飛行機輪行に備えてケアンズ空港を調査する

こんにちは。からあげです。

 

ようやくゴールのCairnsに辿り着き、あとは飛行機に乗って日本に帰るだけとなった。長くて苦しかったオーストラリアツーリングも終わってみると、ただの夢の中の出来事のように思えてくる。確かに荒野の中を走って来たという記憶はあるのだが、なんとなく現実感が伴わない。まだ頭の中が混乱していて記憶が定着していない。そんな感じ。

今朝は日が昇ってからの起床。しばらくすると、テントに木漏れ日が差すようになったので、キャンプキッチンに移動して朝食を作ることにした。

日差しを避けて森の中でテントを張ったため、周囲には蚊がたくさんいて外で落ち着けない。用が済んだらテントに引きこもらなければ、蚊にあちこち刺されてしまう。

早朝のキャンプ場。朝早くに出て行った車も結構いる。
ここは純粋なキャンピングカーの数は少なくてバンタイプの簡易のキャンピングカーや四駆が多く見られ、西オーストラリアやノーザンテリトリーとは全くの逆になっている。気候が温暖で過ごしやすい東海岸は、キャンピングカーでなくともキャンプしやすいからだろう。移動距離が短く運転が疲れないこともあるかもしれない。荷物がたくさん積めないコンパクトカーやセダンでも、十分キャンプはできる。

キャンプキッチンに行って恐る恐る冷蔵庫を開ける。
中の荷物は無事だった!

中身も減ってない。ちゃんとある。嬉しい!!

玄米ご飯を炊飯中に洗濯を行う。
洗濯機室に設置されている大きな流しだと手洗いしやすい。
洗剤は前の人が置いていった物がいくつかある。

いつも手洗いしていた衣類を洗剤を使って洗うと、びっくりするぐらい汚い汁が出てきた。洗濯機で洗わなくても十分キレイになる。汚れた衣類をキレイにするには、洗剤の方が重要だということが分かった。

さらにご飯が炊けるまでに時間があるので、ブログ更新を行う。昨晩、夕食後にやっていたのだが、大きな声で電話をしている奴がいて集中できなくて途中で止めた。今朝は静か。

おいしく炊けた玄米ご飯。卵をトッピングしている。
電熱コンロが使いやすくて凄く助かる。手持ちのガスカートリッジが全く減らない。このままだと半分くらい残りそう。空港に持って行っても捨てるだけなので、キャンプ場に置いていった方がいいだろう。置いておけば、誰かが貰ってくれるかもしれない。

キッチンの片隅にほとんど消費されていないインスタントコーヒーを発見する。昨日から置きっぱなしにしてある。おそらくこれも前の人が置いていったものだろう。

食後のコーヒーを飲む。たまに飲むコーヒーはインスタンドであっても美味い。

今日はゆっくり目に起きて活動を開始したので、キャンプ場を出るのが11時過ぎになってしまった。出かける前に干しておいた洗濯物を回収しておく。

日の当たる場所に物干し場が整備されている。驚くべきことに女性用の下着も一緒に干されている。羞恥心はないのか?と思ってしまう。風で飛ばされて下着がどっか行ってしまうかもしれず、こんなところで長居していたら、下着ドロボウに間違えられるかもしれない。さっさと退散しよう。

今日は目前迫った帰国に備えて、Cairns空港の調査を行うことにした。自転車が一緒だと、何かと手間が掛かるのだ。今回は自走してからの輪行になるので、より一層準備をしておく必要がある。

今は町外れの空港に向かっているところ。路肩が広くて非常に走りやすい。空港から奥へは通り抜けできないため、空港関係者や送迎の車しかほとんど通らない。

車は1.5m以上の距離を開けて自転車を追い越すようにとの標識あり。何でも譲り合いが必要だ。

ケアンズ空港は、第2ターミナルの国内線と第1ターミナルの国際線とに分かれている。町からゆくと、手前の方が第2ターミナルで、奥の方が第一ターミナルとなっている。

こじんまりとした空港で、なおかつ標識がしっかり設置されているので、方向音痴でも迷うことはない。

国内線の第2ターミナルには用がないが、暇つぶしのために見学していくことにした。

コチラは出発ロビー入り口。

カウンター前には長い行列ができていた。みな手には大きな荷物を持っている。カンタス航空のチェックインカウンター。

空港の案内標識には中国語と日本語表記あり。中国人と日本人がお得意さんなのだろう。確かに町をぶらぶらしていると、中国人や日本人の姿をよく見かける。意外なことに韓国人は見かけない。韓国人にはCairnsは人気がないようす。

続いて国際線の第一ターミナルの方に向かう。
交差点がランナバウト方式で流れがスムーズ。

第1ターミナル前

意外にも国内線の第2ターミナルより閑散としている。時々忘れたころに送迎の車が入ってくるのみ。

出発ロビー入り口前はほとんど人が歩いていない。
これなら、自転車の解体作業がしやすいだろう。

警備員が巡回していたが、自転車を停めても注意されず。ざっと見た限りでは駐輪場はなかった。

入り口の軒下には、たくさんのカートが置かれていた。
自転車の大きな箱を抱えての移動は大変だ。カートがあると助かる。

カートは有料なのだが、機械が壊れているため、無料貸出となっていた。機械は現金のみ。おそらく私が来るまで直ることはないだろう。やったね!

中に入ると、ビックリするほどスカスカだった。人の影は疎らで広い空間ばかりが目だつ。これを見た瞬間、前日空港で泊まることができると確信した。空きスペースならいくらでもある。隅の方でシートを敷いて眠ればいいだろう。たぶん、警備員には怒られない。

総合案内の窓口がなかったので、ちょうど客が途切れたジェットスターのカウンターで自転車梱包用のダンボール箱を販売していないか聞いてみた。すると、ジェットスター・カンタス航空ともに自転車用の箱は扱っていないとのことだった。以前は扱っていたが、現在はやっていないので、自転車屋さんで貰ってきてください。と言われた。

まあ、始めから箱を買うつもりはなかったので、全く落胆はしなかった。カンタス航空のHPによると、オーストラリア国内の主要な空港で自転車用のダンボール箱を販売しているようだが、ケアンズ空港では販売されていない。ケアンズ空港を利用する人は注意が必要だ。

2019年10月現在、カンタス航空・ジェットスターともにCairns(ケアンズ)空港での自転車梱包用ダンボール箱の販売はなし。

ホールの片隅に置かれた航空会社の案内標識。こういうところは手動。地味に面白い。

空港で調査が終わると、自転車屋さんに行ってダンボール箱を貰おうと思ったのだが、今日は日曜日でほとんどの自転車屋が休業している。

なんてこったい!日曜日に休む自転車屋があるなんて。日本では日曜日に営業するのが当たり前だが、オーストラリアでは休みが多い。いったい客はいつ自転車屋に行けばいいのだろう?土曜日か仕事を休んで行くことになるのだろう。

キャンプ場の受け付けに掛け合って、自転車用のダンボール箱を預かってもらえるように頼んである。キャンプ場を出る前に、延泊の手続きをするついでにお願いしておいた。当分の間、雨が降ることはないようだが、外に出しっぱなしにしておくと夜露に濡れて湿ってフニャけてしまうかもしれない。

始め難色を示していた係の人も、私のしつこいくらいの説明にOK出してくれた。スマホの翻訳アプリを使えば、英語を話せなくてもなんとかなる。

自転車屋には明日行くことにしたので、あとはやることがなくなった。暇つぶしに植物園に行ってみることにした。空港を出てすぐに左側通行の標識あり。親切に日本語表記もされている。

空港から15分ほど自転車を走らせてやって来たのは、観光客に人気のある植物園、Cairns  Botanic Gardens。ケアンズ周辺で見られる熱帯の植物が植えられている。入園料はなんと無料という太っ腹。

園内に一歩足を踏み入れると、そこはジャングル。草木が鬱蒼と茂るジャングルの中を散歩できる。

雰囲気満点の小道。植物園の中には鳥が多数住み着いていて、訪れた観光客を楽しませてくれる。それにしても緑が濃い。植物が吐き出す濃厚な酸素で周辺より酸素濃度が高いような気がする。

食虫植物もあり。ハエ退治に自転車に積んでおきたい植物。

シダのような植物が植木鉢に植えられて天井から吊り下げられている。

この植物園は一見の価値あり。Cairnsが大金を使って維持管理しているだけあって非常に見応えあり。中心部からさほど遠くないので、気軽に行くことができる。2時間3時間あっという間に過ぎてしまうだろう。

蚊が多かったので、私は30分ほどで退散したが。だっておっさんばかりに蚊が集まってくるんだもの。

植物園を見学したあとは、周囲の遊歩道をしばらく走って、昨日訪れた海岸までやって来た。日曜日だけあって人がかなり多い。

とは言っても人口が少ないオーストラリアなので、密度はかなり低い。人が少ないのに慣れると、この状態でも人が多いように思えるから不思議。

海岸沿いの遊歩道はセグウェイ禁止。

Cairns周辺の海は、Townsville同様遠浅で海水が茶色く濁っている。危険なワニのクロコダイルが生息しているため、遊泳は禁止されている。硬い鯛の頭をボリボリと齧るワニの顎の力は凄い。

屋外ライブ会場のようす。

寝ながら聴いている人の姿が多く見られる。半分くらいは水着姿でごろ寝していた。

キャンプ場に戻る前に、町のショッピングセンターで買い物をしてゆく。ここは日本人の姿を多く見かける場所だ。

ショッピングセンターの中にダイソーを発見する。2Fに上がるエスカレーターの乗り場付近に店がある。

だいたいの品が2.8ドル。

思わず欲しくなるごま塩。玄米ご飯に掛けたらさぞ美味いだろう。いかんいかん。日本に帰れば、半値で手に入れることができる。しばらくの我慢だ。

人の足元見やがって!首に付ける枕が5.8ドルだって?
こんなもの飛行機に乗っている間しか使わないから、飛行機に標準装備してもいいだろう。いちいち客に枕を持ち運ばせるな!

キャンプ場に戻ると、午前中は少なかった車もかなり増えて賑やかになっていた。

今日は日没前に戻ってきた。慣れない場所での夜間走行は非常に危険。

シャワーを浴びたあとで汚れた下着類を洗濯したら、汚いこと汚いこと。茶色だったタオルと色がボケていたバンダナが本来の色を取り戻してくれた。

今日の晩ごはんは袋ラーメン。健康に気を使いほうれん草をたっぷりと入れる。物価の高いオーストラリアでは食事は自炊が基本となる。自炊を面倒臭がってはイケない。

コチラで楽をすると、帰国後頑張って働いて金を稼がなくてはならなくなる。

火力が強くて非常に使いやすい電熱コンロ。IHじゃないので、アルミクッカーが使える。

機械の操作は直感的にできて戸惑うことはなし。以前泊まったKununurraのキャンプ場にあったガスコンロは点火の仕方と火力調整がやりにくく非常に使いづらかった。

備品の使いやすさも結構重要。高い金を出しただけある。ストレスなく調理を行うことができる。

食後はすぐにテントに戻る。食事の準備中、昨晩の長電話男がスマホで結構なボリュームで音楽を流していたが、洗濯から戻ると静かになっていた。誰かに注意されたようす。極度の寂しがり屋で静かな場所は苦手なのだろう。

キッチンは人の出入りが多くて落ち着かないので、テントに戻ることにした。人口密度の高いホステルではなくてキャンプ場を選んで正解だった!2段ベッドで相部屋なんて安くてもお断りだ。夜間、庭に自転車を停めておくなんて不用心なこともしたくない。

いつでも自転車のそばにいられるキャンプ場がいい。オーストラリア滞在も残り僅か、気を緩めずに常に警戒をしておこう。

走行データ
ケアンズ空港調査、市内ウロウロ
 
走行距離26km、走行時間2h
 
ねぐら 超高級キャンプ場
 
おわり
現地レポート
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からあげ隊長の冒険