運転免許更新ツーリング〜3日目

こんにちは。からあげです。

 

運転免許更新ツーリング2日目
こんにちは。からあげです。 久しぶりにツーリングに出かけると、風を切って走ることができて楽しくていい。実家の物置に籠もって日々PC作業をしていたら、心身が不調になるのはあたり前だ!今まで無理してよくやってきたな。 今回の目的は免許の更新のた...

ツーリングは昨日までは単なる準備運動。峠越えが連続する今日が本番となる。今朝は6時に目覚し時計をセットして早めに出発準備を整えていると、近所の高校生達が松林の中を走っていた。

足音に急かされるように準備をすると、なんと1時間30分で出発準備が完了してしまった!記録更新となるなかなかの好タイムだった。

退けた松ぼっくりや枝をもとに戻してキャンプ地を後にする。それにしてもピンク色の旗が目立つ。一発でここにいることが分かる。凄い存在感だな。

富士山の展望を期待して浜辺に出てみたものの、分厚い雲に覆われていて周囲の景色ははっきりせず。とても富士山が見える状態ではなかった。遠くに伊豆半島の海岸線が見える。

気を取り直して、近くの神の道を歩く。
御穂神社から伸びる松並木の道。木道が整備されている。

観光客の姿はなく、おっさん一人静かに歩く。
松原側の入り口付近では、ビジターセンターの建設工事が行われている最中だった。外国人観光客を呼び込むつもりか。

この傾いた松がいい味出している。
ここは撮影ポイントのような気がする。

御穂神社に寄って参拝を済ませる。
もちろん、オーストラリアツーリングから無事帰還した報告をした。もう、満足した走りをして帰ってくるのが決定事項。

願掛けする時期はとうに過ぎている。これがおっさん流だ。ようく覚えておけよな。

神社を出ると、国道150号線を通って清水市街を抜ける。
ちょうど通勤時間帯で道路が混み合っていたが、危険を感じることは全くなかった。少し清水の街が好きになった。

その後、陸橋で自転車通行禁止に阻まれて、横道に逸れてやってきたのは清水駅。そういえば、去年も知らぬ間に来てしまった場所だったな。

開放的な駅前であちこちにいい軒下がある。雨の日の休憩にピッタリだなと妄想を膨らませる。

隣の広大な公園。

この丸いものはなんだろうか?
それはそうとお年寄りの姿を全く見かけない。そういえば、近所に家が見えない。

公園の片隅には、なんと屋根付きの野外ステージのようなものが整備されていた。

おそらく旅人に休んでもらいたくて建設したものだろう。これを見て清水の街が大好きになった。いつも清水は通り過ぎるばかり。次回は寄り道して、新鮮なカツオを食べて行こうか。

清水と言えば、カツオ!!

市街地を抜けてやってきたのは、徳川家康ゆかりの清見寺。
通りがかった時に面白そうに感じた。

ヨシ、行ってみよう!

石段を上ってJRの跨線橋を渡って山門をくぐる。

外観を見ただけでかなりの年季を感じる建物だ。これは期待できる。

ふらふらっと気の赴くままに奥の建物に入って見学させてもらう。料金は300円。

下の駐車場に300円です。としっかり表示してあったのには非常に好感が持てる。

赤絨毯の敷かれた本堂の中に入って参拝を済ませる。

味のある掛け軸がかかった大広間。

遠目で見た時と、近くで見た時では、ひげもじゃの爺さんの表情が異なる。非常に興味深い絵だった。今度墨でなんか絵でも描いてみようか?

あれ、そう言えば、以前辺境画家という肩書を名乗っていたような気がするが・・・

玉座の間

当時の殿様である今川義元が立ち寄ったことがあるとか、多分そんなん。余裕かましているから、信長にやられるんだよ。

このお寺は見学する価値あり。おっさんおすすめスポット。

いろいろ写真を撮ったのだが、たくさんアップすると営業妨害になるので、これくらいにしておこう。

玄関前にはスリッパがきれいに並べられている。もてなしの心ここにあり!

クソボウズセンサーはどうだったって?バカもの!そんな罰当たりなスイッチ入れるわけなかろう。寝言は寝てから言え!

興津のマックスバリューに寄ってお買い物♪

実家ではタダ飯ばかりでろくに買い物していなかったからな。久しぶりの買い物は新鮮だ。

このスーパー、新聞紙が置いてあった。今どき珍しい。
野菜を買った時に包んでおくと、傷みにくくなる。
ビニールに入れっぱなしだと、冬でも傷みやすい。

ありがたやありがたやと念仏を唱える。

ウエスでチェーンを拭いておく。油を差すより、掃除する方が大事。北海道ツーリングの教訓で、チェーン掃除の重要性を知ったおっさんは、毎日チェーンを拭くようになった。

特に海岸沿いを走ったあとは、チェーンに砂が付き、砂が研磨剤となってチェーンやスプロケットの歯などを摩耗させる。砂漠地帯を走るオーストラリアでは重要な作業となるだろう。

平らな海岸沿いの道路と別れを告げて、いよいよ山越えの国道52号線へと入る。

弛んだおっさんの気持ちに喝を入れる。そう言えば、大沢の親分元気にしているだろうか?

市街地を抜けると、上り坂が始まる。
じわりじわりと、傾斜がきつくなってくる。

久しぶりだな!この感覚。最近忘れていた。

最初の関門、新東名の下をくぐる。
ダラダラとした長い坂がもうしばらく続く。富士見峠まで我慢。

ここは我慢のしどころだ。3連休明けとあってか、交通量は少な目。ただし、大型車の割合が5割以上とかなり多い。リニアに高速にあちこち工事だらけだチクショウめ!

この国道52号線の嫌らしいところは、側溝の蓋がないところがあること。端に寄り過ぎると危険。落ちたらただじゃ済まない。
おっさんはバンドエイドを貼っとけばそのうち治るが、ディストラ君はそうはいかない。この時期に修理となると、かなり慌てることになるだろう。

山梨県に入ってしばらく行ったところにある休憩ポイント。
草刈りしてあってフラットでゆっくり休める。前回もちょうどここで休んだ。

そこら辺に足を投げ出して座ってパンを食べる。
今回、免許の更新に来ただけなのに、どうしてこうも疲れるのか?細かいことは気にするな。

国道52号線は交通量が多いので、富士川の対岸沿いに延びる県道10号線を走ることにした。

万栄橋を渡り県道10号線から9号線を走って身延山(みのぶさん)近くの富山橋までゆく。身延駅を過ぎると多少交通量が増えるが、それでも国道52号線に比べると、かなり少ない。走りやすいので、多少のアップダウンもそれほど気にならない。長距離チャリダーおすすめの迂回路だ!

対岸の県道10号線は交通量が少なくて非常に快適♪
いつの間にか追い風が吹き始めて、順風満帆な人生をエンジョイするおっさん。

内船(うつぶな)駅に寄ってしばしの休憩。

トイレで顔をゴシゴシタオルで擦ってきれいにする。走っていると排ガスで煤けてくる。

濡れたタオルは前カゴに広げて干す。
空気が乾燥しているため、あっという間に乾いてくれる。
前カゴはいい物干し場だ!オーストラリアでの大活躍は間違いなし。

富士川を眺めつつ、県道10号線から9号線を快走する。

気持ちいい〜(北島康介風)

お楽しみは富山橋で終了となる。
これから富士川を渡って国道52号線に復帰する。

3時間近く気楽なサイクリングを楽しめたな。人生楽しんでなんぼ。

国道52号線に戻ると、アップダウンは減って走りやすくなった。追い風でグングン進んでゆく。
余裕がありすぎて楽勝!去年とは大違い。

単に自転車が違うだけではなく、おっさん自体がレベルアップしたのだ!!加齢に反比例するおっさんここにあり!!

スーパーに寄って最後の食料補給をする。
遅い時間に食べる脂っこいものはお腹に貯まる。
腹が減ってくると、ちょっとしたことで腹が立つようになる。お腹が満足していると、気分よく走れる。

最後の西島トンネルは無難に歩道を走行する。
ここは無理をするところじゃない。

西島トンネルを抜けてしばらくゆくと、洞門が連続する区間がある。ここも無難に歩道走行する。ライトを点灯しない車が多くて車道走行は危険。

通行者は皆無で気楽に走ることができる。

前方に甲府盆地が見えて来た。
ようやく我が家に帰ってきたな。

甲府盆地を見ると、帰ってきた実感が湧く。

野宿に備えて公園で水を汲むことにした。
チビッコ広場なのに、子供の姿は見当たらず。

家に籠もってゲームでもしているのだろう。子供は外に出て遊べってば。

水道の蛇口は、凍結防止のために元栓が閉められていて水を汲めず。おっさんガックシ。

閑静な団地の中にランナバウト交差点を発見!

多分、山梨県内初ではなかろうか?近所の学校が見学に来ていたりして。おっさんは華麗に回って出て行った。

南アルプスに日が沈む。
それにしても山に全然雪が積もっていない。今年は相当な暖冬だな。

あまり好きではない道の駅に寄って水を汲んだ。
これで野宿の準備はOKだ!

いや本当前カゴ使いやすい。

富士川の堤防道路を走って野宿場所を物色するおっさん。
どこでも野宿し放題。どこにしようかな。日が陰ると、急激に気温が下がってきた。

草刈りしてあったところの端の方にテントを張った。
エスパースのテント目立ち過ぎる。この存在感は只者じゃない。

ほんとお前って奴は目立ちたがり屋だな。

今日も一日ご苦労さま。なかなかの走りだったな。エンジンがいいせいかな?

夜霜が降りてもいいように、サドルにシルバーシートを掛けておいた。そう、いつもマットをカバーしているシートだ。紫外線による劣化を防ぐために、シルバーシートを巻いている。今年のオーストラリアでも活躍してもらわねばならないからな。

さあて、冷えて来たことだし、そろそろ寝ようか。

 

走行データ
走行距離 95km
ねぐら  富士川河川敷
 

おわり