神威岬の絶景に見惚れる

こんにちは。からあげです。

 

今日は4泊した倶知安の旭ヶ丘公園キャンプ場をあとにして先に進むことにした。週間予報だと雲や傘マークばかりで全然パッとしない天気だったが、今日一日だけはなんとか天気が持ちそうだったので、出発を決断した。ってそれほど大層なことではないな。

4泊もしていい加減飽きてきたことと、蚊が物凄く多くて全然落ち着かなかったのが理由だ。今朝テントを撤収していると、蚊の大群に囲まれてボロボロに食われて発狂寸前になった。

もう嫌だ!こんなところに居られるか!!

ボットン便所だが、町に近い無料のキャンプ場が人気が出ないわけがない。しかし、今年はなぜか閑散としていた。雨が多くジメジメしていて蚊が大量発生しているためだと思われる。

地面が乾く暇がないほど雨に降られたら、そら嫌になるわな。
また今度来るとは思うが、次回はキチンと時期を選んで来よう。
羊蹄山とニセコの山を登れなかったのは非常に残念だった。

また来るぞ!!

広大なじゃがいも畑

分厚い雲に覆われていてニセコの山は全く見えない。
途中、道を間違えてアップダウンのある曲がりくねった道に入ってしまって、かなりのタイムロスとなった。でもまあいい。静かな道を走ることができた。

岩内の道の駅近くの公園で休憩中。
なんと晴れ間が覗くようになった。

ようし、モバイルバッテリーの充電と濡れたテントを乾かそう。
北海道の公園は、人気があまりいないので、気を使うことなく好きなことをすることができる。都会の公園とは大違いだ。人口密度が全然違う。

やっぱりこういうところに住みたいな。厳しい寒さと窮屈な近所付き合いがなければ、是非引っ越したい。

いやあ、もの凄いいい天気になってきたな。これだと羊蹄山かニセコアンヌプリのどちらかを登れば良かったのではないか?

まあいい。今回は自転車メインで行こう。天気が良くて気が向いたら登山する。いちいち待ってまでやるのは面倒だ。

天気が安定するまで待っていたら、倶知安に釘付けになるところだった。今回はタイミングが悪かったのだ。次回に期待しよう。

泊原子力発電所の前を通過する。
原発の横はトンネルで通過するため、入り口しか見えない。
常時ゲートが閉鎖されていて、物々しい警備態勢が敷かれている。

標識には「泊発電所」とある。意図的に原子力という言葉を外しているように思える。

正直言って、こんな田舎に原発なんて全く必要ない。どうせ札幌で浪費されるだけだ。こんなもの潰してしまえ!

バス停は自転車乗りのオアシス

隣のセコマで買い物をしてバス停で休憩する。
いやあ寛げるねえ〜。

おっさんのご機嫌をとるためにお菓子を買った。
今日はワガママ言わずに走ってくれよ!

やっぱりね。休憩は必要だ!休まず走ってばかりだと、疲れてきて注意力散漫になって危ない。

おお、ニセコの山が頭を出してくれたぞ!

バス停から眺めることができた。

その後、急激に雲が出てきて、いつもの曇天になってしまった。今回のサービスタイムも短かったな。

今日、倶知安を出発しておいて良かったよ。あのままズルズル居続けたら、時間が勿体無いわ。ダメな時はダメ。景色の見えない登山で精神修行をするのは馬鹿げている。しかも、修行する度に逆に精神が弱くなってゆくように感じる。

意味のない無理はするな!

神恵内(かもえない)村の道の駅にあった流木で作った骸骨。

観光客に人気があって写真撮られまくっていた。

ホッケバーガーを食べる。うむ、単に白身魚を挟んでいるだけのバーガーだな。もう少しインパクトが欲しい。

観光大使をしていて、こんなことを書いたらクビだな。

神恵内村の道の駅を過ぎると、トンネルが急に増える。
交通量が少ないため、それほど気を遣う必要はない。

それにしても、久しぶりの天気だというのに、全然自転車とすれ違わない。日帰りコースではちと遠いかな。

北海道らしい風景が続く。歩道は広くて非常に快適。いつでもどこでも自電車を停めて写真を撮ることができる。

写真を撮るなら、車より自転車のほうが断然いい。撮影ポイントを見逃さなくて済む。

断崖を貫く道路が続く。

神威(かむい)岬手前の小さな集落から、神威岬方向を撮影する。

積丹半島の先にある神威岬にやって来た。なんでも積丹ブルーと言われるキレイな青い海が見れるのだそう。

なんで積丹を変換すると、車高短が一番初めに出てくるんだ?私は今北海道にいるんだぞ?グーグルの日本語入力ソフトもまだまだ甘いな。

駐車場から神威岬の先端まで約20分。多くの観光客が連なってゾロゾロ歩いている。

それにしてもいい景色だ。こういう景色は北海道ならではだな!!

いやあ、本当にいいね。つい飛び込みたくなるな。

嘘だよ!死んでしまうだろ。

神威岬灯台

先端の少し手前にある。

神威岬先端からの景色。

水平線が丸く見える。やっぱり、曇り空だから、海の色はイマイチだな。

まあ、景色が見えただけでもヨシとしよう!

おっさんの記念撮影

念のため言っておくが、お腹の辺りが膨らんでいるのは風が強いためで、決して太っている訳ではないからな!タオルが飛ばないように、少しキツめに縛っておいた。

神威岬の帰り道でキタキツネの親子に遭遇した。

キツネは犬みたいに吠えるなんて知らなかった。コイツらは非常に警戒心があって、まっとうな野生のキツネたちだった。

それにしてもワンワンって。お前は犬か!

神威岬から少し走って、海沿いのキャンプ場、道営野塚にやって来た。天気予報では今晩雨が降りそうなので、どこかのバス停で泊まる予定だったのだが、雰囲気の良さに釣られてついテントを張ってしまった。トイレと炊事場のみのシンプルなサイトだが、人が少なくて目の前が海で雰囲気がいい。

ここのキャンプ場のことは、15年連続で北海道に来ている車中泊の爺さんから聞いたのだが、正直あまり期待していなかった。
どうせ、駐車場がだだっ広くてきれいなトイレがあるだけだろ?って。

サイトは段丘状になっていて、ところどころ窪地のようなところもある。背の低い登山用テントなら、海風を受けても全く問題ない。海岸沿いなのにそれほど風は強くない。テントを張る場所さえ選んだら、荒天でも問題なく過ごせそうな気がする。

人気のない場所でキレイな砂浜が続いている。海水浴シーズンは凄く混みそう。波の音が音消しになるし、心地よい眠りを誘ってくれる。やっぱりサイトは海岸、川岸、湖畔などの水際がいいね。

今日は追い風に助けられて、余裕をもって100kmを走ることができた。いつもこんなんばかりなら楽できるんだけどね。

さあて、明日は早めに出発して小樽でゆっくりしようかな。
気分次第でどうなるか分からんけど。

ここは蚊がほとんどいないから、今日は安眠できそうだ。明日の撤収ものんびりできそう。

 

おわり