こんにちは。からあげです。
昨晩は、溜まったブログを更新する作業を夜遅くまでしていて疲れた。旅ブログなんてするもんじゃない!
当ブログは会社を辞める数カ月前に始まり早6年。多くの読者に愛される人気ブログに成長した。一時の勢いはなくなったものの、おっさん一人がほそぼそと暮らして行けるだけのお金は稼ぐことができている。
この場を借りて読者の方にお礼を言いたい。
いつもありがとう。
去年の北海道ツーリングから時差更新に切り替えたところ、思いのほかブログ更新作業が楽になって、今回も時差更新で行くことに決めた。ただ、時差更新とはいえ、記事はだいたい当日に書いている。でないとすぐに忘れてしまうし、後になってからだと書くのが大変だから。一週間ほどの冷却期間を置くことで、不平不満や愚痴を減らして内容を練り直し、多少は読みやすくなっているとは思う。
URLを確認すれば、いつの記事か分かるようにしている。今日の記事だと、ドメインに続きAustraria2019-8-11になっている。日にちを確認したうえで、おっさんが今どこで何をやっているのか想像するのが通の楽しみ方だ。
さて、どうでもいい前置きはこれくらいにして今日のようすを書いてゆこう。
昨晩の夜ふかしで体調が優れないため、いつもの3時起きして準備を始めた。
何とテントのファスナーがまたイカれてしまった!Broomeで直したスライダーとは違うもう一つの方。これで一気にテンションが下がる。しかもデカい蜘蛛が入っていたではないか!
コラコラ、勝手に人んちに上がるんでない。君は毒を持っているのかね?怖いから帽子に載せて放り出させて貰ったよ。
今日も夜明け前から向かい風。ここ最近の傾向としては、夜明け前から風が吹き始め、夜間は一時収まるが再び吹き始める。もちろん向かい風。
おっさんほど向かい風が似合う男はいないだろう。
道路脇に放置された事故車両。見た目はそれほど傷んでいない。
オーストラリアではよく見られる光景。莫大な引き上げ費用が掛かるためと思われる。ナンバープレートを外してトンズラする。ひょっとしたら、車台番号も削っているかもしれない。
寝不足のためか、全く調子がでない。
Broomeで蓄えた体力はすでに使い果たしている。
はあ、そろそろ休みを入れんとイカンな。なんせオンボロエンジン搭載だからな。
木陰で休み休みゆく作戦をとる。
こうも風が強くて暑いとやってられん。
オーストラリアでは快適なツーリングは望まない方がいい。
代わり映えのない景色が続いて疲れを倍増させる。
道路が近くて落ち着かない休憩。
道行く車が止まってくれて、なんとビールを飲むか?と言ってくれた。10年前なら喜んで貰っていたのに。
今、思い出した。そういえば、朝対向車がスローダウンして声を掛けてくれた。面倒だったので、サムアップだけして走り去った。いや、有り難いのだけど、そう毎度毎度いい顔できない。
朝から強い向かい風に吹かれてウンザリしていたところだった。有名人は人から声を掛けられることが多いので、さぞかし大変だろう。
頑張ってFitzroy Crossingまであと10kmのところまでやって来た。
途中の大型車専用Pで2時間近く昼寝していた。
今日は日曜日で町のスーパーが13時までの営業。すでに時は遅く行っても仕方がない。わざわざ町に行って落ち着かない公園野宿をするよりも、手前で泊まっておいたほうが断然いい。
がしかし、こういう時に限って遮蔽物がない荒野が続く。
慌てるな!きっとどこかにあるはずだ。極上の野宿場所が。
なんとなく脇道に逸れてゲート前までやって来た。これより先は私有地で進入禁止。
ふむふむ、柵に沿って牛の踏み跡があるではないか!
これは期待大。
野生の牛は柵を突破できずに、柵に沿って歩いているものと思われる。獣道沿いにも良好な野宿場所があることが多い。
朝壊れてしまったテントのファスナーを直すことにした。
Broomeの職人の技を瞬時に盗んだ。
オーストラリアで使い始めたカヤライズ1。二日目に建物の軒下で泊まった時にテントを張らなかった以外、4ヶ月間すべてテント泊。120泊もすれば、そら傷んでくるだろう。
虫が多くて頻繁に開け閉めするので、余計に消耗が早い。今回はポールがキツかったこともあり、こんなに早く傷んでしまったと思われる。
帰国後、メーカーに修理に出してワンサイズ大きなファスナーに替えてもらう。同じサイズだとどうも使いづらい。目の細かいファスナーは操作しずらく耐久性が低い。キツいポールの修正方法はもう考えている。ポールを短くすることなく、緩めにポールを着脱できる方法がある!
傷んだのは、エレメントという凸凹を合わせるスライダーと呼ばれるパーツ。出口側の口が広がって、しっかり開け閉めできないようになってしまった。
ラジオペンチで挟んで力を加えると、問題なく開け閉めできるようになった。今朝、デカい蜘蛛が入って来たところだったので、ファスナーが閉められるようになって本当に良かった。
テント修理後、木の影にテントを設営する。
直射日光の当たる西側部分に自転車カバーを掛けて遮光する。
この自転車カバーには大いに助けられている。袋状だと本来の目的の自転車カバーとして使いやすいが、タープとしては使いづらい。
サイドを切ってマジックテープで留めるようにして、タープのように広げられるようにしようか。以前自作したポンチョタープのような感じにする。
カバーで遮光すると、中は快適になる。
軽量コンパクトなカヤライズは、間違いなく自転車旅に合っている。火照った体を通気性のいいテント内で冷やすことができる。
耐候性のあるサイクリストは風雨を凌げるだけでいい。あとは通気性がよい方がいい。
さて、これくらいにして今日はさっさと寝よう。明日は遅めに起きて町に向かう。