天に続く道

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こんにちは。からあげです。

 

今日はゆるい向かい風の中走って、意外に体力を消耗してしんどくて仕方がない。今にも瞼が閉じてしまいそうだ。

そういえば、毎日のように眠たいと書いているような気がする。自転車に乗っているとかなり体力を消費するため、日が沈むとすぐに眠たくなってくる。

前回の車中泊の時は、車の運転ばかりで体力を持て余していたため、ブログ更新するのは全然苦にならなかった!

 

ブログ更新に無理はイケない。一晩寝てスッキリした状態で作業に望む。やっぱり疲れが取れると、俄然やる気になってくる。

昨晩は網走市内のとある施設の軒下でシートを敷いて眠った。
いちいちテントを張るのが面倒だった。

それに下がキレイなウッドデッキで湿気は上がってこないし、海が近くて蚊が少ないため、テントの必要が全くなかった。

 

朝起きてトイレに向かうと、近くで寝ていたサイクリストたちと長時間話し込んでしまい、気がついたら1時間以上経っていた。あまりにゆっくりしていると、今日の予定地のウトロまでゆくのがキツくなってくる。程々にして出発することにした。

ひとまず近所のコンビニに移動して、イートインコーナーで充電しつつ、Amazonで自転車パーツの注文を行う。折り畳めるフォールディングタイヤの種類が少なくて余計に時間が掛かった。さらに販売者側の設定ミスのためか、サイズオーバーのため、店舗受け取りを選択できず。仕方無しにキャンプ場に発送することになった。

確実に受け取ることができるか分からないが、出たとこ勝負でなんとかなるだろう。言語が通じる日本なら、どうにでもなる。

網走川河口のモヨロ貝塚に寄る。
大昔の人たちの集落跡がある。ここ最近、昔の人の暮らしぶりに興味が出てきた。人間嫌いな自分なだけに驚いている。

貝塚は海岸から一段高い丘の上にある。そう言えば、以前寄った道南の遺跡もそうだった。津波の被害を避けるために、高台に住んでいた。

竪穴式住居跡

ここの特徴として六角形の形をしている。通常は丸いが、なぜ六角なのかは不明。単に当時の人の趣味なのか、それとも形に宗教的な意味があるのか。

竪穴式住居を復元したもの。

300円を払って資料館を見学した。この竪穴式住居の仕掛けが凄かった。一見すると、凄く広そうな感じがするのだが、実は片側が鏡張りとなっていて、半分だけしかない。

かまどのようす

鏡と接する部分に黒い線が入っている。
狭い空間を広く見せることができ、しかも建設費用を安くできる斬新なアイデアだ。ただし、鏡に写った像なので同じものになる。

小さい子供をつれてゆく時は、鏡に突進してゆかないように気をつけておく必要がある。

朝から周囲を覆っていた霧は、なかなか晴れてはくれなかった。

モヨロ貝塚を出ると、網走港に立ち寄ってウロウロする。確かクリオネの形をした灯台があるらしいのだが、どこにも見当たらない。

岸壁には海上保安庁の巡視船が停泊していた。

結局、網走を出発したのは10時を過ぎてから。

途中で昨日知り合ったサイクリストと会う。彼の自転車はスポークが折れてパンクしていて、修理のため網走まで来たそうだ。ところが、網走の自転車屋でもスポークがなくて修理ができなかったらしい。これから押して歩いて30km程もある北見の町まで向かうそうな。

明日は我が身と思って気を引き締める。先日、自分はホタテ貝を踏んでパンクしてあわや自走不能になるところだった。

網走からの道は単調で、自転車を漕ぐのに早くも飽きてきた。
途中でAmazonに注文し忘れたものを思い出して一旦キャンセルして再注文するなどのタイムロスをした。

小清水までの海岸線の道は、特に向かい風が強くて体力を消耗した。道路脇に咲いているエゾカンゾウという黄色い花が元気を貰った。

小清水の原生花園にやって来た。

原生花園とは、自然のまま放ったらかしにしているお花畑だ。平日にも関わらず、観光客がかなりいる。道東の目玉の知床にやって来た観光客たちだろう。

夏期限定の原生花園駅

可愛らしい緑色の三角屋根の駅舎がある。

しばらくすると、ディーゼルの電車がやって来た。しかも一両編成。短いので電車のように見えない。

エゾカンゾウ

あちこちたくさん咲いて見頃を迎えていた。緑色に黄色が良く似合う。これで青空が広がっていたらバッチリだろう。

お腹が空いたので、小清水の道の駅併設のセコマに寄って昼食にする。今日は出発が遅かったので、自炊はなしだ。

カップラーメンにもやしを入れてヘルシーラーメンの完成だ!

重要な道の分岐点では、確実に地図の確認を行う。面倒臭がって怠ると、何キロも戻ることになる。
今日はネットで見つけたお店に行ってみる。

周囲は広大なじゃがいも畑が広がっている。今年は日照時間が短くて生育が悪いそうな。

ようやく雲が薄くなって青空が覗いてきたところ。

とある店に入ってじゃがいもバターとゆでとうもろこしを注文した。

すると異様なくらい早く出てきた。特にとうもろこしは瑞々しさがなくて旨くなかった。いくら客が来ないとは言え、茹でたてを出さないとダメだろう。これでは客が遠のくばかりだ。

テーブルの上に置いてあった旅人ノートは、数年前から書き込みが止まっていた。

今日はハズレ!

斜里のショッピングセンターで買い物をする。
自転車の場合、一箇所に店が集まってくれていた方が楽でいい。

ウトロ、羅臼周辺はお店がコンビニしかないため、ここで多めに買っておく。

斜里岳は雲の中。

いつまで経っても顔を覗かす気配はなし。今回は斜里岳はスルー。前回、最高に天気が良い日に登ったため、天気がパっとしない日にわざわざ登る気はしない。それを考えると、天気が良すぎるのはどうかと思う。

海別岳と畑

海別岳は登山道はないため、積雪期限定の山となっている。
さぞかしヒグマがたくさんいることだろう。

道路沿いで行われている発掘調査

何の遺跡かは不明。こんな寒い場所なのに、あちこちで遺跡が発見されるのは凄い。昔の人は現代人と比べ物にならないほどタフだったのだろう。

国道334号線の海岸沿いに出る手前、脇道に逸れて山の方に向かう。なんでも天に続く道というのがあるらしい。
バイクにとっては急な上り坂でも何でもなが、自転車にとっては非常に辛い。しかし、悪いことばかりではない。自分の脚で上ったという充実感が得られる。

それにしてもキツくて今にも昇天してしまいそう。

坂の上には電柱の廃材を利用して建てられた展望台があった。
しかし、キッツいな!

天に続く道

展望台からではなく、道路上からの景色。
ノーブレーキで下りて行ったら、あの世に行けそう。

周囲は見渡す限りの畑が広がっていて開放感が抜群だった。

海岸道路に復帰する。青いオホーツクの海を眺めながら爆走する。朝から向かい風でじわりじわりと体力を消耗してきた。
後半戦になって一段と堪えてきた。

自転車だけが友達だ!

向かい風に押されつつも、我が道を突き進む。それがおっさん!!

夕日と自転車

コイツとならどこへでも行けそうか気がする。
そう、人生なんて世間が思うほど難しくない。単にやるかやらないかだけの違い。言い訳するのが当たり前になっているのが現代の大人。言い訳なんてイチイチ聞きたくもない。

知床の道路には動物注意の標識が多い。

鹿牧場

食肉用の鹿として飼育されている。ご自由に休憩してくださいとあったので、自由に休ませて貰った。

いつまで経ってもウトロの町は見えて来ず。
向かい風のため、スピードは17km/hを維持するのがやっとの状態。

オシンコシンの滝

国道からすぐのところにある豪快な滝。海岸沿いで直ぐに行けるため、ありがたみは少ない。

オホーツクの海

知床に近づくにつれて気温が下がり寒いくらいまでになった。
寒流の影響で夏でも涼しいらしい。ここは避暑にぴったりなところだろう。

5時過ぎ、ようやくウトロの町までやって来た。
早速、道の駅を覗いてみると、どこもかしこも張り紙だらけで、野宿できそうな雰囲気じゃない。見つけ次第、警察に通報するとまで書いてある。

ウトロの町は観光の町で好きじゃない。貧乏人共は来るなってことだろう。相手がそういうことなら、私は可及的速やかに過ぎ去るのみだ。こんなところ、こっちから願い下げだ!

急坂を上って丘の上にある国設知床野営場までやって来た。

1泊400円という破格の値段で、誰からも文句を言われずウトロの町に滞在できる。上りの急坂さえなければ、自転車乗りに優しいキャンプ場だろう。

サイト内に自転車を引き込めるのは、自転車乗りの特権だ。
これがあるお陰で、設営撤収が非常に楽になる。いつも頑張ってペダルを漕いでいるご褒美だ。

サイトは狭くて混み合っていて居心地は悪いが、贅沢は言ってられない。ウトロで400円で泊まれることを思えば、感謝すらしなければならないだろう。

 

今日は朝から青空が覗いているぞ!

さあて、これから食事を済ませて出かけるとしようか。

 

おわり

コメント

  1. birkin より:

    からあげ隊長の北海道の旅、毎日楽しく拝読しています!

    秋に知床に行く予定なので、参考にさせていただきます。

    とうもろこしは、残念でしたね。今が旬なので、道の駅などで自分で買って、半分に折って蒸し湯でにする方が、美味しいかもしれませんね。