こんにちは。からあげです。
はじめに
前回の「アーシングのすすめ【中編】~EMS用の電極パッドで就寝中もアーシング~」に引き続き、今回は最終回の後編でアーシング装置とアーシングの感想をお届けしよう。
アーシング装置を作ってみて分かったことは、自分は軽量で安価なものが欲しかったということ。いくら高性能でも重たく嵩張るようなものはいらない。出先でも簡単に作れて要らなくなったら惜しげもなく捨てられるものがいい。
考えながら作っているうちに良いアイデアが浮かんできて、最後には自分の欲しかったものを手にすることができた。これは物質化という特殊能力のうちの一種かもしれない。
携帯用アーシング装置の紹介
持ち運ぶにはバーベキュー用金網(50×30cm)では大き過ぎるので、軽量コンパクトで携帯しやすい金網を選択した。
セリアの「コンパクトグリル」。
15cm角の金網で重さは58g。
アーシングマットとして使うには伝導性(導電性)のある素材であること。
塗装されたりビニールコーティングされたものはアーシングマットの素材としては不適。
アース棒として使用するのはテントのペグ。
上と真ん中の2つがチタン製、下がアルミ製(ジュラルミン)。
各種素材の抵抗率、導電率(20℃)の比較
材料 | 抵抗率 (10-6 Ωm) |
導電率 (% IACS) |
銀(Ag) | 0.0162 | 106.4 |
銅 (Cu) | 0.0172 | 100 |
アルミニウム (Al) | 0.0275 | 61.7 |
鉄 (Fe) | 0.098 | 17.6 |
チタン (Ti) | 0.420 | 4.1 |
ステンレス(SUS304) | 0.740 | 2.3 |
%IACS: 国際標準軟銅(抵抗率 1.7241 x 10-8 Ωm)の導電率を100%とした指標
東北大学金属材料研究所 産学官広域連携センター 導電材料の基礎 より
銅の導電率を100とすると、アルミは61.7でアース棒としてなんとか使用できそうな気がする。
鉄は錆びるし、チタンとステンレスは導電率が低すぎて使えない。
銀は銅よりも高いが、高価な金属なのでアース棒としては不向き。
よって今回はアルミ(ジュラルミン)のペグを簡易アース棒として使うことに決めた。
携帯用アーシング装置3点セット。
小さな金網とアルミペグと両端がシールドクリップ中が付いた電線(0.5sq)。
このほかに電極パッドも付く。
地面に刺したペグと金網を電線で繋ぐだけ。とても簡単な仕様だ。
ペグ、電線、電極パッド、リストバンドの最小構成だと、重さは60g以下。
小さな金網は単体でも58gと重たいので電極パッドのみの方がよい。
携帯用アーシング装置の実地テスト
自転車に荷物を積んでとあるキャンプ場にやって来た。広大な河川敷を無料キャンプ場として解放されている貴重な場所だ。
自転車だと徒歩よりもたくさん荷物を載せられるが、荷物は少ないに越したことはない。
車の通行の邪魔にならないところでテントを設営した。
これから早速アーシング装置を試してみる。
テントの出入り口付近の草地にペグを打ち込み周囲に水を撒く。
このアルミV字型ペグはアライテントのエアライズに付属するもので全長約16cmで重さは約12g。
地面に埋設される部分は12cm程度なので水を撒いて少しでも抵抗を減らすようにする。
こうしてペグの穴にクリップを挟めば外れることはなし。
テント内で小さな金網に電線を繋ぐ。
電線の長さは約2m。いろいろな長さの電線を持っていると状況によって使い分けできる。
金網の上に足を載せてみた。
だが小さすぎて足がはみ出てしまう。
疲れているときに行儀よく足を揃えているのは苦痛となる。
あぐらをかいて片方の足を乗せてみた。
これでもしっくりと来ない。
基本姿勢が座るか寝るのどちらかのテント内では、やはり電極パッドの方が圧倒的に使いやすい。
電極パッドが外れないように上からリストバンドを巻いて携帯用アーシング装置の取り付け完了。
なんとなく大地のエネルギーが体に入ってきている気がする。
アーシングの基本は素足で地面に立つことだ。
テントの周辺を素足で歩いて疲れを癒やす。
翌朝、テントを撤収してから近所で朝ごはんを食べる。
アーシングしたお陰で疲れが取れたような気がする。
朝日をしばらく見つめて脳内の松果体を活性化させる。太陽を見ると目に良くないと言われるが、実は嘘。松果体を眠らせたままにして影の支配者が管理しやすくさせるためだった!
しかし脳に良いからと言って、いきなり長時間見続けるのは危険なので、自分の体と相談しながら徐々に慣らしていってもらいたい。
アーシングの感想
アーシングの効果はあるのか、ないのか。私はあると思う。
アーシングするようになって3ヶ月以上経過したが、疲れがとれやすくなったような気がする。
歳をとってくると実感するのは、回復力が落ちてくること。私の場合は40歳過ぎたころ、老眼の気配が出始めたころくらいから徐々に感じ始めた。無理をすると確実に数日間引きずることになる。
体力を消耗する土木作業なんかを朝から夕方までやると、翌日大変なことになる。(笑)体の調子の良いときはついついやり過ぎてしまう。
それがどうだろう。アーシングして寝ると50歳目前のおっさんでも確かに回復が早まる。ハッキリと分かる効果ではないが、なんとなく違いを感じる。
アーシングのデメリットはなし。高価な器具を購入して使うわけではないので、嫌になったらいつでも気軽に辞められる。
雷が鳴っているときにアーシングしていると、普段よりヒリヒリ、ジンジン感が増すような気がする。
地球上では1秒間に10回落雷が起きているというが、その雷の莫大なエネルギーをお裾わけしてもらっているのだろう。
あと絶縁体のゴム底靴を履くようになってから、人体が帯電しやすくなったそう。過剰な電気を帯びていると体に悪いらしいので、アーシングして放電してやりたい。
普段はアーシング装置でアーシングしているが、時々芝生の公園を素足で歩くと非常に気持がいい。夜の寝付きが良くなる気がする。やはりアーシングは素足に限ると思う。
ほかにもパソコンを使用中に常時アーシングするようになってから疲れが大幅に軽減した。
夜間モード、ブルーライトカットのオーバーグラス、パソコン本体・モニターのアースをしてアーシングすると本当に疲れない。
職業柄、パソコンを長時間使う人は人体のアーシングも強くお勧めしたい。おそらく劇的な変化に驚くと思う。
就寝時のアーシングもよく効く。寝付きが良くなって夜中起きることが本当に少なくなった。睡眠の質が良くなった結果、疲れがとれるようになった。
アーシングの効果
・回復力が高まる。
・よく寝られるようになる。
・パソコンスマホからの電磁波の影響?が軽減する。
アーシングのデメリットは一切なし。一生アーシングをしてゆこう!