ただいま充電中

こんにちは。からあげです。

 

摘んでは外に放る。摘んでは外に放る。招かれざる客は今年もたくさんいやがった!
カメムシは僅かな隙間からも入り込んできて、ダンボール箱や衣類の中に入り込む。
それなので小屋に帰ると、しばらくはカメムシ退治の日々が続く。今日も何匹もつまみ出してやったぞ。ざまあみろ!

普段小屋にいれば、カメムシだらけになることはないのだが、半年も放置すると大変なことになる。ここ数日頑張ったおかげで、ようやくカメムシの数が減って過ごしやすくなってきた。

 

昨晩遅くから降り始めた雨は、遅い時間まで残っていた。
小屋に帰って来てからというもの、スッキリしない天気が続く。最高気温は低くて20度を下回っている。

自転車を漕いでいた時は、あれだけ暑かったというのに、小屋に帰った途端に秋が深まりつつある。東京で用事を済ませたあと、寄り道せずにまっすぐ帰ってきて良かった。ブラブラしていたら、冷たい雨に降られていたことだろう。

心の中では今日までは休養日と決めている。本格始動するのは、明日になってから。それまでは本でも読みながらゆっくりしていよう。

9時過ぎになってようやくロフトから下りると、ロケットストーブを点火して朝食の用意を始める。いつもと変わりない日常。周囲は変わりつつあるが、私の気持ちは何も変わっていない。

小屋に籠もって悠々自適な生活をするのではなく、小屋という確かな拠点を心の拠り所として、外に出て好き放題活動する。

ロケストが吐き出す煙を眺めながら物思いに耽る。
移動する毎日だと、落ち着いて考えることができない。

こうして小屋にいて寛いでいると、思考がまとまるようになる。ただし、長居してしまうと、ダラケてしまい思考がまとまらなくなる。

朝ごはんは玄米ご飯に味噌汁。
水の量と火加減が分かってきて、いい感じに炊けるようになってきた。小屋にいる時は、いつもやっていることなのだが、留守の期間が長いので、コツを忘れかけてしまっている。何度かやってようやく思い出す。

炊飯中に小屋の周りをチェックした。昨日雨樋の掃除をしてスムーズに雨水が流れるようになっていた。

落ち葉を掃いて、雑草を引っこ抜いてサッパリしている。
石垣に傷んでいるところはない。

床下はいい感じに乾燥している。以前撒いた生石灰がいい仕事をしているようだ。アリジゴクがたくさんいるようで、落とし穴がいくつも空いている。これなら小屋にシロアリが湧くことはないだろう。

これが昨日図書館で借りてきた本。全部で7冊。小屋にいる間に読んでしまうつもりだ。

昨晩から神々の山嶺(いただき)を読み始めた。世界最高峰のエベレストをめぐる話で読み始めて直ぐに本の世界に引き込まれてしまった。

ロケストで沸かした熱い麦茶を飲みながら読み進めている。保温水筒があれば、いつでも熱いお茶が飲めるのに、あいにく実家に置きっ放しになっている。重たい水筒を自転車で常に持ち歩くのはしんどい。

昼はカレーうどん。ロケストで作った。

ラーメンのように短時間で調理できる物はガスストーブを使った方がてっとり早い。しかし、薪を消費してゆかないと、敷地に積まれた丸太が朽ちていってしまう。もうほとんど諦めているが、少しでも丸太を薪にして有効利用したい。毎回、小屋にいる期間が短くて薪を作っている暇がない。

連続して本を読んでいると、飽きと疲れが出てくるので、ナタと鎌を研いで暇つぶしをする。砥石は予めバケツに沈めて十分水を含ませてある。

だいたいこんなもんでいいか。どうせ直ぐに切れなくなる。硬い草が多くて刃に負荷がかかる。こまめに研いでざっと刃を整えておくだけでいい。

刃物を研いだついでに草刈りを少しだけする。
あっという間に一輪車にてんこ盛りとなる。刈っては載せてを繰り返す。

しばらくして草刈りに飽きたので、小屋に戻って読書の続きを行う。

晩飯も玄米ご飯に味噌汁。
全く代わり映えのしない夕食だが、ロケットストーブ炊く玄米ご飯は何度食べても飽きない。

玄米は植物繊維が豊富に含まれていて、朝のお通じも非常に良くなる。これまで長期に渡る貧しい食生活で体内に溜めた毒素を吐き出す効果がある。みるみるうちに体調が回復してきたように思える。やはり白米ではなく玄米が食べたい!

 

とまあ、こんな感じで今日一日が終わった。
取り立てて書くことはないのだが、私は書かねばならない。そのことに付いてまた別の機会に書きたい。

 

おわり

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日記
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