北海道バルーンフェスティバル2018にゆく

こんにちは。からあげです。

 

台風が過ぎ去ったのにパッとしない天気が続く。やっぱり今年の北海道は天候不順で晴れの日が少ない。もう今年は期待しない方が良さそう。天気ばかりはどうもならん!

結局、雨に降られて連泊することになった本別町の静山公園第二キャンプ場。朝4時に起きると、雨が小降りとなっていて止みそうだった。そのため、空模様を見ながら、簡単にラーメンを作って食べていると、雨が止んでくれたため、雨の止み間にテントを撤収して出発することにした。

昨日、大雨のなかテントとタープを設営していた家族は、やはり設営しただけで力尽きて、結局はバンガローで寝たようだった。

テントの撤収からパッキングまでは素早くやるべし。

荷物をほとんど濡らさずにパッキングを終えることが出来て上機嫌でキャンプ場をあとにすることができた。まだ完全に天気が回復しているわけではなく、単なる小康状態であったため、油断は禁物だった。

よし、行くぞ!

まずはセコマに寄って食料を調達する。
イートインコーナーに充電コンセント付きのデラックスバージョンであったため、即休憩することに決めた。

消耗したバッテリーを充電しておく。数日充電できなかっただけで、バッテリー残量は一気に減ってしまう。

やっぱりAC電源に接続して充電するのが確実だ。ただし、モバイルバッテリーは充電に時間がかかるため、簡単には満充電できない。コツコツ充電しておく。

セコマのイートインコーナーは2時間まで。以前、大沼のセコマで注意され知ったのだった。

朝飯のラーメンだけでは物足りなかったため、パンを食べてからアイスクリームも食べた。すると火照っていた体が急に冷やされて、今度は寒くなってきた。

セコマで休憩していたのは、ほんの1時間ほど。ここでだらけてしまうと、自転車を漕ぐのが嫌になりそうだった。

本日の目的地は、北海道バルーンフェスティバルが行われる上士幌(かみしほろ)の航空公園だ。今年で45回目を迎える熱気球の大会で、かなり人気があるらしい。今年は8月10日から12日までの3日間行われる。以前から一度熱気球を見てみたかった私は、この機会に行ってみることにした。

本別市街から道道88号線を走り、足寄湖から国道241号線を通って上士幌にゆく。

セコマを出ると霧雨が降り始めたが、カッパを着るほどではなかたため、Tシャツ一枚で走り続けた。

途中、道の駅「足寄湖」で休憩する。
以前はチーズ工場が稼働していたらしいが、現在は閉鎖されてトイレのみ使用できる。すぐ近くにあしょろ銀河ホール21という立派な道の駅があるというのに、なぜここに道の駅を建設してしまったのだろうか?

トイレの壁に自転車を立て掛けていると、庇が短くてポタポタと水滴が垂れてくるため、案内看板の支柱の方に自転車を移動させた。本当に使えない道の駅だ。

トイレの隣の建物には道の駅スタンプが置いてあった。
今はスタンプラリーのスタンプ置き場と化した道の駅。壮大な金の無駄遣いだな。この責任を誰が取るのか?まあ、うやむやにしておしまいだろう。ホントひっでーなあ。

霧雨が降り路面が濡れた状態となっている時に路面状態が悪くなった。轍が深くなり、グレーチングがところどころ陥没していた。

ミラーを見て後方から接近する車に注意しながら走った。

上士幌の町に入ると、案内看板があちこちに設置されていた。

矢印のとおりに進む。

おっ、やってるやってる!

すると前方に熱気球が見えてきたぞ。

近くまで来ると、さっきまで膨らんでいた熱気球がぺちゃんこになっていた。あとで知ったのだが、この2つの熱気球は体験搭乗用のもので、風が出てきたため、午前の部が中止になったようだった。

受付を済ませてテントを設営した。バルーンフェスティバルの会場のとなりにキャンプ場があって、ここに泊まって3日間楽しむのが通の楽しみ方らしい。

例年は前日から多くのテントが張られて賑わうらしいが、今年は朝まで雨が降っていたこともあり、客の出だしは非常に鈍いようだった。

町で買い出しをして戻ると、早速ラーメンを作って食べる。
鍋のフタを取り、早く湯が沸かないかと何度も見ていると、ゴーッという音が聞こえてきた。なんだ?

森の向こうから何やら飛び出て来たぞ!

ああ、これが体験搭乗の熱気球か。大人1000円でちょっとだけ乗ることができる。子供(小学生以下)は700円だ!半額でないところが笑える。

ついに熱気球が姿を現した。地上30mくらいまで上昇してふわふわ感を体験できる。うう〜乗りたい!

と言っているうちに、またまた風が強くなったため、一時中断となり、しばらくして中止になってしまった。それほど風が強くはなかったのだが、子供を乗せるため、基準を厳しくしているのだろう。

コーラで乾杯する。
ぐびぐび、ぷっは〜!

たまに飲むコーラは美味いな。水筒代わりに使っているペットボトルがこ汚くなってきたため、この機会に替えることにした。

しばらくしてから網走で知り合ったサイクリストを誘ってイベント会場に行ってみた。するとステージの上でマジックショーが行われていた。

「せぎともや」というプロのマジシャン。う〜ん、コメントは控えさせてもらおう。熱気球の競技が同時進行で始まっていて、熱気球が近づいて来ると、観客は気球の写真を撮ったり、あっちこっちに散らばっていってしまった。そのようすを見ていたら、なんとも可哀想で他人事ながら泣けてきた。

と言いながら私も熱気球を目で追ってしまったのだった。

だって真上を熱気球が飛んでいくんだもん。そら見てしまうわ!

時々バーナーを点火して燃える音が聞こえた。

マジックショーはお終いになったころ、続々と東の空から熱気球が飛んできた。生憎の空模様でパッとしない。

なんやかんや見ているうちに、競技は終了となってしまった。進行状況がよく分からなし、ルールも分からない。いったい、どこのチームが勝ったんだろうか?

競技が終了して近くに着陸する熱気球。

ゴンドラが着地すると、バルーンを徐々にすぼめて片付けていた。バルーンをどうやって畳むのかは、ここからは見えなかった。

競技終了とともにどす黒い雨雲が近づいてきて、ポツポツと雨が降り始めたためテントに引き上げることにした。

隣のキャンプ場に戻った途端、大粒の雨が降り始めた。あっちこっちから慌てふためく声がする。私もこうしてはいられない。さっさとテントに戻らなければ!

自分のテントに戻ると、いくつか近くに設営してあった。
午後になって少し移動したのだが、その甲斐はまったくなく、他のテントとの間にテントを張られてしまった!

もうどうしようもない。わざわざ混み合うキャンプ場に来たのだから、ここは耳栓をして耐え凌ぐことにしよう。

大雨となったので、夕食はテントの中で摂る。
一度ポンチョタープを張ろうと試みたのだが、エアライズとの相性が悪くて上手い具合に張ることは出来なくて諦めた。
ポンチョタープは単体使用する前提で作られている。(ただの既製品のコピー)

 

大雨となって再びテントに閉じ込められているが、救いは昨日よりかなり涼しいということ。冷たい雨となっているため、かなり過ごしやすい。昨日はムシムシして寝苦しい夜だった。

 

さあて、明日も朝早くから競技がスタートするぞ。そろそろ寝るとしよう。意外に地味ですでに飽き気味だけど。

 

おわり

コメント

  1. CAの着ないサービスすすきの大好き より:

    東北編は後半あるんですか?

    今から楽しみにしてるんですが。

    お盆過ぎは道東は寒いし冷たい雨もふるし今年は天候不順だし

    昨年は札幌は初雪は10月23日でしたが今年は1週間くらい早いかもです。
    北海道の地方は もっと大変なんじゃあないかと思います。

    早く東北編が始まらないかと今からワクワクしてます。

    • karaage より:

      今の予定では自走して帰るので、東北に寄るつもりです。
      しかし、どうなるか分かりません。

      一昨日初冠雪が記録されましたね。これを機会にそろそろ北海道を引き上げようかなという気になってきました。