こんにちは。からあげです。
フェリー船内生活2日目。なんと、単調な生活に早くも飽きてしまった!
やることといえば、「ひぐらしのなく頃に」をプレイすることと船室でゴロゴロすることくらい。運動不足で体が鈍る。
これが私に許されたプライベートスペースだ!
約1畳のスペースに小さな棚と備品の薄っぺらいマット、毛布と枕があるのみ。必要最低限のミニマム空間となっている。
名古屋港からは定員が20名ほどのスペースに5人と、スカスカで非常に快適だった。
棚の方を枕にして眠るため、起きるとこのような風景となる。
棚がパーテーション代わりになって多少落ち着ける。
集団生活が苦手な私は耳栓をしてプライベートモードに切り替えて一人だけの世界に籠もる。
昨晩は消灯の午後10時を過ぎても、ひぐらしに熱中していて気がついたら11時を過ぎていた。一昨日はあまり眠っていなくて睡魔に襲われたため自室に戻って眠った。
本日は5時に起きて船内を探検する。
早朝はほとんど人が居なくて幽霊船状態となっている。
運動不足であまり食欲はないが、食べれるときに食べておく。
まずは無料のお茶とともにパンを食べる。
昨晩割り箸を捨ててしまったため、カップラーメンが食べられない状態だった。
8時を過ぎると船内の飲食店がオープンした。そこで割り箸を貰ってからカップラーメンを食べる。
3年前フェリーに乗った時、ブログで船内ではカップラーメン禁止と書いたが、実は禁止ではなかった。私の誤りだった!
寝室で食べてはイケないだけで、パブリックスペースでは食べることが可能。確かに2等船室でズルズルと食べられたら不快極まりない。
体に悪いと言いつつ、カップラーメンを食べる。
やはり温かい食べ物を食べるとホッとする。
船内では給湯設備があるため、カップラーメンやコーヒー、お茶などをいつでも飲食できる。
今日の天気はくもり、雨が降りそう降らないはっきりしない天気だった。風は強く外に出ると帽子が飛ばされそうになった。気分転換に外に出てみたが、遠くに岸が見えるほかは水平線しか見えない。
仙台港の手前で僚船のきそとすれ違う。
イベントの少ない船内ではちょっとした楽しみ。
お客さんへのサービスのためか、かなり接近してすれ違い、お互い汽笛を鳴らして挨拶する。
子供に大人気のコスプレコーナー。
制服を着れば、あんたは船長だ!
爺さん婆さんにも意外に受けがいい。誰しも一度は海の男に憧れるものだ。
今回、清水の舞台から飛び降りる気持ちでランチバイキングにゆくことにした。1000円で食べ放題!イエイ!!
船内でゴロゴロしているだけなので、あまり食欲はないのだが、
食べているうちに胃腸が刺激されて調子よくなってくると思った。
脂こってりのチャーハン
自転車を漕いでいたら、いくらでも食べられそうだった。
ところが、いつもの半分も食欲がない。
からあげフェアをやっているらしいが、ランチには見当たらなかったので、ディナーだけだと思われた。せっかく腹いっぱい唐揚げを食べようと思ったのに。腹いせにチャーハンをモリモリ食べる。
自分でとった食べ物をすべて平らげると、ドリンクコーナーに行ってコーヒーを汲んで来た。自分の席に戻ってくると、私の皿はなくクマのようなデブのおっさんが座っていた。一体どうしてしまったのか?従業員が下げたのか、おっさんが下げて場所をとったのか分からないが、チャーハンを食べすぎて腹がパンパンな私はどうでもよくなった。空いた席でコーヒーを飲むとランチ会場をあとにした。(おそらくトラックの運転手だと思われる。非常に手際がよく慣れたようす。たぶん文句を言うと凄んで喧嘩を売ってくる輩)
夕方仙台港に寄ったので、一時上陸して食料を買ってきた。
歩いて20分ほどのところにイオンがある。
今にも雨が降りそうな天気だったが、雨に降られずに戻ってくることができた。
それにしても、名古屋と仙台ともにお年寄りのツアー客が多かった。LLCができて安く飛行機で行けるというのに、あえてフェリーを選択する理由は何か?飛行機だと搭乗手続きが鬱陶しいし、席で身動き取れないのが辛い。第一、速く着く必要もない。フェリーでのんびり船旅を楽しんだほうがいい。そんな印象を受けた。
仙台港に着岸するフェリーいしかり
前回は往復きそに乗った。
前部の大きく口を開けたランプウエイからは新車が次から次へと降ろされている最中だった。
フェリーに戻ると、窓際のOAスペースで仕事を行う。
お金は天から降って来ない。自分で稼ぐ必要がある。
ブロガーはつらいよ!
通りすがりの人間が変な気を起こさないように、私物にはっきりと名前を書いておく。
からあげ隊長と書いた充電器など持ってゆく人間はいないだろう。フェリー船内には外国人の姿はほとんどなく、爺さん婆さんがほとんど。若い人もいるが、何をしているかよく分からない感じだ。私も他人から見れば、何をしているかよく分からないおっさんだろう。
明日、昼前に苫小牧到着する。
それまではゆっくりして体を休めておくか。
走行距離0km
ねぐら フェリー船内
おわり