遅かった羅臼湖

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こんにちは。からあげです。

 

羅臼のキャンプ場に滞在して今日で4回目の朝を迎えた。
未明から結構な量の雨が降り始めたが、7時前になると雨が止んで気温が急上昇し始めた。

寝袋の中でゴロゴロしていたが、暑くなってきてどうにも我慢ならなくなったため、テントを出て木陰で朝食の準備を行う。
昨日羅臼岳登山してかなり消耗したようで、おしっこが毒々しいまっ黄色になっていた。普段自転車に乗ってばかりで歩いていないのが良くないようだ。バランス良く体を動かして行こうか。

食事をしたら、いつものように大を催してきた。

北海道では主食は玄米ではなく、白米としている。それは玄米は浸け置きしないと美味しく食べられないためだ。夏でも一晩は浸けた方がいい。浸け置きの手間を惜しむと、玄米は不味いと思ってしまい二度と食べることがなくなってしまうだろう。栄養価満点の玄米を食べずにいるのは勿体無い。

自転車で浸け置きしようとすると、密閉式のボトルが必要になるし、浸け置きの水の分だけ重たくなる。そのため、直ぐに食べられる白米がいい。栄養価が低くても、ラーメンやスパゲッティーを食べるよりマシ。

白米を主食にすると、ちょっと困ることがある。それは食物繊維が不足してお通じが悪くなること。玄米を食べている時は、う●こ製造機のように毎朝モリモリと出している。

 

写真はキャンプ場のトイレ。
古来からのウンチングスタイルで用を足せる和式となっている。
注目すべきは洗浄水のタンクが天井高くに設置されていること。

これが洗浄水タンクだ!

ボタンを押すと、ジェット水流のような洗浄水が勢いよく流れる。最近のトイレは洗浄水の勢いが弱くて困ることが多い。デカブツだと、折りたたんだトイレットペーパーを持って押してやる必要がある。

しかし、コイツは一瞬にして視界から消し去ってくれる。凄く気持ちいい。別にくみ取り式でも全然構わないのだが、水洗式なら勢いよく流してくれた方がいい。なぜ、最近は水が弱いのだ?節水のため元バルブを絞っているようだが、結局何度も水を流すことになって、全然節水にはなっていない。

読者にも羅臼温泉野営場のトイレの気持ちよさを是非味わって欲しい。ウォシュレットに負けず劣らずの気持ちよさだ。これは癖になる。

あのまま雨が降り続いてくれたら、テントでゴロゴロする口実となったのだが、おっさんの思惑とは反対に天気が回復してきてしまった。

次回北海道に来るのは爺さんになってからと決めたため、しばらく北海道に来ることはない。せっかくなので、知床峠手前の羅臼湖まで行ってみることにした。

荷物が軽くて快調に進んでいたのだが、直ぐに汗が吹き出してきて汗まみれとなってしまった。

台風の影響からか、南からの暖かくて湿った空気が入り込んでいるようだった。

いやあ、それにしても暑い。汗が滴り落ちて自転車を濡らしている。ハンドルのバーテープは汗で滲んで滑りやすくなってきた。

 

途中、坂道から下ってくる一台のスクーターがいた。近くに来るとスピードを落としたため、なんだろう?と思っていると、「からあげ隊長ですか?」と声を掛けられる。いやあ本当にビックリした。

なんでも私に影響されて仙台からフェリーに乗りやって来たそうだ。なんとも嬉しい限り。私のブログがこんなにも読まれているなんて。

知床峠の5合目、標高580m。知床峠の標高は740m。登山口は峠の手前にある。

登山口に向かってマイペースで漕いていると、上から荷物を満載した自転車が下りてきた。すれ違った瞬間、見知った顔だったためブレーキを掛けて止まった。振り返るとすれ違った彼も止まっていた。

その彼とは、網走の町で知り合った自転車乗りでスポークが折れてホイールが歪み自走不能となっていた。30km先の北見の自転車まで押してゆくと聞いたのを最後に消息不明となっていた。その彼が颯爽と坂を下って来たのだった。

道路を挟んで大きな声で二言三言会話しただけだったが、元気そうな彼を見て嬉しくなった。ホイールを交換して完全に直ったそうだ。

せっかく遠い北海道まで来たのに、自走不能で帰ることになったら勿体無い。そういえば、先日キャンプ場で会った高校生は無事に自転車の修理ができただろうか?愛知県の実家の周囲を走っていたら、そのうちバッタリと会うことがあるかもしれない。

羅臼湖登山口前のバス停

駐車場がないため、知床峠に車を停めて歩いてくるか、送迎してもらうか、バスでやって来ることになる。

自転車はこういう時には非常に便利。邪魔にならない場所に停めておくことができる。

登山口はちょっとした広場になっていて自転車を停めておくにはちょうど良かった。

手前のグレーチングは靴の泥を落とすために設けられたもの。
始めなんだろう?と思ってしまった。

泥濘が酷いということだったが、歩いてみると全然大したことなくて、ローカットのトレランシューズでも濡れずに歩くことができた。

写真は一番酷かったところ。泥は意外に固くて水分が少なかった。例年7月上旬まで残雪があるようだが、今年はいつにも増して雪解けが早くて沼の水もかなり少ないように感じた。

登山口から一番近い二の沼

奥の方にわずかに水が残っているのみ。花は全く見られない。

三の沼だったか?

動物の気配といえば人間のみで、小鳥や小動物の気配を全く感じない。そういえば、どこの湖もそうだった。水鳥の姿が全く見られない。今年はなんだかおかしいぞ!!本当に。

山も湖も死んでいってるような気がする。

天気は回復傾向、徐々に雲が晴れて晴れ間が覗いてきた。

それにしても蒸し暑い。北海道にいるとは思えない暑さだ。

本州はどうなっているのだろう?そんなことは知らん!

お花畑に花はなく、笹に侵食されていた。

花は雪解け時が一番の見頃だ。今年の雪解けは早くて、とうの昔に散ってしまっている。ますます山に登る気がしなくなってきた。 

残雪が少ない。イコール、花が少ない、水が少ないだ。もうやってられない。北海道の山で花が少ないとなると、魅力が半減してしまう。わざわざ暑くて紫外線が強い山に登ることはないだろう。

羅臼湖に到着!

日頃のようすは知らないが、明らかに水量が少ない気がするぞ。

しばらくしたら、雲が晴れて羅臼湖の向こうの知西別岳が見えた。

水鳥の姿は全くなし。

ウッドデッキで居間のように寛ぐ。その気になれば、どこでも我が家となる。家なんて要らない。

山小屋がますます無用の長物になってしまっているな。

なんの感動もないまま、登山口に戻る。
下りは些細なミスも命取りになるため、気を引き締めて準備を行う。各部を点検してゆっくり休む。

羅臼方向を見下ろす。

それではそろそろ下るとしようか。お楽しみの始まりだ〜。ウインドブレーカーを着込んで自転車を漕ぎ始める。

あっと言う間にキャンプ場に戻ってきた。帰りはオートバイ並の速さだ。

テントの周辺は木陰となっていて過ごしやすい。

昨日、リヤブレーキの固定ベルトをショックコードで作ったが、直ぐに切れそうに思ったため、丈夫な3mmのロープに替えておいた。まだ改良の余地はあるが、だいたい決まった感じだ。あとはもう少し固定しやすくなるといいのだが、これでも十分使える。これが基本形だな。

これでより安全に自転車を停めることができるようになった。自転車は私の分身、人様に怪我をさせるようなことがあってはならない。

よし、ますます充実してきたな。やっぱり自転車は走らなければ、分からないことがある。自転車初心者の私はより一層だな。

 

さあて、ゆっくりするべ。

 

おわり

コメント

  1. 一式陸攻 より:

    ウッドデッキで居間のように寛ぐ。その気になれば、どこでも我が家となる。家なんて要らない。

    < PCTから急に一皮、剥けましたね。

    これから、北海道は、夏が終わり、秋が始まります。
    また、雪が降る手前の北海道を紹介してください!

    • karaage より:

      PCTを歩いて、私は確かに変わった気がします。
      それは私の財産になることでしょう。

      はて、いつまで北海道にいるんでしょう?
      おっさんの気のむくまま旅を続けます。

  2. orb より:

    いつも楽しく拝見しています。
    この時すれ違ったバイクのものです。

    あの時は伝えられませんでしたが隊長のブログはジムニーの土地探しの頃から
    ずっと読んでいてファン歴はかなり長いほうだと思います。w

    自分は既に実家で(栃木です)くつろいでいます。隊長に会えた事が今回の旅の一番のハイライトと言っても大げさではありません。隊長が北海道で活動しているブログを読んで自分も我慢できなくなってフェリーに飛び乗ったからです。

    最高の旅でした。隊長の探検活動も最高のものになるよう一ファンとして応援しています。
    そして今後の隊長のあくなき自己実現自己表現を心より楽しみにしています。

    • karaage より:

      あの時はわざわざ声を掛けてくださってどうもありがとうございます。

      そうでしたか、本当に初期の頃から読んでくれているのですね。本当に嬉しいです!
      そのように仰って頂いて、私は大感激しました。

      今後もより良いブログを目指してやってゆきます。いつでも気軽にコメントくださいね。