こんにちは。からあげです。
一昨日、大雨に降られて旭川21世紀の森のタルハウスに逃げ込んだ。タルハウスとは醤油樽を改造して宿泊できるようにしたもので、なんと1泊520円という格安料金で宿泊できる。
結局、昨日は一日中雨だった。時々小降りになったと思うと、ドサーッと馬鹿みたいに降ってくる。雨の止み間に温泉に入りに行くのがやっとだった。
タルハウス内で濡れた物を干していたが、湿度が高いためほとんど乾いてくれなかった。
今朝は随分と冷え込んで、おっさんセンサーによると、推定気温は約10℃だった。北海道に入って初めての冷え込みだった。上陸直後の6月上旬でも、これほど寒くなることはなかった。
(実はこの日に大雪山系は初冠雪していた。)
今朝は5時過ぎに起きると、まだ雨が降っていた。
空を見ていると西の方の空が明るくなって来ていた。朝食を済ませたころ雨は止んでくれた。
一昨日、大雨のなか自転車を漕いできたため、あちこちサビが浮いている。ウエスでキレイに拭いてチェーンに油を差す。
8時半ころ準備完了、出発することにした。ちょうどタイミング良く係の人が出勤してくれたため、鍵を手渡しすることができた。
本日の目的地は層雲峡。そう、先日のところに戻るのだ!天気予報を見ると、明日は好天が見込まれる。このチャンスに黒岳から白雲岳を1泊2日で登ることにした。層雲峡には屋根付きの駐車場があるため、雨でもゆっくり荷物の整理ができる。この駐車場を拠点に登山する。
スイーっと坂を下って麓に下りる。空は多少明るくなってきたものの、油断はできない。
出発して30分も経たないうちに雨が降ってきた。倉庫の軒下で雨宿りする。
本日のルートは先日と同じ。別の道を通ると遠回りになってしまう。まあ仕方がない。
なになに、政府指定倉庫だって?
ここはそんなに凄い倉庫なのか?
峠越えの道を走っていると、馬の放牧場を発見した!一昨日通った時は、全然気が付かなかった。
近づいてゆくと馬たちは始め警戒して逃げ出そうとしていたが、危険がないことが分かるとこちらに寄ってきた。
滅多に人間に会わないためか、全然すれていない。
凄く可愛らしい馬だ。
おいおい、カバンを囓らないでくれよ!こいつは食べ物じゃない。止めてくれ〜。
馬たちの見送り。私が見えなくなるまで、こうして並んで見送ってくれた。いやあ、本当に可愛い馬たちだな。
クマ出没注意の看板。
何月何日、クマの糞を発見した、という注意書きが書いてあるのもあった。意味あるのか?
真っ直ぐ層雲峡に行くと、早すぎるため、途中で寄り道してゆく。旭川の東、当麻町には鍾乳洞があるらしい。鍾乳洞ど言えば、洞窟、洞窟と言えば探検だ!おっさんの体に眠りし探検家の血が騒ぐ。洞窟をそのまま素通りすることなどできるものか!
鍾乳洞の近くまで来ると、雨脚が急に強くなりカッパを着るのが遅れて随分濡れてしまった。
畑のところに、鷹のタコが下げられていた。風が吹くとタコのように上がる仕組み。鳥よけのようだ。
当麻鍾乳洞
全長約135m、1億5000年前にできた鍾乳洞だそうだ。
入場料は500円。ここは奮発して入ってみる。鍾乳洞だと雨が降っても大丈夫。中は寒そうなので、厚着をして入った。
鍾乳洞の中に入ると、冷蔵庫の中に入ったようにヒンヤリした。天井からは水滴がポタポタと落ちてくる。水滴で下が濡れているため、滑らないように注意する。通路はかなり狭い。気を引き締めて歩く。
おい、気を付けて歩けよ!などと隊員に注意する。
おお、凄い!奥深い地底にこんな世界があったとは!
うお!なんだここは?ホールのように天井が高いぞ!
天井が特に低いところがあるので、頭上に注意する。子供に気をつけろよと言って、親父が頭をしこたまぶつけるパターン。
気を抜くと非常に危険だ!歩きスマホなんてもってのほか。
うわ!びっくりした。ただの銅像か。
鍾乳洞の中の気温は8℃。
天然の冷蔵庫だ。
今日は寒いため、全然有り難みを感じないなあ。
天井と床が繋がってしまっている。
鍾乳石は3cm伸びるのに200年掛かるという。これは1m以上あるから、、、いったい何年だ?
バイオハザードに出てきそうな雰囲気。中にいるのは私だけ。
一周目は写真を撮りながら歩き、二周目はゆっくり周囲を見物して歩いた。この鍾乳洞は何周してもOK!気が済むまで回ろう。
鍾乳洞の探検が終わると、再び自転車を走らせる。雨が上がったものの、怪しい雰囲気の雲が近づいてくる。さっさと行こう。
先日も休憩した愛別の休憩コーナー付きのトイレで休む。
途中で風が強くなってきて、ラーメンを作るのに時間がかかってしまった。それにしても、このトイレの休憩スペースはいい。
自転車乗りが監修した建物か?
一昨日、昨日の雨で石狩川はかなり増水していた。
先日は途中で見失ってしまったサイクリングロードを発見する。
なるほど、石狩川の堤防にあったのか!
風は向かい風。軽いギヤにして漕いでゆく。
すれ違う自転車はなし。
このサイクリングロードはおしゃれ。標識の上に巣箱が設置されている。
途中、パークゴルフ場の東屋で雨宿りする。
東屋に来たら、直ぐに小降りになった。
明日からの登山に備えて、東川の町に寄って食料を購入する。
その前にJR東川駅にやって来た。軒下が広くて雨の日の休憩にピッタリ。
セイコーマートの隣にある公園。
セコマでおやつを買って、この公園で食べた。
なんと噴水があった!こんなポンプに電気を使うなら、充電用のUSBポートが欲しいな。誰も見ていないじゃないか!
ったく、こんなところにゴミを捨てやがって!
あれ?金魚の絵だったのか!なんとも風流だな。
愛山付近にあったキノコの形をしたバス停。
見掛けによらず、広くてなかなか快適そうだった。
層雲峡に向かってひたすらに漕ぐ。
先日通ったばかりの道なので、全然面白くない。
ただ、ペダルがいい仕事しているのだけ分かって嬉しい。
ペダル交換は成功だった!
層雲峡から旭川方面の国道39号線は道幅が広くて自転車レーンがあって走りやすい。
5時過ぎ、層雲峡の駐車場に到着した。
端の方の邪魔にならないところに自転車を停めて、靴とカッパを干しておく。
どこかの山岳会だろうか?早くも駐車場内にテントを二張設営していた。随分と慣れたようすだった。
地図から足が生えている!?
地図を見ながら足湯に浸かるおっさん。ツーリングの疲れを癒やすため、30分以上も浸かっていた。
夕飯はセコマでとる。
野菜をトッピングしたカップラーメンに海苔弁。なかなかグッドなチョイスだな。
セコマにはジェットストリームの替え芯が置いてある。
0.7mmが一番書きやすくて気に入っている。それに途中でインクが出なくなることが少ない。
食事のあとはメモの整理とブログ更新を行う。
これがプロの仕事よ!いかなる場所でも仕事をこなす。
クオリティーはバッテリー残量とおっさんの気分による。
さて、夜も更けたことだし、そろそろ駐車場に戻って寝ようか。明日は4時起きして準備をしよう。今日はもう寝よう。準備は明日。
おわり