こんにちは。からあげです。
最近は雨が多くて気分が憂鬱のままだ。さらに追い打ちをかけるようにテントにカビが生えて来た。車中泊だと何でもない雨でも、自転車だとかなり辛い。
今年の北海道は夏らしい夏を感じずに終わってしまういそう。そういえば、北海道に上陸してから一度も雷の音を聞いていない。雷嫌いの私にとっては良いことなのだが、夏らしさを全く感じなくてなんだか物足りない。
昨晩泊まったのは、十勝三股のバス停。本を読んでのんびりしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまい、泊まらなければならない状態となってしまった。向かいに三股山荘というレストラン兼キャンプ場がある以外は、周囲には何もない。
昨晩は夜遅くまで暇人が運転する車が行き交っていたが、朝になるとすっかり静けさを取り戻していた。雨は上がり、前の道路の路面はほとんど乾いていた。
食事の用意の前に水を浄水しておく。
昨日、近くの川で汲んできた水だ。
使用する浄水器は、Sawyer mini。小さいながら必要十分な浄水能力があって携帯性に優れている。
浄水器本体に巻いてある赤いテープはビニールテープ。あると便利なので、いつでも使えるように巻いてある。
Sawyerのいいところはペットボトルやプラティパスに直接取り付けられること。手で握り潰して圧を掛けると、浄水された水が出てくる。危険なエキノコックスの細菌が取り除かされて安全な水となる。
浄水した水。若干茶色をしているが、飲んでみるとまろやかで美味い。水に溶けない不純物は除去できるが、水に溶け込んだものは除去できないので注意が必要だ。取水する水は生活排水が流れ混んでいない上流の水が望ましい。
今回、北海道で初めて浄水器を使用した。これまでは公園や道の駅の水道で水を汲むことができたが、今回は山中泊のため浄水器の出番がやってきた。
荷物をまとめて6時過ぎに出発する。
建物の中はかなり暖かくて寝袋なしのインナーシーツのみで寝てちょうど良いくらいだった。
お世話になりました!
三股を出発すると、緩やかなアップダウンを繰り返して峠に近づいてゆく。快調な滑り出しだ。
東大雪の周辺は山深くて電波が入らないため、ところどころに非常電話が設置されている。
いったいどこに繋がるのかは謎。
休養十分で快調に走っていると、ぽつりぽつりと雨が降り始めた。雨で火照った体が冷えてちょうど良くなった。それまではTシャツ1枚で走っていても汗ばむほどだった。
峠の上りの橋に差し掛かると、ガスに包まれた。視界が一気に悪化したため、接近する車に注意する。
橋を渡ってしばらくゆくと、霧から抜け出した。
晴れていれば、一面に広がる樹海が見えるのだが。
ラクラクと三国峠に到着する。
標高1139mの道内最高所の峠。アップダウンがあまりないため、そんなにキツくない。なんだか凄く物足りない。もう少し期待してしまった。
トンネル手前の駐車場からは、ガスでほとんど何も見えず。
たいして疲れていないし、雨が降り続いていたため、しばらく休憩しただけで直ぐに出発する。
駐車場を出ると、直ぐに三国トンネルを潜る。
トンネル内は道幅が狭く、路面が濡れているため、ブレーキを掛けつつ慎重に下っていった。
トンネルを抜けると、ブレーキを解除して一気に加速する。自転車は峠からの下りが凄く楽しい。苦労して上ったあとのお楽しみだ。
あっという間に坂道を下りきると、ユニイシカリ川沿いを走った。道路からは荒れ果てた無残な河原が見えた。
以前のようすは知らないが、この状態がただ事でないことだけは分かる。どこもかしこもこんな状態だ。
大雪情報ターミナルで休憩。
ちょうど入り口に休むベンチが設置されている。
ツバメの巣があちこちにあって、巣立ち間近のツバメが元気よく飛び回っていた。
セコマで100円くらいで売っている食パン。
食パンをせっせと食べて食費を抑えている。
大雪ダム
なんというか、非常に殺風景。ご自由に押して下さいというボタンを押したら案内放送が流れだしたので、逃げるように出発する。
大函(おおばこ)
この切り立った地形が大函と呼ばれる。意外に観光客がいて驚いた。それほど見応えのある場所ではない。
川は最近の雨で増水ぎみだった。
銀河トンネル入り口
全長3388mのトンネル。歩道があるかドキドキしながら来たら、そこそこ幅のある歩道があってホッとした。交通量のあるトンネルは、自転車にとっては恐怖となる。北見方面からの国道39号線と合流してから一気に交通量が増えた。
銀河トンネル内をゆく。
歩道は若干荒れ気味だったが、太めのマラソンプラスタイヤには何ともない。傷んだところも全然問題ない。
断崖から流れ落ちる流星の滝
ここに来たら一気に観光客が増えた。いったいどこからこんなに湧いて来たのか?双瀑台という展望台は、落石の危険があるということで閉鎖されていた。
層雲峡野営場を調査する。
トイレ、炊事場の基本設備があるのみの簡素なキャンプ場。林間のサイトで暑い日は過ごしやすそう。ただし、雨が降るとジメジメして鬱陶しい。昨晩の雨の影響か、地面は濡れていて葉っぱから露が落ちているところだった。
ここで泊まろうと思っていたのだが、こんな湿った状態では泊まりたくはない。とりあえずすぐ近くの層雲峡に向かう。
ようやく層雲峡にやって来た。早朝出発したので、まだ10時過ぎたばかりだ。
さっきから雨が降ったり止んだりしていたので、さっさと雨宿り場所を見つけることにしよう。
層雲峡の中心部にあるセイコーマート。
目立たない茶色になっているため、分かりにくかった。建物も周囲に溶け込む三角屋根となっていた。
夏期の間は05:00〜23:00までの営業時間となっている。
朝早い登山者に配慮した時間となっている。ここ層雲峡は黒岳登山口があって登山者が多く訪れる。ロープウエイとリフトを乗り継げば一気に山頂付近まで行けるため、ライトな登山者にも人気がある。
屋根付きの駐車場がなんと無料!
本州ではありえない駐車場だ。ここなら雨が降っても、ラクラク荷物の整理ができる。自転車なら隙間に駐輪できるため、満車で入れないことはない。
とりあえず、駐車場の片隅に自転車を停めて、必要な荷物だけ持って彷徨くことにする。
ホテル銀泉閣前にある足湯。
ちょうど雨が強くなってきたため、足湯に逃げ込んだ。
すっごい気持ちいい足湯。お世辞抜きで、これまでで一番気持ち良い足湯だった。
足湯の次に手湯、体湯に入れば、全身キレイになれる!
というかそんなもんはどこにもない。勝手に作るなバカヤロウ。ここに来るお客さんは温泉に入るため、足湯には見向きもしない。当たり前だな。温泉入るのに足湯に入ってどうする?
ビジターセンターに居心地がいいテーブル席があったので、ブログ更新作業を行う。子供の騒ぐ声を聞いても集中力を切らさない。そうこっちは生活がかかっているんだよ!
ブログ更新したあとは、セコマのイートインコーナーで遅めの昼食にする。のり弁当ともやし入りカップラーメンだ。
スマホを充電しつつ寛いだ。
お腹が膨れたあとは層雲峡内を散策する。
どこもかしこも観光客だらけで落ち着かない。
雨だというのにお盆休みの客がやって来る。もうお盆なんて要らない。世間はカレンダー通りに休んでくれ。
層雲峡のようす
河原はコンクリートで固められていて趣は全くなし。コンクリート護岸が温泉の成分で茶色く変色している。
ロープウエイ山麓駅の3Fで写真の展示会がやっていたので、覗いてみた。すると可愛らしいナキウサギの写真がいっぱい展示されていた。ネズミのようなナキウサギは、愛嬌があって非常に可愛らしい。
暇つぶしに本棚にあった本を幾つか読んだ。
気がついたら夕方になっていた。すでに日が暮れて周囲は真っ暗だ。
今晩の行く当てはなくはない。というか始めから駐車場でいいやという気分だった。この雨の日に夜間やって来る奇特な人間はいないだろう。明日の朝まで寝させて貰う。
今はセコマのイートインコーナーでブログを更新しているところだ。夜遅くなってきたというのに、お客がひっきりなしにやって来ている。他に買い物する店がないので当たり前と言えば当たり前か。
さあて、今晩はいいのだが、明日からどうするかだ。あと数日雨模様が続くようす。このまま層雲峡で待つのも気が乗らない。かと言って自転車野宿者に行く場所などない。
さあて、どうするべ?一晩じっくり考えよう。
おわり
コメント
何時も楽しみに拝見させて頂いています。
前回8月21日にアップした誘惑の宿泊の回が「お探しのページは見つかりません」となってみることができません。
アップミスしていないでしょうか?
僕だけでは無いと思いますのでご確認お願い致します。
ぼくも英語は話せませんがPCTスルーハイクしたり、Bライフしたいです(^o^)
次回の中国の旅も楽しみにしてます!
いつもありがとうございます。
先ほど記事を再アップしたら表示の不具合は改善されました。
原因は不明ですが。
今後ともお楽しみください!
最近は泊まってないけど、10年位前は、層雲峡野営場に、1ヶ月位ベーステント張って、そこから、ニペソツやら、黒岳~十勝岳ピストン9泊10日とか、遠征にも行っていたな。
層雲峡野営場は、ファミキャンはほとんど来ないけど、セコマしか買い出し先がないから、ちょっと不便かな?
セコマは、2時間以上いた事ないけど、あそこは、多分怒られないんじゃないかな?
共同温泉もあるけど、やはり、旭川周辺キャンプ場が良いかも?
今回、層雲峡野営場に行ったら、ジメジメしていてとてもキャンプする気にはなれませんでした。自転車には屋根付きの駐車場ですね。
旭川の中心部にもキャンプ場がありますね。私は公園で野宿しましたが。