こんにちは。からあげです。
昨日は、実家に到着するなり、後片付けを始めたので、全然休まる暇がなかった。(とは言うものの、2時間くらいは昼寝をした。)
風呂に入ってご飯を食べると、眠気に襲われてブログ更新する気が起きなくなってしまった。
それで一日遅れて今日、昨日分のブログをせっせと付けているところだ。
山梨から愛知までおよそ250km、今回は寄り道や迂回をしたため、プラス100kmほどにはなっているだろう。それでも4日間掛けて無事にやって来ることができた。
今後しばらくは実家で作業をすることになる。やはり設備の整った実家で作業をした方が効率がい。それに平野で移動するのも楽。
それでは遅くならないうちに、昨日分を完成させてしまうことにしよう。
昨日泊まったのは、足助(あすけ)の河川敷にある大きな岩の上。
大雨に流されて表面が掃除したようにきれいになっていて、テント張るにはベストな場所だった。風はほとんどなくて張り綱を張る必要はなく、内側から荷物で押さえるだけで十分だった。
朝起きるとちょうど計ったように6時となっていて、周囲はすでに明るくなっていた。
人の気配は全くなく、落ち着いて過ごすことができた。
自分だけはテントの中でヌクヌクして、相棒の自転車を夜露に濡らすのには耐えられない。
いくらブレーキが効かずに失望していたとしてもだ!
4ヶ月もの間、苦楽をともにした相棒を野ざらしにすることはできない。隊長号にも十分休んでもらう。カバーを掛けるだけで気が楽になるのだから、この手間なんて全然大したことない!
ゆっくりとテント内で朝食を済ます。
いつもと変わらぬレトルトカレーに味噌汁。何度食べても飽きが来ないのは、おっさんが食べ物に執着しないから。お腹が膨れたら、なんだっていい。だけど、芋虫は食べたくないな。
テント内から荷物を出して撤収作業を行う。
昨晩、冷え込んだためとテント内で炊飯したためか、フライシートの内側が濡れていた。
結露してびっしり露が付いている。少しでも乾くようにと、そこら辺に広げておく。
ゆっくりと言いながらも、これまでの最速でテントの撤収が完了してしまった!
起床から1時間半で朝食を済ませて出発準備が整ったのは始めてだった!
河川敷から上に上がるには、木の階段を上ってゆかねばならない。
食料が減ったからと言って、荷物を満載したランドナーを押して上がるのは非常にキツイ。
そこで忍法「カバン解体の術」を使う。
自転車はこういう方法を取れるので、野宿場所の選択肢が非常に広くなる。
手間を惜しまず分割して運ぶと、快適な野宿場所で一夜を過ごすことが可能となる。
車やオートバイが絶対に入って来れない場所での野宿は、安心感がまるで違う。
再び朝の香嵐渓を散策する。
ほとんど人はおらず、静けさに包まれている。
瀬戸物
瀬戸焼、陶磁器全般のことを「せともの」と呼ばれる。
せとものから訛ってせともんになったと思われる。
なんだかゆるキャラみたいな呼び方で面白い。そういう私もせともんと呼んでいる。
香嵐渓の周辺の駐車場は有料となっている。普通車は500円、オートバイは300円。自転車は無料!
まだシーズン前のためか、駐車場の係員もいない。
香嵐渓を出ると、下り基調の道を快調に走って豊田市街までやって来た。
豊田スタジアムの横の橋を渡ると、急に町らしくなって賑やかになってくる。
すでに通勤・通学時間帯は過ぎているため、空いている道を走ることができた。
昨日頑張ったら、豊田市街地で地獄を見たことだろう。みんなと一緒になって行動しても消耗するだけだ。一日ずらせば、非常に快適に走れるようになる。こうしたことができるのも暇人だから。
一面のコスモス畑
なかなか見ごたえがあった。こんな綺麗なコスモスが咲いているというのに、周囲には人が全くおらず。
その後も走って無事に実家に到着!
まずは相棒の記念撮影を行った。
実家を出て名古屋港に向かったのが4ヶ月半前。あれからずいぶんと月日が流れてしまった。
途中、帆立貝を踏んでパンクをしたりするトラブルにみまわれながらも、実家にやって来ることができた!
一息付くと、荷物の片付けを行う。
今日は絶好の片付け日和だ。天気がいいうちにさっさと片付けてしまおう。
水筒代わりに使っていたペットボトル。
真ん中の奴は一度も変えていない割には、結構清潔さを保っている。
やぱり専用のボトルより、使い捨てできるペットボトルの方が何かと使い勝手がいい。
いくらタダで手に入るものとはいえ、決して使い捨てにはしないが。
荷物を片付ける傍ら、重量の計測を行った。
出発前にやるのをついうっかり忘れてしまっていた!
ロック2個でなんと1.8kgもある。かと言って軽量のものだと、すぐに破壊されてしまう。ロックは重くても丈夫なものにした方がいい。重さと強度は比例する。
無事生還を果たしたクロックスもどき。
まさか北海道から戻って来れるとは思いもしなかった。
擦らずに優しく歩いていたお陰だろう。靴を引きずって歩くと、ソールが痛むので、決してしてはイケナイ。
キツネが咥えて持って行きそうになったクロックスもどき。慌てて追いかけて取り返したのだったな。今になって思い返すと、いい思い出だ。糸で縫って瞬間接着剤で固めた場所は全くと言っていいほど傷んで来ていない。
ソールの薄さは底にゴム片でも貼り付けて修理しようか?やるなら早いうちにしておいた方がいい。しかし、ソールは曲げ伸ばしが繰り返されるところだから、瞬間接着剤で留めても無理だろう。やっぱり穴が空いたら処分かな。
荷物を完全に外したところ。
スッキリしたな!
カバンから道具を取り出しては、洗ったり乾かしたりしてから片付ける。
なかなかいい面構えしているではないか!傷が入ったペグも味があっていい。
ハイカーが足を引っ掛けて曲げてしまったペグも、曲がり具合がいい感じだ。
新品にはない中古品ならではの味がある。
濡れたテントを乾かしているところ。
天気がいいので、あっという間に乾く。
おかんの自転車がいい物干し場になっている。
私がネットで注文して取り付けた吊り下げ金具がいい仕事しているな!
よし、お次は洗濯をしようか。日頃水洗いばかりで皮脂汚れが全然落ちていない。
財布と地球に優しい重曹を使って洗濯を行う。実家に来る途中で100円ショップに寄って購入してきたものだ。
しばらくして洗濯槽を覗いてみると、水が真っ黒になっていた!
なんでこんなに汚れるのだろう?
洗濯物の第一陣が終わったところで、自転車の洗車を行う。
小屋で軽く洗っているが、まだまだ汚れが落ちきっていない。
これが洗車前のチェーン。
あいにく洗車後の写真は取り忘れてしまった!
まだ500kmも走っていないのに、この汚れよう。
チェーンの性能がおっさんに追いつかない!日々進化するおっさんエンジンのパワーを受け止められないのだ!!
馬鹿なことを言っていないで、しっかり掃除する。単に前回の洗車が不十分だっただけだ。
自転車屋さん推奨のチェーン洗浄機を使ってチェーンを掃除する。
予め中に洗浄液を入れてある。
取り付けて反対回しにペダルを回してチェーンを洗浄する。
あまりの汚さに2度も洗浄した。これは2回目。
汚れた洗浄液は新聞紙に吸い取らせて燃えるゴミで処分する。
丁寧に洗車したあと、水分が乾いてからウエスで乾拭きして各部を磨き上げた。
ランドナーはピカピカに光る姿が美しい。ホイールの振れもなく、非常にいい感じだった。カンチブレーキの効きの悪さを除いて。
そう、全てがブレーキの効きの悪さ。
今、密かにVブレーキ換装を目論んでいて、ネットでコツコツ調べているのだが、結局のところ現物を合わせてみない限り確かなことは分からない。手元にボロっちいVブレーキがあれば、試しに合わせてみられるのだが、あいにく予備パーツの類はほとんどない。
Vブレーキは、カンチ台座に取り付け可能だが、ポン付けできる保証はない。ドロップハンドルに適合するブレーキレバーに変える必要もある。ロングアームとショートアームの違いもある。
なんとなくフロントキャリアに干渉しそうな気がしないでもない。泥除けの装着はかなり厳しいと言っていいだろう。キャリアと泥除けを外したら、もうランドナーではなくなってしまう。
いっそのこと、ディスク台座を溶接してもらって、ディスクブレーキを搭載することも考えたが、諸費用を合わせると、新たに自転車を買い直した方がいいと思うくらいの微妙な費用が掛かる。
一台の自転車で全てを対応させようとすると、かなり無理がある。
重整備を自分で行う時、必ず復旧させないと足がなくなってしまう。出国直前の盗難だって怖い。せっかく整備した自転車を出国前に消耗させたくないこともある。万全の態勢で海外ツーリングに望みたい。だから、サブとメインの自転車を役割分担を決めて乗り分けた方がいいと結論付けた。
新たな自転車として、SURLYのディスクトラッカーを購入する!
リンク DISC TRACKER(輸入代理店 モトクロスインターナショナルHP)
SURLYという意味は、愛想がないだって。おっさんのために生まれてきた自転車メーカーじゃないのか!そう思えて来た。店員が無愛想なのにカメラが安い!っていうアサヒドーカメラのことを思い出した。(本当かどうか知らんけど。)
PCTを歩いてからはアメリカびいきとなってしまったおっさんだが、今後ますますアメリカのことが好きになってしまうだろう。あの傍若無人に振る舞うトランプ大統領のことだって、ある程度の理解ができそうな気がする。
北海道でホタテ貝を踏んでパンクしてから、すでに5,000km以上走行している。
途中、1回修理し直しただけで、今現在も問題なく走れている。
このようすだと、走行中に突然バーストすることはないだろう。
天狗棚からのダウンヒルでも全然不安は感じなかった。(それより稚拙なライディングの方がダメ。)
接地面から見たタイヤのようす
多少膨らんではいるものの、チューブがはみ出てくる気配はなし。
外観には亀裂が入っているが、内部のタイヤパンク防止帯は無傷となっている。
さすがは、シュワルベ マラソンプラスだ!ホタテを踏んでも、意外となんともない!!(なくはないが自走不能にならなかっただけでも凄い。)
こうして忙しない一日が終わっていったのだった。
早く記録をまとめてブログにアップしなければ、そんなことばかり思っている。
年内に片を付けて、新年からは来シーズンの活動の準備に専念したい。
ビザ取得の準備も並行して行っていきたい。
おわり
コメント
こんにちは。今度暇な折かネタに困ったとき用に検討ください。
リクエストです。いつも変わらぬ食事(レトルトカレーと味噌汁)の作る手順を教えてください。
ご飯の炊き方やレトルトカレーの温め方(たぶんこんなかな?と想像はつきますが)
なにか自分なりのこだわりとか工夫があったら、聞かせて欲しいのですが。
よろしくご検討ください。
はい、リクエストどうもありがとうございます!
忘れないうちに記事を作成してアップしますからね。
今、アップするネタがありすぎて困っているところです。しばらくお待ち下さい。