懐かしのトドヶ崎

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こんにちは。からあげです。

 

最近、また雨が多くなってきて、精神修行っぽくなってきた。
しかも今は台風24号が接近中で、どこでやり過ごそうか頭を悩ませている。直前になってみないと、どうしようもない。

昨晩泊まったのは、「道の駅みやこ」の休憩室。24時間開放されているため、長時間の休憩をすることが可能。

夜21時過ぎたころ、バイクのカップルがやって来た。始め兄さんが入って来たので話をしていたのだが、途中で彼女も入ってきたので、これはイカンと無愛想モードに切り替えた。

雨は朝まで降り続いていたが、7時過ぎ出発するころになると、小降りになった。始めカッパの上を着ていたのだが、雨が止むと脱いでTシャツ1枚になった。

港には大きな魚市場の施設が完成していた。2年前来た時はまだ工事をしている最中だった。

岸壁に係留されていた漁船はサンマ漁の船だった。ちょうど水揚げが行われている最中だった。カモメがこぼれ落ちる魚をじっと狙っている。

サンマを陸揚げしているところ。水色のコンテナに入れると、それをフォークリフトで倉庫内に運んでゆく。

港周辺では、大きな防潮堤が建設されている最中だった。2年前から随分と作業が進んでいる。あと1年くらいで完成するくらいか。

被害が大きかった港のすぐ近くの住宅街は、空き地が目立っていた。以前はおそらく漁師町だったはず。土地を区画整理したものの、ここに再び家を建てる人は少ないようだ。

橋の上から市役所を見下ろす。

上から見ると、工事現場の数が減っているのがハッキリと分かる。それだけ復興が進んだということだ。

今日は宮古湾をぐるっと周って、重茂半島を横断し、トドヶ崎までゆく。その後、陸中山田までなんとか行って適当なところで野宿したい。さて、どうなることやら。

こちらの閉伊川を渡った方は被害が少なかったようで、古い町並みがそのまま残されていた。

寄り道してフェリーターミナルにやって来た。
宮古と室蘭を結ぶフェリー航路が今年の6月に開設されたところ。

駐輪場は嬉しい屋根付き。

これは有り難い。

待合室のようす

今日はうねりが高いため、欠航となっていた。あちこちピカピカのキレイな待合室だった。

宮古〜室蘭のフェリーは一日一往復運行されている。
入港時間が朝と夕のちょうどいい時間帯となっている。

新たなフェリー航路が増えて、より北海道を楽しめるようになったぞ!もちろん東北も。

フェリーターミナルの近くに置かれていた風力発電所のプロペラ。

キチンとラックに入れられている。どうやって入れたのかな?周囲には大きなクレーン車は見当たらなかった。

宮古湾の最奥、津軽石の防潮堤はほぼ完成していた。

右手の下の方に見えるのが、国道45号線だ。道路から15メートルほど高くなっている。

津軽石の橋を渡って重茂半島に入る。通勤時間帯には、この周辺はかなり混雑するようだ。信号待ちの車がずらりと並んでいた。

橋を渡ってすぐのところの津軽石運動公園にやって来た。
2年前はまだ建設中だった。

再び雨がパラパラ降り出したので、公園内に東屋がないか探していると、予想は的中した。

道の駅ではパンを食べただけだったので、いつもの朝食を作って食べた。

ここでコッヘルの下に敷いているタオルを公園に忘れてしまった!取りに戻ろうか?いや、100均のタオルだから止めておこう。吸水性が抜群で使いやすいヤツだった。近いうちに100均でまた買っておこう。耐久性も十分で、毎日ハードに使っていたが、解れてくることはなかった。

ああ、勿体ない。できるだけうっかりミスをしないように気をつけよう。

公園からしばらく走ると、海岸際に巨大な防潮堤が建設されていた。

自転車と比較すると、防潮堤の厚さが分かる。

白浜の集落内を抜けて峠道に差し掛かったところ。峠まで急な上りが続いていた。

重茂漁協の建物

町役場と見間違うほど大きい。雨が降ってきたので雨宿りさせてもらった。

岩手サファリパークの看板を発見!当時どれだけばら撒いたのだろう。こうも頻繁に見ると、気になって仕方がない。

そうだ!今岩手県にいるんだった。

重茂漁港の近くの巨大な防潮堤の扉

なんと自前の発電施設も整備されていた。これなら停電しても門を閉められる。

重茂の集落を抜けると、緑が濃くなり秘境度が増してきた。木々から見えない力のようなものが放散されている。なんだか心が落ち着く。

分岐で左に曲がってトドヶ崎の登山口に向かう。

姉吉漁港

この周辺は津波で浸水している。上の方にあった集落は損害はなし。

登山口からトドヶ崎までおよそ1時間。

よく整備されて歩きやすい。

みちのく潮風トレイルの標識を発見!

2年前はまだ未開通区間で、標識は整備されていなかった。この周辺はルートの情報収集をして手探りで歩いていた区間だった。RPGみたいで楽しかったな。全般的にはクソゲーだったけど。

トドヶ崎に到着!

本州最東端の地であるためか密かな人気がある。今日は10人ほどの団体がいた。

灯台の敷地内には、トイレと東屋があり泊まることも可能。水は奥の船着き場近くの沢から汲んでくる。

本州最東端の石碑の前で記念撮影。

どんなもんだい!

断崖には荒々しい波が打ち寄せる。

地の果感が漂う景色だ。落ちたら波にさらわれてあっという間に沖に流されてしまうだろう。落ちたら終わり。

絵になるトドヶ灯台

岩場でひっそりと咲く花

東屋の木箱の中にノートが置かれている。
残念ながら、2年前に書いたノートは見つからなかった。今回も新たに何か書いておいた。

このみちのく潮風トレイルは、初めてロングトレイルを意識して歩いた時だった。翌年、アメリカのPCTを歩き、徒歩では大陸を移動するのは厳しいと痛感したため、自転車に乗ることに決めたのだった。みちのく潮風トレイルが自転車に乗るキッカケを与えてくれたと言ってもいい。

歩いていた最中はあまりに辛くて途中で止めたくなったが、電車賃惜しさに最後まで歩いたのだった。(どんだけケチなんだ)

かにさんというパン

意外に旨くて儲けた気分だった。

帰る途中で大きなカエルを発見!

爬虫類って地味に可愛いな。ゲロゲロ

登山口近くの姉吉のキャンプ場で昼休みをとることにした。雨が降ったり止んだりしていて気を抜けない。

このキャンプ場はデイキャンプのみで宿泊はできない。なぜなんだろうか?

東屋の下で休憩しているところ。

トイレ、外水道、炊事場、東屋を完備した素晴らしいキャンプ場。デイキャンプのみとは勿体ない。

ご飯を炊いている時になって、始めてタオルがなくなっていることに気がつく。いつもご飯の蒸らしをする時に、コッヘルをタオルで包んでいる。

キャンプ場から少し上がったところに、津波到達地点の石碑が設置してあった。大きな地震があったら、ここより上に逃げるんだ!

姉吉から陸中山田に抜けるまでの県道41号線は、激しいアップダウンがありかなりハードだった。

山奥の道でほとんど交通量がないのが救いだった。自由にライン取りして走った。

途中の集落

津波で大きな被害を受けた漁港。

民家の石垣の間にはコスモスが咲いていた。2年前通った時もコスモスが咲いていた。よく覚えている。

丸太をビニールで覆ってある。

これ以前から気になっていたのだが、なんとまつくい虫の駆除を行っているそうだ。貼ってあった紙にそう書いてあった。

私の山小屋の周辺にもこのような物があったので、ずっと気になっていた。椎茸栽培と違うし、なんだろうって。

ようやく謎が解けたぞ!スッキリした。

峠を越えて山田湾に下りてきた。ここでは牡蠣の養殖が盛んに行われていて、湾内一面に養殖筏が設置されている。

建設中の防潮堤

随分長くなったな。

この防潮堤は、盛り土をして分厚いタイルを貼り付ける構造となっている。こっちの方が建設費が安く済むのだろう。多分。

国道45号線の業務スーパーにやって来た。2年前に寄ったお店だ。ここで竜田揚げを買って食べたな。(よく覚えているなそんなつまらんこと。)

お菓子とパンなんかを購入した。かにさんパンが美味かったのでまた買う。

惣菜はほとんど売れてしまっていた。

魚賀波間神社

2年前、業務スーパーで買い物をしたあと、神社の境内でテントを張って野宿した。境内からは山田湾を見ることができた。

今回はパス。遅くまで雨が降っていたため、泥濘んでいることだろう。

山田湾のようす

ようやく雨が上がって青空が覗くようになってきたぞ。

陸中山田市街に方面にゆく。

遠目でも工事現場の多さが分かる。あちこちから大きな工事の音が聞こえてくる。

鎮魂の鐘がある高台の公園には大きな東屋があった。

しかし、水道とトイレが使えないため、泊まることは止めにした。それになんとなく、野宿しずらい雰囲気があった。

駅舎の壁に取り付けられていた時計

津波で海水に浸かり、永遠に時が止まってしまった。

公園から海の方向を望むと、グレーの防潮堤がどこまでも続いているのが見えた。まるで万里の長城のようだ。

陸中山田駅周辺

宮古〜釜石の間は未だ不通。現在急ピッチで復旧工事が進められている。

駅のホームと階段はできていて、もう間もなく完成することだろう。鉄道開通が待ち遠しい。

駅の隣には、木造の大きな建物が建設中だった。
標識にコミュニティーセンターと書かれていた。

立派な町営住宅

防潮堤の付近から陸中山田を望む。

2年前と比べると、ぶいぶんと復興が進んでいると思うが、まだ市街地には多くの工事現場が残されていた。

すべて終わるのは、まだまだ時間がかかりそうだ。

本日のねぐらは、船越半島付け根の公園。

2年前はまだ工事中だったところ。脳内SSDを検索してみると、匂いそうなポイントが幾つか出てきた。その中で最有力候補に行ってみると、立派な東屋があった。

見た瞬間に泊まることに決めた。

 

今日は遅くまで雨が残って鬱陶しい思いをした。今は晴れて星空が広がっている。明日の夕方から天気が崩れてくるようなので、台風避難できる場所を早めに見つけておきたい。

さあて、そろそろ寝ようか。昨晩は道の駅の明るい休憩室で眠ったため、眠りが浅くてイマイチの睡眠だった。今日はぐっすり寝るぞ!

 

おわり

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