こんにちは。からあげです。
4月4日にMelbourneに到着後、海岸線に沿って右回りでハイウェイを走っておよそ半年で東海岸のTownsvilleに到着した!一部バスに乗ったものの、走行距離は13,000kmを超えた。
いやあ本当に長くツラい日々だった。しかし、東海岸に出てしまうと、なんだか寂しく思う。赤茶けた乾燥した大地が懐かしい。いくら走っても景色が変わらず、気が狂いそうになった単調な道。
それはそうと眠たくて頭が痛くなってきたので、さっさと片付けてしまうことにしよう。
水あたりは随分良くなり、ほとんど走行に支障なし。
ゆっくりと眠ることができた。
朝起きると、再び濃い霧に包まれていた。道行く車がスピードを落として走っているのが音で分かる。5時起床の7時過ぎの出発。
走り始めは視界がおよそ200m程度だったが、しばらく経つと一気に霧が晴れて視界が回復した。
すっかり霧が晴れて見通しが良くなった。
若干の追い風がおっさんの背中を後押ししてくれる。
Townsvilleの町外れに行くと、信号機付きの交差点が現れる。
トラックがやけに多くて神経を遣う。
町外れまで来たというのに、家畜運搬用のロードトレインがまだ走っている!
町外れに着いても、中心部はまだまだ遠い。
おお、最終目的地のCairnsが表示されている。380kmか。もう着いたも同然だな!
町に入ってバイパスを通らずに下道をゆくと、中央車線が右折レーンになっている区間があった。
対向車と右折レーンを譲り合って使う。
ちょっと分かりにくいが、道路は3車線。中央が右折レーン。
先進国だから導入できる。発展途上国であったら、譲り合うことをせずに我先に行こうとして正面衝突が多発するに違いない。
ランナバウト交差点も、交通マナーの良い先進国でないと導入は難しいだろう。
まずは郊外のショッピングセンターにやって来た。
町に着いたときくらいは、何でもいいから飲み食いしたくなる。
広大なショッピングセンターには、ColesとWoolworthsの大手スーパーマーケットが2店入っている。競合店を近くで営業させるのはなぜだろう?オーストラリアでは結構見かける。
充実した品揃え。文句なし。
好きなものがオトクな値段で買える。
飲み食いしたあとは、まず水を汲みに行く。いつまでも水あたりの元となった水を持ちたくない。ついうっかりして、間違えて飲んでしまうこともある。忘れないうちにさっさと済ませておこう。
郊外のハイウェイには自転車専用レーンがあって非常に走りやすい。Wikicampsで探した公園の蛇口で水を汲んだ。多少塩素が効いていて如何にも水道水という感じだった。
しばらく走って中心部が近づいて来た。
交通量は多いが、自転車レーンが整備されているため、ストレスは非常に少ない。
崖の上の家
あんな場所に建つ家に住みたい。相当基礎工事に掛けかけているように思える。
町の中心部に到着!
なんか丸いビルがある。どうやらホテルのようす。
いったい幾らするんだろう?
歩道のようす
人が少なくて非常に歩きやすい。これが平日のTownsville。
私にはこれくらいがちょうどいい。
疲れたのでベンチに座って一休み。
木漏れ日が全然暑くない!
風は涼しくてほとんど汗をかかない。
町に入ったら、まずはインフォメーションセンターで情報収集。東海岸の分かりやすい地図を手に入れた!
山の斜面に建つ家。別荘なのか、本宅なのかは不明。
どの家も非常にオシャレ。
狭い路地に入ってゆくと、壁一面に絵が描かれたコーヒー屋さんがあった。
オーストラリア人はすぐにゴミ箱を並べたがる。
ここで殺人事件があったのだろうか?たぶん、冗談で描いただけだろう。
水路沿いの歩道をゆく。涼しい風に吹かれて気持ちいい。
これが過ごしやすい東海岸の気候なのか?気温は30℃前後あるが、全然暑く感じない。日差しが柔らかいせい。
おお、小さい子供たちで賑わっているな。浅いプールにいろいろな遊び道具が設置されている。
おや?このバケツはなんだ?
バケツに少しずつ水が注がれてゆき、一杯になるとひっくり返る仕掛け。すっごい水しぶき。子供たちの歓声が上がる。
楽しそうな子供たち。
はい、終了です!また10分後にどうぞお楽しみください。
目の前に広がるビーチ。
それほど砂浜は白くないし、海は青くない。
トイレで冷たいシャワーを浴びて洗濯し終わると、東屋に移動して休憩する。風が強くて扇風機に当たってるような感じ。
ビーチを見下ろす。
遠くの方に港が見える。貨物船が係留されている。
歩道脇にニョキッと飛び出ているこの配管。
実はこれシャワー。
足も洗えるようになっている。
それにしても気持ちのいい公園だ。
広大過ぎて人口密度が低い。日本の公園もこれくらいだったらいいのに。
町の展望ポイント。
高層ビルは少なくて低い建物が一面に広がっている。
海沿いのサイクリングロードをゆく。
隣の車道ではロードバイクが結構走っている。
もう日が傾いて来たので、そろそろねぐらを見つけなければならない。
もうこんな遠くまで来てしまった!
中央に見える山が展望ポイントから見えた山。
MTB用のトレイルを走っていると、奥の方にいい感じの空き地を発見。風当たりが弱くてゆっくり休める場所。
日没を待ってテント設営。すぐ近くの崖では懸垂下降の練習が行われていた。
水辺に近いだけあって蚊が多いが、ポンチョタープで出入り口を塞ぐと大丈夫だった。
明日明け方雨が降るようなので、3ヶ月ぶりくらいにフライシートを取り付けた。通気性が落ちてかなり暑い。
ヨシ、眠たいのでもう止め。さっさとシーツに包まって寝よう。