激闘、知床峠越え!!

こんにちは。からあげです。

 

昨晩も疲れ果ててしまってブログ記事を作成する余裕などは全くなかった。疲れているのに無理してやると、必ずと言っていいほど手抜き記事になるし、書かなくてもいい愚痴なんかをあれこれ書いてしまう。まあ、根っからの正直者なのだろう。余計なことは書かない!

去年のPCTの教訓から私は学習した。

昨日は、高台にある国設知床野営場に泊まった。
昭和の高度経済成長期に作られたような旧規格のキャンプ場で、あとからオート区画を作ったような狭いところだった。

私が受付を済ませた後でも、続々とバイクや車が入ってきて、かなりの混雑ぶりだった。

その状況から私は覚悟を決めていたのだが、私の軽蔑すべき煩いキャンパーはいなくて、不快な思いをすることなく夜を過ごすことができた。(とは言っても高性能耳栓は付けたけど)バンガローでバーベキューしていたグループも21時前には片付けを始めて静かにしてくれた。

キャンプするためにキャンプ場に来る人間は、町で食材と酒を大量に買い込みピカピカのデカい四駆なんかで大勢で乗り込んでくる。暗くなるまでは比較的静か、しかし、暗くなると途端に元気になってランタンを煌々と点けて夜更けまで馬鹿騒ぎする!その後にはゴミの山が築かれる。

キャンプ場からの景色

端の方の展望台にゆくと、町の景色を見ることができる。
ウトロの町は、観光に非常に力を入れていて、あちこちに小奇麗なホテルが立ち並んでいる。中心部には24時間営業のコンビニもあって、都会のようなリッチな暮らしができてしまうのだ!

世界遺産の知床に何を望むのか?普段と変わらない町の便利な暮らしか?それなら、わざわざ知床まで来る必要はない。

のんびりしていたら、パッキングを済ませてキャンプ場を出発する時には、すでに10時になっていた。大方のテントはなくなって、連泊組が残っているだけになった。

さあて、出発しようか!今日は知床峠越えが待っている。さっさとハイソなウトロの町を出て、庶民的で北海道らしい羅臼の町にゆこう。

キャンプ場入り口

キャンプ場まではかなりの急坂が続く。自転車乗りにとって苦しい坂だ。特に疲れて到着した時は、最後の最後まで力を絞り取られる。あらかじめ町で買い出しして、荷物はパンパンに膨れ上がっているため、上り坂が余計に辛くなる。

土産物屋の店先に自動干物マシーンが設置されていた。
洗濯ばさみのようなもので開いた魚を挟んで、モーターで回転させている。回転させることによって、乾燥させるのはもちろん、カラスやウミネコ、キツネに食べられないようになっている。

それでも食べようと寄って来るやつは、店員からキツイお仕置きをされて追い払われることだろう。

ウトロ港にある大きな岩、オロンコ岩に登る。
急な階段を上ってゆく。段差がかなりあってキツイ。

自分の歩幅で登れられない階段は嫌い。普通の道の方がいい。
そう、おっさんは自転車に乗ってますますワガママになってしまったのだ!

階段の途中でウトロの港を見下ろす。
3年前から漁港の施設が建設中だった。外観を見る限り、あまり工事が進んでいないように見える。

ウトロと言えば、道の駅で車中泊していた時にキツネに登山靴を囓られたことが思い出される。キツネを見かけたら、何でもいいので小突いてやろうと思ったが、どこにもキツネの姿は見られなかった。まあ、あれはブログのネタになったし、勉強になったからヨシとしよう。

登山靴を齧られる
おはようございます。からあげです。今日、ウトロの朝の気温は16度、少々肌寒い。 昨夜は道の駅で泊まった。 朝方トイレに行きたくて助手席ドアを開けてクロックスもどきのサンダルを履こうとする。 片方のサンダルは裏返しになって、もう片方が見当たら

 

オロンコ岩の上

台地上の草原が広がっているが、端は断崖となっていて落ちたら終わり。

前回は登山したのに一度も見られなかった羅臼岳を望むことができた。ガスの中、強風に揉みくちゃにされて散々だった。

今日は徐々に天気が良くなってきて青空が覗くようになった。

ウトロを出て知床峠に向かう。
町を出ると待っているのは、プユニ岬の上り。

最近、疲れが溜まっているのだろうか?やけにペダルが重たくて仕方ない。

プヨニ岬からの景色

あばよ!ウトロ。

知床自然センター

知床峠と知床五湖方面の分岐点にある知床自然センターに寄って情報収集と休憩する。

すると、以前稚内で会ったサイクリストの兄ちゃんに会う。なんでも昨日、自転車のスポークが折れて困っていたところ、ゴジラ岩向かいのレンタサイクル屋にいたベテランのロード乗りの人に直して貰ったそうな。

スポークの調整が不十分だと、走行中折れることがあるらしい。彼は完組ホイールをそのまま付けて乗っていたそうな。それを聞いて、海外にゆく時は、金をケチらずに自転車屋にみてもらおうと思った。

自転車の調整は非常に繊細で、感覚を掴むまでが時間がかかる。自転車を弄り倒して勉強しよう。カンチブレーキの調整一つでも、調整次第で全然変わってくる。自転車って奴は本当に奥が深い。

自然センターから往復約40分、乙女の涙と言われるフレペの滝に向かう。清々しい風が吹き抜ける道を歩いてゆく。

フレペの滝は断崖から海に直接注いでいる。
写真の角度では見えない。

これがフレペの滝

乙女のような?繊細な流れだ。水しぶきで虹が掛かっている。

うむ、なかなかいい滝だ。できれば下から見上げたい。遊覧船に乗れば、下から見れるのだが、いちいちそんなものには乗らない。動力に頼ってばかりだと人間堕落する。

さあ、それでは知床峠への楽しいサイクリングの始まり始まり〜。

知床峠の標高は740m、海岸にあるウトロの町から、ここまで上って来た。まだ450mの標高差がある。

羅臼岳に向かって走る。

前方にこれまた稚内で会った兄ちゃんがいた。彼も相当へばっていて休み休みしながら漕いでいた。

標高500mまでやって来た。

知床自然センターから峠まで約10km。大したことないと思っていたら、徐々にきいてきやがった!やっぱり荷物満載だと堪える。

一番軽いギヤでも漕ぐのが辛い。そして暑い!

羅臼岳の景色が脳裏に刻まれる。

対向のバイクが時々挨拶をしてくるが、人が坂を上っている時には止めて貰いたい。第一前を向かずに斜め下を剥いて漕いでいる。バイクが通る度に挨拶してくるか、チェックするのは疲れる。

激闘1時間半の末、ようやく知床峠までやって来た。

この写真を撮るまでに散々待たされてイライラしていた。それでしかめっ面のおっさん。

シャッター切るのが異常に遅い奴は好かん。トイレが長いやつも同様だ。便意を催してからトイレに入れ!

自転車の駐輪スペースなどない駐車場で車1台分のスペースを使って停めて昼食にする。

どいつもこいつも涼しい顔をしやがって!

駐車場でラーメン作っていると、周囲からかなり浮く。なぜ、ここでラーメンなのか?こっちも排ガス吸いながら、ラーメンを食べたくはない。

今日のラーメンはチキンラーメン。斜里の町で安く売っていた。
生卵を落としたいところだが、あいにく卵ケースを持っていない。意外と嵩張る卵ケース。安い蛋白源である卵を食べられないのは痛い。今度100均行ったら、卵ケースを買おう。

羅臼岳に乾杯!

具だくさんラーメンが非常に美味かった。先ほどまでは掃いて捨てるほどいた観光客も次第に減ってきて静かになってきた。

その後、知床峠からの長い下り坂を下って羅臼温泉野営場にやって来た。

なんで下りの写真がないかって?バカヤロー!!そんなもん、いちいち止まって撮ってられっか。溜め込んだ位置エネルギーを無駄にしてどうする?ブレーキシューにリムもすり減る。エネルギーを無駄にするのは、環境に優しくない。私は人間に優しくなくても、環境には優しくありたい。

 

ここのキャンプ場の良いところはなんと言っても、すぐ近くの熊の湯に入れることだが、サイト内に自転車を入れられないのには参った。一輪車を借りて荷物を運んだ。

荷物を積み替えるのを無駄だと思うのは自分だけではないだろう。なぜ自転車はダメなのか?多分、自転車が入っていると、原付きが入りたがって、仕舞いに他のバイクも入りたがって収集つかなくなるためだろう。(後日、別の管理人さんに変わった時は自転車持ち込み可だった。)

こうしてバラして荷物を運ぶと、たくさんの荷物であることが分かる。もう少し軽量かせねばならんね!

一番奥のサイトにテントを張ったところ。

ここ羅臼にしばらく滞在してAmazonで注文した自転車パーツを受け取る予定だ。

熊の湯で汗を流したあと、町まで下りてクロネコヤマトの集配センターまで行って、キャンプ場に配達する荷物をセンター留めにして貰った。何らかの手違いで、ネット上ではセンター留めにすることができなかった。

セコマでは受け取り不可、羅臼の町で受け取ることができるのは、クロネコの集配センターだけ。覚えておけよな!

 

さあて、飯にしてどこかに出かけるとしようか。

 

おわり