自転車の修理が完了したものの

こんにちは。からあげです。

 

Broomeにやって来てから何日経ったのだろう?観光を済ませてやることがなく、ただ無為に過ごしている毎日。昨日、パーツが届く予定だったのに、到着が遅れてしまった。果たして今日こそ届くのだろうか?あまり期待せずにスマホを手元に置いて待っていたのだった。

はぁ〜疲れた。待ちくたびれた。

今朝は遅めに起きて食事を済ませ、カバンと自転車は別々に運び道路まで出た。昨日、道路を外れて奥に入るとき、無数にタイヤにトゲが刺さり再びパンクするところだった。すぐに気がついたので事なきを得たが、本当に危ないところだった。

道を引き返してBroomeの町に行くところ。
やけに人が多くて町の中では野宿しづらい。仕方なしに町外れの方まで出てきたのだった。

ビジターセンター前の芝生の公園で横になって休む。
もう何もかもが嫌になり疲れた。自転車で走るのも嫌。野宿するのも嫌。早く日本に帰りたい。しかし、ここは辺境の町。簡単に帰ることはできない。

図書館の開館に合わせて移動する。町の中にある刑務所。普通、刑務所は町外れに作るものだと思うのだけど。

たぶん、建設した当時はまだ町が発展していなかったのだろう。いつの間にか観光客が訪れるようになり大きくなって行った。

正門は丈夫なゲートあり。脱獄できたとしても、隣町まで400km以上離れているため、トラックの荷台に隠れるなどして出てゆかねばならないだろう。

そして町の図書館へ。暇人が集まる公共施設。今日も何をしているのか分からない人がたくさん来ていた。自分もその一人。

通路の端に置かれた謎のコーン。オーストラリア人はとにかくコーンを置きたがる。これなんだろう?

忍者の読み物。侍や忍者はオーストラリアでも人気のようす。
ひょっとしたら、今でも日本にいると思っている人がいるかもしれない。

昼食を食べに近くの公園に移動する。
自転車屋さんからの連絡はまだない。

今日もアボリジニーのおばさんに話しかけられた。顔にタバコが欲しいと書いてあったが、タバコ持ってる?とは聞かれなかった。私と話していて、こいつはタバコを吸うタイプじゃないと思ったのだろう。

長い休憩のあと、再び図書館に戻って待機していると、ようやく自転車屋さんからホイールが組めたという連絡が入った。

すぐに自転車屋さんに来てホイールを見ると、やはり2ランク下のDeoreだった。しかもブレーキローターはセンターロック式ではなく、トルクス穴のビス留め。ハブの分解には17mmのハブスパナが2本必要で、おそらくブレーキローターを外さないとハブは分解できない。これ以上携帯工具を増やす気はないし、どうせあと5000kmくらいしか走らないので、余計な工具を買うのは止め。ただ、帰りの飛行機に載せる時はブレーキローターは外す。行きの飛行機ではダンボール箱をボロボロにされたので、帰りも全く気を抜けない。ブレーキローターを傷めれば、ブレーキパッドと擦ってまともに走れなくなる。

ダンボール箱をもらうついでに、トルクスレンチを買えばいい。

ホイールに付けたままで、スポークを切ってしまったため、ブレーキローターとハブを取り外すことができなくなる。
仕方ないので廃棄処分することになった。ああ勿体無い。

これは本当に辛かった。旅をともにしてきたパーツをゴミ箱に捨てることになって。持ち帰ってハブを分解して中のようすをじっくり見たかったし、新たなホイールを組んでもらう時に再利用したかった。

今日のお店の人は前回と違う人。
タイヤの付け外しと、フロントハブのグリスアップを手早くやってくれた。

荷物をまとめて出発準備が整った!

どうもありがとうございました。お陰で助かりました。

とは言うものの、コミュニケーションが上手く行かず、思い通りの修理ができなかった。自転車初心者が片言の英語でやり取りをするのはかなり無理がある。元はと言えば、私がいらんことをして起きたこと。かなりのお金が掛かったが、再び旅を続けることができるようになっただけでラッキーと思わなければならない。

細かいことは気にしないようにしよう。

自転車屋さんを出ると、すぐに町を出る準備を始める。

まずはガソリンスタンドに行って給油した。携行缶に入れたあと、燃料ボトルにも入れようとしたところ、なぜかポンプを止められる。会計の時に何か言われたが、全然理解できず。気分が苛ついている時は、英語が特に聞き取れなくなる。

おそらく先日京都で起きた放火殺人事件の影響だろうと思われる。事件直後にKarrathaでガソリンを入れようとした時も何か言われた。今後、先進国では携行缶でないとガソリンを入れられなくなるかもしれない。日本では絶対無理。オーストラリアは都市部では入れられない可能性が高いが、人口1000人以下の田舎に行けばたぶん大丈夫。本当に生きにくい世の中になってきた。

ガソリンがダメなら、車も危険なはず。歩道に突っ込む恐れがある。しかし、なぜか車はそうならない。車が多すぎるから、少しは減って欲しいと思うのに。

日没間近で慌てて買い出しを済ませた。ああ、本当に忙しない。

水は少なめに持って、来る時に寄ったロードハウスで水を汲む。

町外れに出るまでに完全に暗くなってしまった。
焦るな自分と言い聞かせながら走るが、いろいろあって気分は最悪。落ち着いて走れるわけがない。

昨日と同じところは止めにしてトラック専用駐車場の奥の空き地でテントを張った。テントを張る前にスマホを見ると、なんと自転車屋さんからSMSで連絡があったことに気がついた。しばらくして電話が掛かってきて、スプロケットの代金がまだなので、戻ってきて払って欲しいと言われる。店で会計をする時に、スプロケットの代金は入っているのか確認したところ、大丈夫!と答えたのにこの始末。人が変わるとこうなる。

あの時、しっかり確認させておけばよかった。明日は再び町に引き返して残りの代金を支払ってから再び戻ってくることになる。距離にしておよそ25km。ああ勿体無い!

一昨年のアメリカでもそうだったが、オーストラリアでも全然思い通りに行かない。Broomeに来てから特におかしい。ただ、テントだけはすんなり直って本当に助かった。テントのファスナーの件を引きずっていたら、今こうして呑気に野宿できていない。イライラが爆発していたかもしれない。

もう海外はいい。次第にそんなふうに思えてきた。

走行データ
Broome町外れから往復する
 
自転車リヤホイール交換(ハブ、スポーク、リム、ブレーキローター、スプロケット新替え)
ハブ Deore FH-M525-A 10s~8s 36H、リム DT SWISS ETRTO 559×19 ERD540mm、スポーク DT SWISS、スプロケット CS-HG201-9 T11-36
フロントハブグリスアップ
 
水・食料・燃料補給
 
ねぐら 町外れの空き地
 
おわり
現地レポート
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からあげ隊長の冒険