迫りくる暑さとの戦い

こんにちは。からあげです。

Carnarvonを出て2日目の今日、まだ日の出前の暗いうちからハエの奴が集って来やがった。昨日は昨日で、暗くなってもテントの周囲で身をジッと潜めていて、私がテントから出ると集ってくる。北に上れば上るほどハエが鬱陶しさを増している。
今日は約50km先にあるMinilya Bridge Roadhouseに寄って食事をしてから先に進む。RHでの水・食料の補給はせず、食事のみ。

横風と微妙な追い風を受けながら、何とか11時半すぎにRHに到着すると、かなり混雑していてウンザリすることになった。RH周囲はハエが少ないのだが、なぜか私の周りにだけはたくさんのハエが集っている。他の人の周りにはあまりいない。なぜ私にばかりハエが集るのか考えてみた。
汚いから?いや、確かに汚いが、Carnarvonで体を拭いて着替えてあるので、ハッキリ分かるほどの汚さではない。思い出してみると、シャワーを浴びた直後はハエが集りにくい気がするが、僅かな違いで単なる気のせいの可能性もある。

私と一般人の違い。たぶん、石鹸・シャンプーの臭い成分をハエが嫌うのだろう。私はシャワーを浴びても石鹸・シャンプーは使用せず。タオルでゴシゴシとこすって終わり。あとは体温の違い。クーラーが効いた車内に長時間いて体温が低め、一方の私は暑いなか自転車を漕いでいるため、体温はかなりの高めとなっている。体温が高くて石鹸・シャンプーの臭いがしない私がハエにとっては魅力的に見えるのだろう。ハエに好かれても何のメリットがない!

客でごった返して忙しいRHにだったが、ハンバーガーを頼むとやけに早く出てきた。一口齧ってみると納得。レストランではなくファーストフードの味がした。15ドル出してこれかよ!と思いながら平らげてさっさと出発する。
RHを勢いで出てきたのはいいが、昼を過ぎると風は向かい風に変わり、暑さが一段と増してきた。今が一番過ごしやすいという冬なのに、やけに暑い。気温はさほどではないが、日差しが強くて体感温度が高く感じる。日焼け対策で風呂敷とアームカバーを付けているが、それでも肌がヒリヒリしてくる。途中で暑さに負けて木陰に避難して自転車カバーを敷いて横になる。横になっている時はいいのだが、休憩を終えて走り出すと再び暑さが堪えてくる。早めにテントを張って休みたくなったのだが、すでに周囲は背丈の低い木がまばらにあるだけの木陰が少ない乾燥地帯になっている。休みたくても日差しが強くて休めない。

結局、5時近くまで走り続けたのだった。テントを張って荷物を中に入れて、ハエの奴らをまいてから勢いよくテント内に入って出入り口を閉めるとホットする。落ち着いてから水の残量を計算してみると12L弱。Carnarvonを出る時に17Lの水を積んできたので、2日で5L強消費したことになる。一日4L計算より少ない消費量だが、暑さが増すばかりの状況なので、余裕があるとは言えない。テント内で休んでいると、昼間の暑さで体が火照っているためか、やたらと喉が乾く。このままだと、明日の朝までかなりの水を飲んでしまいそう。水を節約しなければと思えば思うほど、なぜか水が飲みたくなる。本当に困ったもんだ。

次のRHまでまだ200kmくらいあるので、順調に行っても2日は掛かる。RHに着くまで手持ちの水でなんとか切り抜けるしかない。道行く車から貰える可能性は、今のところ期待しない方がいいだろう。途中の川に水があれば、水問題は解決する。たぶんあるんじゃないか、いやないかもしれない。これまでの川は、ほとんどが干上がっていた。期待はしない方がいい。
さて、水のことは考えてもどうにもならないので、明日に備えて体を休めておくことにしよう。

荷物をまとめて出発!

夜のうちに野生動物の足跡があちこちに残されていた。
何奴じゃ!おっさんの周りをうろつくやつは。

走行開始!

朝は涼しくて非常に走りやすい。

すぐ先のレストエリアはキャンピングカーが多数いて大繁盛していた。ゴミだけ捨ててすぐに離脱。美味しそうな朝食を見せつけられたら、たまったもんじゃない。

いやあ、本当に暑い。自転車を漕いでいるのがバカバカしくなってくる。

おやつにプリングルスのミニを食べる。

フタを開けてみると、やはり中身が少ない!

牧場もないのに牛注意の標識があるのは、野生の牛がいるから。
最近になってようやく分かった。

時々モーモーやメーメーという鳴き声がしてくる。家畜に比べてあまり鳴かない。

追い風は昨日までで終わり。横風から向かい風に変わると一気に消耗し始めた。

ロードハウス5km手前の標識。

今回もテンションはあまり上がらず。

ロードハウス手前のレストエリアは大繁盛。
みんながみんなロードハウス併設のキャラバンパークに泊まる訳ではない。

Minilya Riverも干上がってスッカラカン。オーストラリアの乾燥地帯では、川で水を汲むのは諦めた方が良さそう。

Minilya Bridgeロードハウスに到着!

ちょうどお昼時で非常に混み合っていた。周囲にいる人はみな涼しげ、私だけが暑そうにしている。そのハッキリした差に嫌気がさす。

ロードハウス店内のようす

レジの横には美味しそうな食べ物が並んでいる。

$15でハンバーガーを購入した!早速食べていこう。

$15も出してファーストフードの味。早かったのはファーストフードだから。最近、こんなんばっか。

人の多いロードハウスはやけに居心地が悪い。
ハンバーガーを食べるとすぐに出発する。
次のロードハウスは220km先。町ではなく限定補給しか出来ないロードハウスの距離。

走っても走っても単調な道。暑さに体が蝕まれてゆく。

おっさんついにダウン!

木陰に自転車カバーを敷いて横になる。

一度やると癖になるごろ寝。座って休むより回復力が高まる。

もう写真を貼る意味がないほど、景色に変化はなし。

頑張って走って定番の道路脇で野宿。

やっぱり道路脇が手っ取り早くていい。

走行データ
ロードハウス手前約50km〜Minilya Bridgeロードハウス〜ロードハウス過ぎ約40km
 
走行距離102km、走行時間7h30m、Av13.5km/h、Max21.3km/h
 
ねぐら 道路脇
 
おわり
現地レポート
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からあげ隊長の冒険