだばかりなのに、到着が待ち遠しくて仕方ない。今、こうしてタイプしている間も頭が痛い。
今日は、日頃の疲れと頭痛が出てきて、いつもの時間に起きることが出来なかった。
ここ最近は、急に冷え込むようになってきて、寝袋から出るのが非常に辛い。3シーズン用の寝袋だけでは寒いので、2枚重ねにしている。
8時半頃に起きると、日差しを浴びた物置の温度は10度を上回ってくれた。急に寒くなったので、体がまだまだ寒さに慣れていない。
寝袋から抜け出して玄米を炊く。
新しいガソリンストーブ、MSR ウィスパーライトインターナショナルに少しでも慣れるために、コイツでご飯を炊くようにしている。来年のオーストラリア出発までにある程度使いこなせるようになっておきたい。いくら仕組みが分かっていたとしても、実際に使っていると思わぬ不具合が出ることがある。それにストーブ個体の癖もある。
ご飯を炊いている間、暇なので兄貴の自転車を整備することにした。
昨日、ちょっと借りて乗った時、ペダルのベアリングがイカれているのが分かった。
ペダルは力を伝達する重要な部品だ。常に引っかかりがある状態だと、乗っていると無駄に体力を浪費してしまう。
このペダルはホームセンターで1セット600円ほどで売っていた安物。
今年の春に交換したばかりなのに、もうダメになってしまった。
ペダルがバキバキという音を立てるような自転車によく乗っていられるなと感心する。とりあえず捨てずにとっておいたペダルに交換してそこら辺を走ってみる。多少音はマシになったものの、まだ音がする。
ペダルが悪いのか、それともボットムブラケットが悪いのか。判断できないので、自分の自転車のペダルを付けてようすをみてみることにした。他人の自転車なんて放っておけばいいのに、やらずにはおれなくなってしまった。
スポーツ自転車に乗るようになってから、チェーンが錆びていたり、空気が抜けていたりするのを見ると、どうにも我慢できなくなってしまった。他人のものであろうと、乗りっぱなしの自転車を捨ておけない。
朝食を済ませたあと、自分の自転車からペダルを外す。
15mmのスパナで当たってみたが、ガッチリ締め込まれていてビクともしない。
今年のツーリング中、クランク周りから異音がし出したのだが、自分では直せなかったので、自転車屋さんにお願いしたのだった。その時、各部を増し締めしてもらったのだが、素人目にみても締めすぎに思えた。こちらが押しかけて無理に点検をお願いしている手前、作業のようすを見守ることしかできなかった。その後クランクの異音がなくなったのをいいことに、締めすぎのことをすっかり忘れてしまっていた。
今回、ペダルを外すことになって、ようやく思い出したのだった。
作業に使用したスパナは、通常の柄の長さのコンビネーションレンチ。
ネジ穴にCRCをたっぷり吹いてしばらく待ち、スパナを掛けて緩ませようとしたのだが、全くビクともしない。
それであちこち探し回ってパイプの代わりになる杭を見つけた。
杭にスパナを通して自転車を押さえつけてネジが緩む方に回す。
何度かやってみたが、全く動かない。
今度は本気で力を入れて回してみる。すると、ヌルっという感触とともに、スパナが外れてしまった。やってしまった!
スパナの口を見ると、広がってしまっている。無理して力を入れたので工具がダメになってしまった。これはもう使えない。
スパナはホームセンターで6本組600円くらいで買った安物だ。目一杯力を入れたらダメになることくらい誰でも分かる。
自転車屋のおっちゃんが長いペダルレンチで腰を入れて締めたというのに、こんな工具で緩む訳がない。他にもBBやスプロケットも思いっきり締められたので、今から外すことを思うと頭が痛くなってくる。
とりあえず今日のところはペダル外しは終了!高浸透の潤滑剤とちゃんとしたペダルレンチを手に入れてから再トライするとしよう。それでもダメだったら、自転車屋さんに持って行く。たかがペダルを外すだけなのに、無用な手間と出費がかさんでしまう。
自転車の作業が中途半端に終わったところで、続いてガソリンストーブの掃除を行うことにした。
最近、少し火力が落ちてきたような気がする。
勉強を兼ねて整備しておくことにする。
まずは燃料ポンプを完全に分解する。
普段はコントロールバルブとプランジャの掃除をするくらい。
完全に分解したのは今回が始めてかもしれない。
燃料ポンプが古いのは、燃料ポンプが全く同じXGK-EXのものを使っているため。
まだ使えるポンプなのに、新品を下ろすのは勿体無い。
掃除には手動ブロアが大活躍する。
100均のもので十分。あるとないのとでは大違い。
この手動ブロアをオーストラリアに持っていこうか迷っている。使わなかったら現地で捨てたらいい。
チェーン周りの砂落としに役立つのではないかと密かに思っている。
燃料ポンプは何事もなくスムーズに整備終了!
私の活動に明らかなオーバースペックのXGK-EXでも、何度か掃除をやっているので、特に迷うことはなかった。
続いてストーブ本体の掃除を行う。前回行ってから半年以上は過ぎている。
真っ黒に煤けているバーナーヘッド
まずはウエスで煤を拭き取る。
バーナーヘッドを分解する。
波板と平板が積み重ねることで静かな燃焼音となっている。
順番をしっかりと覚えておく。
ウィスパーライトインターナショナルのケーブルが抜きにくいのは、燃料管の曲がりがキツイため。素手でケーブルを抜くのは厳しい。
ケーブルは付属の工具を使って抜き出す。
穴にケーブルの先を差し込んで工具を斜めに押さえつけながら引き抜く。
ケーブルを何度か出し入れしたあとで、ガソリンを通して燃料管内を掃除する。
この時はまだケーブルは入れない。
シェーカーニードルのアップ。
組み立てた状態でストーブ本体を振ると、シェーカーニードルが動いて分解せずともジェットの穴を掃除できる仕組みとなっている。
毎回、ストーブ使用前に本体をしっかり振っておく。
このあと、ストーブを元通り組み立てて点火しようとしたのだが、全然上手いこといかずに予熱途中で火が消えてしまった。このあと、延々と分解しては組み立てるを繰り返した。
ガソリンがスムーズに出て来ないのは、以前ガソリンでチェーン洗浄した時、使用済みのガソリンを使ったのが悪いと思っていた。
確かに汚れたガソリンを使ったのも悪かったのだが、ほかの重要なことを見落としていた。
いったい何度分解して掃除しただろうか?
各部を丁寧に掃除しても、なぜかガソリンがスムーズに出て来ない。
始めのうちは頭に血が上ってカリカリしながら作業をしていたが、ついにどうにもならなくなり怒る気もなくなっていた。
ペダルに続いて中途半端なまま作業を終えたくない。その思いでいっぱいだった。
もう残された方法はないのではないか?そう思いつつももう一度冷静になって作業をやることにした。
やはり冷静になると、見えなかったところが見えるようになる。ジェットの裏から息を吹いてみると、小さく丸まった線維カスが出てきた。それを見た瞬間ピンときた!
作業を始めてすでに3時間以上は経過していた。
燃料系統をガソリンで丁寧に洗浄してから組み立てた。
プレヒートから本燃焼に移る瞬間はドキドキだった。プレヒート途中で火が消えそうになったので、本体を振り燃料出てこいと強く念じた。
その甲斐あってか仕えが取れて、急に勢いよく出始めて本燃焼に移ることができたのだった。
燃料系統に繊維くずが詰まっていたため、燃料がスムーズに流れなかったのだ!
原因はウエス。
親父が長年着古した綿100%のTシャツをウエスにして、ストーブの掃除に使っていたのだった。
ウエスをよく見ると、表面が微かに毛羽立っている。これまで切り口は注意していたが、ウエス自体の品質にはあまり注意を払わなかった。
親父の死後、5年経ってから発動したトラップだった!
ウエスのズーム
これくらいに切り口が毛羽立っているのは許容範囲だったが、線維がボロボロだったのがダメだった。軽く擦っただけで線維のクズが付く。これではいくら掃除してもダメなのは頷ける。
とにかく原因が分かって良かった。あのままストーブが調子を取り戻さなかったら、気が狂ってしまったかもしれない。ペダルに続いてガソリンストーブも満足に整備できないとなれば、おっさんは正気を保てない。
ストーブのテストが終わったあと、別のウエスでキレイに煤汚れを拭き上げた。
下皿の裏がピカピカに光っている。
こちらはバーナーヘッド。
ガソリンストーブを使っていて良いと思えるのは、道具に愛着が湧くこと。
手間が掛かる子供ほど可愛いと言うではないか!
ガスストーブはノーメンテでも全然問題なく使用できるので全然愛着が湧かないが、ガソリンストーブは使いっぱなしだと必ずおかしくなる。定期的なメンテナンスが必要で、手間を掛ければ掛けるほど可愛く思えてくる。
こうしてガソリンストーブのメンテナンスは無事に終了したのだった。
このあと、夕食の玄米を炊く時に燃料ポンプのシールからガソリンが漏れてきて、再びエライ目に遭う。普段外さないシールを外したものだから、当たり面が変わりガソリンが漏れるようになってしまったらしい。キレイにウエスで拭いてシリコングリスを塗ってからボトルに付けると、それまでの漏れはピタリと止まってくれたのだった。
ガソリンストーブの整備が終わると、これまでの嫌な流れを断ち切ろうとハサミを研ぐことにした。この裁ちばさみは、何でも切らされているため、次第に切れ味が落ちてきた。
ボルトを外してから、別々に研いでゆく。こうして外せるヤツは研ぎやすい。
続いて文房具用のハサミ。このハサミもおっさんにこき使われていて、何でも切らされている。ここらで研いで切れ味を復活させることにした。
この他にも台所用のキッチンばさみや雑用のハサミを研いで家族のゴマすりをするのだった。
研いだあとの切れ味チェック。新聞紙を切って確かめてみる。ハサミを入れると、すっと切れてくれた。以前の切れ味を取り戻してくれたようで、おっさんもニンマリと微笑むのだった。
ハサミを研いだだけではゴマすりは全然足りない。
今日、食事の時に家族と言い合いになって険悪な雰囲気になってしまっている。もちろん1対2で私が一人。家族との関係が悪化すると、実家を追い出される恐れがある。そうならないように、適度に奉仕作業などをしてゴマすりを行っておく必要がある。
ここで注意が必要なのは、ただ単に作業をすればいいということではないことだ!同じ作業をするにしても、ギリギリまで延ばして家族に不自由、不便な思いを散々させて、それから行う必要がある。あれもこれも進んでやってしまうと、有り難みが薄れてすぐに忘れ去られてしまう。
することがなくなれば、追い出されるかもしれず、このさじ加減が非常に難しい。
長年試行錯誤で繰り返して、最近ようやく完成の域に達しつつある。
仕事は生け垣の切り株を引き抜くこと。
とりあえず持って来たのがバールに大ハンマー。
あとでスコップとのこぎりも持ってきた。とりあえずこれだけあれば、なんとかなるだろう。
のこぎりと言っても、大工用の目が細かいもので、すぐに切れ味が落ちて使い物にならなくなる。折りたたみの万能のこぎりもあるのだが、切れ味の良い刃で抜根作業に使ってダメにしたくない。
ダメなのこぎりもあればいいのだが、実家にはそんな気の利いたものはない。
自転車で行き来するようになってからは、小屋の荷物をほとんど持って来れなくなった。
作業は非常に簡単なのだが、使い慣れた道具でないため、作業性が悪く時間が掛かってしまった。
いっそのこと全部引き抜く方がやりやすい。
結局切れ味の良い万能ノコギリを使って作業を行った。
すると作業効率が非常に良くなり、あっという間に終わってしまった。
ノコギリの切れ味が落ちてしまったが、これは仕方がない。
これが今日の成果だ。
今日のところはこれくらいで止めにしておいた。
これから急いで作業を行う必要があるのは、ペダルを外すことだ。新しい自転車を持ち込んだら、すぐさま古い方をバラして収納しないとマズいことになる。そこら辺に置いておいたら、必ずや文句を言われる。置き場所はいくらでもあるのだが、家族の邪魔にならない、目につかない場所という条件が付く。散々文句を言われながら、ようやく1台分の駐輪スペースを確保したというのに、もう1台追加となると本当に頭が痛い。
ブルーレイではなかった、ブルーライトでも頭が痛いし、何で頭が痛いのか分からなくなってくる。
よし、今日はこれでパソコンはおしまい。さっさとパソコンを閉じて目を休ませよう。
おわり
コメント
隊長こんにちは、
町が実施してる格安(500円)で受けられる健康診断を受けてから
オーストラリアのいきましょう。旅立つ前に自分自身のメンテナンスも必要だと
思います。最近欧米化の影響で若くして脳梗塞とかになる人が多いのです。
日本以外の国は医療がとても高いです。私もアメリカで虫歯になりわざわざ日本に
帰ってから治療を受けました。
アメリカだと1本 虫歯を治すのに20万円から25万円します。
そう言えば、なんか健康診断のお知らせが来たように思います。
即ゴミ箱に捨てたので詳しくは分かりませんが。
海外旅行前に歯の治療は基本ですね。来年出発前に歯の掃除と健診だけは受けます。
隊長、お久し振りです。
ブルーライトカットのパソコン用眼鏡はどうでしょうか?
あと老眼の度数付きにすると驚くほど効果があるはずですよ。
自分ごとですが隊長の歩き遍路を参考にスクーターで36番札所まで回って一時家に戻ってました。駐輪場からの歩きだけで足にマメができてしまいましたw
今、眼鏡にクリップオンタイプのやつを掛けています。
パソコンの画面にもフィルムを貼りました。
まだ短時間の使用ですが、目が疲れなくなったように感じます。
私も自転車ばかり乗って歩いていないと、どこか足が痛くなる時があります。
こんばんわ
私も最初はブルーライト低減のPCメガネなどを使っていましたが
いちいちつけ変えるのが面倒なので
発想の転換で画面そのもののブルーライトを減らすソフトを発見し、
それを長年使っていました。そのソフトの名前は「f.lux」です。
これは画面自体から出るブルーライトを確実に減らしてくれます。
ウインドウズ10に移行してからはシステム自体にブルーライトを少なくする
夜間モードというものが実装されるようになりました。
歯車の設定からシステム、ディスプレイにその夜間モードがあります。
ブルーライトを自由に調整できます。
現在は夜間モードは使っていません。何故かと言うと色彩に微妙な変化があり赤味がかる欠点があるからです。
それでどうしているかといえばブラウザのアドオンで「Dark Reader」という優れたソフトで全サイトの背景を真っ暗にして白い文字で見ています。
このソフトの優れた点は画面を反転しても写真や絵などはそのまま表示してくれる点です。ブラウザはChromeとFirefox両方で出ています。
画面全体が真っ黒だと目に非常に優しいです。長時間でも疲れません。
以前、私もf.luxを使用していましたが、Windowsに夜間モードが搭載されてからは、夜間モードを使っています。全く同じですね。
それでも頭痛に悩まされ続けていました。
今回、パソコン・スマホにブルーライトカットフィルム、メガネにクリップオンタイプのブルーカットメガネを取り付けてました。
スマホのものは100均ですが、効果を感じています。近々、カット率が高いガラスフィルムに交換する予定です。
紹介してくれた白黒反転ソフトも使って効果を確かめて見ますね。どうもありがとうございます。